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人が捨てた命、終生飼養と責任、【ReLIFE】へと繋げる活動の継続のために

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 3,062,938

153.1%

目標金額:2,000,000

達成率
153.1%
支援人数
62
終了まで
受付終了

群馬県前橋市(ぐんまけん まえばしし)

寄付募集期間:2023年10月10日~2024年1月8日(91日間)

群馬県前橋市×ドッグリライフ群馬

プロジェクトオーナー

ドッグリライフ群馬は、以下の取組をしているボランティアチームです。

◆保健所から犬を引き出し、預かり中に避妊去勢手術・医療行為等を行い、一般家庭に譲渡します。

◆保健所に収容されている主に、犬の健康状態や性格を把握し、人に慣れるようにします。必要に応じてシャンプーをしたり、病気の子の受診等を行います。

◆譲渡対象にならない犬の緊急募集をします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

収容犬

ドッグリライフ群馬は群馬県内の犬の殺処分を1頭でも多く減らすために活動しているボランティアチームです。
当団体は前橋市保健所をはじめ群馬県動物愛護センター、高崎市動物愛護センター等県内全域の登録団体として、老犬や病気の犬、行政で譲渡対象から外れてしまった犬を主にレスキューしています。

野犬の子犬

前橋市は赤城山がひかえていることもあり、未だ野犬のいる地域です。
年々その数は確実に減ってきてはいますが、年に数回乳飲み子〜数ヶ月の子犬の収容がある地域です。
収容されて初めて人と接する子達が温かい家庭に迎え入れられるようドッグリライフ群馬では週に数回、保健所の子達のお世話に通っています。

野犬の子犬の人慣れの他、酷い状態で収容された犬のケアとトリミングを行うことで、毛玉が絡まり歩きづらかった子たちも清潔になり、すっきりすると本当に良い顔を見せてくれます。

収容される子の多くはブラッシングなど未経験と思われる様子の子ばかりなので、少しでも快適に過ごしてもらえるように短時間づつ丁寧にブラッシングをし、話しかけながら接しています。
何をされるのか分からず警戒していた子達も、怖いことをされないとわかると気持ちよさそうにしてくれる様子をみると嬉しくなります。

医療

収容された子達のお世話に通うのにはさまざまな理由があります。

飼い主さんがお迎えに来るまでの間、慣れない狭いケージ生活からのストレスで体調を崩さないよう、外に出しての運動やお散歩をします。
急ぎ医療の必要な子は病院へ受診します。上の写真の子は収容時には左目が大きく、みるからに眼圧の高そうな目をしていました。
受診結果は予想通り緑内障で視力はすでにありませんでした。

落ち着いたとても可愛いシニア犬で、受診後保健所に戻り、伸びすぎていた爪を切り始めると可愛い寝息をたて始めていました。
今までに、「もっと早く受診してあげられていたら」という辛い経験があることから、少しの変化でも見逃さないように心がけています。

当団体が保護したみかんちゃんという犬もその一頭です。
この子は収容時には何とか自力で立てていましたが、お迎えを待つ間に急激に体力が低下し、お迎えもなく、収容期限がきれる前には立てなくなってしまいました。
このままこの場所で誰にも看取られずにひっそりと亡くなるなんてことだけはさせてはならないと相談し、すぐに引き出しました。
今はもう亡くなってしまいましたが、みかんちゃんの最後が人の側であたりまえに受けるべき愛情を感じながらの温かい最期であったことが幸いです。

最後に

前回、前々回とドッグリライフ群馬を支えて下さった皆様へ、心よりの感謝をこの場をお借りし申し上げます。
ご支援下さった支援金は団体内の保護された子の医療だけでなく、収容中の子達にも使わせて頂いております。

交通事故で顎が閉じずご飯が食べられなかった猫、粘膜が真っ白でフィラリア末期症状の出ていた犬を病院で診てもらうことができたのも、このクラウドファンディング型ふるさと納税のお陰です。

前回のご支援の中から、大きな子も安全に過ごせるように高さと広さのある丈夫なサークルを購入し、収容される子達のために保健所へ寄付をさせて頂きました。

そして、保護犬された子たちの医療はもちろんのこと、どうしても手のあがりづらいシニア犬を引きだすことが多いので、酸素濃縮器や褥瘡予防のベッドなど介護用品を揃えてあげられたことはとてもありがたいことでした。

保健所には所有権放棄の相談が寄せられることも少なくありません。
保護犬の裕太もその1頭です。
これからも行政からの依頼で、所有権放棄を考えている飼い主さんを訪問し、相談にのることで放棄しないで済む方法はないのか?をともに考えていきたいと思います。

老犬であっても幸せに暮らせ、ずっとの家族とのご縁が繋がることを願い、これからもぶれることなく活動していきたいと思っています。

寄付の使い道

みなさまからのご寄付は以下の活動に活用させていただきます。

◆団体の活動費用
引き出した後の医療費や、管理費等や食料などの物品購入費用等(ミルク、離乳食、トイレの砂、治療食、医療費等)

◆前橋市が実施する動物愛護事業
令和8年度以降の稼働を目指している「(仮称)前橋市動物愛護管理センター」の設置のための関係費
保護している犬猫のエサ代、ワクチン費、医療費、設備整備費
猫の去勢不妊手術の補助金事業費

目標金額に達しなかった場合でも、補助事業は実施します。
目標金額以上に集まった寄付金は、本プロジェクトの趣旨に沿った経費として活用させていただきます。

団体から寄附者のみなさまへ

こんにちは。
DOG ReLIFE GUNMA 代表の新井礼子です。
前回のふるさと納税型クラウドファンディングでは、たくさんの皆様方のご協力のおかげで目標額を達成することが出来ました。
ご支援くださった皆様に改めて感謝申し上げます。

以前のクラウドファンディングで集まったお金は、主に医療費に使いましたが、シニア犬や病気の犬のための介護グッズなどの購入にも使わせていただきました。
おかげで寝たきりのわんこ達が快適に過ごせています。

前橋保健所に収容され、譲渡対象にならなかった犬の命を救う為には、引き出すしかありません。
そして、これからも引き出したわんこの為に医療費は継続的に発生すると思われます。
シニアなので譲渡にもなりにくい為、保護も長期となります。

人間の身勝手で収容された罪のない犬達が、命を奪われることなくみんな幸せになれますように。
願わくば、新しい家族に迎えられ幸せになりますように。
病気の子は痛みや苦しみを取り除いてあげたい。
その為に私たちは全力で活動を続けて参ります。
今回も皆様からのご支援をどうぞよろしくお願い致します。

前橋市から寄付者のみなさまへ

前橋市衛生検査課から

こんにちは。前橋市保健所衛生検査課です。前橋市は平成21年に中核市になって以降、市保健所にて動物愛護管理業務を担ってきました。
動物愛護管理業務には、保護・収容した犬猫を、譲渡につなげていくという大切な役目がありますが、現施設は収容等された動物の一時保管を行うための施設として造られているため狭小で、譲渡のために必要な中長期的な犬猫の飼養管理やボランティアとの協働には不向きです。

そこで、①動物にやさしい設備、②ボランティア団体との協働、③教育・情報の発信をコンセプトとした、「(仮称)前橋市動物愛護管理センター」を設置し、さらなる譲渡推進を行っていきたいと考えております。
いただいた寄附金については、新しい施設の関連費用に使わせていただき、一部を保護している犬猫の飼養管理費として、また、エサ代やワクチンをはじめとする医療費などにも使わせていただきたいと考えています。
みなさまのお力添えをいただけると幸いです。

前橋市長から

前橋市では、令和3年度に初めて、犬の殺処分数ゼロを達成しました。これは市役所の力だけで達成できるものではありません。動物愛護に携わる皆様の熱意があってこそのものと思っています。
新しい動物愛護管理センターは、市役所や動物愛護団体、また様々な動物の課題に取り組む地域の人が協働しやすい環境づくりを目指し、動物の声に耳を傾けられる場所としていきます。
動物にやさしい愛護センター実現のため、皆様のお力添えをお願いいたします。

現在進捗情報はありません。

群馬県前橋市

前橋市は、群馬県の県庁所在地で、日本百名山である赤城山のすそ野に位置する自然に恵まれた豊かなまちです。まちの中心から1時間圏内に風光明媚な赤城山と利根川があり、四季折々の異なる風景を楽しむことができます。

前橋市は、目指すまちの在り方として、「めぶく。~良いものが育つまち~」を掲げています。「めぶく。」まち、すなわち「挑戦する人を応援するまち」「多様な生き方を肯定し見守るまち」として、人や街を幸せにするチャレンジを応援しています。