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【北前が誘う浪漫の旅プロジェクト】日本遺産のまち備前「北前船」で唯一無二を体感!

カテゴリー:観光・PR 

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寄付金額 3,576,000

7.1%

目標金額:50,000,000

達成率
7.1%
支援人数
114
終了まで
受付終了

岡山県備前市(おかやまけん びぜんし)

寄付募集期間:2023年12月1日~2024年2月28日(90日間)

岡山県備前市

プロジェクトオーナー

大阪万博2025を契機に、瀬戸内海沿岸の市町では海域利用における観光需要の高まりが予想されています。備前市の観光振興は日生地域の観光資源である「多島美景観」の活用が急務であり、他地域に先手を打つためにも新たな観光施策の開発を検討してきました。
そうした中で、日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」の49番目の関係市町として、大多府漁港元禄防波堤をはじめとする構成文化財が日本遺産に追加認定されました。この日本遺産認定を契機に、「北前船」をモチーフにした他に類の無い観光船を建造し、多島美織り成す島々と「北前船寄港地」を巡るなど新たな観光ルートの開発に挑戦します。
また、このプロジェクトを観光振興のフラッグシップとして、日本遺産である「旧閑谷学校」や「備前焼」など、自然豊かな観光資源に歴史的な文化遺産・史跡が点在する❝備前市ならでは❞の魅力を広く発信していきます。

備前「北前船」を実現!備前の魅力を発信したい!

急激に過疎化が進む島しょ部では、観光PRをはじめ観光客の誘客など賑わいの創出による活性化が必要であり、資源を活用した歴史ツアー等の魅力ある観光ルートの開設が急務です。また、新型コロナウイルス感染症による影響で備前市の観光事業も大きな打撃を受けています。

備前市では2015年に「旧閑谷学校」、2017年には「備前焼」が日本遺産に認定されており、これまで統一的なシンボルマークの開発やパンフレット、ガイドブック、映像の作成、イベントなどの実施により、市内日本遺産の認知度向上を目指し情報発信を行ってまいりました。しかしながら、依然として一般的には認知度が低いことが現状の課題です。

そうした中、2022年7月に「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」に49番目の自治体として追加認定され、「三つの日本遺産がある文化のまち」として新たに歩みはじめたところです。
この「北前船」の日本遺産認定を契機に、これらの課題の打開をめざした新たな観光施策として、備前「北前船」の建造にチャレンジします。ぜひ、ご協力を賜れれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


日本中に物資や海の恵み、文化を運んだ北前船

備前「北前船」は備前市の人とモノを運ぶ

江戸時代、北海道・東北・北陸と西日本を結んだ西廻り航路は経済の大動脈であり、この航路を利用した商船は北前船と呼ばれました。北前船は、米をはじめとした物資の輸送から発展し、船主自身が寄港地で仕入れた多種多様な商品を、別の寄港地で販売する買い積み方式により利益をあげたことから「動く総合商社」と形容されています。日本海や瀬戸内海沿岸に残る数多くの寄港地・船主集落は、北前船の壮大な世界を今に伝えています。

備前からも、備前焼をはじめとした産物が北前船によって各地に運ばれました。トラックや鉄道などがない江戸時代には、船を使った海運が大型輸送の主力でした。重い備前焼も船によって大量に輸送することができたのです。

備前市の三つの日本遺産はそれぞれに繋がっており、近世日本の教育遺産群「旧閑谷学校」の建設を主導したとされる津田永忠は、北前船の構成文化財の1つ、大多府漁港元禄防波堤の設計にも携わっています。また、旧閑谷学校には建物が長く使えるような工夫が随所に施されており、その一つが備前焼を使用している屋根瓦です。北前船は日本各地へ物資を運んでいましたが、その中には備前焼も含まれていました。備前焼は狛犬や壺、茶器だけでなく、鞆の保命酒の容器(現在の福山市)として使用されるなど、他の産物とともに北前船に運ばれていくものもありました。

「北前船」をきっかけに他の日本遺産のストーリーを見ることで新たな備前市の魅力が再発見でき、備前「北前船」として市内の観光を繋げていきます。

【北前船】備前市の構成文化財

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〇大多府漁港元禄防波堤(おおたぶぎょこうげんろくぼうはてい)

北前船をはじめ参勤交代の御座船や大型廻船が寄港する岡山藩公儀の港・大多府港の防波堤

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〇灯籠堂(とうろうどう)の石塁(せきるい)

北前船をはじめ参勤交代の御座船や大型廻船が寄港する岡山藩公儀の港・大多府港への道しるべの灯籠堂の石塁

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〇大井戸

北前船をはじめ参勤交代の御座船や大型廻船が寄港する岡山藩公儀の港・大多府港にある飲料水提供用の井戸

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〇甚九郎(じんくろう)顕彰碑

北前船で財をなした日生の廻船業者田淵屋末友甚九郎の碑

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〇北前船の模型【備前市加子浦歴史文化館】

北前船やはしけの模型など

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〇片上八景(かたかみはっけい)【ゑびすや荒木旅館】

北前船が寄港し係留されている片上港近辺の様子を描いた絵図

寄附金の使い道

【注意事項】

寄附金は、備前「北前船」を建造する費用に充てさせていただきます。

【備前「北前船」建造スケジュール】
・2023年:基本設計、実施設計、建造、運航計画の策定
・2024年:建造、運航計画策定
・2025年:運航開始

※目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、本事業の費用として大切に活用させていただきます。

シビックプライドを育む観光シンボルとして

観光船内観のイメージ

備前「北前船」を建造し、これを観光のシンボルとして市民が誇りをもって共有し、まち育てのための原動力を生み出す資産になることを期待しています。

本プロジェクトを契機に、三つの日本遺産の関連施設を相互に連携することで、相乗効果を期待するとともに、落ち込んでいる観光需要の喚起につなげたいと考えています。

一つの市に三つの日本遺産があるということを、市民自らの誇りに感じてもらうことで、関係人口の創出拡大に向けた機運が高まり、まちに活気や新しい事業が生まれ、市全体の底上げが図れます。

備前「北前船」を観光のフラッグシップとして、❝備前市ならでは❞を内外に発信していくことで、新しい時代に相応しいシビックプライドの醸成を目指し、本プロジェクトを推進していきます。

事業を応援してくださる方からのメッセージ

備前市観光ボランティアガイド協会 会長 片山伸榮さん

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海とみどりと炎のまち 備前市
三つの日本遺産をはじめ、文化、歴史遺産と食や自然にも恵まれて“ほっこりできる”備前市内の観光を楽しんでいただけるよう、私たちは日々励んでいます。
そんな折、“北前船をつくる”という「エッ!ホント!!」と思うようなニュースが届きました。公表された北前船は、現代的で美しくビゼンカラーに統一された素晴らしい船に見えました。「私たちも乗りたい!どんなガイドする?」と令和7年を楽しみにしています。
ぜひ、皆様にも共感していただき、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
私たちも精一杯のおもてなしでガイドさせていただきますので、備前市に、備前丸に、私たちに会いにきてください。
お待ちしています。

プロジェクトにご賛同いただける皆様へ

岡山県備前市長  𠮷村 武司

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岡山県備前市は、2022年7月に日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」に49番目の自治体として追加認定され、既に認定されている「旧閑谷学校」、「備前焼」と併せて「三つの日本遺産がある文化のまち」となりました。
これを機に、三つの日本遺産の関連施設等を積極的に活用してさらに観光振興及び市域を越えた「人」や「モノ」の交流を活性化させたいと考え、公募型プロポーザルの結果、岡山県出身の工業デザイナー 水戸岡鋭治氏のデザインによる「北前船」をイメージした観光船の建造を行うことといたしました。
このプロジェクトに賛同された皆さまには、新しい観光船の建造に参画されることで、北前船が各地の寄港地にもたらした繁栄や当時の賑わいに思いを馳せていただければと思います。
全国の皆様方からの熱いご支援をお願いするとともに、備前市へのご来訪とご乗船を心よりお待ち申し上げております。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品のご紹介

備前市オリジナルのお礼の品

北前船主は、江戸時代末期、一艘の船でおよそ千両もの利益を得ることができました。
当時は小判でも取引が行われていたことから、備前市の三つの日本遺産「旧閑谷学校」、「備前焼」、「北前船」をデザインした金製品をお礼の品としてご用意しています。
     

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黄金カード【旧閑谷学校】
 ・日本遺産ストーリー:近世日本の教育遺産群
 ・純金1グラム  サイズ 横:86mm 縦:54mm

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黄金メダル【備前焼】
 ・日本遺産ストーリー:きっと恋する六古窯
 ・純金3グラム  サイズ 直径:18mm

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黄金小判【北前船】
 ・日本遺産ストーリー:荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間
 ・純金5グラム  サイズ 横:24mm 縦:43mm

  • 2024年03月26日 17:35

    ご支援いただき、誠にありがとうございました

    2月28日をもちましてプロジェクト寄付受付を終了いたしました。目標額には届かなかったものの、114名の方からご支援いただけたこと、大変嬉しく思っております。
    温かいメッセージと共に、応援いただき本当にありがとうございました。 いただいた寄附金は、備前「北前船」の費用として大切に活用させていただきます。
    建造に着手しましたら、進捗状況を市ホームページなどでお知らせさせていただきます。
    みなさまからのご支援のお気持ちに応えられるよう、頑張っていきますので引き続きの応援をどうぞよろしくお願いします。

    本当にありがとうございました。

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岡山県備前市

備前市は、800年の歴史を持つ備前焼と世界最古の庶民のための公学校である閑谷学校、北前船寄港地の3つの日本遺産を有す、伝統文化を引き継ぐまちです。また、美しい自然や美味しい果物・魚介類など、山と海の恵み豊かな観光のまちでもあります。
日生町は漁師町でもあり、県下一の生産量を誇る「牡蠣」や、牡蠣の入ったお好み焼き「日生カキオコ」(ご当地グルメ)を求め、全国から多くの方がお越しになられています。また、備前♡日生大橋と瀬戸内の鮮やか海とのコントラストも見どころのひとつです。
ほかに、中世以来の伝統を誇る陶芸の里の街並み散策や、旧閑谷学校などの伝統文化にも触れることができます。
伝統文化と山海の豊富な幸など、素晴らしい資源に恵まれた備前市でなら、のんびりのどかな風景と心地よい風を感じられることでしょう。