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若者たちの「起業家的な一歩」を支えるグローバルキャンパスを渋谷とデジタル上に創る

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

main_img 達成

寄付金額 5,526,000

184.2%

目標金額:3,000,000

達成率
184.2%
支援人数
61
終了まで
受付終了

東京都渋谷区(とうきょうと しぶやく)

寄付募集期間:2022年11月10日~2022年12月31日(52日間)

東京都渋谷区NPO支援×認定NPO法人ETIC.(エティック)

プロジェクトオーナー

渋谷区内を拠点に活動する認定NPO法人の活動を支援するため、ふるさと納税を通じて集まった寄附金を認定NPO法人へ交付します。(注)
近年、多様化、複雑化する社会の中で、NPO等の非営利団体が行う活動の重要性が高まっています。特に認定NPO法人はNPO法人の中でも、運営及び事業活動が適正であって、公益の増進に資するものとして所轄庁の認定を受けています。社会課題の解決に取り組む、これら認定NPO法人の活動を支援することは、社会全体の公益の増進や、より暮らしやすい社会の実現につながるものです。
皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
(注)渋谷区から認定NPO法人へ寄附金を交付する際、募集に要した費用を差し引いた上で交付します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

「仲間に出会えた」「自分の想いに自信をもてた」をもっと増やし広げたい

社会起業家やスタートアップ起業家が若者たちにとって格好いいロールモデルになり、投資家を軸とした支援環境はここ数年で充実してきています。頭一つ抜きん出たチャレンジは、多くの資金や支援を集められるようになりました。

一方で、問題意識や想いを持ったばかりの若者たちの周辺の教育環境・支援環境はなかなか変わらず、若者たちの最初の一歩は、依然として本人の努力や偶然の環境に委ねられています。

「夢みたいなこと言ってないでまともに就職を考えなさい。」とか、逆に「やりたいことがあって意識高くてすごいね。」など、先生やともだちたちに言われつつ、ETIC.に来て「励ましあえる仲間に出会えました!」とか、「はじめて自分の想いに自信を持てました」など、目を輝かせて帰っていく若者たちに会うにつけ、本当はもっと今いる場所で応援されてもよいのにと思います。

誰もがチャレンジできる、多様で自立的な生き方・働き方が広がり始めている

誰もが手を上げやすく、想いを同じくする仲間や先輩とつながる場があることで、多くの若者がアクションを重ねていくことができる。結果、大きく活躍する人や、小さくともその人らしいチャレンジをかたちにする人が、そこここで生まれ輝き出す。

これは、わたしたちがこれまでの30年間、日々目撃してきたことです。

それでも一昔前までは「覚悟が大事だ」「実績と能力を高めずして何もできない」と言われたものですが、10,000人に一人の「スタートアップの星」になるにはそれも大事ですが、仲間と3人でたのしく自分たちの食い扶持を得る規模の事業なら、もっと誰もがチャレンジできるはずだし、そんな個人が100人、1,000人と増えていったら、ユニコーン1社に匹敵するばかりか、より彩りある自立的社会になるはず。

多様で自立的な生き方・働き方が可能になりつつある今だからこそ、一部の選ばれし人のみではない、多彩な起業家的生き方の広がりに向けて、応援環境そのものをアップデートしていくことが大事だと考えています。

「リアル」が持つ熱量をもう一度取り戻し、応援とつながれる「キャンパス」をつくる

(写真:地域ベンチャー留学マッチングフェアにて集合写真)

まず第一に、若者たちにどんな経験があるか能力があるかは関係なく、同じようにチャレンジしようとする仲間たちの熱量に触れ、ストレートに応援してくれる先輩たちとリアルにつながる場を取り戻します。

具体的には、100人以上の規模で行っていたカンファレンス型イベントをデジタル活用も含めて進化させること。また行政等とも連携して、ここに行けばいろいろな人と出会えるという具体的な場作りを進めます、学びと出会いがつまった、さながら「キャンパス」のような場づくりです。

私たちはこれまでも毎年、起業家予備軍300人を集めたイベントを開催していますが、となりの高校生が地域の農業の未来で熱く語る熱量に間近に触れて「実現可能性や世間体じゃなく本気でやろう」とスイッチが入った若手社会人とか、お互いのビジネスプランを語っていたはずが相手のビジョンこそ大事だと共感しフルコミットで手伝うようになった理系学生とか、リアルな熱量の交換で、人の人生がシフトチェンジしていく場面に多く立ち会います。

オンラインは便利ですが、リアルが持つ熱量の交換やセレンディピティは、起業家的チャレンジにとって非常に大切なものだと、コロナ禍を経て、あらためてその重要な価値が鮮明になってきています。(それこそ言葉だけでは伝わらないかもしれませんが笑)

SHIBUYAの地の利を活かし、海外・外国人も交えた化学反応の場に

特に、渋谷の地の利を活かし、海外や外国人との接点を広げ、普段身近にない刺激とインスピレーションの機会をプロデュースしていければと思います。渋谷区は、スタートアップ支援政策におけるグローバル連携を一つの柱として重視していますので連携によるシナジーを図ります。

現在、トビタテ留学JAPANの協力も得て、海外経験ある若者たちの新たなチャレンジ支援に取り組んでいますが、若者たちの日本を飛び出し価値観を揺さぶられた経験はクリエイティブな行動の大事な原点になること気付かされますし、外国人の方々が持つ日本のあたりまえを超えたボーダレスな視点には、イノベーションのヒントがふんだんにあります。

関連する組織・個人ともつながりなおし、地方と海外とのLocal to Localのつながりや、気候変動等のグローバルイシューとの接続、多様な文化バックグラウンドの個人同士による化学反応などを想定していきます。

奨励金・専門支援を含む「デジタルコミュニティ」により「トランスフォーメーション」を図る

第二に、テクノロジーの進展を追い風に、チャレンジする個人と応援する個人が、それぞれに共感し応援しあえるつながりをえる環境を「デジタルコミュニティ」上で実現していきます。

支援者の属人的な人の紹介や、偶然隣に座った関係だけでない、デジタル上での発信と共感のコミュニティを創り、リアルとの相乗効果をはかっていきたいとおもいます。(デジタルトークンの活用等含め想定していて一緒に検討していけたらと思っております。)

デジタルの可能性が現実に見えはじめている今だからこそ、ここまで培ってきたリアルと融合させる、革新的なチャレンジをぜひみなさんと共に開拓していきたいと思います。
これまえのETIC.のリアルの強さに加えて、ここはぜひ様々な皆さんの知恵と技術を得て、実験をし、効率化などでは語れない「トランスフォーメーション」をはかっていきたいと思います。

加えて、この取り組みを後押しする仕組みとして、共感いただける企業・経営者等による専門支援(メディア活用発信、リアル店舗・EC支援、ウェブソリューション、創業コーチングなど)や、寄付と基金運用によるチャレンジ奨励金等の提供など、応援環境そのものをアップデートしていく打ち手を組み合わせ、単なるオンラインコミュニティでないシステムづくりを進めていく計画です。

コミュニティにつながり頑張ることで、ひとりひとりの後戻りしないチャレンジを後押ししたいと思います。

デジタルコミュニティ・メンバーシップ 参加募集のお誘い

多様な想いに対して、みなさんひとりひとりの経験と応援が必要です

これからチャレンジする若者たちには、Web3で世界を変えたい人も、地場産品で街を元気にしたい人も、まだ想いはあいまいでも社会に貢献できる人になりたいという人もさまざまいます。

そのそれぞれにとって、想いが受け止められ、「いいね!がんばって!」と応援される環境をつくるには、本当にみなさん一人ひとりの応援が必要です。求められることも共感ポイントも多種多様だからです。

経験の共有、つながりの紹介、挑戦現場の提供など、それぞれのみなさまに可能な応援をいただくことで、若者たちひとりひとりの具体的な一歩を一緒に支えられたらと思います。

この「渋谷区ガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税の本サイト)」による寄付を通じて、プロジェクトの応援に加え、あらためてコミュニティへの参加表明をいただけたら幸いです。サポートいただいたみなさまには、追ってコミュニティへの招待を申し上げます。

※ 初年度のアクションに対して総額1500万円の寄付を募集しています。
※ 今回の寄付によって、参加義務などが発生するものではありません。ご関心のある範囲で応援いただけましたらありがたいです。

初年度は、1000人のメンバーシップを募集し、活動をご一緒に盛り上げていきたいと思っています。

ぜひご一緒に、未来に向けた若者たちのチャレンジを増幅していきましょう!

2023年度の本プロジェクトのスケジュール(本年度の寄付活用の使途含む)

・奨励金提供のプロトタイプ実施とレポーティング
・ロールモデル事例のインタビュー記事・動画等発信強化
・デジタルコミュニティの試験運用トライアル
・アントレプレナーシップ・ギャザリング(仮称)開催(夏頃を予定)
・高校・大学パートナー、企業パートナーの開拓、資金調達

想いある個人のスタートを応援し、未来への想いを育む

30年を機に、チャンレンジを促進・応援できる文化づくりへ

NPO法人ETIC.(以下、エティック)は、若い世代の「起業家的挑戦」をキーワードに、1993年の創業以来、大学生向けの長期実践型インターンシップや社会起業家への創業支援を行ってきました。その結果、約11,000名の若者たちが変革・創造の現場に実践者として参加し、1,800名を超える起業家が生まれています。

コロナ禍を経て、未来の不確実性がさらに増す中で、若者たちは、社会的行動制限からチャレンジ機会が減り、限られた経験の中で、将来の仕事や暮らしなどに向き合うことが求められる現実があります。
ETIC.は、30周年も機会に、失われた若者たちのチャレンジと応援を、テクノロジーの進展や、起業的チャレンジの多様化という追い風も得て、むしろ拡大していくことを目指し、イノベイティブな挑戦をできる文化づくりにコミットしていきたいと思います。

寄附者の皆様へ

-夢と希望のまちづくり実現へ-

渋谷区は、渋谷区内を拠点に活動する認定NPO法人の活動を支援するため、ふるさと納税を活用した認定NPO法人支援事業を開始しました。
NPOの活動は、福祉、教育、まちづくり、環境に関することなど、多岐に渡っており、地域や社会の様々な問題解決に取組んでいます。
私自身もごみ拾いに関するNPOを立ち上げ、長年活動をした経験から、NPOの活動が社会にもたらす力に期待するとともに、本事業によって、NPOの活動が活発化し、公益の増進や社会課題の解決につながると信じています。皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

写真

佐々木健介さん(NPO法人エティック)

「想いを叶える仕事を自ら創る」はもっともっと多くの人に開かれている。

これからの時代、個人の想いと行動こそが彩りある社会を創ると考えています。

わたしはこれまで20年間、社会を変えるチャレンジをしはじめた起業家たちとの出会いや関わりをいただいてきました。

今はさまざまな領域のリーダーのみなさんでも、はじめは名もなき個人。後ろ盾や十分な資源がなくとも、想いをもってビジョンを描きゼロから人を動かしていく彼らの姿に、私は「こういう人がいるから世の中が変わっていくんだ」と強く心打たれ今に至ります。

ときは流れ、この数年でもクラウドファンディングやSNSなど活用できる社会のツールが増えて、個人ができることのハードルは圧倒的に下がり、多様なチャレンジが増えています。

しかしその一方、そのはじめの一歩で、すこしの機会やつながりがないことで、行動しつづけることができない状況も多くみるにつけ、あらためて、想いを持った個人のトランジションをみんなで応援する動きを広げたいと、行動をはじめました。

ここまでエティックが培ってきたナレッジやつながりをベースに、より活用しやすく、多くのチャレンジが生まれ育つ「苗床」のような場を育んでいきたいと思っています。

サポーター 応援コメント

杉浦元さん(オウケイウェイブ株式会社 代表取締役 )

「いつからでも、やりがいあるチャレンジはできる。」
やりたいことに挑戦しようとしたときに、「失敗したらどうしよう」「今の肩書や年収を失ったらどうしよう」という不安や恐れは必ずあると思います。
立ち止まって考えるということはとても大切だと思いますが、一方で、思考停止になってしまうと現状を変えることができません。今の立場で思考停止することなく、自分が何を希望しているかに向き合って、仲間や応援者をつくり、その人なりの一歩一歩をあゆんでいくことが大切です。
私がETIC. の取り組みに共感しているのは、この取り組みが起業支援という枠にとどまらず、参加者の人生やリーダーシップを支援するものだからです。
まだ何にもなっていない個人ひとりひとりが、その人らしい一歩を得る機会を拡げるチャレンジ、ぜひ一緒に応援していきましょう。

現在進捗情報はありません。

東京都渋谷区

海外からも注目されるスクランブル交差点、渋谷センター街や原宿といった若者のファッションや流行発信の街というイメージが強い渋谷区ですが、 裏渋・奥渋エリアや広尾、代官山、恵比寿といった大人の雰囲気が漂う街や、笹塚・幡ヶ谷・初台地区等の人情味が漂う街、 緑に囲まれて文化・歴史を感じる代々木・千駄ヶ谷地区など、様々な魅力にあふれています。
また、100年に一度とも言われる渋谷駅周辺のまちづくりも現在進行中です。いつの時代も文化の発信地である渋谷区の魅力を体験・お楽しみいただけるよう皆様のお越しをお待ちしております。