明治維新150年!佐賀の伝統工芸を未来へ

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成

寄付金額 2,100,000

105%

目標金額:2,000,000

達成率
105%
支援人数
20
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2018年3月21日~2018年8月31日(164日間)

佐賀県NPO支援 × ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクトオーナー

幕末・維新のころに日本の産業革新をリードした佐賀県には、伊万里・有田焼だけでなく、多くの魅力的な伝統工芸が受け継がれています。
認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は「工芸最先端宣言!」を合言葉に、技術と素材を生かした現代の伝統工芸を、未来に通用する地域産業へと進化させ、地域活性化に寄与する「ピースクラフツSAGA」事業に取り組んでいます。同時に、この事業にご賛同いただける「市民パトロン」を広く募集しています。ふるさと納税で気軽に、市民パトロン運動にご参加いただけます。

■最新のプロジェクトで支援受付中

 

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陶磁器だけじゃない 佐賀の工芸

佐賀の伝統工芸は、実に多彩な美しさと技を現代に伝えています。広く知られている「伊万里・有田焼」や「唐津焼」などの陶磁器に加えて、「肥前びーどろ」「佐賀錦」「鍋島緞通」など、優れた特徴と歴史を持つ工芸品が他にもたくさんあります。

幕末・維新期に鍋島直正や大隈重信など優秀な人材を数多く輩出し、鉄製大砲の鋳造をはじめ最先端の科学技術を誇った佐賀の産業風土も、工芸の発達と継承に影響を与えました。

今から150年前、佐賀は世界を見ていました。そして今、佐賀は未来を見ています。
ピースクラフツSAGAは、伝統を引き継ぎながら、そこにとどまらず、未来を目指して研鑽や革新に取り組んでいる工芸を支援しています。そのいくつかをご紹介します。

肥前びーどろ

江戸末期、佐賀藩が近代的軍備の研究を目的として設立した「精錬方」(後の佐賀精錬合資会社)が、佐賀でのガラス製造の起源です。

佐賀精錬合資会社から独立開業した副島源一郎は、オランダの文献から学んだ技術をもとに、「ジャッパン吹き」という独自の技法を編み出しました。

伊万里・有田焼

佐賀県を代表する国指定の伝統的工芸品「伊万里・有田焼」は、1616年に陶祖、李参平が開いた日本最古の磁器産業です。

その後、初期伊万里様式、柿右衛門様式、色鍋島様式などの伝統様式が発展し、日本の陶磁器文化に広く影響を与えました。

2016年に創業400年を迎えた伊万里・有田焼の事業者は、伝統を守るのみならず、未来に向かって新たな挑戦を続けています。

佐賀錦

金箔や銀箔などを張った和紙を細く裁断して経糸に、染色した絹糸を緯糸にして少しずつ手作業で織り上げます。

佐賀県出身の元首相、大隈重信が愛し、「佐賀錦」と命名。1910年にロンドンで開かれた日英大博覧会に出品されて「日本手芸の極致」と称賛されました。

バッグや帯締めなどの和装小物が中心ですが、最近は名刺入れやピンズなども作られています。

鍋島緞通(なべしまだんつう)

江戸初期に佐賀の農家に生まれた古賀清右衛門が長崎で中国人から教わった技術を起源とし、佐賀藩が御用品として生産を奨励しました。

経糸、緯糸ともに上質の木綿を使い、方眼紙に描いた図案を見ながら一段ごとに織り込んでいきます。

熟練の職人でも1日に織れるのはわずか数センチメートル程度。優美な柄と心地よい肌触りが魅力の工芸品です。

 

 

2018年は明治維新から150年の記念すべき年

当時、国内最先端の技術を有した佐賀藩は、日本中から注目される存在であり、他藩に先んじて世界に目を向けていた先見性を持つ雄藩でありました。

明治という新しい時代に、産業の近代化を進め、今日の日本の原型を作ったのは、実は佐賀の人々。この明治維新150年を機に、佐賀の殖産興業がもたらした工芸品の素晴らしさを県内外に広めたいと思っています。

あなたも参加しませんか?佐賀の伝統工芸を守る「市民パトロン運動」

5000円のふるさと納税から参加できる工芸事業者への賛助活動

ピースウィンズ・ジャパンが提案する市民パトロン運動は、ふるさと納税を通して、工芸品の使い手である個人が市民パトロンとなって、作り手とつながりながら支援を行える賛助活動です。

ピースウィンズ・ジャパンは、市民パトロンの皆様からご提供いただいた寄附金を活動資金として、社会貢献、文化活動、地域産業育成など、工芸事業者の未来に向けた挑戦をサポートする「ピースクラフツSAGA」事業にこれまで以上に取り組みます。

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!

ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。

ふるさと納税をもっと知る
私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)
ふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディングについて

工芸事業者の未来に向けた挑戦がスタートしています

ピースウィンズ・ジャパンはピースクラフツSAGA事業の一環として、佐賀の工芸事業者7組とファインクラフトの祭典「レベラション2017」(仏パリ、2017年5月)に出展しました。

新たな作品の創作に際しては、仏人デザイナーやアドバイザーを招聘し、伝統の素材や表現技法をベースとしながら進化した工芸品の開発に挑戦しました。

ピースウィンズ・ジャパンはこうした支援事業を継続しながら、皆様にも工芸事業者との交流や商品や作品に関する意見交換などに参加いただける「市民パトロンツアー」も企画中です。

ふるさと納税を通じて、こうした市民パトロン運動にご参加いただけます。

その他の支援も募集中!

Facebook、Instagramなどで「ピースクラフツSAGA」アカウントをフォローして、投稿への「いいね」や「シェア」をご協力下さい。

今回取り組みを行うピースウィンズ・ジャパンについて

ピースウィンズ・ジャパンは、広島県神石高原町に本部を置き、難民支援や災害救援の分野で約20年の歴史を持つ国際協力NGOです。これまでに世界27カ国で活動してきました。ここ数年は、新たな分野として、日本国内の地域活性化を目的とした活動にも力を入れています。神石高原町では、体験型観光パークの運営支援などを通じた過疎地の振興、犬や猫の殺処分ゼロを目指した保護・譲渡などに取り組んでいます。

ピースウィンズ・ジャパンは2015年11月、佐賀市に国内3カ所目の事務所を開き、活動を始めました。佐賀県とも連携し、従来の活動分野である国際協力や災害救援の新たな拠点とすることに加えて、バラエティ豊かな伝統工芸の振興に取り組んでいます。

※ ピースウィンズ・ジャパンでは、ご寄付額の最大15%を日本国内における費用(事務所の管理運営費、調査・提言活動のための費用など)に活用させていただいています。ご了承ください。

今回取り組みを行うピースウィンズ・ジャパンについて

 

 

革新的なチャレンジを支援

工芸が長く愛され続けるためには、伝統を大切に守りながらも、時代の変化に合わせたデザインを工夫するなど、革新的なチャレンジが求められます。

また、新しい販路の開拓などを通じて十分な収入を生み出し、作るための道具の調達や人材育成に投資することも欠かせません。

ピースウィンズ・ジャパンは、現場でモノづくりに携わる人のニーズをふまえつつ、20年間のNGO活動で得たノウハウを生かし、海外市場も狙える商品開発への支援などを通じて、伝統工芸の振興・発展に貢献したいと考えています。

お礼の品は選りすぐりの佐賀の伝統工芸品

ふるさと納税を通じてピースウィンズ・ジャパンの伝統工芸支援活動にご賛同いただいた方には、佐賀の工芸品をお礼の品としてお届けします。実際に手元に置いて、品質の素晴らしさ、デザインの美しさを感じていただければ幸いです。

明治維新150年を記念した「肥前さが幕末維新博覧会」(会期2018年3月17日~2019年1月14日)に展示されている工芸品もお礼の品としました。皆様のご支援が、佐賀の工芸事業者をさらに後押しします!

 

「市民パトロン運動」のお礼の品

市民パトロンツアー2018を7月に開催!

佐賀市周辺コースと有田町周辺コースの参加者募集 ふるさと納税返礼品と一般申込をご用意

 

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆様が支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。
いただいたご寄附は、その額の95%をNPO等にお渡ししており、NPO等の大きな課題の一つである資金調達を可能にします。
佐賀県は、この仕組みによりNPO等が自ら考え行動する自発の地域づくりの促進を応援しています。