• TOP
  • 過去実績
  • 新型コロナウイルスと闘う日本の医療を守る!緊急支援プロジェクト

新型コロナウイルスと闘う日本の医療を守る!緊急支援プロジェクト

カテゴリー:健康・福祉 

main_img

寄付金額 1,697,000

16.9%

目標金額:10,000,000

達成率
16.9%
支援人数
29
終了まで
受付終了

広島県神石高原町(ひろしまけん じんせきこうげんちょう)

寄付募集期間:2020年5月15日~2020年8月12日(90日間)

広島県神石高原町×ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクトオーナー

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、7都府県を対象とした政府の「緊急事態宣言」後も患者が増え続けています。特に最も感染者が多い東京では、病院内でクラスターが発生するなど、今後の患者の急増による医療崩壊への懸念が強まっています。

PWJはこれまで、姉妹団体と連携した「ARROWS」プロジェクトによる国内の新型コロナウイルス感染症への対応として、医療機関や福祉施設への17万枚のマスク配布▽大阪・広島の病院への発熱外来用のトレーラー、テントや機材の貸与▽離島での患者発生に備えた航空搬送訓練への協力▽全国の医療的ケア児者家庭への3000枚のマスク配布▽東京都内の274の介護・福祉施設への54800枚のマスク配布--などを行ってきました。また、PWJ本部のある広島県神石高原町でも、県内で感染が徐々に広がりつつある状況を受け、町と協力して約2000枚のマスクを町内の福祉施設などに届けました。

医療機関や福祉施設などでは、なおマスクや手指消毒薬等の不足が続き、発熱外来を含む病院の診療体制の維持にも支援が必要とされています。こうした課題に対応して感染予防物資などを支援し、感染の拡大防止に貢献するとともに、感染拡大の状況下で自然災害が発生した場合、避難所や病院が極めて厳しい状況になると想定されるため、そのような事態に対応するための準備を進めます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

一人でも多くの命を救うために「新型コロナウイルス緊急支援×地域医療」の新しい挑戦

新型コロナウイルスが世界で猛威を振るう中、日本中の医師や看護師などの医療スタッフが最前線で闘っています。ピースウィンズ・ジャパンは、人びとの命を守るために全力を尽くされている医療従事者を私たち民間の力で支えることが、いま何より大切なことだと考えています。

皆さまからの寄付金などを活用し、必要な医療器材・備品などの支援をすすめて参ります。緊急募金にご協力をお願いします 。

災害支援チーム「ARROWS」とは

―1人でも多く、1秒でも早く、命を救うー

「ARROWS」とは、災害時にいち早く医療支援を届けられるよう編成されたヘリコプターなどの航空機と、医療チーム、災害救助犬、レスキューチームの力を結集した災害緊急支援プロジェクト「ARROWS(Airborne escue and Relief Operations With Search)」を指します。いわば、「空飛ぶ捜索医療団」です。

災害支援にあたる自治体、消防、DMAT(災害医療支援チーム)などとの連携を重視し、力を合わせます。被災が予想される地域の自治体や病院とも事前に支援協定を結び、いざというときのスムーズな支援展開を図ります。

2018年の西日本豪雨でPWJは、水没した岡山県倉敷市真備町の病院から、ヘリを使って入院患者を別の病院へ緊急搬送しました。また、約3週間にわたり、避難所で医師が巡回診療をしました。昨年9月に台風15号の被害を受けた千葉でも、医師と看護師が病院の応援に入りました。

「1人でも多く、1秒でも早く命を救う」を合言葉に、こうした被災地での緊急医療支援をさらに強化することが、ARROWSの目的です。

 

これまでの新型コロナウイルス緊急支援

<長崎市に停泊中のクルーズ船の新型コロナウイルスの感染者支援>

4月28日、長崎県の支援要請を受け、ピースウィンズ・ジャパンの医師1名、看護師1名、調整員1名を現場に派遣しました。停泊中のクルーズ船の周辺で医療支援活動を行いました。

<マスク104万7000枚をIHWIと日本全国へ配布>

2月18日、備蓄してあったマスク約50万枚を、IHWI(国際医療福祉機構)へ輸送しました。その後、特にニーズの高い中国の医療機関へ届けられました。

2月25日以降、備蓄していたマスクを日本全国の医療機関、保育所・幼稚園・こども園や介護施設・障害者施設、感染すると重症化しやすい「医療的ケア児者」のいる施設に発送し、多くの激励のメッセージを頂戴しました。

医療現場の最前線で戦う医療機関・福祉施設に対しては、国や自治体からマスク等医療資機材が優先的に配布されていますが、小さな診療所などは公的支援を得られにくい現状があります。4月20日以降のマスク配布は、公的支援が届きにくい小規模診療所が対象となりました。

1月末からこれまで支援したマスク配布は140万枚を超えました。

<佐賀大学医学部附属病院と大阪淀川キリスト教病院に トレーラーやテントを貸与・設置>

3月5日、佐賀県に備蓄してあったトレーラー1台を大阪の病院に貸与しました。COVID-19に感染の疑いのある方用の発熱外来の待ち合いスペースとして使用されています。その後更なるスペースが必要になり、エアテント1張を追加で貸与・設置しました。患者さんの待合室として利用されています。

4月22日には、佐賀県の救命救急の中核を担う、佐賀大学医学部附属病院に、トリアージ用のトレーラー2台と大型クリーンパーティション1台(空気清浄機、感染症対策製品)を貸与・設置しました。

<東大病院に抗体検査器を寄贈。“偽陰性”を減らす確実な診断と“免疫パスポート”の確立に向けて>

4月22日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)のなか、欧米では、感染からすでに回復しウイルスの免疫をもつ人を把握する目的で、「抗体検査」の実施が始まっています。

コロナウイルスは軽症者も多く、気づかぬうちに抗体をもっている人が多数いるとされますが、こうした人を医学的に絞り込むことができれば、極端な外出規制の解除を判断する決め手にもなり、ひいては経済や医療現場の状況改善につながる可能性もあります。

 

今後の支援予定(新型コロナウイルス感染拡大状況によって変更の可能性があります)

・医療機関を中心に、感染リスクや重症化のリスクが高い国内施設へのマスク支援
・医療機関へ発熱外来テント・医療機材セットの貸与(ポータブルレントゲン、医療用空気清浄機、非接触体温計、防護服など)
・認定NPO法人フローレンス様を通した全国の医療的ケア児者支援
・医療機関へのARROWS専属医師派遣による診療⽀援
・医療従事者が医療行為に集中することができるために必要な支援と判断されるサポート全般

グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)

國井修

新型コロナウイルスによるパンデミックは、世界総力戦で闘わなければ勝ち目がない、最強の敵です。
私はロックダウンされたジュネーブで、アフリカを含む途上国への支援をしていますが、今、母国日本にも感染爆発、医療崩壊の前触れが見えており、とても心配しています。
大西さん率いるピースウィンズの支援活動に大いに期待しています。みんなで、活動を応援しましょう。

事業に携わるスタッフの思い

医師 稲葉 基高

■緊急時に本当に現場に届く支援を!

近年多発する国内災害。「自助・共助・公助」という言葉がありますが、我々はこれまで公助に頼り過ぎていたのではないでしょうか。しかし近年の災害をみても公助だけでは十分でないことはご存知の通りです。そして今の状況はまさに災害として対応すべきと考えています。

これからの時代は一人一人が「助けてもらう私」から「誰かを助けられる自分」になって、自助・共助を高めていくことが求められています。

あらゆる手段を駆使して自らが被災地へいち早く入り、救出・救命活動を行うとともに,民間組織であるNPOや一般企業と公的機関がそれぞれの得意分野を活かして災害時に人命を守る活動を行う、その活動を繋ぎ合わせることがARROWSの使命です。

我々がこれまで取り組んできた自然災害とは異なる困難がありますが,医療機関や介護施設など自粛することのできない現場を支援することで少しでもお役に立てればという気持ちです。

医師 坂田 大三

■災害医療と地域医療をつなぐ新しい医療モデルを目指す。

神石高原町は人口9000人弱の町で、高齢化率は46.6%(全国平均26.6%)と非常に高い地域です。現在2名いるPWJ専従医師は2018年5月から山間部にあるへき地診療所にて定期的に診療支援を行っています。

全国で600箇所以上を数える無医地区への医師の招致はなかなかうまくいきません。

本来無医地区で働くことには医療者としての大きなやり甲斐があるはずですが、優秀な人材の多くが二の足を踏む理由は「一度入れば抜け出せない」ということです。

へき地の診療を一人で担えば365日の拘束となり、休暇、学会などの自己研鑽、災害時の支援などを含めて外部での活動が非常に制限されます。

私達は、予め災害派遣時には診療支援にいけなくなる旨を周知し、活動をご理解いただいておくことで、不在時には地域の医師にバックアップをしていただいています。

今後、ARROWSで医療従事者を一定数確保することができれば、私達のみでローテートを行うことができ、より長期的な派遣、更には複数チームでの活動が可能となることを期待しています。

災害医療と地域医療に興味がある医療従事者を集め、災害医療を担いつつ地域で活躍する医療従事者を確保する、新たな医療モデルを発信していきます。

現在進捗情報はありません。

広島県神石高原町

神石高原町について

●「神石高原町(じんせきこうげんちょう)」をご存知ですか?
ほとんどの方は初めてお聞きになる町名かと思います。広島県にある世界遺産「宮島」や「平和公園」から約100㌔東の岡山県との県境に位置する豊かな自然に恵まれた町です。人口は約9,000人。標高約400~700mの中国山地の中にわずかな平地と里山,丘陵地で構成された中山間地域です。戦後から緩やかに続く近郊都市への人口の流出により,全国的にも早い時期から過疎高齢化社会を迎えてきた町ですが,自然だけでなく,都会では得られない「本当の豊かさ」が溢れる町,それが神石高原町の魅力です。

●神石高原町は豊かな自然に恵まれた,天然の遊び場の宝庫です!
夏は水遊び,冬は雪遊び・・・。都会では遠出しないと退館できないような自然と隣り合わせの環境がここにはあります!

●中山間地にも,いろんな仕事があります。新しいチャレンジを応援しています。
特産品のトマトや畜産にチャレンジする方,無農薬にこだわって農業に取組む方,地元の酒造メーカーや近隣都市に通勤する方まで,仕事も様々です。
テレワークでできる仕事も増えている昨今。IT系の仕事で移住された方も。ストレスのないインターネット環境を整備しています。

●子どもが少ないから待機児童もなく,登下校もスクールバスで安心・安全
保育所は待機児童なし!小学校も少人数なので,先生や友達と距離も近く,学年を越えて仲良く遊びます。スクールバスのため登下校時の事故リスクも少なく,ご近所の目も届きやすいから治安が良いのも特徴です。

●ゆとりの住空間と広い敷地。静かでゆったり流れる時間を満喫!
近年,多くの移住者が古民家を改装して住まわれています。庭だけでなく,畑や山まで付いている物件もあり,都会のようにとなり近所を気にすることなく,ゆったりと暮らせる贅沢な時間もこの町の醍醐味です。

●綺麗な水と空気,豊かな大地に恵まれ神石高原町は特産品も豊富!
「まる豊とまと」や「神石牛」などのブランド特産を筆頭に,「こんにゃく」や「ピオーネ」など多くの地元産品が生産されています。6次産業課も推進され加工品として流通するものも増えています。