こどもたちが学ぶ教室を地域の木でつくりたい!森林循環利用のための「まつだ木の学校」づくりプロジェクト
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 506,000円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 16.8%
- 支援人数
- 37人
- 終了まで
- 受付終了
神奈川県松田町(かながわけん まつだまち)
寄付募集期間:2020年11月6日~2021年2月3日(90日間)
神奈川県松田町

松田町では、今年度より公立学校では全国で3例目となる、校舎を木造3階建てとする松田町立松田小学校校舎建設工事に着手しています。
この校舎建設にあたって、私たちは長い年月をかけて育んできた地域の木材を活用し、児童、地域の方、また全国の方に松田町の自然の豊かさやその恵みを伝えていきたいと考えました。
このプロジェクトでは、地域の木を活用した「木の学校」を森林保全、また地域産材活用のランドマークとし、木の文化の発信地とすることを目指します。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
まつだ木の学校づくりプロジェクト
森林から教室に、そして森林へ

まつだ木の学校づくりプロジェクトは、町が進めている松田町立松田小学校校舎建設にあたって、地域の木材をより多く活用していく取り組みです。
公立学校では全国で3例目となる木造3階建ての校舎は、今後、全国的な視察の受け入れや情報発信を予定しています。
また、屋内運動場は防災の拠点施設として地域の方の活用も想定しています。
地域の木を使った温もりのある施設と安心安全な学校づくりを目指すとともに、地域産材を活用することで、森林整備に必要な資金を山に還流させ、また小学校を地域に開かれた「木の文化」の発信地として、子どもたちのミライに豊かな自然を残すための活動を促進します。
恵み豊かな森林を守りたい。
森林によって守られる清流と暮らし

森林は雨水を蓄え、洪水を防いだり、水をきれいにする働きがあります。
豊かな森林を育むためには、適正な間伐が必要です。
間伐が行われないと、太陽の光が地面に届かず、草の生えない暗い森林になります。
木々は枝を絡ませ、表土は流され、根はむき出しになり、土砂災害発生の恐れも出てきます。
もちろん木も太く、大きくできません。
一方適正な間伐を行うと、木が良く育ち、水源かん養、洪水防止、保健休養の場など、様々な機能を十分発揮できる緑豊かな森林になります。

しかし、 現在全国の森林で、林業の採算性の低さ、所有者の高齢化などから森林整備に対する意欲が減退し、間伐が行われていない山林が増えています。
適正な間伐が行われない人工林はやがて荒廃し、大雨による表土の流出、土砂崩れ等の災害、生態系の攪乱など環境への重大な影響を及ぼすことが懸念されています。
松田町も例外ではなく、十分に管理されていない山林が年々増えてきています。
令和元年の台風19号による大雨で山林に接した町道の土砂崩れが起こりました。今後山林の荒廃が進んでいった場合、より甚大な被害が出る恐れがあります。

地域の木材を小学校建設に活用してまいります
寄附金の使い道
地域の木材(※)を活用した町立松田小学校校舎建設
※ 地域の木材は子どもたちが常に触れ合う教室の床材などに使用します。
【寄附活用イメージ】
10,000円のご寄附で約1㎡の教室床が地域産材になります。1つの教室は約66㎡、最終的には全部で18教室の床を地域産材にすることを目指します。
*目標金額に達しなかった場合でも、本プロジェクトへ活用させていただきます。また目標金額を超えた場合も地域の木材を活用した校舎づくりに活用し、木の大切さを発信するワークショップの開催なども予定しています。
*建設工事の進捗に合わせて活用させていただきますので、実際の活用内容とは異なる場合があります。
事業実施のスケジュール
・2022年 2月 :新校舎・屋内運動場完成
・2022年10月 :旧校舎解体完了
・2022年12月 :屋外運動場の完成・校舎改築事業の完了


「木の文化」をつたえ、自然の豊かさを未来へつなぐ
森林の恵みを子供たちに伝えたい

山林の荒廃の改善や、地域木材の活用促進は、1つの建設事業だけで解決することではありません。
私たちは、松田小学校校舎建設において、地域の木材をより多く活用するだけでなく、子どもたちに森林の恵み、保全の重要性を伝え、また地域へ情報発信していくことで、「木の文化」の発信地となることを目指します。
少子高齢化が著しい昨今、今後、より多くの山林の荒廃が予想されています。
また、コロナ禍の影響などによる経済環境の悪化から、輸入材に比べ割高な国産材が敬遠されてしまう恐れもあります。
私たちの「木の学校づくりプロジェクト」が、森林の恵みを将来世代に残すための一助となるよう、全力で取り組んでまいります。
松田町職員の思い
木の学校づくりへの思いを知ってほしい
松田町は神奈川県の西側に位置し、交通の利便性の高い町ですが、少子高齢化が進み、年々児童数が減っています。
だからこそ、町では行政のみならず町民の皆様も「子どもは地域の宝」という思いで町の子どもたちを見守っています。
小学校を建て替えるとなってから、行政や児童の保護者だけでなく、多くの地域の方がたと一緒にどんな学校にしたらよいのか、一生懸命考えてまいりました。
安心・安全な学校にするのはもちろんのこと、松田町の自然を体いっぱい感じる教育環境にしたい、そういう思いから「木の学校づくり」プロジェクトは始まりました。
美しい木々と河川により育まれた松田町の豊かな自然は、多くの人たちの長年の努力の結晶です。
小学校に地域の木材を活用することで、子どもたちに町の自然のかけがえのなさを感じ、「木の文化」を受け継ぐ場所になってほしいと願っています。
全国的にも大きな問題となっている山林の荒廃ですが、このクラウドファンディング通して、ぜひ私たちのこのプロジェクトへの思い、また森林の恵みや現状について多くの皆様に知っていただけましたら幸いです。
木の学校づくりプロジェクトに携わる方の思い
建築家 杉本 洋文さん
新たに木の香る木造校舎の松田町立松田小学校が完成!

国内でも3例目となる木造3階建ての小学校が完成します。
小学校のシンボルとなる南北に開かれたメディア棟を中心に、東西に教室棟が広がり、町に開かれた学校になります。
学校の顔になる昇降口の内壁、下足棚、教室の床の仕上げには松田町で伐採したヒノキ材を使い、子どもたちは木の香りに包まれた環境で学べるようになります。
町の皆さんと一緒に新しい学校づくりを応援し、松田の子どもたちが笑顔で育っていけるよう、このプロジェクトで新たな歴史をつくりましょう。
寄附者のみなさまへ
松田町教育長 浄泉和幸からのメッセージ

松田小学校の校舎の老朽化に伴い、今回、全国的にも誇れる木造3階建ての校舎に生まれ変わろうとしています。
木は、私たちの心に温もりとともに、安らぎをもたらしてくれます。
木の温もりのある新しい学び舎の中で学ぶことにより、子どもたち一人ひとりの生涯の素晴らしい思い出を作り、心の温かい人に成長してほしいと願っています。
また、松田町の木材を使うことにより、町の自然と先人たちが残してくれた遺産への感謝の気持ちと町を誇りに思う気持ちを育んでくれることと思います。
木の学校づくりプロジェクトは子どもたちだけでなく、松田町にとっても、地域の方々にとってもかけがえのないシンボルとなるものです。
「子どもは地域の宝、地域の未来!」松田町の輝く子どもたちと未来の創造に向けて、皆様方の温かいお力添えをいただけると幸いです。
松田町長 本山博幸からのメッセージ

このメッセージをご拝読頂いています皆様に対し、心から熱く!御礼を申し上げます。
この度のプロジェクトである松田町立松田小学校建設に係る「木の学校づくりプロジェクト」には、子どもたちの未来はもちろんのこと、自然豊かな松田町だからこそのメッセージを込めさせていただきました。
松田町立松田小学校は、公立学校では全国3例目、神奈川県内では初の木造3階建て校舎となります。
全国的に森林の保全が行き届かなくなり、自然災害による人命への影響が出始めています。
地域の木材利用を促進することは、森林保全並びに林業従事者の確保・育成し、里地里山に住む住民の命と財産・生活を守ることにつながります。
私たちは、単なる校舎の建設ではなく、SDGs(持続可能な開発目標)の理念を念頭に入れた、新たな時代の先導的なモデルとなる小学校建設を行うことで、
今後、同様な学校建設が全国に拡がっていき、地球にやさしい“学び舎”が「当たり前」になっていくことを願っております。
この度の松田町の取り組み・チャレンジに対しぜひ、温かい応援をいただけましたら幸甚の至りでございます。
何卒、よろしくお願いいたします。
松田町長 本山博幸
木のぬくもりを感じる記念品をご用意しました



今回のプロジェクトを応援いただいた方へ、木のぬくもりを感じられるオリジナルの記念品をご用意しました。
※3月末頃発送予定
※申込数によって若干前後する可能性があります。
※離島にはお届けできません。
また、そのほかにも学校の給食納入業者さんの返礼品や、町でおなじみの自然の恵みが味わえる逸品などもございます。
-
2020年12月24日 10:04
「まつだ木の学校」基礎工事始まりました!
松田町では、今年度より公立学校では全国で3例目となる、校舎を木造3階建てとする松田町立松田小学校校舎建設工事に着手しています。
いよいよ基礎工事が始まりました!
土台は耐震の要ですので、十分な検査を行いながら工事を進めています。
「まつだ木の学校」づくりプロジェクトは、町が進めている松田町立松田小学校校舎建設にあたって、地域の木材をより多く活用していく取り組みです。
地域の木を使った温もりのある施設と安心安全な学校づくりを目指すとともに、地域産材を活用することで、森林整備に必要な資金を山に還流させ、また小学校を地域に開かれた「木の文化」の発信地として、子どもたちのミライに豊かな自然を残すための活動を促進します。
もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
神奈川県松田町
松田町は神奈川県の西部にあり、東京から約70km。
東名高速道路(大井松田IC)や小田急電鉄(新松田駅)、JR東海御殿場線(松田駅)を擁し、国・県道からのアクセスにも優れていますが、
総面積37.75k平方メートルのうち、実にその94%が山間部に囲まれた自然のあふれる町です。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。