たま駅長で知られるローカル鉄道を舞台にした大学生の挑戦

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 120,000

12%

目標金額:1,000,000

達成率
12%
支援人数
12
終了まで
62
/ 91

和歌山県紀の川市(わかやまけん きのかわし)

寄付募集期間:2024年5月24日~2024年8月22日(91日間)

和歌山県紀の川市

プロジェクトオーナー

▼紀の川市は、令和5年8月に和歌山信愛女子短期大学(以下、「信愛短大」)と包括連携協定を締結。この枠組みのなかで、両者が連携し、地域社会の形成・発展や、教育・研究の振興、人材の育成に寄与することを約束しました。
▼連携の第1弾として実現した取組が、令和5年度開講の集中講義に、紀の川市職員が講師としてお邪魔することでした。5日間、延べ40時間という限られた時間。「プロジェクト実践演習」という講義のなかで、学生たちの主体的な学びに花が咲き、令和5年11月に無事に修了。参加学生10名は、途中1人の欠席者もなくプロジェクト実践をやり遂げました。
▼そんななか、誰からともなく、「せっかく考えた私たちのアイデアが、社会でどれだけ通用するか、挑戦したいー」そんな声が上がります。
▼令和6年度、このプロジェクトは、学生たちの自主的な活動と信愛短大での学びの支援を目的に、紀の川市初の行政型クラウドファンディングという形でスタートしました。

貴志川線に新たな日本一を生み出したい!

通学路でしか知らない、貴志川線。

課外活動の段階から学生2人(写真左)が自主参加(R4.11&12月)

市と信愛短大が協定を締結する10か月程前のこと。市は「協定を締結しても、学生たちは市での調査活動に興味を持ってくれるだろうか…」と不安を抱いていました。
そんな不安を払拭するかのように、当時、まだ単位認定もない“課外活動”の段階から2名の学生がフィールドワークに自主参加。
「通学路でしか知らない貴志川線に、こんな町並みが広がっていると知れば驚く学生は多いはず」と話してくれました。

包括連携協定を締結

紀の川市と信愛短大とで包括連携協定を締結(R5.8.7)

信愛短大の学生たちとの協働に、地域課題解決の可能性を感じた市は、すぐさま令和5年度の講義の実施に向け準備を開始。
令和5年8月に両者間で包括連携協定を締結し、集中講義の開講に向け、大学教職員の方々との調整に移りました。

集中講義「プロジェクト実践演習」開講!

ミッションは「貴志川線に日本一の“○○”をつくる」

第1回 オリエンテーション&ミッション提示(R5.9.2)

10名の学生が真剣な眼差しで講義に参加

第1回の講義では、「プロジェクト実践演習」のミッション(=最終目的)を提示。
それは、「貴志川線に日本一の“○○”をつくる」でした。
全5回(延べ40時間)という限られた講義を通して、学生たちはこのミッションを達成できるのか。この時は全員がまだまだ暗中模索の状態でした。

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講義後半には、ブレーンストーミングを実施。
テーマは、「あなたが知っている日本一」&「あれば良いなこんな日本一」。
「沿線に日本一長いブランコがあれば行ってみたい!」や「電車の中にフルーツジュースのドリンクバーができれば日本初かも!?」など、ユニークなアイデアが飛び交いました。

第2回 3グループに分かれてフィールドワーク(R5.9.16)

貴志川線を走るいちご電車に乗車し、フィールドワーク

第2回目は、貴志川線沿線を実際に探索。
前回のブレーンストーミングで自分たちが考えたアイデアを、「貴志川線」というフィールドに落とし込んで考えてみました。

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徒歩だけではなく、レンタサイクルも活用。
「友達と遊びに来るなら?」「デートで町歩きをするなら?」など、各々の目線で貴志川線沿線を探索しました。

第3・4回 「実現可能性」を視野に入れた企画会議(R5.9.30&10.7)

アイデアを再度出し合い、整理します

第3・4回は、自分たちの考えたアイデアに「実現可能性」という視点を加え、検討を重ねました。

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これまではアイデアを広げるステップでした。
しかし、今回からは、アイデアを絞るステップに移行。
全員で出し合った意見に、ときには反対の意見を出す学生もあらわれ、議論はどんどん加速。
より実現可能性の高い提案へと磨きあがっていきます。

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講義最終回となる次回に向け、以下の2つの方向性を確認しました。
・日本一“家族連れ(こども)”が楽しめる「ナニカ」
・日本一“女子”が楽しめる「ナニカ」
そして「ナニカ」には、以下の要素を盛り込むことも決定。
いずれも、講義から学生たちが感じた「貴志川線沿線の特徴」でした。

①紀の川市のフルーツを楽しんでもらえるもの

貴志川線には「いちご電車」が走っているように、紀の川市はフルーツの産地であることを学びました。
また、多くの品種で県内生産量1位や、全国産出額でも上位にランクインするなど、四季折々にフルーツが収穫できることから、要素として盛り込むことを決定。

②電車の待ち時間に楽しんでもらえるもの

フィールドワークで学生が感じた不便なポイントは、「電車の待ち時間の長さ」でした。
せっかく1日乗車券を購入し、途中下車を楽しもうとしても、立ち寄るポイントが徒歩では遠かったり、逆に近すぎて待ち時間が長くなったり…。その一方で、駅は入場券等が不要でベンチもあり、「駅で電車を待っている時間に、座って楽しめるナニカ」を提案しよう、と決定。

③お土産にもなるもの

貴志川線は、和歌山駅から東に延びるローカル路線。
観光目的で立ち寄ってくださる利用者も多いことから、「他にはない、貴志川線ならではのお土産があると、買って帰りたい!」と、自分たちの経験を元に決定。持続的な提案とするためにも、“地域全体で稼ごう”という切り口を盛り込みました。

「貴志川線に日本一“おかしな”駅弁」を!

テーマが固まり、熱量もピークに!

第5回 何がどう日本一なのか、コンセプト固め(R5.11.11)

全国各地の駅弁を調べ、どんな具材があるか意見を出し合います。

講義最終回の日です。
前回から1か月が経過し、学生だけでなく市職員や大学教職員もこの間、企画を煮詰めてきました。
そうして最終的にまとまった提案が、「貴志川線に日本一“おかしな”駅弁をつくる!」でした。

①“Funny”の「可笑し」

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“おかしな”には、3つの意味を込めました。
1つ目は、「面白おかしい」という意味。
「駅弁(お弁当)と見せかけて、実はスイーツ(お菓子)!」という、可笑しさを盛り込みました。

②“Fruits”の「お果子」

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2つ目は、「果物(果子)」という意味。
「お菓子」というと和菓子・洋菓子やスナック菓子をイメージする方が多いかもしれません。実は、昔の日本では、「果物」のことを「菓子(果子)」と表現していたのです。
全国有数の果物の産地である和歌山県。その中でも、県内生産量1位の果物をたくさん収穫できる紀の川市ならではの視点を盛り込みました。

③“Sweets”の「お菓子」

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3つ目は、「スイーツ」という意味。
フィールドワークを通して、「紀の川市産のスイーツを、駅での待ち時間に手軽に食べられたら良いな」と、女子トークの話題に上ることがありました。
果物を使ったスイーツであれば、家族連れ(こども)も安心して食べられるし、女子もうれしい。そんな日本一の駅弁があれば面白いね、と盛り込みました。

誰からともなく「実際に買っていただけるものか、挑戦したい」

5回(40時間)に渡る講義を経て、完成。

講義の全スケジュールを終え、誰からともなく…

「せっかくここまで考えたアイデアが、社会に通用するものなのか、挑戦してみたい」

と、声が上がりました。

貴志川線の日本一“おかしな”駅弁の商品化を目指します。

【寄付金の使い道】
・試作費用(サンプルを試作し、試食等を予定)
・デザイン・印刷費(パッケージやお品書きなどを製作予定)
・諸経費(調査活動の際の学生交通費等、プロジェクト実施に必要な経費に充てる予定)

貴志川線の日本一“おかしな”駅弁の商品化を目指します。

【事業実施のスケジュール】
・令和6年5月:プロジェクト開始
・令和6年5~9月:試作・パッケージ等の制作
・令和6年10月~順次:返礼品の発送

※目標金額に達しなかった場合でも、紀の川市が活動を支援します。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合、返礼品の数に限りがあるため、発送にお時間をいただく場合があります。

「提案だけで終わらせたくない」という熱量に圧倒

いつの間にか学生から教わっていました

和歌山電鐵株式会社 麻生 剛史 氏(取締役常務執行役員)

コロナ禍によって過去に例を見ないほど利用者が減少するなか、「沿線の学生さんと一緒に、活性化のアイデアを出し合える機会があったら…」と、市や信愛短大に相談したことがきっかけでした。
普段は深く知る機会のない鉄道のこと、そして“空想”ではなく“実現”を目指すときに立ちはだかる法令や設備などの現実的なハードル(いわゆる大人の事情)を、講義を通して学生さんにお伝えしてきました。普通ならば「他人事」であるのが当然なところ、「自分事」として“貴志川線で自分たちの提案を実現させたい!”という熱意を持ち続けてくれました。
真摯に取り組む学生の姿勢に触れ、この成果をぜひ実現したいと思っています。

和歌山電鐵株式会社のWEBサイトへ

指導教員として関わって

学生が広げてくれた本学の可能性

和歌山信愛女子短期大学 小滝 正孝 氏(教授)

実社会に関わって何かを創造していく学びの場を提供したいと考えていました。
今回、紀の川市役所と和歌山電鐵の職員の方が丁寧にご指導くださり、学生の持つポテンシャルを見事に引き出してくれました。パティシエとのやり取りやクラウドファンディングでの商品化の場を設けていただいたことも、見方・考え方が一つ上のステージに上がった大きな要因であったと思っています。
やる気になった若者のエネルギー、突破力は素晴らしい!結果、斬新なアイデアが広がり形になりました。学生たちも達成感を感じています。こうした学びを次年度にもつなげ本学の名物授業にしていきたいと考えています。

和歌山信愛短大のWEBサイトへ

学生たちの努力を「提案」だけで終わらせたくない

まさか、講義が終わっても挑戦を続けてくれるなんて

紀の川市 西川 昌克(企画部地域創生課主査)

紀の川市には、本市にしかない魅力がたくさんあります。「世界初の猫駅長 たま駅長」、「世界中から人が訪れる 貴志駅」、「青果売上日本一の直売所 めっけもん広場」、「産出額西日本一 桃」、その他県内産出額1位「いちご」、「キウイ」など、ここで紹介したものだけでも片手で数え切れません。しかし、これらの横断的な発信が課題でした。
当初は「5回で終わる講義」と位置付けていましたが、多様な主体を横断的に巻き込み、挑戦を続ける学生の努力を実現したいです。

紀の川市のWEBサイトへ

プロジェクトを応援する声

KiiKa 山野 裕代 氏(パティシエ)

ハードルを越え、伴走しながら形にしたいですね

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最終発表にオブザーバとして参加させていただいたのですが、学生の皆さんのアイデアや熱量に驚きました。
正直に言うと、学生の方のアイデアを、実際に“商品”として販売するには、越えなければならないハードルがいくつかあります。
例えば、同じ“焼き菓子”でも、水分含有量や素材の香りによって、個包装が必要になります。しかし、すべて個包装にすると、当然単価が上がってしまいます。
学生の皆さんが考えたコンセプトやストーリーを、学生の皆さんと一緒に形にできるのであれば、講義の枠を越えてご協力したいと思います。

KiiKa(山野 裕代 氏)のinstagramへ

紀の里農業協同組合 井谷 昂介 氏(JA紀の里)

紀の川市産果物を1年中楽しめるお菓子ができれば

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紀の川市産のフルーツに焦点を当てていただいて、とてもありがたいです。
和歌山電鐵さんといえば、国内外から観光客が訪れるローカル鉄道で、我々JA紀の里も青果部門の売上日本一の直売所「めっけもん広場」に多くの方がお越しになります。
信愛短大の学生さんたちのおかげで、企業・組織の枠を超えた交流が生まれたというのは、貴重な機会をいただいたと感じています。
また、提案だけで終わるのではなく、プロのパティシエの方のアドバイスもいただき、実現に向けて引き続き関わってくださるということで、非常に頼もしく思います。

紀の里農業協同組合のWEBサイトへ

お礼の品の紹介

日本一“おかしな”駅弁(本プロジェクト限定返礼品)

「そぼろ弁当」に見せかけた「フルーツタルト」
①タルト生地 ②アーモンド生地 ③クッキー生地の3層構造

『鶏そぼろと炒り卵の2色弁当風フルーツタルト(現在案)』

「①タルト生地」「②季節のフルーツのアーモンド生地」「③そぼろに見せかけたクッキー生地」の3層で構成されたそぼろ弁当風のお菓子です。
JA紀の里協力のもと、紀の川市産のフルーツをふんだんに使用し、KiiKa 山野氏の製造により、一つの商品として美味しいスイーツを目指します。
学生たちによる試食はもちろん、信愛短大オープンキャンパス(R6.5.25開催予定)による一般消費者の試食等を経て、ブラッシュアップを図る予定です。

▼あらかじめご了承ください
本プロジェクト設立時点で、学生たちはまだ試作品の試食等ができていません。
令和6年5月以降、講義最終回でオブザーバ参加いただいたKiiKa 山野氏による試作品の試食等を行い、最終的な完成を目指します。
プロジェクトの経緯や性質上、【本ガバメントクラウドファンディング限定の返礼品】となっており、返礼品の仕様や発送方法等は大きく変更となる場合もございます。
学生の提案を実現したいというプロジェクトの趣旨をご理解のうえ、お力添えくださいますと幸いです。

▼寄付金の使い道
いただいたご寄付は、以下のとおり活用予定です。
・50%を上限に信愛短大へ支援として支出
・30%を上限に返礼品代金として支出
・20%を上限に事務経費として支出
なお、剰余が生じた場合、紀の川市ふるさと納税の使途の一つである「特に使途を定めない」への寄付金と同様取り扱わせていただきます。

▼プロジェクト設立時点での返礼品の概要
・温度帯:冷凍便で発送
・外箱サイズ:(W)約11cm×(D)約9cm×(H)約2cm
※いずれも、R6.5.25時点の案で、変更になる場合があります。
※詳細は、紀の川市役所地域創生課へお問い合わせください。

ご寄付をお考えの方へ

ぜひご支援をお願いします

講義最終回、限られた時間のなかを駆け抜けました

この度は、紀の川市のプロジェクトページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
このプロジェクトは、検討期間を含めると、令和4年度から約2年に渡って実施しているものとなります。連携先の大学が短期大学ということもあり、学生たちは2年という短い期間で大学を卒業します。だからこそ、関わって下さった大学教職員の方々は、「1年生のときから、学内外を問わず、様々な経験を積ませてあげたい」と、大変な熱量をもって紀の川市と連携してくださいました。

高校を卒業したての学生たちが、大学で学ばなければならない“本業”を学びつつ、今回のようなプロジェクトに参画することは、容易なことではなかったはずです。しかし、10名の学生達は、笑顔を絶やさず、いつでも前向きに、一人の欠席者も出さず、主体性をもってプロジェクトを進めてくれました。

実は、今回のプロジェクトは、紀の川市にとって初めてのガバメントクラウドファンディングです。
これは、学生たちと一緒に講義を重ねるなかで、講師側の「このアイデアを、提案のままで終わらせるのはもったいない」という想いと、学生側の「自分たちのアイデアが社会に通用するのか挑戦したい」という想いが一致したことで実現できています。

プロのパティシエのサポートをいただいているとはいえ、素人集団が考えたアイデアです。目標額を達成できる保証はどこにもないですが、学生たちの想いと、それを支援したい地域の想いに共感いただける方は、ぜひご寄付をお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2024年06月19日 12:00

    より良い返礼品完成のために【進捗報告|その3】

    6/12(水)に和歌山信愛女子短期大学で今年度の活動のキックオフ会議が開催され、前年度関わった学生10名が引き続き、全員参加してくれました。
    進捗報告第3弾と第4弾は、キックオフ会議での意見交換の様子を報告します。

    ▼学生報告
    今回は試作品の試食とパッケージ案の案出しをしました。5/25(土)のSHIN-TANマーケットで試作品の感想・ご意見をいただきました。それをもとに、私達も試食を行い改善すべき点を話し合いました。
    私は初めて食べたのですが最高に美味しいです!タルトの部分には紀の川市が誇る6種類のフルーツをふんだんに使用しており、あっさりしていました。
    香りの強い柑橘系が他のフルーツより勝るので、フルーツを入れる分量をどうするかを話し合いました。見た目をより華やかにしつつ、「駅弁」要素をどうやって伝えるのか、塩梅(あんばい)が難しいです。
    プロジェクトを通じて、一つの完成品を作ることがいかに大変かを知りました。プロジェクトに関わっていただく方々と一緒に試作品を作り、様々な視点から意見が出るので、新しい考え方を知ることができて楽しいです。貴重な経験ができて嬉しいです。
    これから改良を重ねてより良い返礼品に磨き上げ、皆様のお手元に届くときには、驚きと喜びがある返礼品にしたいです。

    ▼報告者
    生活文化学科(生活文化専攻)
    高木 楓佳

    ▼担当者より一言
    今年度、自主活動として10名の学生全員が再度集結しました。「完成までどんなスケジュールで進めるか」「寄付者さまに喜んでもらえるのか」など、学生たちは目を輝かせて取り組んでいます。
    第4弾の報告は、来週公開予定です。

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  • 2024年06月05日 12:30

    お客様からのエール!!【進捗報告|その2】

    5/25(土)に和歌山信愛女子短期大学で開催された「SHIN-TANマーケット2024」で、来場者を対象とした試食会&アンケート調査を実施しました。
    進捗報告第2弾は、試食提供を中心に実施した学生2名による報告です。ぜひご覧ください。

    ▼学生報告
    今回の試食会は、にぎやかな雰囲気のなかでたくさんの方々に試食していただくことができました。
    「“おかしな”駅弁」や今回の「連携プロジェクト」の説明を真剣に聞いてくださり、応援の声もたくさんいただきました。
    何より印象に残っていることは、「おいしい」という言葉と、お客様の笑顔を見られたことです。
    一方で、タルトが思っていたより固くて食べにくいという意見がありました。
    なかには、残念なことにアレルギーがあり、食べられなかったお客様もいました。
    会話のなかで多くの意見を直接聞くことによって、商品の良いところと悪いところをお客様から正直に教えてもらうことができました。
    お客様から教えてもらった新たな発見や情報を今後の返礼品の改善に取り入れ、より良い返礼品への第一歩となる試食会になったと感じています。
    そして、貴志川線について私たちが当たり前に思っていたことが、実はたくさんの魅力にあふれていたということに気づくことができました。
    この取り組みを多くのお客様に発信し、実際に貴志川線を利用してもらい、地元の良さを知ってもらえる機会が増えて欲しいと考えています。

    ▼報告者
    生活文化学科(生活文化専攻)
    谷田萌恵、小林亜衣

    ▼担当者より一言
    5/25(土)には、約150名の来場者にご試食いただき、59件のアンケート回収でした。
    次回、6/12(水)に10名の学生が集まり、試食やアンケートの内容をもとに、返礼品の改善や梱包デザイン等に着手予定です。

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  • 2024年05月29日 12:30

    お客様の生の声を!!〜よりよい返礼品にするための1歩〜【進捗報告|その1】

    5/25(土)に和歌山信愛女子短期大学で開催された「SHIN-TANマーケット2024」で、来場者を対象とした試食会&アンケート調査を実施しました。
    進捗報告第1弾は、アンケート調査を中心に実施した学生2名による報告です。ぜひご覧ください。

    ▼学生報告
    今回の試食会に参加してくださった方々にアンケートを取り、試作品の味や見た目などの意見を頂きました。
    「おいしい」というお言葉をたくさん頂き、私たちの提案・返礼品に対する熱い思いがお客様に届いたことが、とても嬉しく思います。
    それとは逆に、よりよい返礼品にするためのご指摘も頂きました。その中でも「食べづらい」という意見が1番多かったです。
    例えば、「食べている途中にボロボロ崩れてしまったり、タルト生地が固く、お年寄りや小さな子供が食べづらい」という意見がありました。
    今回の試食会を通して、たくさんの方々に意見や感想を頂き、今後その意見を取り入れながらみなさんに喜んでもらえるような返礼品にしていきたいです。
    そして、私たちの提案・返礼品をきっかけに、貴志川線を利用してくれるお客様が増えるととても嬉しいです。

    ▼報告者
    生活文化学科(生活文化専攻)
    前田千尋、堀内季紀

    ▼担当者より一言
    多くの方々から、今回の取組や返礼品に関するご意見をいただき、学生たちはたくさんの刺激をいただいたようです。
    当日は、新聞社から取材もしていただき、学生たちは胸を張って取組や返礼品の説明をしていました。
    (第2弾は、同日、試食提供を中心に実施した学生2名による進捗報告です。)

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  • 2024年05月21日 10:56

    進捗報告

    プロジェクトに参加した10名の学生から、返礼品を寄付者の皆様にお届けできるまでの進捗状況を10回に分けて報告予定です。
    令和6年度プロジェクトの始動は、5/25(土)を予定しています。
    進捗情報の公開まで、今しばらくお待ちください。

    2023年度プロジェクト実践演習履修登録者一覧
    ▼生活文化学科 生活文化専攻 9名
     前田 千尋
     岡本 綾花
     小林 亜衣
     高木 楓佳
     武林 柚
     谷田 萌恵
     辻 咲花
     筈谷 和香
     堀内 季紀
    ▼生活文化学科 食物栄養専攻 1名
     井上 由衣

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和歌山県紀の川市

紀の川市は、全国でも有数の果物の産地。
西日本一の産出額を誇る 「桃」をはじめ、産出額県内1位のである「いちご」、「キウイ」、「梨」など1年を通して多種多様な果物が収穫されます。
今回のプロジェクトは、市が抱える地域課題に対し、学生の視点から見た紀の川市の強みを活かした解決策を模索するところから始まりました。
「和歌山信愛女子短期大学」をはじめ、「和歌山電鐵株式会社」、「紀の里農業協同組合(JA紀の里)」、もちろん「紀の川市役所」など、多様な主体が、各々の視点で紀の川市の地域課題解決策を検討し、実践しています。