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剱岳の麓で取り組む、映画「おおかみこどもの雨と雪」の森づくりプロジェクト

カテゴリー:自然・環境 

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寄付金額 1,026,382

20.5%

目標金額:5,000,000

達成率
20.5%
支援人数
68
終了まで
受付終了

富山県上市町(とやまけん かみいちまち)

寄付募集期間:2023年11月1日~2024年1月29日(90日間)

富山県上市町 × YAMAP

プロジェクトオーナー

富山県上市町では、本町出身の細田守監督作品「おおかみこどもの雨と雪」の公開 10 周年(2022年)を期に、「おおかみこどもの森づくり」プロジェクトに取り組んでいます。
このプロジェクトは、映画の舞台となった上市町に雨と雪と花が一緒に過ごせるような豊かな森をつくり、町民や町を訪れる映画ファン、自然を愛する人々が長い時間軸で森づくりに関わり続けられる場所と機会を創ることを目指します。そして、森づくりを通して映画作品のテーマでもある自然との共生や多様性について考えて、より良い未来に繋ぐ活動の場にしていきたい、そんな願いをこめて森づくりをおこなっていきます。皆さまからの温かいご寄付をどうぞよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

映画『おおかみこどもの雨と雪』の舞台モデルとなった、富山県上市町でおこなう森づくりプロジェクト

北アルプス・立山連峰と、その麓に広がる富山県上市町の風景。

名峰・剱岳(標高2,999m)を筆頭に、今も昔も、訪れる人の心を魅了してやまない、北アルプス・立山連峰。

その麓に位置する富山県上市町の東部には、国内では数少ない氷河や、多様な動植物が生息する剱岳山麓が広がっています。

上市町は、2012年に公開され、世界的な注目を浴びた細田守監督のアニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』が描かれた舞台モデルとしても知られています。

本作品は、「母と子」をテーマにした作品。「おおかみおとこ」と、人間(花)との間に生まれた「おおかみこども」の雨と雪が、自然豊かな田舎町でさまざまな人や獣と出会い、「自分の生きる道」を見つけ出すまでを描く物語です。


作品の中で、雨と雪が直面する葛藤「人間として生きるか、おおかみとして生きるか」は、「自分の人生をどう生きるのか」ということを、改めて私たちに問いかけてくれます。

作品に登場する古民家は、上市町に実在する。

“人生の様々な局面において、どのような選択をするのか。”

2022年で、作品公開から10年という月日が経った今でも、『おおかみこどもの雨と雪』は、私たちに大事なテーマを問い続けてくれます。

その一つが、「私たちは自然とどのように共生すればよいのか」ということ。

その問いを考えるきっかけとして、作品の舞台である上市町に「雨と雪と花が一緒に過ごせるような」森、多種多様な動植物が息づく豊かな森をつくれないだろうか。そして、アニメのファンや自然を愛する人々が、作品や上市町と長い時間軸で関わり続けられるための場所になったとしたら...そんな想いから、本プロジェクトは始動しました。

これまでの、おおかみこどもの森づくり

細田守監督が参加された、記念植樹イベント

細田監督(左から2番目)と中川町長らで、植樹イベントを実施。

2022年8月11日(山の日)に、作品を手がけた細田守監督らと「おおかみこどもの森づくり」のスタートとなる記念植樹イベントを、富山県上市町のふるさと剱親自然公園にて行いました。

細田守監督からは、「作品公開から10年が経ち、映画の中で考えてきたことが現実の世界で引き継がれることになったのは、見てくれた皆さんのおかげです」とコメントをいただいています。

第1回「おおかみこどもの森づくり」植樹祭

2023年5月末に、ふるさと剱親自然公園にて、第1回「おおかみこどもの森づくり」植樹祭を開催しました。植樹祭には、プロジェクトに賛同いただいている方々、森づくりに興味関心のある町内外の方々、映画作品のファンなど、全国各地から約100名が参加されました。

植樹した多様な広葉樹の苗は、合計240本。
上市町に元から植生している樹種(ブナ、ミズナラ、ホオノキ、ハウチワカエデ、ムラサキシキブなど)を森づくりの専門家(西野文貴氏:林学博士)が事前に植生調査を行い、選定した苗を植樹しました。

里山 ZERO BASE代表の西野文貴氏による植樹ガイダンスの様子。
参加者と交流を深める上市町公認アンバサダーの三太くん(中央)たち
植樹祭前に手入れした、ふかふかの土壌に、苗木を植樹していきます。
植樹した苗には、参加者のメッセージが書かれた木札がかけられました。
第1回「おおかみこどもの森づくり」植樹祭の参加者。

小学生を対象とした、おおかみこどもの森づくり講座 & ワークショップ

宮川小学校体育館で実施した、森づくり講座の様子。

「おおかみこどもの森づくり」の取り組みを背景に、森づくり講座 & ワークショップを細田守監督の母校である宮川小学校で行いました。(2023年5月末)

ワークショップでは、森づくりに必要な藁の苗(陸稲)を育てるためのポットを、参加した小学生ら約150人に作ってもらいました。しっかりと育った藁は今後の植樹イベントにて、活用していく予定です。

参加したこどもたちの声を、以下にご紹介いたします。

・おおかみこどもの森づくりを通して森の働きなどにもっと興味をもつことが出来ました。
・自然がなかったら私たちが一番困る。自然を大切にすることを実感できた。
・知らなかった植物のことをすごく知れてすごくうれしかったし楽しかった。もっと植物を大事にしようと思いました!


私たち上市町は、こどもたちがおおかみこどもの森づくりに関わることで、自然の大切さに気づき、関心を持ってもらう機会を増やしていければと思っています。

「おおかみこどもの森づくり」プロジェクトへの寄付のお願い

「おおかみこどもの森づくり」は、幅広い年代の人々に愛される作品の世界観を大事にしながら、映画を愛する方々、山や自然を愛する方々にご支援、ご協力いただきつつ、森づくりを行い、成長する姿を見守っていく取り組みを進めています。

この活動を続けていくためには、皆様のご支援が必要不可欠です。「おおかみこどもの森づくり」を育て、守り続けていくために、応援してくださいますようよろしくお願いいたします。

※2024年実施予定の植樹イベントにつきましては、寄付いただいた方に別途お知らせいたします。

寄付金の使い道

いただいた寄付金は、おおかみこどもの森づくり事業に活用させていただきます。

・「おおかみこどもの森づくり」に必要な植生調査や環境整備費
・植樹祭に関わる経費(苗、資材、運搬費など)

※目標金額以上の寄付をいただいた場合は、本プロジェクトを継続、拡大していくための費用(森づくり講座 & ワークショップ実施など)として使わせていただきます。
※目標金額に達しなかった場合においても、本プロジェクトの事業費として活用させていただきます。

上市町長 中川行孝からのメッセージ

剱岳からの恩恵をいただき、つくられた大自然の中、雨と雪と花が一緒に過ごせるような豊かな100年続く森づくりをしていきましょう。
「おおかみこどもの森づくり」プロジェクトの趣旨に賛同される方々のご支援をよろしくお願いします。

お礼の品のご紹介

  • 2024年02月05日 10:19

    たくさんのご寄付や応援、ありがとうございました!

    この度は富山県上市町の「剱岳の麓で取り組む、映画「おおかみこどもの雨と雪」の森づくりプロジェクト」にご賛同とご寄付をいただきまして、誠にありがとうございます。
    頂戴した寄付金は「おおかみこどもの森づくり」に必要な植生調査や環境整備のほか、植樹祭に関わる経費(苗、資材、運搬費など)の支援に大切に使用させていただき、剱岳のふもとの大自然の中、雨と雪と花が一緒に過ごせるような豊かな100年続く森づくりを目指せるように精進いたします。
    重ねてお礼申し上げるとともに、今後ともお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
    【報告】
    寄付総額 1,026,382円
    支援人数 68人

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富山県上市町

上市町は、北アルプスの名峰「剱岳」の麓の町として位置し、県都富山市から電車・車で約25分の距離にあり、豊かな自然に加え、生活に不可欠な環境が整う「便利な田舎」が特徴です。かつては「市」が開かれた町として賑わいを見せ、商業のほか繊維産業も盛んで、現在は、医薬品製造業が盛んな田園工業都市です。また、真言密宗の大本山の「大岩山日石寺」、禅宗曹洞派の名刹の「眼目山立山寺」や環境省指定「全国名水百選」の一つでもある穴の谷霊水など、自然や歴史、文化の見どころの宝庫でもあります。