岐阜県 御嵩町
オンラインワンストップ:ふるさとチョイス完結型
風合いの変化を楽しむ志野湯呑 【美濃焼】志野湯呑 食器 湯呑み お茶 御嵩町 / 岐々志 [AVBL001]
志野釉をたっぷりと施した湯呑です。施釉時に釉薬を拭った部分は素地が透け、百草土独特の赤い下地がアクセントになります。毎日使うことで、ゆっくりと風合いが変化することも楽しむことができます。
●「志野」とは
志野は、岐阜県の美濃地域で採れるもぐさ土と五斗蒔粘土を混ぜた素地(粘土)に、長石釉を厚めに掛けて焼いた器です。白っぽく厚みのある釉薬とうっすら透けた素地の赤みが、独特の柔らかな風合いをみせてくれます。
安土桃山時代、築窯技術が発達し、高温で長時間の焼成が可能になったことで、融点の高い長石を釉薬として使うことができるようになりました。美濃地域では茶の湯の文化の興隆とともに志野の生産技術も発達しました。一度は志野を作る技術が途絶えてしまいましたが、昭和初期に荒川豊蔵によって再興されました。
焼成時に釉薬が縮んで、ポツポツとした柚子肌になったり梅花皮(かいらぎ:細かいしわのような模様)が出たりしやすく、持ったときによく手に馴染みます。もぐさ土を混ぜた粘土はさくさくとした風合いを生み、熱をじんわりと伝えて手に程よい温度と重さが感じられます。
●購入前の注意点【以下の点を、ご理解いただいた上でご寄附(返礼品のお申し込み)をお願いします。】
1.個体によって、大きさに若干の違いがあります。また、1点ずつ手作業で制作しているため、誤差が生じます。
2.個体によって、風合いの違いがあります。可能な限り風合いを揃えておりますが、写真と異なる部分がございます。
カテゴリ |
民芸品・工芸品
>
陶磁器・漆器・ガラス
>
|
---|
- 自治体での管理番号
- AVBL001
- 地場産品類型
3号
- 地場産品に該当する理由
志野湯吞の製造工程うち、デザインや加工、管理等の全ての製造工程が御嵩町内で行っていることから、当該返礼品の付加価値は80%を占めているため。
御嵩町について
本町は、岐阜県中南部に位置し、県南部から愛知県西部にかけて木曽川・長良川・揖斐川によって形成された日本有数の広大な平野である濃尾平野の最東端に位置する、 面積56.69平方キロメートル、人口1万9000人ほどの町です。
町の中央部から西部にかけては木曽川の支流である可児川の流れによってつくられた沖積平野が広がり、市街地や耕作地が形成されています。
東部・南部・北部の三方には丘陵地が連なり、緑あふれる山林地帯となっており、人と自然が調和した環境の中で、世代を超えて元気で安心して暮らせるまち”みたけ”をめざし、住民と行政が一丸となって頑張っています。
<自然と歴史を体感>
春にはサクラやツツジ、夏にはササユリやショウブ、秋には紅葉を堪能していただきながら、町内に多く残る古墳や中世の城跡めぐり、仏教芸術の宝庫といわれる古刹天台宗願興寺(本堂及び24軀の仏像群が重要文化財)をはじめとした寺院めぐり、今なお旧姿をとどめる江戸時代の主要街道中山道とその宿場町での往来体験、さらには奇岩怪石累々たる鬼岩(国名勝・天然記念物)探索など…見どころ体感どころがいっぱい…。
散策の後は鬼岩温泉で疲れた体を癒し、明日への活力をみなぎらせていただければ幸いです。

岐阜県 御嵩町