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「中之条ビエンナーレ2019」街中をアートでいっぱいにして、地域に賑わいをつくりたい

カテゴリー:観光・PR 

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寄付金額 271,000

27.1%

目標金額:1,000,000

達成率
27.1%
支援人数
8
終了まで
受付終了

群馬県中之条町(ぐんまけん なかのじょうまち)

寄付募集期間:2019年8月1日~2019年9月23日(54日間)

群馬県中之条町

プロジェクトオーナー

中之条ビエンナーレは2007年に始まり、今回で7回目となる国際芸術祭です。会場は美術館ではありません。温泉街や木造校舎など町内各所でアーティストによるアート展示、演劇、身体表現などのパフォーマンス、ワークショップ、マルシェなどを開催します。

創造的、革新的なアイディアやプロジェクトに富んだ現代アートを感じてもらうために必要となるアーティスト作品の制作支援や、この土地で脈々と受け継がれた美しい文化を中之条ビエンナーレを通じて伝えていきたいと考え、今回クラウドファンディングに挑戦します。

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことです。控除上限額内の2,000円を越える部分について所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

ふるさと納税をもっと知る
私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)

「中之条ビエンナーレ2019」開催!

2年に1度、1ヶ月間に渡り開催される現代アートのイベント

古くから芸術と地域文化を途切れることなく紡いできた中之条町では、1998年に町営の温泉施設でアーティストが制作し暮らすことを始め、2007年には中之条ビエンナーレとして発展し、アーティストの滞在制作と発表の場になりました。

2019年は150組ものアーティストが参加します。中之条町で滞在制作してもらうことを大切にしており、アーティストは何度も町に足を運び、時間をかけて作品を制作します。国内外のアーティストも多く参加しており、地域の人とアーティストとの出会いや交流も生まれます。

「中之条ビエンナーレ2019」は8月24日から9月23日まで中之条町全域で開催。
この場所だからこそ観ることができ、感じることができる。ここでの体験は、美術館で観るアートとはまた違った体験になるでしょう。

2年に一度開かれる中之条ビエンナーレを通して、町はひとつになり、人々はつながりを感じることができます。どうぞ皆様のご支援をお待ちしています。

 

 

街中にアート作品を作り、賑わいを生み出す

温泉+故郷+アートの祭典

中之条には築100年を越える木造校舎や文豪たちが愛した情緒ある温泉街、養蚕、天蚕の文化が残る山村での暮らしが今も息づいています。

人口の減少とともに学校は統合され、子供たちがいない校舎だけが残され、賑やかだった商店街はシャッターを閉めたままの店舗も多く並び、時の流れとともに町の景観が変化してきました。

しかし、中之条ビエンナーレが開催されることにより、廃校舎や商店街にアート作品が溢れ、開催期間中には40万人以上の来場者で賑わいます。

地域の方々とのコミュニケーションも、このアートイベントの魅力のひとつとなっています。過去に訪れた方々からは、「町の人に笑顔で迎えてもらって楽しかった」「親切に道案内をしてもらってうれしかった」などの感想が届いています。

回を重ねるごとに展示エリアやボランティアスタッフが増え、いまでは地域の人々の協力とともに開催されるイベントへと成長しました。開催期間中のボランティアスタッフ数は述べ1200人。地域の協力なくしては、成り立たないイベントとなりました。

脈々と受け継がれた美しい文化を後世へ

中之条ビエンナーレは2007年の開催より、海外作家も含めた多くの参加作家と地域住民との交流を続けてきました。伝統行事への参加や食文化での交流など、地域に積極的に関わってきた作家も多く、家族のような繋がりが続いている方もいます。

中之条町に移住した作家も多く、中之条町特有の文化など他者からの目線でないと気づき得ないことを教えてくれ、自身の文化を知るための重要な役割となっています。

地方から文化を発信するという流れが大きくなり、個性的な地方には沢山の観光客が集まっています。自然や温泉といった観光スポットだけではなく、地域特有の伝統行事や風習などにも焦点を当て、中之条町で受け継がれている美しい文化を、この「中之条ビエンナーレ」を通じて伝えていきたいと思います。

■寄附金の使い道

中之条ビエンナーレアーティスト作品制作費用

中之条ビエンナーレアーティスト作品制作費として1000万円が必要となるため、その一部に充てます。
※目標金額に達しなかった場合でも、中之条ビエンナーレ開催費用として活用させていただきます。

【事業実施のスケジュール】
・2019年:第7回中之条ビエンナーレ開催
・2021年:第8回中之条ビエンナーレ開催(予定)
※中之条ビエンナーレは隔年開催です

【開催概要】
・開催期間:2019年8月24日(土)-9月23日(月祝)の31日間 9:30-17:00 無休
・「鑑賞パスポート」「ガイドブック」「セット価格」などはパスポートページにてご覧ください。

中之条ビエンナーレアーティスト作品制作費用

 

事業に携わる方の思い

中之条町 町長 伊能 正夫

■芸術によるまちづくり

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中之条町全体を会場に開催される「中之条ビエンナーレ」は、現代アートと美しい自然、町並みや建造物が織りなすダイナミックな芸術祭です。自由な発想と斬新な表現が町にあふれ、来場者を楽しませています。

中之条ビエンナーレは、国内外から集まった作家たちが、街角に、田園に、大胆で繊細な作品をつくりあげます。歴史ある温泉郷、養蚕農家、木造校舎、酒造蔵、商店街など、その場所から湧き上がったイメージを作品として表現しているため、中之条町でしか表現できない作品が中之条ビエンナーレの大きな魅力となっています。

前回の「中之条ビエンナーレ2017」は、アーティスト162組が町内6エリア51会場を舞台に作品を展示し、延べ42万人が来場しました。とても一日では会場を回りきれません。宿泊して楽しまれた方々で中之条の温泉郷もにぎわいました。町外からも大勢の若者がボランティアとして参加し、町の人々とのつながりが広がりました。

中之条ビエンナーレは、交流人口増加策の大きな柱の一つです。訪れる人を温かく迎え、町をあげてビエンナーレを盛り上げたいと思いますので、みなさまの温かい応援をお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。

中之条ビエンナーレ総合ディレクター 山重 徹夫さん

■地域とアート<共存するということ>

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中之条ビエンナーレは2007年の開催より、海外作家も含めた多くの参加作家と地域住民との交流を続けてきました。中之条町に移住した作家の中には外国人作家も含まれ、山村に暮らす人々にとって異文化に触れる機会が少しずつ増えています。また、そういった交流は、自身の地域特有の文化など他者からの目線でないと気づき得ないことを私達に教えてくれます。

毎回、中之条ビエンナーレのオープニングでは、地元の人たちがアーティストと共演する舞台が作られます。主にステージでパフォーマンスを行うのは地元の子供たちであり、そして音楽は伝統芸能の楽団という地域文化を支えている人たちが担当します。ジャズと雅楽、コンテンポラリーダンスと神楽など異なるジャンルとのコラボレーションを、参加者は観客以上に楽しみながら一団となって舞台をつくっています。このように地元の人たちが国内外で活躍するアーティストと共演することで、新しい芸術をつくりだしながら伝統文化を繋いでいくという、とても面白い取り組みになっています。

人々の暮らしに根付いている祭りや習慣などの見えづらい部分にも焦点を当て、この土地で脈々と受け継がれた美しい文化を伝えていきたいと思います。この芸術文化国際交流によって、地域が自信に満ち中之条独自の文化が後世に繋がっていくことを願います。

中之条ビエンナーレ実行委員長 人見 将さん

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国際芸術祭「中之条ビエンナーレ」は本年7回目を迎えます。現在、現代芸術祭は日本国内だけでも盛んに行われていて、それぞれが地域ごとの特色を掲げて魅力的な表現を見せています。

中之条ビエンナーレも順調に成長することができています。制作サポートを充実させるターム制、友好国と展開する国際交流プログラム、町民アートプロジェクトなど、新しくチャレンジしている取り組みもあります。

また、本年より作品制作の補助等をしていただくボランティアサポーターズを「NakAmigo(ナカミーゴ)」と命名し、より親しんでいただけるよう三つの指針を決めました。「アソブ」「マナブ」「クリエイティブ」です。中でも「アソブ」では、アーティストとNakAmigoが町で共に遊びリサーチと交流を促進する「あくてぃ部」を開催しています。NakAmigoがますます増え、活発に活動すること。それは現代芸術祭のファンが増えていくことでもあり、今後中之条ビエンナーレを開催する上で、大きなポイントの一つとなるでしょう。

そして小さなことかもしれませんが、私はアーティストとして2017年にこの町に移住し、今回実行委員長を務めることになりました。私がこの大役を拝命すること、これもごく小さな変化のひとつになるのではないかと思います。中之条ビエンナーレはすでに大きな川となり、今は穏やかに流れています。この流れに寄り添うように私も流れていきたいと思います。

 

中之条町民の声

地域全体で盛り上げる 中之条ビエンナーレ

中之条ビエンナーレの開催期間中は街中に人が溢れ、普段見ることのない若者で賑わっているのを見ると嬉しく思います。訪れる人を温かく迎えられる町でありたいと思います。

参加アーティストの皆さんが、作品制作を頑張っている姿を見ると、ビエンナーレの時期が来たな、と感じます。中之条ビエンナーレは、地域に根付いたイベントになりつつあるなと感じます。

中之条ビエンナーレが雑誌やテレビといったメディアにも取り上げられ、日本全国から注目され、町民として誇らしく思います。

 

寄附者の皆様へ

中之条町からのメッセージ

今回のクラウドファンディングへのご支援に、心より御礼申し上げます。
中之条ビエンナーレに来てもらい、楽しんでもらう。それが一番の支援になります。
みなさまのお越しをお待ちしております。

 

お礼の品一覧

ぜひ中之条ビエンナーレへ来てもらいたいという思いから、お礼の品を2種類ご用意いたしました!

  • 2019年10月01日 17:00

    寄附募集期間終了と寄附の御礼

    本プロジェクトは9月23日を持って、寄附募集期間を終了しました。
    皆様からのご寄附誠にありがとうございました。

    今回、目標金額の達成は叶いませんでしたが、寄附者の皆様からの応援メッセージに、とても勇気づけられました。
    皆様からの寄附金は、本プロジェクト事業費の一部として活用させていただきます。
    今後とも中之条町を応援いただけますと幸いです!

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群馬県中之条町

中之条町は、群馬県北西部に位置し、豊かな温泉資源に恵まれた山紫水明の町です。 町内には、群馬県を代表する四万、沢渡、尻焼などの温泉が9ヶ所あり、温泉郷の幻想的な雰囲気は、観光客を魅了しています。 また、神秘的な野反湖、貴重な高山植物の宝庫である芳ヶ平、国指定天然記念物に指定されたチャツボミゴケ群生地など自然美にあふれています。さらに、国指定重要文化財の冨沢家住宅や、重要伝統的建造物群保存地区に指定された赤岩養蚕農家群など、いたるところに先人達の貴重な遺産が息づいている町です。