愛媛県 伊方町
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先人の知恵が織り込まれた美しい「裂織り」にチャレンジ! 【佐田岬伝統工芸】裂き織り体験
明治時代の佐田岬半島で生まれたといわれる「裂織り(さきおり)」は、使い古した布を再利用した、エコな織物。とっても丈夫なため、この地域では仕事着や祭りのハッピ、また普段使いにも幅広く使用されてきました。
そんな佐田岬半島ならではの伝統文化を守るべく、「佐田岬裂織り保存会」が廃校となった小学校を拠点に、技術の保存と体験の受け入れを実施。
裂織り体験では、自分で好きな古布を選び、長さ45cm程度のテーブルセンターを製作。体験を通して、物を大切にするという当時の精神を感じられる機会になりそうです。
●偶然の美を求め、チャレンジ!
さまざまな色や柄の古布を裂いて横糸に使うことで、美しい模様が紡ぎ出される「裂織り」は、先人の知恵が織り込まれた偶然の美。
「佐田岬裂織り保存会」代表の小林文夫さんをはじめ、熟練の腕を持つ保存会の方々が丁寧に教えてくれるので安心です。
●体験は手ぶらでOK
織り機や古布などの材料も全て用意されているので、体験利用は手ぶらでOK!
2日前までの要予約ですが、平日でも週末でも利用できます。時間は9時から17時頃までで、所要時間は2時間程度。年末年始はお休みです。
●歴史を感じる廃校で、伝統に触れる
体験場所となる「佐田岬裂織り保存会」は廃校となった小学校を利用しており、ノスタルジックな雰囲気。館内には体験で使用する織り機とは別に、古い織り機や裂織りのハッピなどが展示されており、ギャラリーとしても楽しめます。
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- 自治体での管理番号
- 28930-40010329
伊方町について
伊方町
四国の最西端、日本で一番細長い佐田岬半島(半島の長さは約50㎞)に位置する伊方町。
南の宇和海側はなだらかな白砂の連なる海岸、北の瀬戸内海側はリアス式海岸を形成しており、年間平均気温16℃の温暖な海洋性気候に恵まれた伊方町では、段々畑で温州みかん、清見タンゴール、デコポンなどの果樹栽培が盛んです。
天然の好漁場にも恵まれ、高級魚の一本釣りや採介藻、底引き網漁業が主に営まれ美しい自然の中に人々の暮らしが息づいています。
美しい自然とともに豊かな暮らしが営まれてきた伊方町ですが、少子高齢化率が県内でも高く、町の将来への不安感や危機感から、町をあげて地域活性化に取り組んでいます。例えば、県立三崎高校は分校化の危機の中、自治体や地元企業との協働イベントなどを通じて、地域の魅力を積極的に発信。その甲斐あって、分校化の見送りが決定し、県外からの入学生も順調に増加しています。
ここにしかない自然の恵みと地域コミュニティの絆を活かして、ふるさとの未来を明るく、元気に!住民みんなでがんばる伊方町に、ぜひご支援の程よろしくお願いします。
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