野良猫の命と人の生活環境を守るために

カテゴリー:動物 

main_img

寄付金額 625,000

20.8%

目標金額:3,000,000

達成率
20.8%
支援人数
37
終了まで
53
/ 90

福岡県志免町 (ふくおかけん しめまち)

寄付募集期間:2022年11月1日~2023年1月29日(90日間)

タグ:

志免町

プロジェクトオーナー

「野良猫の命と人の生活環境を守るために」

近年、全国的に野良猫の糞尿や鳴き声等による生活環境被害が増えていますが、志免町にも多数の苦情や相談が寄せられています。

これらの問題を解決するため、地域住民の合意のもと、その地域にお住まいの住民が主体となって、野良猫に対して、不妊去勢手術や一定のルールに基づいたエサやり、トイレの管理などを行うことにより、生活環境被害を軽減しつつ、猫に一代限りの生を全うさせ、数年かけて地域から野良猫を減らしていく「地域猫活動」という取組があります。

町では令和元年度から、野良猫に不妊去勢手術を実施する町の登録団体に対して、その費用の一部を負担する支援事業を実施してきました。しかし、無責任なエサやり行為による無秩序な繁殖に手術が追い付かず、生活環境の改善には程遠い状況です。

また、町が収容した死亡猫の件数は、毎年200件にも上り、そのほとんどが無秩序に増えてしまった野良の子猫です。

このような不幸な命をこれ以上増やさないためにも、今回、さらなる支援の拡充を図り、町内のより多くの地域で「野良猫の命」と「人の生活環境」を守ることを目的として、クラウドファンディングを実施します。

福岡県志免町

志免町は福岡県の西部、福岡都市圏のほぼ中心に位置しており、総面積8.69平方キロメートルの小さな町です。

山岳はなく、須恵町・宇美町・大野城市に接する東南の丘陵地、福岡空港をはさんで福岡市と接する西南の丘陵地、そしてこのふたつの丘陵地の間を福岡市・粕屋町へと広がる平坦地からなっています。

戦前は海軍炭鉱、戦後は旧国鉄の志免炭鉱と、石炭の町として栄えていましたが、昭和39年の閉山でおおきな打撃を受け人口は約1万6,000人まで減少しました。

しかし、福岡市の中心部まで約8キロメートルという地の利と温暖な気候に恵まれ、昭和40年以降は福岡市のベッドタウンとして住宅開発が進みました。それに伴って人口も着実に増加し、現在46,000人を超えています。

また、志免町のシンボルとして有名な「竪坑櫓」は、国の重要文化財として指定を受けました。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

野良猫の暮らしと生活環境被害

法律上の取り決めがない猫の命

犬は狂犬病予防法等に基づき、登録・管理されています。一方、猫にはそのような取り決めがなく、野良猫や放し飼いにされた飼い猫による糞尿被害や鳴き声等のトラブルが発生しやすい状況にあります。

猫の繁殖力が非常に強いことも、トラブルの要因としてあげられます。猫は1回の出産で4〜8匹の子を生み、年に2〜4回の出産が可能です。環境省は計算上、1匹のメス猫が3年後には2000頭以上に増えると試算しています。無責任なエサやりは、むやみに野良猫を増やすこととなるのです。

また、ここ数年で猫に関するトラブルが急増している要因が、2013年の法改正です。この改正により、動物愛護の観点から行政による引き取りと殺処分が減ったことで、地域の野良猫の数は増え続け、猫に関するトラブルや苦情も増加していると考えられます。狂犬病予防法に基づき抑留できる犬とは異なり、瀕死等の保護が必要な猫を除き、原則野良猫の捕獲はできないため、猫がその場所からいなくなる手立てがないのです。

そうして増えてしまった野良猫ですが、生きていく環境というのは非常に過酷です。夏の暑さや冬の寒さ、不安定な食事等による衰弱や、不衛生な生活環境による感染症、また、交通事故や怪我等により命を脅かされるリスクが、室内飼いの飼い猫と比べて非常に高くなります。そのため、室内飼いの飼い猫の平均寿命が15年といわれるなか、野良猫の平均寿命は4~5年といわれています。

野良猫は、もとは飼い猫が捨てられたものです。その猫たちが次々と子を産んで爆発的に増え、人の生活環境にまで悪影響を与えるようになってしまいました。人が猫を捨てた結果、生活環境被害となって返ってきたのです。この負の連鎖を断ち切るには、できるだけ多くの野良猫に対して不妊去勢手術を実施し、繁殖を抑制する必要があります。

地域猫活動への支援

生活環境被害を減らすための「地域猫活動」

志免町では、令和元年度から、野良猫に不妊去勢手術を実施する町の登録団体に対して、その費用の一部を負担する支援事業を実施してきました。しかし、年々手術数は増えていても、住民からの苦情や相談は減るどころか増加傾向にあり、いまだ問題解決には至っておりません。

その原因としては、無責任な飼い主による捨て猫や、無責任なエサやりがなくならないこともあげられます。これらに対する指導や注意喚起を強化していくとともに、地域猫活動への支援の強化が必要となります。

逆に困っている人が増えている今こそ絶好の機会と捉え、現在の支援策の見直しや、今後の支援内容の拡充を図り、生活環境被害の改善を図っていきます。

町による取組
「志免町地域猫活動支援事業実施要綱」に基づき、町に登録した団体を対象に、予算の範囲内で不妊去勢手術費用を負担する手術券を交付しています。

不妊去勢手術の実績

令和元年度:23匹(登録団体数:3団体)
令和2年度:39匹(登録団体数:3団体)
令和3年度:56匹(登録団体数:3団体)

寄附金の使い道

皆様から寄せられた寄附金は、基金への積立てを行い、地域猫活動への支援として、野良猫への不妊去勢手術費用、また、必要に応じてその他の地域猫活動支援に充てさせていただきます。

※目標金額に達しなかった場合も、地域猫活動支援の費用として活用させていただきます。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合も同様に、1匹でも多くの猫に手術を実施できるよう、大切に活用させていただきます。

地域猫活動の先にあるもの

人も猫も安心して暮らせるように

地域猫活動により野良猫の繁殖が抑制され、自然に頭数が減ることで、糞尿被害等のトラブル減少が図れます。

しかし、いくら多くの不妊去勢手術を施したとしても、野良猫がその場からいなくなるわけではないので、すぐに生活環境被害がゼロになるわけではありません。動物愛護の観点からも、今いる猫の命を守りつつ環境改善を目指すため、野良猫の寿命までは地域で共生していくことになります。

特に自分の土地が糞尿被害等に遭うと、なかなか活動に対する理解をいただくことは難しいかもしれません。しかし、この活動を全くしなくなってしまうと、捨て猫や無責任なエサやりにより、町は今以上の野良猫であふれ返ってしまいます。そのような行為への注意喚起や指導も積極的に行いつつ、地域猫活動の先にある、人も猫も安心して暮らせるまちを目指します。

プロジェクトにご賛同いただける皆様へ

志免町 町長 世利良末

1匹でも多くの野良猫に手術を

志免町では、令和元年度に「志免町地域猫活動支援事業実施要綱」を制定し、野良猫の繁殖抑制により、猫を原因とする住環境への被害等の防止と、町民の良好な生活環境の保持に取り組んでまいりました。

地域住民や動物愛護団体の方のご尽力により、一部では活動の成果が見える地域もありますが、町全体でみると、まだまだ手術を必要とする野良猫がたくさん生息しています。また、それらの猫による生活環境被害への苦情やトラブルは減るどころか、毎年増えている状況です。

問題解決には、とにかく早い段階での不妊去勢手術が必要不可欠です。ゆっくりやっていては、猫の繁殖力には追い付きません。

このプロジェクトをきっかけに野良猫問題を「地域の問題」として捉えていただき、1匹でも多くの野良猫が少しでも早く手術を受けられるよう、全国の皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

動物愛護団体キーテイル 丸山さん

人にも猫にも優しい町になってほしい

地域猫活動とは野良猫のためだけの活動ではございません。その地域にお住まいの皆様と野良猫とがお互いに共生し合うための活動です。

野良猫の糞尿被害や爪研ぎ被害などにお困りの方は多いとは思いますが、無くすためには野良猫をゼロにするしか方法はありません。しかし行政は野良猫を引き取っておりませんし、野良猫を殺傷したり、捕獲して別の場所に遺棄したりすることは法律違反となります。したがって、唯一残された道が地域猫活動となります。

野良猫が居なくなることは、猫が好きな方と苦手な方との共通の願いだと思います。「不幸な野良猫を見たくない」、「糞尿被害が減ってほしい」、そんな両者の願いを叶えるためには地域猫活動が必要不可欠です。

志免町が地域猫活動支援を積極的に取り組んでくださることに感謝いたします。ぜひ人にも猫にも優しい町になっていってほしいと思います。

志免町からのメッセージ

町内では、地域住民や動物愛護団体が主体となって、地域猫活動やTNR活動を継続してこられました。しかし、そういった活動の周知がまだ十分とは言えない現状では、「エサやり=いけないこと」と誤解され、エサやり行為のみで批判を受けて、肩身の狭い思いをしながら活動している方がたくさんいます。

この活動の目的は、猫の繁殖を抑制することではなく、それによって地域の環境改善を図ることです。猫が好きな人も、猫に困っている人も、「生活環境を良くしたい」という思いは同じです。今回のクラウドファンディングでさらなる周知を図り、地域の理解が進んで、活動しやすい環境づくりにつながればと思います。

※TNR活動…捕獲(Trap)、不妊去勢手術(Neuter)、元の縄張りに戻す(Return) を意味する、地域猫活動の基本となる活動です。猫は縄張りを持つ生き物です。その地区にいた猫がいなくなっても、またどこからか他の猫が流入してきます。TNR活動は「自分の縄張りを守る」という猫の習性を利用して新たな猫の流入を防ぐ方法です。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-