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【第3弾】災害救助犬とセラピードッグを育成・派遣し、ワンコと人がいつでも寄り添い・共生する拠点をつくりたい!

カテゴリー:動物 

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寄付金額 9,014,816

45%

目標金額:20,000,000

達成率
45%
支援人数
438
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2020年5月25日~2020年12月31日(221日間)

佐賀県NPO支援 × 日本レスキュー協会

プロジェクトオーナー

「4万年もの太古から共に進化し良好な関係を築いた人とワンコ、この『人とワンコの共生』を目指した地域づくりのために、佐賀県で、日本有数の活動拠点を作りたい。」
これが、私たち、日本レスキュー協会の想いです。

災害救助犬は犬の特性である嗅覚を駆使し、行方不明者を捜索して尊い命を守ります。セラピードッグは友好的で容姿やしぐさの愛らしさで多くの方に安心や笑顔を届けます。

このような素晴らしい能力を持つワンコたちは非常に注目され、世界中で活躍しています。佐賀県内に拠点を構え、このワンコたちを育成すると同時に既存団体と連携を図り、『地域の社会課題の解決』と『人と犬の共生を目指した地域づくり』を推進します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

佐賀県内で「セラピードッグ」と「災害救助犬」の育成と活動を実現

県内の豊富な資源と連携し、市民活動を社会貢献へ繋げる

■災害救助犬

写真

佐賀県内に訓練施設を拠点として設け(2021年中の稼働予定)、公的な救助機関や既にある個々の資源(※1)と平時からの連携訓練を実施し、顔の見える関係を築くことで、今後の九州圏での災害に備える体制を構築します。

先日の令和元年8月九州北部豪雨の際には武雄警察署と連携し、被災者を狙う詐欺や空き巣の抑止力になるよう、災害救助犬を連れて防犯パトロールを行うといった活動実績も残しています。

また令和2年7月豪雨災害にて本部の災害救助チームは発災直後より被災地に入り、警察、消防、自衛隊の指揮のもと行方不明者の捜索活動を行いました。

※1:個別の活動で既に国際的な基準を満たした災害救助犬を育成している佐賀県内の方々

■セラピードッグ

写真

佐賀県内に活動拠点を設置し、これまで私たちが積み上げてきたセラピードッグ育成や活用のノウハウを駆使して、多様化するセラピードッグ活用の要望にお応えします。

この活動は市民活動の一環として、佐賀県を中心にボランティアを募り、活動範囲を広げることに努めます。また、活動を継続している熊本地震被災地に更に寄り添った活動を展開します。

■その他

そして令和2年7月豪雨災害にて佐賀県支部は兵庫県の本部と被災地を結ぶ中継地点として機能しました。

動物福祉のチームにて寄附物資を募り、集めてもらった寄附物資を佐賀県支部の倉庫にて仕分け・整理を行い、被害の大きかった被災地熊本県、大分県へ近い佐賀県から直接車を使っての陸送、ときには配送業者を利用しての物資支援を行いました。

寄附金の使い道

頂いた寄附金は佐賀県内での災害救助犬やセラピードッグの訓練設備、事務所の開設費及びそこで訓練するワンコの育成費として大切に活用させていただきます。

今回のガバメントクラウドファンディングでは、この費用の2/5にあたる2000万円を目標金額として皆様からの共感寄附で募らせて頂きます。目標金額を越えた場合もこちらの費用として活用させていただきます。

第1弾GCF(2019年4月1日~2019年7月31日)では5,056,710円、
第2弾GCF(2019年10月1日~12月31日)では12,048,614円を寄附いただき、目標金額を達成することができました。この場をお借りして御礼を申し上げます。ありがとうございました。

現在、進行中の拠点設置用の土地に関してはいくつかの候補地を紹介いただいており検討中でございます。
〇三瀬地区
〇大町町地区

※拠点設置に関する不足費用は、当協会の自主財源等で補填し、資金調達の状況を考慮しながら活動を実施してまいります。

日本有数の災害救助犬・セラピードッグの活動拠点づくり

【寄附金の使い道】
(合計)5千万円
(内訳)
・土地購入代金:1千万円(2000~3000坪)
・訓練設備費用:1千万円(瓦礫、座屈、高所、フェンス他)
・建物費用(事務所、宿舎、犬舎他):2千万円
・設備什器費用(オフィス設備・機器、家電、その他訓練備品等):500万円
・ワンコ育成費用(購入費5頭、食餌費、医療費、その他):500万円

【事業実施のスケジュール】
2020年~(予定):昨年より引き続き土地探し中・土地が見つかり次第購入・土地整備・事務所移動・訓練設備開設
2021年(予定):佐賀県支部にて災害救助犬・セラピードッグの訓練開始、佐賀県支部から九州圏内への派遣開始

日本有数の災害救助犬・セラピードッグの活動拠点づくり

人とワンコが寄り添う『人とワンコの共生する社会』の実現へ

太古より人間のよきパートナーであり続けてくれるワンコ

日本レスキュー協会佐賀県支部は、2018年6月に佐賀県より誘致を受け誕生しました。佐賀県内での活動が徐々に認められてきたことや多くの関係者のご協力もあり、未来に向け理想的に活動できる広大な土地が見つかりました。この土地に「人と犬の共生拠点」を作ります。

この拠点は2021年中の稼働を目指しています。現在の佐賀県支部には犬を育成できる環境が無く、災害が発生した場合は兵庫県本部より災害救助犬およびセラピードッグを輸送し捜索活動や慰問活動に従事しています。この拠点が完成すれば、ここで犬たちの育成が可能となり、九州全域を含む西日本で災害が発生した場合に迅速に対応することが可能となり、多くの方に寄与できると信じています。

またこの拠点は、平時は一般の犬連れの方などの憩いの場や犬を取り巻く社会の多くを学ぶ場として開かれます。そしてこの拠点は、有事の際に地域行政と連携し、「ペットとの同行避難」が可能となる施設を目指しています。

セラピードッグに関してもたくさんの要望を頂いており、すでに複数の訪問実績を持っております。セラピードッグの育成を佐賀県支部で始めることにより、被災後のケアも迅速に行うことが可能になります。

セラピードッグは被災し落ち込んでいる人々をやさしく癒し、不安を軽減し、新たな一歩を踏み出すきっかけを作ります。同時に動物の命についても考えるきっかけをつくり、人のみならず、動物(ペット)の災害への備え、動物愛護の心を育成するよう啓蒙活動を行っていきます。

日本レスキュー協会は2019年1月に佐賀県と協定を結んだSPF(佐賀災害支援プラットフォーム)に賛同団体として参加しました。SPFは佐賀県内の様々なNPOが災害が起こった際に協力して支援を行うために集まった組織です。日本レスキュー協会は令和元年8月九州北部豪雨の発生以後、SPFの事務局機能を担っています。

日本レスキュー協会はSPFの事務局として発生直後、行政、内閣府、社協、賛同団体を招いて情報共有会議を開催し、行政で対応できない案件などを洗い出し、民間の支援団体、ボランティアとのマッチングを手配し、各被災地に足りないものの調査・洗い出しを行い、スマートサプライや支援で集まった物資を手配した。また、武雄警察署と連携し、被災者を狙う詐欺や空き巣の抑止力になるよう、災害救助犬を連れて防犯パトロールなども行い、被災地のより早い復興を目指して現在も活動を続けております。

先日の新型コロナウイルス緊急支援事業では、SPFの一員として賛同団体とともにマスク2万枚の無料配布を行いました(提供先:高齢者福祉施設・障害者施設・学童保育・子ども食堂・保育園など)。今後もSPF賛同団体として関係各所と連携を取りながら活動していきます。

SPFでは定期的に会合を開き、災害時の連携について協議しています。私たちはSPFにICS(インシデントコマンドシステム)という海外で採用されているシステムを提案し、導入に向けて協議しております。災害時に関わる関係各所と日頃から顔の見える繋がりを作っておくことは非常に重要なことだと思っています。

災害時には情報が錯綜し、被災地・行政機関・地方公共団体・NPO・市民活動団体・市民、すべてで混乱が生じます。その混乱を少しでも軽減するために災害時の行動指針などを予め周知徹底し、災害救助犬の配置だけでなく、佐賀県民の防災意識の向上、防災力の強化に努めてまいります。
先日の新型コロナ緊急支援ではSPFの一員として賛同団体とともにマスク2万枚の無料配布を行いました。(現在進行中)

セラピードッグは、現在も継続して熊本の仮設住宅に定期的な慰問を行っており、そのほかにもすでに佐賀県内の障害者施設、老人ホーム、デイサービス、幼稚園、保育園などから多くの要望をいただいています。佐賀県内に活動拠点を構えることによってこれらの要望にスムーズに対応できるだけでなく、現在は表面化していない要望をお伺いし、皆さんにワンコが寄り添うことで、『人とワンコが共生する社会』の実現を目指します!

事業に携わる方の思い

佐賀大学医学部看護学科小児看護学教授

■長期在宅療養中の子どもの側にセラピードッグを

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私はこの事業を支援している鈴木智惠子です。本業は佐賀大学で小児看護学を教え、地域では子どもと家族の支援のための団体「Bright Future Saga」「佐賀県小児在宅支援ネットワーク」の代表、そのほかにも子どもと家族の支援につながる団体「佐賀災害支援プラットフォーム」など5団体に関わっています。

日本レスキュー協会のセラピードッグ派遣事業は震災遺児のところに災害救助犬が派遣された時に子ども達が喜び、癒されたことをきっかけとして始まっています。セラピードッグは被災者だけでなく、障がいをもつ方、高齢者や子どもたちに身体的心理的効果をもたらすといわれています。

このセラピードッグを佐賀県内の障がいをもつ子どもや大人の方、高齢者や子ども達の癒しになってくれるものと期待しています。平成30年3月22日木曜日にセラピードッグが来佐した時には、デイサービスSOLAにお邪魔し、ラブラドールレトリバー、ゴールデンドゥードル、トイプードルの3匹に会え、私自身とても癒されました。3匹の人懐っこさや大人しさに犬が苦手な方も近づけるかと思います。最初敬遠された高齢者の方も途中から笑顔がはじけていました。

これから訪問するセラピードッグ“にこり”、“みらい”、“ハッピー”の活躍に乞うご期待ください。次年度はより一層、佐賀の現場で拡げることに力を入れていくと日本レスキュー協会佐賀県支部責任者から報告を受けております。私も可能な限り、地域のこども園や障がい者施設・障がい児の交流会などにセラピードッグとともに訪問したいと思っています。

寄附者の皆様へ

ワンコと人は4万年も前から共存していたといわれています。

私たち現代に生きている人間は、「ワンコとともに生きる」ことで今の繁栄を築けたのではないでしょうか?

「ワンコとともに社会に貢献する」という活動理念のもと、人間と犬が笑顔で助け合い、共に生きていく社会の実現を目指していきます。

お礼の品一覧

佐賀県内の様々な返礼品業者様に協力をいただき、バラエティに富んだ返礼品を用意しております。自然の恵みをたっぷり受けた佐賀県産の農産物、海産物、麺、お酒、家具、焼き物、美容商品、お茶、ペットフード、定期便…すべて自慢の逸品となっております。

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援