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人と動物の共生大学プロジェクトで、人と動物が共生する未来を創る

カテゴリー:動物 

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寄付金額 2,719,420

45.3%

目標金額:6,000,000

達成率
45.3%
支援人数
199
終了まで
受付終了

鳥取県(とっとりけん)

寄付募集期間:2023年9月29日~2023年12月31日(94日間)

鳥取県×認定特定非営利活動法人 人と動物の共生センター

プロジェクトオーナー

都市部を中心に殺処分ゼロに向かいつつある日本。しかし、殺処分ゼロはゴールではありません。多頭飼育崩壊で劣悪な環境にいる犬猫たち、何針も縫うような咬みつきに困り飼育放棄される犬、車に轢かれるなど野外で死亡する猫の数は殺処分数の17倍に上ります。犬猫だけでなく、産業動物、実験動物、展示動物、野生動物についても、多くの問題が未解決のままです。
本当にゼロにしなければならないのは、『殺処分』だけではなく、人間と関わることで『不幸になる動物たち』です。
私たちは、人と動物の共生大学を通じ、全国4,000人の仲間と共に、『不幸な動物ゼロ』を目指し活動しています。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

動物の福祉が守られた社会の実現に向けて

不幸な動物が生み出されないために

都市部を中心に殺処分ゼロに向かいつつある日本。しかし、殺処分ゼロはゴールではありません。多頭飼育崩壊で劣悪な環境にいる犬猫たち、何針も縫うような咬みつきに困り飼育放棄される犬、車に轢かれ死亡する猫の数は殺処分数の17倍に上ります。犬猫だけでなく、産業動物、実験動物、展示動物、野生動物についても、多くの問題が未解決のままです。

例えば、近年多発している多頭飼育崩壊。家庭の中で不妊去勢手術を行わずに、無作為に繁殖し増えてしまった動物がすし詰めの状態で飼育されています。この問題を解決するには、増えてしまった動物を保護譲渡するだけでは足りません。

多頭飼育崩壊の背景には、飼い主の精神・発達障がいや、社会的孤立などの生きづらさがあることが指摘されています。私たちが介入する現場でも、飼い主は、精神疾患を患っている方、頼れる人がいない方など生活困窮者がほとんどです。

人と動物の問題の解決は、動物だけの問題ではなく、人への支援も含めた、人と動物の共生のサポートが必要となります。私たちは、目の前の動物だけでなく、人へのサポートも行うことによる問題解決を目指しています。

人と動物の共生大学で、活動の芽を育てる

全国4000人の仲間と共に

人と動物の共生大学は、当団体が2022年4月に設立した、誰もが学べるオンライン市民大学です。当法人は2012年に岐阜市で設立され、動物行動学の専門家(獣医行動診療科認定医)の奥田順之獣医師を代表として、動物福祉学・動物行動学の専門知識を活かし、適正飼育普及、ペット防災、ペット後見(高齢者とペットの共生)、生活困窮ペット飼育者支援、ペット産業のCSRの推進に取り組んできました。

人と動物の共生大学では、そのノウハウを全国で活動する仲間とシェアし、学び合いの場を設けるべく、動物幸福論、問題行動解決塾、日本全国猫会議、ペット後見共同学習会など、多彩な講座をオンラインで開催しています。参加費は基本無料で、誰もが分け隔てなく学べる場を作っています。

「動物たちのために何かしたいけど、私に何ができるんだろう…」

私たちは、その思いを持った仲間に、これまでも多く出会ってきました。

当時大学2年生だった浦野さん。動物たちのために何ができるか?を模索する中で、当団体と共に『ペット防災カレンダー』を開発。2023年版は全国で1,000人以上の協力者と4万部を配布する一大プロジェクトになりました。

鳥のペット後見をやりたいと飛び込んできた柴田さん。人と動物の共生大学で鳥講座を担当していただきながら、なんとNPO法人を設立。本格的に鳥の後見を形にすべく突き進んでいます。

かくいう、当団体鳥取支部も、人と動物の共生大学を通じたつながりが、設立のきっかけでした。

これだけでなく、人と動物の共生大学を通じた、学びとつながりが、全国各地で形となり、動物たちと飼い主さんたちを助ける活動に繋がっています。

「動物のために何かしたい…」

その思いに共感する人が集まる場、そして共に成長する場が、人と動物の共生大学なのです。

しかし、課題もあります。それは資金難です。

人と動物の共生大学は、学生や、保護動物にお金を使わなければならないボランティアさんなど、誰もが分け隔てなく学べる場でありたいと思い運営しています。そのため、参加費は基本無料となっています。

しかし、講座の運営、大学の運営には、少なからず費用が掛かります。人と動物の共生大学を持続的に維持していくためには、どうしてもお金が必要なのです。

「動物のために何かしたい…」

その思いに共感する人が集まる場、そして共に成長する場を、これからも未来に繋いでいきたい。皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。

【寄附金の使い道】

①寄付金の内300万円は『人と動物の共生大学』の運営費用に活用させていただきます。
現在、人と動物の共生大学では年間25回~30回の講義・ゼミを開催しており、運営費用(講師謝金、事務局経費など)は年間約700万円ほど必要です、マンスリーサポーターなどで運営費用を賄っていますが、約300万円不足しています。

②寄付金の内180万円は『生活困窮ペット飼育者支援事業』の運営費用として活用させていただきます。
多頭飼育崩壊を含む、生活困窮ペット飼育者の問題は、重大な社会問題となっています。全国で根本的な解決手法を広めるためにも、現場での支援活動をしっかりと行っていきます。
人件費、ペットシッター、一時預かり、里親探し、ペットフード及び備品支援、避妊去勢手術代行、狂犬病注射・ワクチン・その他投薬、トリミングなど、個別事案ごとに必要に応じた最低限の支援を行います。

※寄附金の内120万円(20%)は寄附募集に要する事務経費に活用させていただきます。
※目標に達しなかった場合は、『人と動物の共生大学』の講座回数を減らすこと、新たなコンテンツを作らないなど、継続することを最優先に行います。
生活困窮者支援に関しては予算の範囲内で対処すべき事案の優先順位を付けて対応します。

目標金額以上の寄付をいただいた場合は、『人と動物の共生大学』の講座回数を増やすことや、多彩な新たなコンテンツを増やし、視聴者の満足度を上げることに活用させていただきます。
生活困窮者支援に関しては取り扱う事案の制限を無くし、目の前の動物を1匹も取り残さないように対応します。

2025年までに2万人のネットワークを

人と動物の共生社会の担い手が溢れる社会へ

現在、約4,000人の会員と共に学びを深めている人と動物の共生大学。

2024年度中に10,000人、2025年度中に20,000人の会員を獲得し、学びと実践を行えるコミュニティを目指します。

大切なことは、会員一人一人が学ぶだけでなく、各地域で人と動物の共生の担い手として活動することです。
日本には約2万の小学校があります。各小学校区に1人、その地域ごとの課題に取り組める担い手がいれば、社会は大きく変化します。

2023年度:会員目標6,000人、鳥取県における生活困窮ペット飼育者支援の基盤づくり
2024年度:会員目標10,000人、問題行動、ペット後見、ペット防災、生活困窮者支援、各分野での全国ネットワークを形成し・深化させる。
2025年度:会員目標20,000人、会員が、各地の担い手となり活動する上での、団体設立や資金調達の助言など中間支援業務を拡充。

人と動物の共生センター理事長 奥田順之

人と動物の共生を創る活動の進化に向けて

認定NPO法人人と動物の共生センターは、保護活動をするのではなく、保護される動物が生まれないような社会に向け、社会の仕組みづくりを行っています。

高齢者とペットの共生の問題では、万が一入院や死亡で飼い主が飼えなくなってしまった際に、動物を保護し譲渡する仕組みとして『ペット後見』を提唱し、全国の仲間と共にペット後見の取り組みを広めています。

動物の保護活動の多くがボランティアさんたちの善意と経済的負担の元に成り立っている現状があります。私は、その活動が本当に社会に必要とされるものなら、一部の人の善意と負担の元に行われるのではなく、持続可能な事業・仕事にしなければならないと考えています。

目の前の動物を助けることはとても大切な事ですが、それだけでは常に自転車操業で、組織的にも、財政的にも、苦しい状態が続きます。目の前のことだけを行うのではなく、一歩先、二歩先を見据えた学びを得て、人員的にも財政的にも、きちんと回る事業を作ることだと思います。人と動物の共生大学では、持続可能で、地域に根差した活動を作っていきたいと考えています。

びわ湖わんにゃんマルシェ実行委員会

人も動物もにこやかに暮らせるまちづくり

時代と共に変様した日本人の暮らしと動物との関わり。昨今の高齢化社会に伴った動物と高齢者の絡む問題についても、各地で社会課題となり環境省もガイドラインを作成、発表するほどです。
一方、それらの解決に必要とされる資金や支援対策は地方自治体任せとなっており、実質的多くのケースは動物ボランティアや民間事業者に頼らざる得ない状況です。
様々な視点、立場の人々が集まり、議論し解決策を育んでいける場所として、私も多様な学びを人と動物の共生大学から頂いており、これからも応援させていただきます。
副会長 藤井 博次

NPO法人ビジービーク&テイル代表 柴田祐未子

動物種を越えた真の取り組みができる場所

バードトレーナーとして長く活動する中で残念に思うことは、「ペット」という名前を掲げて活動していても、飼い鳥のことも含まれている団体はほとんどないということです。
認定NPO法人人と動物の共生センターは、飼い鳥に関する講義や交流会の場も提供している数少ない団体です。共生センターが運営する共生大学では、多種多様な動物に関するテーマを取り上げています。
飼い鳥に関する講義であっても、鳥さんと暮らす人はもちろん、犬や猫の飼い主さんも視聴してくださっています。そして、共通項や異なる点に気付ける貴重な場となっています。それぞれの価値観を認め合い、尊重し合える仕組みは人間の社会が目指すところでもあるのではないでしょうか。
様々な情報や課題に気付きを与えてもらえる場として、共生大学の存在はとても貴重です。思いだけでは現状を変えていくことはできません。気付きをきっかけに、その思いをぜひ一緒に様々な形で、できるところから行動に移していきませんか。

寄付者の皆様へ

鳥取支部からのメッセージ

当法人との出会いのきっかけとなったのは、「人と動物の共生大学」でした。そこから生活困窮ペット飼育者支援事業の期間雇用職員として、岐阜県の本部で業務に携わり、今年の1月に同事業を鳥取県でも実践するため、鳥取支部を開設しました。鳥取県でも生活困窮者におけるペット飼育の現状と課題の事例を集め、「人と動物の共生大学」で情報を共有します。共生大学に関わる全国の皆様と、全国各地どこでも起きている生活困窮者とペットの問題への対策を講じ、人と動物が共生する社会を全国へ波及させたいです。是非、皆様のご支援とご協力をお願いします。(認定NPO法人 人と動物の共生センター 鳥取支部 支部長 松本 温子)

  • 2024年02月09日 17:47

    プロジェクトご支援のお礼

    このたびは、当プロジェクトへのご寄附をいただき誠にありがとうございました。
    全国から寄せられたたくさんのご支援に、関係者一同、心より感謝申し上げます。

    みなさまよりいただいたご寄附は、人と動物の共生社会の実現に向けて“次世代の担い手”を育てる「人と動物の共生大学」や「鳥取県での生活困窮者ペット飼育支援」などの事業運営に活用させていただきます。

    【具体的な事業内容】

    <人と動物の共生大学>
    ・ 動物福祉について学ぶセミナー
    ・ 動物行動学について学ぶセミナー
    ・鳥専門講座
    ・ 猫専門講座
    ・ 社会福祉と動物福祉をつなぐワークショップ
    ・ 全国で活動する保護団体や、自治体の活動報告や、各地域の課題や事例紹介
    などをオンラインを中心に定期的に開催予定です。

    <鳥取県での生活困窮者ペット飼育支援>
    ・鳥取県での生活困窮者の支援
    ・ 生活困窮者の支援に関する実際のケースを基にしたワークショップの県内開催
    などを実施予定です。

    今後も、人と動物が共に生活することで起こる社会的課題の解決を目指し、全国各地の仲間と共に活動を続けてまいります。
    引き続きご支援、応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

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  • 2023年12月19日 18:24

    みなさまのお陰で29%を超えました!

    応援してくださったみなさま、誠にありがとうございます!
    目標金額まであと4,381,300円となりました。(12月19日時点)
    残りの募集期間も頑張ってまいりますので、ぜひお知り合いやご友人に本プロジェクトを紹介いただけますと幸いです。
    引き続きよろしくお願いいたします。

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鳥取県

・この寄付金は、特定非営利活動法人 人と動物の共生センターが実施し、鳥取県が認定した地域の課題解決事業「不幸な動物をゼロに。人と動物の共生大学プロジェクトで、人と動物が共生する未来を創る」に活用されます。
・この寄附金は協賛金として寄付額の80%を「特定非営利活動法人 人と動物の共生センター」への支援に充てさせていただきます。(寄附額の20%は寄附募集に要する事務経費に充てさせていただきます。)
・特定非営利活動法人 人と動物の共生センターからお礼状、活動報告等を送付させていただきます。