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デマンド型乗合交通「チョイソコとなみ」を応援して、住み慣れた場所で生涯安心して暮らせるまちへ

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 30,000

3%

目標金額:1,000,000

達成率
3%
支援人数
2
終了まで
42
/ 90

富山県砺波市(とやまけん となみし)

寄付募集期間:2024年3月11日~2024年6月8日(90日間)

富山県砺波市

プロジェクトオーナー

砺波市は、医療機関や商業施設等が数多く立地する市街地を中心に、それを取り囲むように広がる広大な田園の中に家々が点在する「散居村」といわれる全国的にも珍しい集落形態を形成している、ゆとりある居住空間と高次の都市機能の両方を兼ね備えた全国有数の住みよさを誇るまちです。
自宅と目的地を自分の意志で自由に移動できるデマンド型乗合交通「チョイソコとなみ」の利便性を上げることで、誰もが住み慣れた地域で生涯にわたって豊かに安心して暮らし続けられる持続可能なまちづくりを進めたいと考えています。
砺波市の「古くて新しいまちづくり」の取組みをぜひ応援してください!

散居村での暮らし

夕焼けに映える散居村

「散居村」は広大な平野に民家が散らばって点在する全国でも珍しい集落形態です。
四季折々に表情を変えるその美しい景観は見る者を魅了し、地域の人々の叡智によって長い歴史の中で育み継承されてきた貴重な遺産として、また、豊かな暮らしの象徴として、市民のアイデンティティとなっています。
一方でこの「散居村」での暮らしでは、家と家の距離が離れているためバスなどの公共交通網が全てに行き届かないことから、特に自動車に乗れない高齢者や子どもはどうしても移動に不便を抱えて暮らすことになります。
このため散居村で暮らす人達はこれまで生まれ育った地域を離れてより利便性の高い市街地へと住まいを移る傾向がみられ、空き家や耕作放棄地が増え美しい散居景観が少しずつ失われつつあることが懸念されています。
このように地方を中心とした人口減少が進むなか、最近はあえて都市部への人口集中を誘導して行政サービスの効率化を図る「コンパクトシティ」を目指すまちづくりが一般的になりつつありますが、地域特有の財産である「散居村」の景観を守りながら住む場所を選ぶことなく、医療、福祉、商業、教育、観光など様々な生活サービスを平等に享受できる暮らしを実現することが、これからの地方都市に求められるまちづくりのカタチです!

デマンド型乗合交通「チョイソコとなみ」とは

散居村での暮らしを快適にするため、電話予約で運行する新しい形の乗合の公共交通です。
AI(人工知能)を活用した予約配車システムを導入し、予約の人数に応じてワンボックスなどのタクシー車両が自宅と病院やスーパーなど指定された停留所の間を、無駄のない最適なルートで運行します。
運行時間は9時から16時までで、1日6便(行き3便、帰り3便)運行しています。
利用料金は1運行500円で、これは市内のどこからどこまで移動しても同じ運賃となっています。
これは、一見、病院やお店が集中する市街地近くに住む人ほど割高になりますが、「散居村を守る」という大きなテーマのもと、市内のどこに暮らしても最低限の生活サービスを平等に享受できるという相互扶助の精神のうえに成り立っています。

チョイソコとなみサービスのしくみ

チョイソコとなみ公式サイト

利用状況・利用者の声

現在は1日平均25件ほどの予約があり、主に運転免許を持たない70歳以上高齢者の通院や買い物、福祉センターへの通所等に利用されています。
2024年1月末現在で指定停留所の数は265か所となっており、病院や食品スーパーに加え、利用者からの口コミでスポーツクラブや学習塾、お寺など変わり種の停留所もどんどん増えています。
また、指定停留所は、ウチマチサポーターと呼ばれるスポンサー(2023.10から2024.9までは無料)になっていただいた店舗等に設置されています。

利用者の声

利用者の皆さんからは、
「外出の機会が増えた」
「自宅前まで迎えに来てくれるのでありがたい」
「ワンコインなので距離を気にせず利用できる」
「気の合う友達と気軽に外出できる」
「家族の送迎に頼らず自分の意思で移動できるのがうれしい」
「運転に自信のない高齢者でも遠くのスーパーに出かけられて便利」
など喜びの声が寄せられています。

今日も元気に「チョイソコとなみ」は散居村をはしります

寄附金の使い道

■散居村型モビリティ「チョイソコとなみ」の運営費用:100万円
 運行本数(現在6便)の拡大
 運行時間や予約時間の拡大
 予約方法の変更
 など、公共交通としての利便性をさらに高め、新たな外出機会の創出と地域経済の活性化につなげます。

事業実施のスケジュール

■「チョイソコとなみ」の市内全域運行実証実験:令和5年10月~令和6年9月
■「チョイソコとなみ」の本格運行:令和6年10月~

直面する課題、そして今後の展望

なくてはならない市民の生活の足として徐々に定着してきた「チョイソコとなみ」ですが、新たな課題も出てきています。
現在は、1日6便と運行時間が決まっているため、もっと自由な時間に移動できるようにしてほしいという声や、運行時間を朝夕に拡大して朝一番の病院の予約に間に合うように、また夕方の子どもの塾通いに利用できるようにといったご要望も寄せられています。
また、このように利便性向上が求められる一方で、便利になりすぎることでチョイソコが安価なタクシーとなってしまい、既存のバスやタクシーの利用が極端に減って民業を圧迫してしまうおそれもあります。
他の公共交通機関との棲み分けを図りながら、「チョイソコとなみ」をより便利な公共交通としてブラッシュアップすることで、市民の新たな外出機会を創出して民間事業者と共存共栄を図っていくことが求められています。

いつでも気軽に仲間同士のおでかけも支えます!

さらに便利なチョイソコへ、新たな外出ニーズを創出してまちを元気に!

皆さんからのご寄附を活用して、「チョイソコとなみ」の運行本数や運行時間を拡大するための実証運行を実施します。
また、チョイソコ利用者向けのイベント(スポーツ体験会や体操教室など)を開催して、新たな外出機会を創出することで、まちへ出かける習慣づけを図り、ひいては他の公共交通の利用促進につなげたいと考えています。

「散居村」での暮らしを守り、砺波市らしい新たなライフスタイルを提案するため、利便性の高い公共交通はなくてはならない生活ツールとなります。
市民の新しい足「チョイソコとなみ」に対する皆さまの温かいご支援をお待ちしております。

お礼の品のご紹介(砺波市にお住まいの方は対象外となります)

■特典 「チョイソコとなみ」の利用回数券
20,000円コース 5,000円相当(2,500円券×2セット)
10,000円コース 2,500円相当(2,500円券×1セット)

砺波市に暮らす大切な方への贈り物にいかがでしょうか!
※「チョイソコとなみ」はあらかじめ会員登録した砺波市民が利用できます。

チョイソコとなみ公式サイト

【注意事項】

ふるさと納税の制度上、砺波市民の方には上記お礼の品含め、お礼の品をお送りすることはできませんが、寄附金控除を受けることはできますので、ご承知おきください。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

富山県砺波市

富山県西部に位置する人口約48,000人の地方都市です。
市域を縦貫する一級河川「庄川」によって形成された砺波平野には、屋敷林に囲まれた家々が点在する「散居村」が広がっており、その景観は日本の農村の原風景のひとつとも言われ、大学入学共通テストに出題されるなど広く全国に知られています。
また、歴史的にチューリップ産業が盛んで、特にチューリップ球根の生産量は全国一であり、水はけのよい庄川扇状地と冬の積雪によって、病気や寒さから球根を守りながら根を伸ばし、芽を出して球根が大きくなる春には、豊かな雪解け水と庄川扇状地の水はけの良い土壌によって、一球一球が重みのある質の高い球根が生み出されています。
毎年4月下旬から5月上旬に開催される「となみチューリップフェア」は北陸に春を告げる風物詩として定着しており、例年約30万人もの来場者でにぎわいます。
このほかJR城端線などの公共交通をはじめ、北陸自動車道や国道156号線、359号線など道路交通網が発達した交通の要衝として中心市街地には多くの商業施設が立ち並ぶなど、豊かな自然と都市機能を兼ね備えた全国トップクラスの“住みよさ”を誇る地方都市です。