学校以外にも子どもたちの居場所と学びと笑顔を！【 子ども食堂の運営拡大で子どもたちの笑顔の先に家族の笑顔も広がる社会に】

なぜこのプロジェクトを実施するのか？

子どもたちの居場所の必要性

当法人では越谷市の認可保育園の運営を中心として、音楽教室や学習教室、子ども食堂などの事業を行っています。

各活動で子どもたち、保護者の方と接していると「学校に行けない子」「集団生活が苦手な子」など色々な子どもたちの話を聞きます。
また、おひとりで子育てをされている保護者の方や、共働きなどで家にお子さんを一人にしなくてはならないご家庭など、保護者の苦労されている点もたくさん見てきました。

今子どもたちに必要なのは安心できる”場所”と”人”
子ども食堂による食事のサポートだけでなく、
子どもたちには「ここに居たら安心」「ここにいても大丈夫」と安心して笑うことができる環境が必要です。
私たちはそんな居場所を作りたいと思いプロジェクトを立ち上げました。

子どもたちに対して様々な角度からの支援を目指します

子どもたちの笑顔と安心のために様々な角度からの支援を行います

支援内容

1．普段の食事・栄養バランスの支援

食を通じて子どもたちをサポートします

子ども食堂をスタートするに当たり、ただお腹を満たす事だけで終わりたくないと考えていました。
私たちみらい子ども食堂の目指す方向性として

①楽しい食事

月に１度子どもたちとの料理教室を実施予定です。

②栄養バランスの取れたメニュー

食べ物をよく噛む事や正しい咀しゃく運動のサポートをします。
苦手な食材にもチャレンジするきっかけづくりを行います。

③旬の食材を学び、食す

旬の食材が持つ意味を学び、生産者さんへ感謝の気持ちを持つ心を育みます。



このような経験を通じて食に関する知識を得るだけではなく、子どもたちの生きる力や能力を引き出すためのサポートをしていきたいと考えました。

お腹を満たすだけで終わらせない

本来食育とは家庭での生活習慣で少しずつ育む事ではありますが、今日の日本では子どもの７人に１人が貧困状態と言われており、家庭での食育が難しい現実があります。
その上近年の物価高騰も高止まり傾向にあることから、新鮮な野菜や果物は高価でどうしても食費から節約することになり、子どもたちの健康を取り巻く環境は益々厳しくなるばかりです。

また家計のためやキャリアアップのため働くお母さんも増え、家事の負担も重くなり時間的にも体力的にも疲弊しているお母さんもたくさん見られます。
両親が共働きで長時間不在となったり、ひとり親で留守番をせざるを得なくなったりする子どもも多く、菓子パンやレトルト食品が主食となってしまっている子もいます。
そういった現状から、学校へ行く事は「給食を食べる事も登校の目的の一つ」と教育現場では言われているほどです。

愛情をかけたくてもかけられない家庭へのサポートが少しでも出来るよう、みらい子ども食堂では地域の方々と力を合わせて子どもたちの食育と、寄り添って見守る安心をお届けしています。

一人ひとりの支援は様々で小さな力かもしれませんが、その小さな力が集まり大きな力となり
子どもたちに安心してもらえる活動を継続できるよう、今後ともより一層心を込めて取り組んで参りたい想いです。

2．人格形成の支援

子どもたちが人との繋がりを持てる環境を用意します

子ども食堂ではお弁当の受け渡しをして終わりではなく、そのまま自宅の代わりにその場所で過ごせる部屋としての役割を持たせたいと考えています。
部屋内にある本を読んだりおもちゃで遊んだりして過ごすことももちろん可能ですが、講師スタッフやお友達と一緒に宿題を進めたり、頭脳パズルを一緒に考えたりなどの触れ合いの場として機能させたいと考えています。

そして子ども食堂の開催日ではない日にも、自習室として利用していただけるようスタッフや教材の用意を行います。

月に数回、指定日には実験教室や料理教室を開催し、ご利用者皆さんで協力して実験や料理を完成させる体験をしてもらおうと企画しています。

人と人との関わり合い、そして目的を達成した成功体験などによって子どもたちの人格形成を支援し、笑顔や自己肯定感に繋がる場所として機能させていきたいです。

3．趣味・スキルを身に付けるサポート

子どもたちが熱中できるものを見つける手助けをします

子ども食堂や自習室を利用してくれる子どもたちに熱中できる趣味や、将来役立つスキルを身に付けるサポートをしたいと考えています。

習い事に挑戦したい、通わせたいが経済的に余裕がない、という声をよく耳にします。
子どもたちの「やってみたい」気持ちに応え、可能性を閉ざしてしまう事の無い運営を行います。

音楽教室の講師によるピアノやギターの体験レッスン、プログラミング講師によるパソコン体験の時間を定期的に設けることで、新しいことにチャレンジする精神を応援します。

また、子どもたちにとっては学力を高め進学をすることも重要なステップアップであり、将来の就職・年収の部分に大きく関わってきます。
希望者には講師による個別学習指導を毎週行い、子どもたちの受験・進学をサポートすることで、未来に自信と希望を持って進んでいくことを応援していきたいです。

寄付金の使い道

子ども食堂の食材購入や保管、調理に係る費用
及び、自習室や各種イベントの実施費用として活用します。
皆様のご協力よろしくお願いします。

※目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、本事業の財源として活用させていただきます。