【ネクストゴール1000万円】2024年能登半島地震 被災地支援活動にご支援をお願いします
カテゴリー:災害
寄付金額 6,838,390円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 683.8%
- 支援人数
- 388人
- 終了まで
- 受付終了
佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)
寄付募集期間:2024年1月2日~2024年3月31日(90日間)
佐賀県NPO支援×Civic Force
2024年1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方で震度7、新潟県中越地方で震度6弱の地震があり、北陸地方を中心に各地で家屋の倒壊や、停電、断水、けがなどの被害が確認されています。
これを受け、Civic Force(シビックフォース)は空飛ぶ捜索医療団”ARROWS"の一員として、情報収集を開始。被災地に少しでも多くの支援を届けるため、自治体や災害支援NPO、企業と連携しながら、被災地域のニーズに応じた緊急支援活動を行っていく予定です。
被災地の方々が一日でも早く通常の生活に戻るため、皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
お知らせ
(1/4追記)ネクストゴールを1000万円に設定
プロジェクト立ち上げ直後からの、皆さまからの迅速なご寄付に深く感謝申し上げます。
捜索活動が続く被災地で現地のニーズに応じた支援を行うため、引き続きご支援を募らせていただきます。
被災地では断水が続いており、避難者の健康・衛生管理も深刻化しています。今後も医療、救助、物資支援など複数の方面から支援活動を行います。
余震が続いており、今後さらに被害が拡大することも予想されます。
必要な支援を届け続けるため、引き続き皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。
<新着情報>
1/16 活動報告:珠洲市の避難所へ不足する肌着をお届け
1/13 活動報告:少しでも快適に休める環境づくりをサポート
1/7 活動報告:1日100人以上が避難所の給水場を利用(石川県珠洲市)
1/6活動報告:支援物資のピストン輸送開始、物資も輸送手段も不足する珠洲市へ
1/2活動報告:珠洲市で生存者を発見、救出
被災地支援活動にご協力をお願いします
石川県能登地方は、2023年5月にも地震による被害を受け、すでに多くの人が避難所などへ避難しています。
今後被害の拡大が予想される中、Civic Forceは1日より緊急支援に向けた準備を開始。
空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の一員として、ニーズ調査を行うとともに、緊急支援物資の配布や避難所サポートの活動を実施し、今後長引くことが予想される避難生活の改善支援や地域の復旧・復興の動きをサポートしていく計画です。
皆様のあたたかいご支援をどうかよろしくお願いいたします。
寄付金の使いみち
皆様からいただいたご寄付は、2024年1月発生の地震支援活動に活用させていただきます。
詳細は追って「進捗情報」欄にてご報告いたします。
・緊急支援チームの被災地への派遣・ニーズ調査
・緊急支援物資の調達・配布を予定(水、食料、衛生用品、感染症対策のアルコールやマスク、寒さ対策等の物資輸送等)
・ボランティアや被災地で活動する地域内外のNPOのサポート(Civc Force独自の復興支援プログラム「NPOパートナー協働事業」等)
・その他被災地のニーズに応じた支援活動 など
※指定寄付のうち、15%を運営費として活用させていただきます。
【目標金額に達しなかった場合の寄付金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合、集まった寄付金の範囲内で活動を行います。
また目標金額以上の寄附をいただいた場合、次の災害に備えた備蓄や体制整備に充てさせていただきます。
Civic Forceについて
Civic Forceは、大規模災害時に、企業・行政・地域などと連携して、被災地に迅速かつ質の高い支援を届けるため、2009年に発足した公益社団法人です。
各パートナーと、災害が起こる前から、災害時の支援プログラム策定や訓練、防災活動などを行い、災害時に迅速で効果的な支援を実現できるよう準備を行っています。
2019年からは、空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"の一員として、医師や救助犬を含むレスキューチームを派遣し、救急医療や行方不明者の捜索・救助、物資配布、パートナーとの連携による支援活動などを展開します。
主な活動実績
東日本大震災以降、佐賀や広島のNPO団体と協力して捜索救助や救急医療、空からの支援体制の強化をはかってきました。医師を含む専門家が、より迅速に被災地に入ることで、一人でも多くの命を救い、ニーズにあった支援を届けられるよう尽力しています。
これまでの緊急支援の実績は、以下の通りです。
・2012年7月:九州北部豪雨支援
・2014年8月:広島土砂災害支援
・2015年9月:関東大雨災害支援
・2016年4月:熊本地震支援
・2017年7月:九州北部豪雨支援
・2018年7月:西日本豪雨支援
・2018年9月:北海道胆振東部地震支援
・2019年7月:佐賀豪雨支援
・2019年10月:台風19号支援
・2020年1月:新型コロナウイルス緊急支援
・2020年7月:7月豪雨支援
・2021年7月:熱海土石流支援
・2022年8月:8月豪雨/台風14号/台風15号
・2023年5月:能登半島地震
・2023年7月:令和5年大雨(九州北部、秋田)
・2023年9月:台風13号
空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"
昨今の度重なる自然災害で迅速な緊急支援活動を実現するため、Civic Forceは、2019年12月に空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"に参画。その矢先に起きた新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、医療機関や福祉施設にマスクや医療資機材、トレーラー・テントを提供し、最前線で戦う人々をサポートしてきました。
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控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
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2024年04月15日 09:13
ご支援ありがとうございました!
たくさんのご支援ありがとうございます。
2024年元日の能登半島地震発生から3カ月。クラウドファンディングを始めてから、わずか3カ月の間に6,838,390円もの円ものご寄付をいただきました。皆様からの迅速かつ多大なるご支援、本当にありがとうございました!
Civic Forceは皆様のご支援を支えに、発災直後から奥能登最北端の珠洲市で緊急支援を開始し、行方不明者の捜索・救助、救援物資支援、避難所の運営サポートなど多岐にわたる活動を実施しました。
現在は引き続き被災した石川県の奥能登地域へ物資を届ける取り組みを続け、2〜3月は地域の人々のためにお風呂の無料サービスを行う銭湯「あみだ湯」に空気清浄機3台や歯ブラシ、衛生用品など必要とされる物資を順次届けました。また、オンラインマッチングプラットフォーム「Good Links」で備蓄倉庫などから配送可能な支援物資を公開。障害のある人や不登校の子どもたちへの支援、ペット支援などに取り組む地域のNPO2団体に給水袋や子ども用ブーツ、ボックスティッシュなどを届けました。
そして、3月からは奥能登や金沢で活動する以下の3団体との「NPO パートナー協働事業」が進行中。「NPOパートナー協働事業」とは、移り変わる被災地のニーズに応え続けるために実施するCivic Force独自の復旧・ 復興支援プログラムです。2011年の東日本大震災以降、全国の被災地でこれまでに日本全国で100以上の団体と連携し、生活再建に向けた専門家やボランティアの派遣、災害時に見過ごされがちな親子や障害者、高齢者への支援、地域活性化を目指す復興まちづくりなど多岐にわたる活動を展開してきました。
◉人手不足の被災地で学生ボランティアが活躍/北陸学院大学被災地支援センター
被災した地域の人手不足が大きな課題となる中、石川県金沢市にある北陸学院大学被災地支援センターでは、3月から学生ボランティアを被災地に派遣し、避難所や被災者の自宅などの清掃、仮設住宅でのサロン、金沢近辺での二次避難者向けサロンなどさまざまな活動を続け、全国の大学の学生派遣のハブとしての機能もはたしています。パートナー協働事業では、拠点整備や学生派遣にかかる交通費、ボランティア活動に必要な資機材の購入費用などをサポートすることで、被災した地域の復旧・復興を後押ししています。
◉避難者向けの居場所づくり/「小さなCove」プロジェクト
珠洲市で被災し、金沢に避難中の「Cafe Cove」の店主らが、避難者向けの居場所づくりを開始。避難者だけでなく金沢に暮らす人も混ざり合い、おいしい食事を楽しみながら避難生活で抱える不安や悩みを共有し、生活再建について考える活力にもなっています。2月に実施したプレ企画では「震災後、久々にみんなの笑顔を見れた」「日常の時間を取り戻せた」といった声が寄せられました。孤立する避難者とつながるため、常設型だけでなく、イベントを通じた「出張小さなcove」も開く予定です。
◉足湯で「つぶやき」を拾う/被災地NGO恊働センター
阪神淡路大震災の経験を生かして被災地の支援活動を続ける被災地NGO恊働センターは、一時50人以上が避難していた七尾市中島地区のコミュニティセンターで、避難所運営のサポートや物資支援、家屋の片付けや清掃などの活動を続けています。2月からは兵庫県防災士会と連携して「足湯隊」を結成。あたたかいお湯に足をつけて手をマッサージしながら代謝の活性化を図るとともに、1対1の会話を通じて、被災者の「つぶやき」を拾う取り組みを続けています。
引き続き被災地にご関心をお寄せください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
Civic Forceスタッフ一同
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2024年03月11日 10:03
「お風呂でゆっくりしてほしい」 銭湯あみだ湯に空気清浄機を提供
能登半島地震の発生から2カ月近くが経ちました。Civic Forceが参画する空飛ぶ捜索医療団ARROWSは、引き続き能登半島最北端の珠洲市などで医療支援や物資支援を続けながら、被災した地域のニーズに合った支援を届けています。
2月中旬、Civic Forceは1月に営業を再開した珠洲市の銭湯「海浜あみだ湯」に空気清浄機3台を届けました。銭湯を運営する新谷健太さんは「1カ月近くお風呂に入れなかった人もいます。再開から数週間の間に脱衣所や浴室ににおいが蔓延してしまい、感染症なども心配でしたが、この空気清浄機のおかげで、快適に使えるようになりました。みんなバタバタして心と体が離れ離れになっていると思いますが、お風呂でゆっくり将来のことを考えてもらえれば」と話してくれました。
約35年前に開業したあみだ湯は、長く地元に愛されてきた銭湯ですが、今回の地震で浴室のタイルがはがれ、天井の一部が落下。地盤沈下で駐車場には大きなくぼみができ、配水管も損傷しました。一時は「営業再開は難しい」と思われたそうですが、幸いにもボイラー設備に大きな破損はなく、地域内外の人々の後押しを受けて地下水をくみ上げる配管設備を修復。1月19日から営業を再開し、週3日、午後3~6時は市内の被災地域別に無料開放し、その後9時まで市民であれば地域を問わず受け入れています。
1日の利用者は400人近くにのぼることもあります。銭湯には家を失って避難所で暮らす人、家の片付けや仕事をしながら復旧の作業を続ける人など、心身ともに疲労がたまっている人も多くやってきます。数年前、珠洲市に魅力を感じて金沢市から移住した新谷さんは「一緒にあみだ湯を運営するメンバーも被災し、僕たちもこれからの暮らしについて悩んでいて探り探りだ」と言います。
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2024年02月27日 09:32
「これでゆっくり眠れそう」 珠洲市の避難所にマットレスを提供
地震発生から1カ月半以上が経ちましたが、今も1万人以上の方が避難生活を余儀なくされています。
Civic Forceでは、空飛ぶ捜索医療団ARROWSの一員として、現地で活動する団体と連携しながら珠洲市や七尾市で緊急支援活動を続けています。
2月16日には、約50人が避難する珠洲市の若山小学校の避難所に、マットレスをお届けしました。若山小学校の避難所では、発災から1カ月半以上が経っても、段ボールベッドの上に座布団や銀マットを敷くだけの状態で、ARROWSと珠洲市の保健師チームが、被災した方々の健康に配慮して「より快適に眠れるように」とマットレスの導入を提案。平時から連携するAmazonの倉庫(白山市)から届けられたマットレスを配ると、被災者の方々は早速、避難所のベットの上に敷いて寝心地を確認していました。
マットレスを受けとった方々は「今まで硬い段ボールベッドの上で寝ていたのでとても助かった」「ホテルみたいな寝心地でありがたい」と喜んでくれました。
避難生活が長引く中、避難所や在宅避難の方々の生活環境の改善に取り組むことで、引き続き「災害関連死」を防げるよう努めています。
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2024年02月15日 08:31
石川県高校野球連盟と連携して、被災地へ物資支援
Civic Forceでは、日本プロ野球選手会や石川県高野連と連携した被災者支援活動も行っています。1月には石川県高校野球連盟に生理用品1,008個、身体拭きシート1,512個、ドライシャンプシート1,008個、マウスウォッシュ1,008個などの衛生用品をお届けしました。
支援物資は能登半島地域の加盟高校野球部に届けられ、指導者や部員が被災した生徒や避難所へ渡しています。また各高校への物資の仕分けは、石川県立工業高校の野球部員の皆さんが協力してくれました。「自分たちにもできることがあれば」と高校生たちも被災地でがんばっています。
そのうちの1校、石川県立羽咋高校野球部からは、生徒や部活関係者も自宅や親類宅が被災したこと、学校も断水などの影響で場所や時間の制限が大きい中、勉強も部活も頑張っている様子が伝えられました。「まだまだ課題はたくさんありますが、一歩ずつ前を向いて進んでいきたいと思います」と力強いメッセージをいただきました。
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2024年02月13日 13:40
物資支援から、生活再建や地域の復旧に向けた支援へ
佐賀の備蓄倉庫で、七尾や珠洲、輪島で活動する支援団体に非常用トイレやカセットコンロなどをお渡ししました。避難所や在宅被災者に活用いただく予定です。能登半島地震は被災エリアが広く、様々なNPOが活動を行っています。珠洲市など現地での物資支援も継続中ですが、佐賀でも支援団体同士で情報共有しながら活動しています。
また被災から1ヵ月以上がたち、緊急的な物資支援だけではなく、被災者の生活再建や地域やコミュニティの復旧、ボランティア活動も始まっています。
新たなニーズに対応するため、珠洲市や輪島市でスタッフが地元団体を訪問しながら調査を行っています。報道は減っていきますが、被災した地域や方々にとってはこれからが大事なフェーズ。Civic Forceでは、手が届きにくいところへも支援を届けられるよう活動を続けます。
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2024年02月02日 13:12
ニュースレター号外!能登半島地震から1カ月、助かった命をつなぎ止めるために。
発災から1ヵ月がたちました。復旧・復興がすすむ一方で、未だ断水が続く地域もあり、「災害関連死」を防ぐ取り組みが喫緊の課題となっています。
Civic Forceはこれまでに緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」の一員として、元日から緊急支援活動を開始。能登半島最北端の石川県珠洲市を中心に、行方不明者の捜索・救助、避難所や孤立集落での医療支援活動のサポート、企業と連携した物資配布などを実施してきました。また、被災した地域の復旧・復興を中長期的な視点で後押しする独自プログラム「NPOパートナー協働事業」も開始しています。
発災から1カ月の活動報告をぜひご一読ください。
関連リンク
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2024年02月02日 13:11
被災者一人ひとりの暮らしの再建を支えるプロジェクト、スタート!
復旧・復興の一旦を担う事業や団体の取り組みをサポートするCivic Force独自のプログラム「NPOパートナー協働事業」が始まりました!
1つ目のプロジェクトパートナー団体は、甚大な被害を受けた石川県七尾市中島地区などの避難所で活動する被災地NGO恊働センターです。
今後より必要とされる、被災者一人ひとりの状況に合わせた生活再建や心身の健康をサポートしながら、被災した人々の「暮らし」を取り戻していくプロジェクトを協働して進めていきます。
【プロジェクト】被災者一人ひとりの暮らしの再建を支える事業
【内容】
・物資の配布、避難所環境の改善、災害ボランティアの受け入れ窓口の設置、在宅避難者の個別ニーズ把握等の緊急期〜応急期に対応した生活再建のための支援
・お茶会や足湯ボランティア、炊き出しなど被災者の心身の健康のための場づくりと心のケア
・生活再建や地域復興のための専門家による勉強会や相談会など
これまでにも被災地NGO恊働センターとは、物資支援等で連携してきましたが、今後よりソフト面の支援活動において連携を進めていきます。
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2024年01月25日 09:35
能登半島地震の発生から2週間が経ちました。
能登半島地震の発生から2週間が経ちました。Civic Forceが参画する災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”」は皆様のご支援に支えられ、能登半島最北端の珠洲市で緊急支援活動を続けています。 1月1日の地震発生後、緊急支援チームは同日中に珠洲市に向けて出発しました。能登半島最北端の珠洲市に到着したのは、発災から約24時間後。珠洲市では人口の7割が被災、私たちはまず5月の能登地震支援で連携した珠洲市保健医療福祉調整本部に入りました。「誰よりも早く来てくれた。もう一度会えて嬉しい」と涙を流して迎えてくれたのは、ご自身も被災者でありながら現場を任されている調整本部長。厳しい状況の中で気丈に振る舞う彼女の姿に、私たちも胸を打たれました。 以来2週間、ARROWSの医療チームは、避難所内の診療所開設にはじまり、全国から駆けつけた支援者の調整役としても尽力。様々な専門性や思いを持つメンバーと協力し、災害関連死を防ぐ取り組みに力を注いでいます。また、ARROWSは平時から準備してきたヘリコプターにより孤立地域での患者搬送や診療、物資支援も行いました。
絶望的な状況の被災地に一筋の光がさしたのは発災から124時間目。市内各地で消防や自衛隊と協力してご遺体の発見・搬送に携わる中で奇跡的に発見された生存者の救助医療処置をARROWSの医師が担いました。
また断水が続く中、珠洲市内の避難所横に給水所を設置し、利用可能者を避難所内に限定せず周辺での車中泊避難・在宅避難を続ける皆さんにも開放しています。浄水装置を製造する企業アクアデザインシステムの協力なくしては、この支援は実現しませんでした。
4日には奥能登への玄関口に位置する七尾市に物資の拠点倉庫を設け、10日からは地元のご協力により珠洲市でも倉庫を借りることができ、道路の損壊で大型車の行き来が難しい中で両市を小型車で行き来する物資輸送も開始しました。物資は平時から連携する全国の企業から寄せらせ、必要な物資をタイムリーに被災地へ届けています。避難所に加え、人知れず在宅避難を続ける方々へ、必要な物資配布支援にも力を入れています。
被災地では雪が降り、これから再び大雪になる見込みです。北陸の冬はとても寒く、長引く避難生活で、被災者の皆さんは心身共につらい状況が続いています。引き続き皆様のあたたかいご支援をどうかよろしくお願いします。
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2024年01月25日 09:25
銭湯で物資配布 一人でも多くの人へ届けるために
地震発生から3週間が経ちました。Civic Forceが参画する空飛ぶ捜索医療団ARROWSは、引き続き能登半島最北端の珠洲市で医療支援活動を行い、合わせて避難所内外での物資支援も続けています。
本日21日は、再開したばかりの銭湯の敷地の一角を借りて、衣類や飲みもの、衛生用品などを配布しました。
珠洲市内では未だ広範囲で断水が続いています。昨日20日からは珠洲市だけでなく、甚大な被害を受けた輪島市への物資支援も開始しています。多くの人が「洗たくができなくて困っている」と口にし、また、厳しい寒さが続く中「着替えの肌着がなくて辛かった」と喜んで肌着を受け取る人も多くいました。
珠洲市沿岸部の銭湯は、浴場天井や配管が破損したうえ室内に砂が入るなど甚大な被害を受けましたが、急ピッチで修繕を進められ19日から営業を再開。地下水を活用した銭湯は、再開初日から多くの人が訪れ、道には長蛇の列ができていました。銭湯を利用する人の中には、「発災から一度も風呂に入れなかった」という人も少なくありませんでした。
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2024年01月17日 10:46
1/10 ウレタンマット240枚を珠洲市内の避難所へ、被災者が眠れる環境づくりを
避難所への物資配送において、交通アクセスの悪さや輸送手段の確保が課題となる中、Civic Forceでは七尾市内に全国の企業から集まった物資の集積場所を設置。トラックや船を使って、珠洲市内の避難所や必要な施設へ配送しています。
1/10には、緊急災害対応アライアンスSEMA を通じて、三井化学株式会社より支援いただいたウレタンマット240枚を石川県珠洲市内の避難所等へ届けました。多くの被災者の方から「かちかちのベッドで寝なくてよくなった、ありがとう」と。段ボールベットが使われている避難所もありますが、かたくて寝付けない方などもおり、被災者が睡眠を確保できる環境整備が急務となっています。
Civic Forceでは引き続き、物資支援等を通じて避難所の環境改善につとめます。
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2024年01月17日 10:44
1/5 非常用トイレ4800回分を避難所へ 衛生環境改善の一助に
地震による住宅の倒壊や火災、津波の甚大な被害を受けた珠洲市では、市内に約50の避難所が開設され、人口の7割以上もの人が避難しています。避難所では断水の影響で水が不足し、特に避難所トイレの衛生環境が悪化しています。感染症のリスクやトイレを我慢し水分を取らずに脱水症状を引き起こす危険性も懸念されています。
日本プロ野球選手会と立ち上げた選手会ファンドの支援により、Civic Forceは1月5日、避難所となっている飯田高校と緑ヶ丘中学校にそれぞれ2400回分の非常用トイレ(日本製)をお届けしました。佐賀の備蓄倉庫から搬出した今回の非常用トイレは、既存施設の洋式便器を使用して使う簡易トイレで、汚物袋や処理袋、凝固剤がセットになっています。凝固剤は、感染症の原因となる大腸菌、アンモニア産生菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ状球菌等の菌に対して初期抗菌性・抗菌性の持続効果に優れています。
非常用トイレを受け取った飯田高校の教頭先生は「1回分のトイレを家族で3回使っているような状況で、とても助かります」と、ほっとした表情を見せてくれました。また、緑ヶ丘中学校の校長先生や地域の皆さんは「本当にありがとう、ありがとう」と、何度も伝えてくれました。そして、私たちが避難所を去ろうとすると、皆さんは見えなくなるまで見送ってくれました。
トイレを届けた根木は「東日本大震災以降、備蓄物資の整備に力を入れてきた。配備していた非常用トイレが役立ってよかった」と振り返ります。非常用トイレは昨年7月の九州豪雨災害の際にも、福岡県の病院などで支援物資の一部として届け、とても重宝されました。
またARROWSのニーズ調査に基づき、非常用トイレのほかに、オムツやおしりふ木、乳児用のミルク、ゴミ袋なども届けました。
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2024年01月05日 00:00
ネクストゴールを1000万円に設定
プロジェクト立ち上げから早々に皆さまからの迅速なご寄付に深く感謝申し上げます。
捜索活動が続く被災地で現地のニーズに応じた支援を行うため、引き続きご支援を募らせていただきます。
被災地では断水が続いており、避難者の健康・衛生管理も深刻化しています。今後も医療、救助、物資支援など複数の方面から支援活動を行います。
余震が続いており、今後さらに被害が拡大することも予想されます。必要な支援を届け続けるため、引き続き皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。
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2024年01月04日 08:33
1/2 珠洲市で生存者を発見、救出
石川県内では多くの建物が倒壊し、懸命な捜索救助活動が続けられています。Civic Forceメンバーの黄春源ら空飛ぶ捜索医療団のレスキューチームも、石川県珠洲市で消防署から行方不明者の捜索依頼を受け、活動を開始。1月2日、捜索に当たる中、捜索にあたる中、現場近くにいた方から「別の場所にも人がいる。崩れた家の下敷きになってしまった女性がいて助けてほしい」と救助要請がありました。黄が駆けつけたところ、倒れた家屋の柱や家具の隙間に挟まれ、動けなくなっていた高齢者を発見。声をかけたところ、まだ声を出すことができ、しっかりと息をされていました。地元の消防チームと連携し、2階の窓から担架で救出。その後、近くの指揮所にて、ARROWS医療チームの医師が診察し、病院へ搬送しました。
またニーズ調査を続けていた医療チームは、現段階では病院ではなく避難所での医療支援が必要と判断。避難所になっていた中学校の教室で臨時診療所を開設しました。急遽、開設した診療所の部屋の前には、すぐに10人以上の列が並びました。「いつも飲んでいた薬が手元になくて不安」「避難生活の中での体調が悪化している」など住民の不安に寄り添いながら、医薬品を提供しました。チームの稲葉医師は「病院でなくとも対応できる可能性のある軽症患者が、避難所から病院に押し寄せていて、その結果、必要な医療が届けられなくなる可能性が危惧された」と話しました。
現場は厳しい状況が続いていますが、引き続き自治体と連携しながら活動を続けます。
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佐賀県NPO支援
佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。
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反映まで数日かかることがあります。