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育み続けてきた 竹とガラスと人と 未来に向かって さらに音楽で心のパワーチャージ『生きる in 山陽小野田』

カテゴリー:まちづくり 

main_img 達成

寄付金額 1,002,500

100.2%

目標金額:1,000,000

達成率
100.2%
支援人数
38
終了まで
受付終了

山口県山陽小野田市(やまぐちけん さんようおのだし)

寄付募集期間:2023年9月28日~2023年11月30日(64日間)

山口県山陽小野田市×全国生涯学習音楽指導員協議会山口支部

プロジェクトオーナー

全国に23 支部ある全国生涯学習音楽指導員協議会では、生涯学習音楽指導員の相互交流と資質の向上・活性化を図るとともに、生涯学習音楽指導員の社会的評価と基礎づくりを促進することを目的としています。
私たち山口支部は、2005 年1月より、生涯学習の視点に立って、子供から高齢者にいたるまで、地域住民の幅広い音楽学習ニーズにきめ細かく対応し、地域の音楽文化・教育の振興と発展に寄与することを目的として活動しております。

自然と歴史と文化を生かした音の街づくり

地域文化活動に携わる芸術家と市民の手によって作られた楽器・楽団を大切に育み未来に繋げたい

『コンサート生きる』は、平成19・20年度文化庁「文化芸術による創造のまち」支援事業ならびに、平成21年度文化庁「地域人材の活用による文化活動支援事業によって発足しました。
地元、山陽小野田市で生まれ、地域に根付いた音楽活動を発信し、世代間を越えて市民・来場者に、子どもたちの頑張っている姿を提供することで地域の元気度アップを目的としています。
山陽小野田の自然『竹』を活用して、尺八奏者・竹楽器演奏家の柴田旺山先生のご指導のもと、地域の方々「高泊竹楽器をつくる会」のご協力で、竹楽器が完成、山口県で初めての子どもだけの竹楽器楽団「高泊たけの子オーケストラ」が誕生しました。
翌年には、市内在住のガラス作家、西川慎先生・池本美和先生と当会当時代表の廣田由実が試行錯誤の上で誕生した楽器「グラスマリンバ」、ガラス作家の先生方のご指導のもと、きららガラス未来館にて親子で制作したガラス楽器を奏でる団体「ONODAグラスアンサンブル」が誕生しました。この2団体を軸に、プロの演奏家と一緒に創るコンサート「生きる」は、コロナ禍で休演もありましたが、昨年14回目を開催しました。
子どもたちに、情緒豊かに成長し、夢と希望・思いやりの心をもって生きていくことの大切さを知ってもらいたい。日頃、別々に活動している音楽団体が、一緒に一つのテーマを決めてコンサートを行うことで、切磋琢磨し、向上心も養われ、協調性・達成感を味わうことができます。           
プロのゲストを招いて音楽の底力・感動を体感し、また、プロとの共演は、子供たちにとって、大きな向上心を抱くこととなります。
コンサート『生きる』は、人の心を豊かにし、演奏する側も、聴く側も、一体感を持って一つの空間を共有することができる。心も体もリフレッシュできる演奏会です。
今回は、コロナ禍ですべての活動が中断された苦しい3年間でしたが、平成19年度より継続しているコンサート「生きる」を礎とし、クラウドファンディングで募った資金を大切に活用させていただき、一層パワーアップした『心を元気にするコンサート・生きる』としてお届けします。

竹楽器

2007年、地元の方々を募り「竹楽器を作る会」をたちあげ、地元の竹を伐採し、以下の楽器を柴田旺山先生のご指導を受けて製作しました。そして、今もメンテナンスが欠かせません。
竹楽器楽団『たけの子オーケストラ』は児童館で小学1年生~6年生までの児童が、練習しています。
上級生が下級生に教えている姿が微笑ましいです。子どもたちは、いつも「竹楽器を作る会」の方々に感謝して、演奏します。

竹楽器

ガラス楽器

ガラスの楽器も親子で吹きガラス体験やコンサート、演奏会の様子です。
右上の画像はガラス造形作家の西川 慎氏と池本 美和氏作製のグラスマリンバです。

ガラス楽器

コンサート詳細

(1)事業名: 心を元気にするコンサート ~パワーアップ『生きる』~
(2)演奏時間:第1部/第2部/第3部(休憩含む)約1時間45 分 開演14 :00 (開場13 :30 )
(3)内 容:
第1部 山陽小野田で生まれた竹楽器とガラス楽器の演奏
  【出演】ONODA グラスアンサンブル
     高泊たけの子オーケストラ
第2部 童謡、唱歌を愉しむ「日本のうた」~子どもたちに継承するために~
  【出演】坂井里衣(声楽 ソプラノ)
     榎元 圭(ピアノ)
第3部 ゲストユニットによる初公演 空音 唱(作曲家、ピアノスト)の世界
  【出演】空音 唱(ピアノ)
     安永 めぐみ(ヴァイオリン)
     川手 艶子(パーカッション)
     岩木 麗香(フルート)
     ONODA グラスアンサンブル(歌で参加)
     高泊たけの子オーケストラ(歌で参加)
(4)主 催 : 全国生涯学習音楽指導員協議会山口支部
(5)実施場所 :不二輸送機ホール(山陽小野田市文化会館)大ホール
(6)開催日 :2023 年11 月23 日(木・祝)【前日:会場設営、準備】
(7)入場料 :一般1,000 円、高校生以下無料
(8)チケット販売(予定):山陽小野田市文化協会、イトオ楽器店、当事務局

寄付金の使い道

寄付金はコンサートの運営費用の一部に活用します。

【目標金額に達しなかった場合の寄付金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合でも、本事業は実施させていただきます。また、本事業は目標金額達成により寄付募集を締め切りますが、時間差等により目標を上回る寄附があった場合は、市のふるさと基金に積み、市の発展に役立たせていただきます。

事業実施スケジュール

○2023 年 9月 クラウドファンディングによる寄付受付開始・広報活動開始
○2023 年10月 コンサートの告知・チケット販売、 詳細打合せ
○2023 年11月23 日(木)㊗ コンサート実施

~第2部ゲストプロフィール~

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坂井 里衣【ソプラノ】

エリザベト音楽大学大学院修了。在学中一年間イタリアに留学。
第28回飯塚新人音楽コンクール第3位、第8回藤沢オペラコンクール入選、第6回長久手国際オペラコンクール第2位。平成24年度芸術・文化「若い芽を育てる会」特別賞受賞。これまでに「椿姫」「カルメン」「魔笛」「ラ・ボエーム」「ヘンゼルとグレーテル」「カプレーティとモンテッキ」「ドン・ジョヴァンニ」「秘密の結婚」「泣いた赤鬼」「こうもり」「ウィーン気質」等のオペラ・オペレッタに出演。
また、第九交響曲や宗教曲のソリストも努める。鳴門市で行われた「第九」アジア初演100周年記念演奏会に、ソプラノ・ソロとして出演し、好評を博す。西日本オペラ協会、中国二期会会員。オペラやコンサートなど、山口県内外で精力的に演奏活動を行っている。

榎元 圭【ピアノ】

福岡教育大学大学院修了。ピアノを和田悌氏、声楽を原尚志氏、和声を内山信氏に師事。
これまでに、室内楽ではヴァイオリニスト・ヤンネ舘野氏、NHK交響楽団特別コンサートマスター篠崎史紀氏、同首席クラリネット奏者伊藤圭氏、同次席チェロ奏者藤村俊介氏らと、声楽では豊嶋起久子氏、レンツォ・ズーリアン氏らと共演。
協奏曲ではグリーグ、ラフマニノフ、ガーシュウィン等の作品を演奏。
西日本オペラ協会、ドイツ歌曲研究会「福岡ゾリステン」、JR九州クルーズトレイン「ななつ星in九州」ピアニスト。
第6回秋吉台音楽コンクール室内楽部門入賞。

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~第3部ゲストプロフィール~

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空音 唱(くおん しょう)【作曲家・ピアニスト】

九州大学理学部卒業。11歳のとき、両肩を秋田犬に噛まれ、その傷の影響で肩、指に障害を持つ。20年以上の歳月をかけ、気功治療などし続け、オリジナル曲の活動開始。作曲は独学。楽器のタッチについても、障害を持つため、ほぼ独学で独自の奏法を探し続ける。
そこから作りだされる音は、豊かな、独特な響き、世界観を醸し出し、他では聞けないものである。また、演奏の真剣さとは、想像もつかないギャップの爆笑トークを交え、国内各地で、コンサートを多数開催。福岡アクロスシンフォニーホール、東京府中の森芸術劇場ウィーンホール、杉並公会堂、などの大きいホールから、小規模スタジオまで。また、こだわりぬいた音響と、自分の音に作り上げているピアノでの音空間を体感して頂きたく、自宅スタジオでもコンサートを開催している。一方、ニューヨークに単身行って、ライブハウスのオープンマイクに出演し、大喝さいを浴びたり、そのユニークなキャラクターゆえに、ラジオ出演なども。曲は、詩情豊かな曲から、大迫力の躍動感あふれるものまで幅広く、会場をエネルギーの渦に巻き込む。これまでにないコンサートがゆえに、はじめてコンサートを体験した方のほとんどは、驚きに包まれる。2024年4月には、ニューヨーク・カーネギーホールにて公演を予定している。ふざけることが三度のメシと同じくらい好きである。

《コンサートによせて》
作曲をし、オリジナル曲を各地で、コンサートし続けています。その地元の演奏家の方々と共演させて、頂くのが、とてもとても好きです。
今回も、山陽小野田市の演奏家の方々との共演の機会を頂き、ワクワクしています。
わたしは、オリジナル曲で活動しています。
近所の田んぼ、畑のあいだを毎日、散歩するのが日課ですが、そのときに浮かんだメロディーがたくさんあります。
樹木が空に向け立っているさま、木の葉が風にゆれるさま、四季折々の咲く花、虫の音、の変化、鳥の空を飛ぶさま。
四季がある日本ならではの風景を見て、感じて、作曲しています。
ヒトも、地球の生き物のひとつの存在、という意識を強く持っています。
どの生き物も、生き生きとして存在できてたらいいな、と祈る気持ちです。  
                                   空音唱

岩木 麗香【フルート】

福岡教育大学教育学部生涯スポーツ・芸術課程に創立初の管楽器専攻者として入学。学生時代より熊川哲也プロデュース・Kカンパニーバレエ長崎公演や九州管楽合奏団など、九州各地のオーケストラにエキストラとして参加。2002年、韓国で行われた東アジア現代作曲家演奏会にて招待演奏を行う。
2018年から現在まで、トロンボーン奏者の小野隆洋氏が行う文化庁芸術家派遣事業の演奏補助者として参加。
後進の指導を行う傍ら、県内各地で演奏活動を行い、地域に根ざした活動を行っている。claire所属。
フルートを片山美香代、庄田晴美、西田直孝、脇坂みどり、バーバラ・ギスラー・ハーゼ、ピアノを杉浦博子、唐崎由紀子、指揮法を原田大志各氏に師事。

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安永 めぐみ【ヴァイオリン】

武蔵野音楽大学音楽学部器楽科卒業。
ヴァイオリンを御手洗美代子、掛谷洋三、ロバート・ダヴィドヴィッチの各氏に、室内楽を石井啓一郎氏に師事。
現在、ヴァイオリン講師として後進の指導を行う傍ら、宇部市民オーケストラ コンサートミストレスを務め、ジュニアアンサンブルの指導も行う。
クラシック、ポップスなどジャンルを問わず、様々な場所で演奏活動を行っている。

川手 艶子【パーカッション】

6歳よりピアノ、15歳より打楽器を始める。
山口芸術短期大学、音楽科、器楽専攻、管弦打コース卒業。卒業演奏会に出演。
県内で学んだ初の打楽器奏者として、クラッシックこらポピュラー•ジャスまで幅広く活動する一方、後進の指導にも力を注ぐ。
文化庁芸術家派遣事業の演奏補助者としても活動。
ドラムを折田吉弘氏、マリンバを故岡田眞理子氏に師事。
今までに、県内各種コンクールの審査員を務める。
現在、山口県交響楽団団員、アンサンブルカメラータ副団長、
西日本打楽器協会 山口支部長、「Par Coeur music planning」主宰、「Par Coeur」代表、「claire」代表、「blood orange」代表。

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~代表あいさつ~

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全国生涯学習音楽指導員協議会山口支部 顧問 廣田由実 

山陽小野田市は自然に恵まれ、海、山で様々な音を感じることができます。このような地で生涯学習音楽指導員として18年間音楽を通して地元の方々と関わらせていただいています。
子どもたちに、心豊かにすくすくとこの地で育ってほしいという思いから、色々な方向から、音楽でアプローチしてきました。そしてたどり着いたのが創作楽器でした。鍵盤を見たら拒否反応を示す子も、興味を持って接してくれるかもしれない、誰でも気軽に演奏できる楽器です。沢山の方々の多大なお力で竹とガラスの楽器が本市で誕生しました。これまでにこの大切な楽器達と共に、「生きる」コンサートに参加した子供たちの顔は、達成感に満ちて、きらきら輝いています。
これからも私たちは「音楽はみんなのもの、受動的なものではなく、みんなが楽しめる能動的な音楽の提供!」を掲げて地元に必要な音楽を探りながら、提供できればと思っています。
この度のガヴァメントクラウドファンディングで皆様に、私達の活動を知って頂くことが出来て、とても嬉しく思っております。
ご賛同いただけるようでしたら、応援をしてくだされば幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

~応援メッセージ~

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竹の音楽家/バンブーシンフォニア主宰 OZAN/柴田旺山

「生きる in 山陽小野田」コンサート、応援しています!
山口県には20数年ほど前から県民楽団「やまぐちバンブーオーケストラ」の指導でたびたび伺っていましたが、山陽小野田でも子どもたちを中心としたたけのこ合奏団が生まれました。その後、地域の特色を生かしたガラスの楽器の演奏も加わったり、生涯学習音楽指導員の皆さんを中心にコーラスや地域の音楽家が一緒になって開催されるこのコンサートは、多くの人に感動と勇気を贈るひとときになると思います。
新型コロナで大変な数年間でしたが、皆さんの応援で、未来の子どもたちへ素敵な音楽を繋げていきましょう!

ガラス造形作家 西川 慎

山陽小野田市で長年にわたり開催されている「生きる」のコンサートは、この町に欠かす事の出来ない文化です。それは各分野に分かれたこの町の芸術を一つに結んでくれるからです。当初より地域に生息している竹、私たちが取り組むガラスアート、それらの素材が素晴らしい楽器に生まれ変わり、音楽を奏で一つにつなげてくれます。「まちづくり」はこのような芸術文化を紡いで成熟していくのだと思います。
素晴らしいコンサートになる事を心より願っています。

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ガラス造形作家 池本 美和

当初、ガラス作家にとって、ガラスで楽器を創った事が無かったですが、生涯学習音楽指導員の先生と出会い、ガラスの器を鳴らしながら話し合ううちに、ガラスで楽器ができるような気がしてきました。試行錯誤して出来上がったグラスマリンバを見て、とても嬉しかったのを覚えています。様々なガラス楽器を奏でるアンサンブルが結成され、親子で一緒に吹きガラス体験でグラスボウルという楽器も誕生しました。
今でも一つも欠けることなく素敵な音色を奏でています。これは山陽小野田市の一つの宝物だと思っています。末永く続きますように願っています。

オーブパーソナリティオフィス代表 松原淳子

“竹”のマリンバは、優しく軽やかでどこか懐かしい響き。“ガラス”のマリンバやグラスボウルは、透明感のある清らかな響き。
これらは山陽小野田市の自然、風土、文化の中から一つひとつ手作りで生まれた楽器です。結成されたアンサンブルは、他では聴くことのできないあたたかい響きです。
竹楽器やガラス楽器のアンサンブルと、プロフェッショナルの演奏家との共演をお届けしてきたコンサート『生きる』は今回で15回目となります。これまで多くの人の輪を産み、音楽の楽しさを分かち合う場となってきました。同時に、子ども達が音楽を楽しめる場として大切な取り組みでもあります。継続と発展のため、是非ともみなさまのご支援をお願いいたします。

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ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2023年12月18日 15:05

    目標金額を達成しました!ご支援ありがとうございました!

    9月28日より募集を開始いたしました寄附が皆様のおかげで目標額に到達しました。
    多数のご支援をいただき大変ありがとうございました。

    11月23日に 心をげんきにするコンサート ~パワーアップ『生きる』~ を実施いたしました。

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山口県山陽小野田市

山口県の南西部に位置し、下関市、宇部市、美祢市と接しています。市内中央部には厚狭川、有帆川が流れ、平地部を通って瀬戸内海に注いでいます。市街地は、これら丘陵地から平地部を中心に発達しました。この市街地を取り囲むように丘陵の部の里山、河川、干拓地に拡がる田園地帯、海などの豊かな自然のほか、森と湖に恵まれた公園や海や緑に囲まれたレクリエーション施設があり、優れた自然環境に包まれています。
気候は、年間を通じて温暖で、降水量の少ない瀬戸内海式気候を示し、住みやすい生活環境となっています。また、市内には山陽自動車道(小野田I.C、埴生I.C)、山陽新幹線(JR 厚狭駅)があり、隣接する宇部市には山口宇部空港があるなど、高速交通網の利便性が高い交通の要衝となっており、産業立地も好条件を備えています。