北陸のカニの価値を高め、未来へつなぐプロジェクト
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 0円
目標金額:30,000,000円
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- 支援人数
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- 終了まで
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180日
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富山県氷見市(とやまけん ひみし)
寄付募集期間:2026年7月6日~2027年1月1日(180日間)
富山県氷見市

令和6年1月1日の能登半島地震では、氷見市でも震度5強を観測し、市街地の各所で液状化や住宅・道路の被害が発生しました。
まちは大きな被害を受け、今なお各地域で修繕工事が続いています。
震災直後には、まちを離れる人が相次ぎ、人口の減少が例年を大きく上回りました。
最近では水揚げに偏りが生じ、氷見が誇る「寒ブリ」も安定せず、令和7年度は水揚げ量が例年の4割程度にまで落ち込んだ時期もありました。
それでも私たち松本魚問屋は、先人がつないできた“氷見の水産業の未来”を諦めません。
本プロジェクトでは、廃業した水産加工場の跡地を活かし、北陸が誇る名産品を通年で全国へお届けする新たな加工拠点づくりに挑戦します。
地域の復興のその先へ、皆さまのお力添えをお願いいたします。
これからも、氷見が“魚のまち”であり続けるために
富山湾に面した氷見市は、豊かな海の恵みとともに生きてきた“魚のまち”です。目の前に広がる富山湾は「天然の生簀」とも呼ばれ、四季を通じて多彩な魚が水揚げされる、全国でも指折りの好漁場。新鮮な魚を囲む暮らしと食文化は、長い年月をかけてこのまちに根づいてきました。
私たち松本魚問屋は、この海で1914年に創業して以来、目利きし、加工し、「良い魚」を良い状態で届けることを生業としてきました。
氷見の海とともに歩んできた者として、このまちが“魚のまち”であり続ける未来を、次の世代へ手渡していきたいと願っています。
あの日から——能登半島地震からの復興
令和6年1月1日、能登半島地震は、富山湾沿岸の氷見のまちにも大きな被害をもたらしました。
氷見市では震度5強を観測し、市街地の各所で地盤の液状化が発生。多くの住宅や道路が傷つき、長く水産業を支えてきた氷見漁港や関連施設、漁船・漁具などにも被害が及びました。
氷見の暮らしと生業は、年明けのお祝いムードから一転、復旧への長い道のりを歩むことになったのです。
漁港やまちが傷つくということは、そこで魚を獲り、加工し、届けるという営みの土台が揺らぐということでもあります。
全国から寄せられた温かい支援に支えられながら、氷見の水産業は今、一歩ずつ立ち直りを進めています。
この復興の歩みをさらに前へ進め、氷見が“魚のまち”であり続ける未来を支える役割を担いたい。本プロジェクトは、その決意から生まれた挑戦です。
「ひみ寒ぶり宣言」が出なかった冬
震災から一年。私たちが懸命に前を向いていた、その矢先のことでした。氷見の冬の象徴であり、誇りでもある「ひみ寒ぶり宣言」。一定の水揚げが確認されたときにだけ宣言される、冬の到来を告げる便りです。
ところが昨冬は、その宣言は出されませんでした。
復興へ歩み出したばかりの私たちにとって、頼みの綱だった寒ブリの不漁は、思いがけない追い打ちでした。
地震に耐え、それでも“魚のまち”を取り戻そうとしていた矢先に、足元の海そのものが静かに変わり始めていることを、突きつけられたのです。海水温の上昇をはじめとする海洋環境の変化のなかで、獲れる魚の量も、魚種そのものも、年々確実に移り変わっています。
これはもう、一度きりの不運ではありません。
私たちは気づきました。復興とは、元に戻すことだけではない。変わりゆく海に合わせて、氷見の水産業そのものを、次の時代へ作り変えていくことなのだと。
それでも、海には希望がある〈北陸のカニ〉
うつむいてばかりは、いられません。変わりゆく海をよく見れば、そこには確かな希望もありました。北陸のカニです。
北陸では紅ズワイガニやズワイガニは比較的安定した水揚げがあり、全国的にも高いブランド価値を持つ、この海の宝です。変わりゆく環境のなかでも、海はまだ確かな恵みを残してくれている。
ならば、この恵みを最大限に活かしたい!
「寒ブリ」が長い年月をかけて氷見の冬の象徴になったように、この北陸のカニも、氷見の目利きと技で磨き上げ、氷見から全国へ届ける新たな看板に育てたい。
それは単なる新商品ではありません。震災を越え、変わる海と向き合いながら、私たちが氷見の未来に立てる新しい一本の柱です。
廃業した加工場を、再び海とまちのための拠点に
今回、私たちが拠点として生まれ変わらせようとしているのは、かつてこのまちで操業し、廃業してしまった水産加工場の跡地です。
一度はその役目を終えた建物に、もう一度、海とまちのための新しい命を吹き込みたい。それは、氷見の水産業の歴史を受け継ぎ、未来へつないでいくことそのものだと考えています。
ここに最新の急速冷凍設備とオゾン水による衛生管理設備を導入し、カニの旨みをそのまま閉じ込め、通年で全国へお届けできる体制を整えます。
ただ、正直な思いも、皆さまにお伝えしておかなければなりません。世界情勢の影響で、資材や設備のコストが高騰しているだけでなく、必要なものを思うように確保すること自体が難しくなっており、先の見通しが立てづらい状況が続いています。
予定どおりに工場を完成させられるのか、私たち自身、不安を抱えながらこの挑戦に踏み出しています。
それでも、ここで立ち止まるわけにはいきません。だからこそ、皆さまのお力をお借りしたいのです。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトで目指すのは、北陸のカニを「通年で、鮮度そのまま」全国へお届けする拠点をつくり、氷見の水産業に新しい柱を立てることです。
海の環境が変わっても、氷見が“魚のまち”として生き続けられること。
地域に雇用が生まれ、原料供給や物流で北陸地域の事業者がつながり合えること。
そして、この仕事を次の世代へと受け継いでいけること。氷見の未来そのものを懸けた挑戦です。
寄附金の使い道
皆さまからお寄せいただいたご支援は、廃業した加工場跡地を活用した新たな水産加工拠点の整備、急速冷凍設備や衛生管理設備の導入、製造体制づくりに充てさせていただきます。
※目標金額に達しなかった場合も、目標金額を超えた場合も、いただいた寄附金は本プロジェクトのために大切に役立てます。
【予算の使用先】
・解体工事
・残留物処分
・建築工事
・電気工事
・上下水道工事
・配管工事
・内装工事
・保管設備(冷凍設備/冷蔵設備)
・備品設備(作業台/シンク/殺菌庫/製氷機/オゾン生成器)
松本魚問屋:企画担当者からのメッセージ
氷見の水産業に携わり続けてきた私たちにとって、このまちの活気が失われ衰退することほど悔しいことはありません。
資材高騰や不漁、人口流出など不安な要素は多く、今の水産業が直面する大きな壁に正直に言えば怯えもあります。
それでも、変わりゆく海や情勢と向き合い、この新工場が地域の雇用を生み、次の世代へ“魚のまち”をつなぐため。
私たちの覚悟を込めたこの挑戦に、どうかお力を貸してください。
現在進捗情報はありません。
富山県氷見市

氷見市は、富山県の北西部、能登半島の付け根に位置します。「氷見」の名は、海をへだてて遠い尾根の万年雪が見られることから付けられたとの説があるように、富山湾越しの美しい立山連峰の景色でご存知の方も多くいらっしゃると思います。2016年に開業した北陸新幹線「新高岡駅」から、城端駅・氷見線に乗り継いで終着駅「氷見駅」へ至る海岸線沿いの車窓からの眺めは、鉄道ファンならずとも一度はご覧いただきたい風景です。
富山湾は「天然の生け簀」と称されるほど多種多様な魚介類が一年を通じて水揚げされます。また、氷見が発祥の地である越中式定置網漁は、豊富な魚介類を「採り過ぎない」ことで水産資源を守る持続可能な漁法として、世界からも注目されています。
氷見市は、漁師町という印象が強いかと思いますが、複数の小さな川に沿って多数の谷戸が広がります。立山連峰を望む棚田や稲がはざかけされた様子など、観光でいらした方からは美しい農村風景もひそかな人気です。
里山と里海の景観を守りつつ、恵まれた自然環境を活かした美味しい食材が豊かなまさに「食都・氷見」。ぜひこの機会に氷見市の特産品や、氷見市で過ごす時間を楽しんでください。
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