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不幸な命を増やさない!猫も人も共生できる街づくり

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 10,058,000

222.2%

目標金額:4,525,000

達成率
222.2%
支援人数
35
終了まで
受付終了

岐阜県岐阜市(ぎふけん ぎふし)

寄付募集期間:2023年10月20日~2024年1月17日(90日間)

岐阜県岐阜市 & 特定非営利活動法人Wellbeing

プロジェクトオーナー

野良猫の増加の要因の一つとして、不妊手術をせず餌を与えてしまうことがあげられます。不妊費用の助成金やスペイクリニックの存在、捕獲サポート等を「知らない」人。知っていても費用が出せない人。不妊手術の有効性や野良猫が多い背景、野良猫が多いという全体像を知らない方も多くおられます。
本事業では、人と猫とのより良い共生ができる街づくりを目指すことを目的とし、外の厳しい環境下で暮らす野良猫を増やさないTNR活動・多頭飼育崩壊を防ぐ活動と共に啓発活動を行います。団体が先駆者となり、避妊去勢を進めることで、猫による社会問題、地域問題を解決する道筋をたてます。不幸な命を「増やさない」手術を施された猫が穏やかに、健康に一代の生を全うし、人と猫が幸せに暮らせるまちづくりを推進してまいります。

毎年産まれる子猫達

NPO法人Wellbeingは、岐阜県岐阜市を拠点に、不妊去勢手術の推進、地域猫活動など、不幸な命を増やさないための活動に重きを置きながら、保護、里親探しを行っている団体です。
私たちはシェルターを持ちません。現在猫達は、メンバーや保護ボランティアさんの自宅にて預かりご協力いただきながら保護している状況です。
しかし、毎年産まれる子猫達。根源を絶たなければ、毎年毎年、不幸な連鎖が繰り返されていきます。
不幸な命を増やさないよう当団体とボランティアが先駆者となり、地域を巻き込み飼い主のいない猫に対し不妊手術を進めていきます。術前の猫の管理場所、術後の体力が回復するまで療養させる場所として岐阜市にある物件を一部リフォームし猫の適切な管理を行います。

保護猫活動についてはこちらをご覧ください。(毎日更新中) ▶▶

猫風邪が悪化し目があかない、栄養状態が悪く1歩も動けない子猫達

縄張り争いで傷だらけになり、体をひそめるようにどぶの中で生活していたオス猫

猫の過剰繁殖問題

猫の妊娠期間は約2ヶ月(60~68日)で、一度の出産で平均5頭(4~8頭)出産します。
そして、約2ヶ月後に子猫が離乳すると次の妊娠が可能になります。その子猫も生後6ヶ月前後で繁殖可能年齢に達するので、繁殖サイクルが非常に速いことが特徴です。
また、猫は交尾によって排卵、受精が起こるので、タイミングがあえば2頭のオス猫の子どもを同時に妊娠することがあるなど、妊娠率・出産数の高い動物です。
環境省は計算上、1匹のメス猫が3年後には2000頭以上に増えると試算しています

※環境省パンフレット「もっと飼いたい?」より

保護相談やTNR現場の現実

保護相談や※TNRの現場では、猫が外で自活することの困難さ、猫の繁殖力の高さについて、意外と知られていないことを実感します。

「この猫の状態を何とかできないか」という思いはあるものの、不妊手術の有効性を知らない、そもそも野良猫が多いという全体像を知らない方も多いです。

そのような方にとっては、こちらの思う必要な対策が受け入れられない時もあり、またご理解いただける場合も時間がかかります。

また、猫1頭を救うために必要な費用だけでなく、助成金やスペイクリニックの存在、捕獲のお手伝いやその後のご相談も含めた手助けといった受け皿となる情報が同時に提供されなければ、費用がかかるということで「考えます」といわれる方が多いのが現実です。
なぜ私がやらなくてはいけないのか。「費用」なんて野良猫に出せない。
この「費用」が一番問題になります。

不妊手術、 ワクチン接種、 駆虫、 1万円前後/匹

私たち団体や個人ボランティアに丸投げになる事も少なくありません。

※TNR活動・・・T(トラップ=捕獲)・N(ニューター=避妊去勢手術)・R(リターン=捕獲場所へ戻す)の略。「地域猫活動」とも言い、飼い主のいない猫の繁殖を手術によって制限し、手術済みの猫たちが寿命を全うできるよう地域の方みんなで見守っていく活動です。

過剰繁殖していった猫たち

猫だけの問題ではなく「地域環境問題」

動物愛護の観点から野良猫への餌やりは違反ではありません。しかし、餌を置いておくことで不衛生になる、糞尿問題等は「トラブル」の原因になります。
「猫をいなくする」のではなくて「猫によるトラブルをなくす」必要があります。
飼い主のいない猫は責任を問う相手が明確ではありません。個人一人では解決に向けて行動することもむずかしく、地域の環境問題として解決を図っていく必要があります。ただ不妊手術を行うだけではなく、それとともに過剰繁殖問題について動物に関わる人側のマナー意識の向上も必要です。
トラブル=糞尿問題、鳴き声、臭い等。これはいつの間にか近所トラブルへと発展していきます。猫が増え続ける限り、何十年と渡って因縁が続くのです。
不妊手術ができれば過剰繁殖した飼い主がいない猫たちを自然と減らす事ができます。数年後を見据え継続的にやる。何らかの対策をしなければこの因縁は何十年と未来の子供たちの代まで受け継がれていくのです。

私たち人間も、大切な子供を養育できる環境が整った時に初めて妊娠・出産を現実的に考えます。命の重みは同じ。
生涯をともにできる経済力・環境・覚悟があって初めて命あるものを迎え入れることができるのではないでしょうか。
私たちNPO法人Wellbeingが地域に寄り添いTNRを推進し、動物愛護に関する啓発を通し、人と動物が共生できるように行動していきます。

岐阜市のNPO支援

岐阜市では、「協働のまちづくり」を推進しており、共に地域社会の課題解決を目指すNPO等の事業を応援しています。この事業を皆様にも応援していただくために、ふるさと納税を活用しています。
この事業によって、市民の皆様が誇りを持てる個性豊かな地域社会の実現を目指します。

ご賛同頂ける皆さまへ

NPO法人ねこけん 代表理事 溝上奈緒子

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NPO法人ねこけん代表理事、溝上奈緒子と申します。
NPO法人Wellbeingの今尾代表は、私と同じように「行動」の人です。
気持ちがあっても、なかなか行動に移せないのであれば、何もしないのと同じです
しかし、今尾代表は動きます!
動き回り、猫を救い、地域の問題を解決しています。
私が彼女を応援しているのは、その行動力があるからです
行動は「嘘」で固める事が出来ません。
税金を納めるのであれば、彼女のような活動家に使って頂けたらと思います。
ねこけんもNPO法人Wellbeingさんを応援します!

岐阜市議会議員 竹市勲

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岐阜市では犬の殺処分頭数は0を更新し続けていますが猫の殺処分数はまだまだ多く、その多くが子猫という現状です。不幸な命を増やさないためにもwellbeingさんの掲げる過剰繁殖問題に取り組むことの大切さを皆さんにまずは知っていただき、1人1人のご協力のもとで実践に繋げていかなくてはなりません。私も家族で地道に保護猫活動をしておりますが、やはり個人の知識や力量では限界があり悩んでいた時期にwellbeingさんと出会い、色々と助けていただき現在も継続して保護猫活動をする事ができています。
また、wellbeingさんに出会ってから保護猫活動の大変さや実情を知り個人のボランティアさんの力だけではなく行政と連携して取り組むべき問題と考え市議として出来ることを日々邁進しています。昨今ではTVや新聞などのメディアで保護猫について取り上げられることも多くなり、譲渡会に足を運ぶ方も増えてきています。
外の過酷な環境で生きる猫たちは避妊去勢手術を施し再び地域猫としてリターンできる子ばかりではありません。wellbeingさんは過剰繁殖問題だけでなく、そういった子たちに譲渡会で生涯安心して暮らせる家族を見つける取り組みにも力を入れています。
野良猫がいるのは当たり前という認識は時代の変化と共に変えていかなければなりません。
wellbeingさんの理念である
『猫が幸せに、人が穏やかに共生できる街づくり』に基づく活動を私は応援します。

株式会社GAW INNOVATION 代表取締役 松岡 洋良

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私たち株式会社 GAW INNOVATIONは、保護猫活動の重要性を深く理解しています。
猫の糞尿問題は私達の業務上、庭や外周りで直面することがあります。
猫たちは私たちの社会の大切な一員であり、彼らが安心して生活できる環境を支援することは、人間社会の持続的な成長と共生にもつながります。今後も、この貴重な活動を応援し続けてまいります。

NPO法人代表理事 今尾香織

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私たちの住んでいる地域にも、多くの飼い主のいない猫達が暮らしています。私たちは、猫が好きな方も嫌いな方もいる地域の中で、不妊去勢を済ませた猫達が安心して暮らしていけるよう住民の方々に「彼らが一代限りの命である事」を説明し、頭を下げて回ります。
多くの方からご理解を頂き、協力や応援をしてくださる方もおられます。
外で生きるという事は、冬は寒さに凍え、真夏は暑さに渇き、そして、交通事故や病気の危険と隣り合わせの生活です。それでも、地域で生活している猫達は、地域の方々に見守られ、地域で暮らしています。
地域で生きている猫達を見守り、共生していく、そんな地域を増やしていく、それが私たちの活動です!

NPO法人理事 伊藤香織

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帰宅をみな急ぐある日の夕方、交通量の多い道路で前方の車が急停車。 猫が走って道路を横切りました。近隣に話を聞くと
「いつも仔猫がいる。でも増えない。何度も猫が事故死しているのをみた」
電車の線路と国道の間の空き地に住み着く猫たち。彼らはそこで産まれそこで生き抜いている。餌が投げ込まれた形跡や、土の上には米粒やパンくずだらけでした。
仔猫の姿を見たのは3週間後。仔猫は猫風邪もひどく目が開かない状態でした。すぐに、深夜TNRを開始。なかなか仔猫がでてきませんでした。3日間連続捕獲器をかけ、成猫4匹、仔猫2匹を捕獲保護。
仔猫達は、保護から約2ヶ月間、治療と預かりボランティアさんからの愛情を受け、里親さんへ譲渡されました。TNRされた成猫たちへは、地域猫としてのご理解、そしてあたたかくその子たちの一世一代の命をみなで見守っていただいています。
30年その地域に住む方が、「やっと心につまっていた物がとれたようだ」と話されました。
多くの方の愛情、優しさの連鎖で、この案件も無事に終える事ができました。しかし、仔猫を保護するだけでは、問題解決にはなりません。
「蛇口締め」避妊去勢が重要なのです。
私たちWellbeingは口だけではなく行動で示します。
私たちの活動を応援宜しくお願いいたします。

寄附金の使い道

目標金額 4,525,000円
  医療費 1,489,000円
  飼育費 58,000円
  ボランティア謝金 400,000円
  広告費 100,000円
  改装費  1,800,000円
  その他経費 678,000円

※目標金額に満たない場合は、改装費、手術数を減らして実施します。
※目標金額を超える場合は、より積極的な広報活動を行い、広く社会への啓発活動を行っていきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

岐阜県岐阜市

ガタン、ゴトンと、名古屋から電車で約20分揺られた先に、岐阜市はあります。

岐阜県の県庁所在地である岐阜市には、魅力が満載。
玄関口であるJR岐阜駅周辺に並ぶ高層ビル。
昭和の面影を残しながら新たな活気がみなぎる柳ケ瀬商店街。
1,300年以上の歴史を持つ鵜飼が行われる清流長良川。
そして、岐阜城を冠する自然豊かな金華山があり、斎藤道三公・織田信長公・明智光秀公をはじめとする戦国武将ゆかりのまち。

そんな、まちと自然がバランスよく共存する岐阜市には、暮らしやすさと豊かさがあります。