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殺処分ゼロ!人と猫が幸せに暮らせる街づくり

カテゴリー:動物 

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寄付金額 2,063,739

51.5%

目標金額:4,000,000

達成率
51.5%
支援人数
133
終了まで
受付終了

岐阜県岐阜市(ぎふけん ぎふし)

寄付募集期間:2022年10月20日~2023年1月17日(90日間)

岐阜県岐阜市 & NPO法人 Wellbeing

プロジェクトオーナー

日本では1年間に約2万頭の猫は行政によって殺処分されています。(2022年度環境省調べ)犯罪率や自殺率にも関連し、子どもへの影響も大きな社会問題となっています。人の身近にいる猫や犬、牛や鶏などの産業動物、生息環境をどんどん奪われる野生動物たち…。私たちは今後どのように罪のない小さな命と共存していくのか。
「人と動物が共生する社会」の実現を目指し、成猫の終生飼養や新しい飼い主探しなど飼い主としての責任の徹底を図り、殺処分ゼロにするため、環境保全の推進を目指していきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

日本における犬猫の殺処分の実態

殺処分数はここ10年程で約18万頭減少したものの、依然として、年間2.4万頭の犬・猫が犠牲になっているのが現状

環境省の発表では、2010年度に20万5000頭だった殺処分の数は、2020年度は2万5000匹に激減しています。殺処分をなくす取り組みが実施され、統計上は犬や猫の殺処分が減っている自治体は年々多くなっています。動物愛護団体や個人ボランティアの引き取り保護・里親探し活動や、野良猫の避妊去勢などを行うTNR活動などが功を奏していると思われます。

※TNRとは 
Trap(猫を捕獲する)、Nuter(猫に不妊去勢手術を行う)、Return(猫を捕獲した場所に帰す)の頭文字をとって名付けられた野良猫のボランティア活動のことです。

TNRの現実…

保護してわかること

昨今盛んになってきたTNR活動ですが、難題も多く、怪我や病気で治療が必要な猫・人に慣れている猫・糞尿問題や猫嫌いなどで地域から排除された猫など捕獲した場所に帰すことができず、猫を抱えていくといった現状があります。TNR活動の厳しい現実です。
保護活動やTNR活動には費用も労力もかかり、個人ボランティア・愛護団体の活動にも限界があります。

私たちが出会った猫たちのエピソード


①排尿排便コントロールができないチョコちゃん

 
2021年10月末地域猫として外の生活をしていたチョコちゃんが、今までピンと立っていたしっぽを垂らし糞尿まみれで現れました。地域は猫の「いたずら」が多い地域でした。人に慣れていたチョコちゃんはTNR後、外傷という形で私の手に帰ってきました。臀部に外傷があり、排尿排便コントロールが不可緊急保護しました。入退院を繰り返し、毎日の圧迫排尿排便の介護をしました。少しずつ元気を取り戻していましたが、2022年6月脳障害を併発し虹の橋を渡っていきました。


②人気者だったボス


上記写真は右も左も同じ猫。私たちの間では「ボス」と言われ人気者でした。
あっちでは「タヌタヌ」こっちでは「ポンタ」と呼ばれ、最初は首輪もしていたそうです。
ところが、外の子の不治の病「口内炎」になってしまい、口が痛くてごはんも食べられない・グルーミングもできない、体中がベタベタになりみるみる痩せていきました。
今まで餌をあげていた住民からも「汚い」「あっちいけ」とあしらわれ・排除され、みるみる顔つきも変わっていきました。
自宅に保護しました。刺身が大好物だったボス。最期まで看取りました。

保護猫活動についてはこちらをご覧ください。(毎日更新中) ▶▶ https://www.instagram.com/wellbeing_neko/

TNR活動だけでなく

大切なことは「猫好きの猫好きによる猫好きの為の活動ではない」ということ


TNRは地域住民全体の利益に資する環境保全活動であり、極めて合理的な手段ですが、手術を施された猫たちが穏やかに健康に一代の生を全うするためには、現実に即した地域猫活動への取り組みが大切です。
小さな命を排除するのではなく、共生の道を開く選択は子どもたちに、やさしさ、思いやり、共感、生命の尊厳を見せる教育の機会になるのではないのでしょうか。

地域猫活動で住みやすい街へ

猫が好きな人も嫌いな人も まだまだ知らない野良猫のこと もっと知ってほしい保護猫のこと


猫が好きな人、猫が増えすぎて心配している人、猫の問題行動に怒っている人、どんな立場の人も野良猫だらけの状態はよくないと思っています。
地域の猫問題・野良猫のこと話し合ってみませんか?
地域の住民同士で共通の課題に取り組むことによって知り合いが増え、昨今希薄になりがちと言われる地域コミュニティも強くなります。対立から融和へ、お互いの理解を深め、一層明るく住みよい町になるのではないでしょうか。

今ある命を大切に命のバトンをつなぎます

今後のスケジュール

・2023年3月1日~2023年12月31日
 飼い主がいない猫の避妊去勢保護、譲渡
・2023年11月26日(予定)
 里親探しと動物愛護の啓発を兼ねたイベントを実施


<2021年11月27日に行われた保護猫譲渡会の様子>

保護猫活動チャリーティーマーケット

NPO法人Wellbeingは2022年4月22日に設立しましたが、その前から個人で保護猫活動をしておりました。個人での活動から、周囲のご協力ご賛同が増え、不定期開催ですが、啓発活動、チャリティーマーケットを兼ねた保護猫譲渡会を実施しています。
チャリティーマーケットを兼ねた譲渡会は170名以上の方にご来場いただけました。
現在では年間150頭以上の猫ちゃん(成猫、子猫)の譲渡をさせていただいています。

保護時猫風邪、猫カビ等、栄養不良で瘦せていた2匹


1か月のケア、治療をして里親様へ
そして、里親様の更なる愛情でつやつやピカピカの毛並みになり、あったかいおうちで幸せいっぱいに過ごしています。

地域猫活動はあくまで地域の人たちが中心になって取り組むのですが、その活動をアドバイスとともにサポートできる人、専門知識や経験のある人、私たちNPO法人にもっとご相談ください。専門的なリソースを効率よく多くの地域で活用することで、より効果的に地域猫活動が進んで行くでしょう。
NPO法人Wellbeingは、命の大切さを啓発し・弱い立場の命を優しく見守り、猫が幸せに・人が穏やかに暮らすことのできる街づくりを推進し、殺処分ゼロを目指します。
ぜひ応援よろしくお願いいたします。

寄附金の使い道

目標金額400万円

寄附金は、飼い主がいない猫を譲渡までつなげる事業の資金とします。


※その他経費は除く。
※目標金額を超える場合は、より積極的な広報活動を行い、広く社会への啓発活動を行っていきます。
※目標金額に満たない場合は、保護数を減らして実施します。

(空き家にいる野良猫)

岐阜市のNPO支援

岐阜市 市民協働推進部 市民活動交流センター


岐阜市では、「協働のまちづくり」を推進しており、共に地域社会の課題解決を目指すNPO等の事業を応援しています。この事業を皆様にも応援していただくために、ふるさと納税を活用しています。
この事業によって、市民の皆様が誇りを持てる個性豊かな地域社会の実現を目指します。

ご支援くださる皆様へ

NPO法人代表理事 今尾香織

写真

猫と人の共生に正解はありません。住宅が多い地域、山・川・田畑が多い地域、それぞれの形があります。 
ただ、私は今ある命を大切にそして、私たちが今生きている大人として、未来ある子どもたちに今より少しでもいい未来を伝えていけたらと思っています。
理想ですが、いろいろな命の存在を譲り合いながら、人と動物がお互いの命に敬意を払い、その存在を認め合う町になる。そんな地域を目指し、サポート、活動に取り組んでいきたいと思っています。

NPO法人理事 伊藤香織

写真


私は元々、犬の保護団体に属して保健所からきた犬たちのお世話などに関わらせていただいていました。 ある日、地域の公園に仔猫が数匹。餌やりさんに文句を言う方などの姿も見ました。
猫保護活動をされていた現在Wellbeing代表に相談し、すぐにTNRにとりかかり親猫の避妊去勢手術をし、そして仔猫保護。
仔猫はその後みんな幸せな家庭へと譲渡され、ノラネコを増やしてはならない、避妊去勢の大切さを目の当たりにしました。

現在、日本は野良犬が少なくなりましたが猫は現実問題が続いております。
彼らは好きでそこにいるわけではなく、生まれた場所で彼らなりに一生懸命生きているのです。大事な命です。
餌を与えるのであれば、その猫たちに避妊去勢を施し、一世一代の命を地域で見守っていく。
そのお手伝いを私たちも尽力させていただきたいと思っております。
どうぞ、宜しくお願いします。

ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2023年05月08日 20:32

    令和4年度実績報告

    (1)令和4年度実績報告
    令和4年度は、総額198,835円の費用(団体負担を含む。)を支出しました。
    主に医療費として、口内炎「ポン太」※1の抜歯費用、糖尿病の「ふみごろう」、慢性腎不全の「かりん」の治療費、保護猫5頭の不妊治療とワクチン費用などに使用しました。

    ※1口内炎ポン太については前回の進捗情報に掲載。

    (2)糖尿病「ふみごろう」のご報告
    ふみおじさんこと『ふみごろう』は、3月29日15時に虹の橋へ旅立ちました。
    前日は、元気にご飯がほしいと鳴き、ふみふみしていたふみごろう。何も変わらないふみごろうでした。猫部屋を数時間あけた後、ふみごろうが糞尿を出し倒れているのを発見しました。心臓は動いていたものの、触ると不随運動で身体が硬直し、息もしていませんでした。
    すぐに病院に駆け込み、蘇生しました。低血糖だったため、グルコースは正常値に戻ったものの、不随運動は変わらず続きました。自分が自分だとわからない状態で、身体がいびつにまがったり、飛び上がったり、涎がたれ、自分の意思による反応が全くありませんでした。低血糖だけなら戻ってくるはずが、少し発作は治るものの、やはりたびたび発作が起きていました。
    昨年末、岐阜市で迷子猫としてご相談を受けたふみごろう。皆様にも沢山のシェア拡散いただき、飼い主さんが現れてほしいと願っておりました。
    保護時から尿が我慢できず、至る所でしてしまい、水を飲むの繰り返し、なぜかボーっとして寝ている時が多いことから、糖尿病と診断が受けました。インスリン注射をうち、体重も2.6キロから3.35キロへ。体重も増え毛並みも良くなり、1階から2階へジャンプする事もできるようになりました。排尿などもやっとコントロールができるようになり、ゆっくり休んで大好きな結束バンドでよく遊ぶようになりました。
    病気がわかり治療をしながら次第に元気になっていくふみごろうに、「可愛いね」と逢いに来ていただける方もいました。ふみごろうの存在を知っていただき、沢山の想いに感謝します。

    最新の保護猫活動についてはこちらをご覧ください。(毎日更新中) ▶▶ https://www.instagram.com/wellbeing_neko/

    (2)保護猫譲渡会
    5月28日(日)に、羽島郡岐南町の「株式会社アクティブハヤシ」さんのご協力のもと、保護猫譲渡会をかねた啓発活動などを開催します。

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  • 2023年03月06日 12:59

    クラウドファンディング お礼とご報告


    この度は、NPO法人Wellbeingガバメントクラウドファンディング「殺処分ゼロ人と猫が幸せに暮らせる街づくり」にご賛同いただき、ありがとうございました。
    みなさまのおかげをもちまして、133名(延べ人数)の方々より、2,063,739円のご支援を賜りました。
    また、様々な励ましのお言葉をお寄せいただいたみなさま、今回のクラウドファンディングについて、SNS等で広くお声がけしていただいたみなさまにも、重ねてお礼申し上げます。
    NPO法人Wellbeingは、命の大切さを啓発し・弱い立場の命を優しく見守り、猫が幸せに・人が穏やかに暮らすことのできる街づくりを推進し、殺処分ゼロを目指します。
    これからもぜひ応援よろしくお願いいたします。

    ♦報告
    TNRサポート依頼を受けて保護をした「ポン太」くん。捕獲後リターン(元の場所に戻す)しようと地域に戻そうとしましたが、捕獲機から全く出てこない。出ようとしない。自宅療養中もとても人になれており戻す選択をためらっておりました。もちろん飼い主はいません。こういう子は虐待に逢うリスクが一番高い。Wellbeingで保護しましたが、不治の病ともいわれる口内炎を発症しておりました。口内炎はネコカリシウイルスの感染により発症するといわれています。予防はワクチン。ワクチンによって予防することができます。
    治療にはウイルスを抑える薬の投与や炎症や痛みを抑えるステロイド剤などの投与がありますが、「ポン太」くんは抜歯をすることにより痛みを軽減できるとのことで、抜歯手術をしました。

    最新の保護猫活動についてはこちらをご覧ください。(毎日更新中) ▶▶ https://www.instagram.com/wellbeing_neko/

    ♦保護猫譲渡会
    月一回のペースで保護猫譲渡会を開催して参ります。今年5月からは羽島郡岐南町にある「株式会社アクティブハヤシ」さんのご協力の元譲渡会をかねた啓発活動等を開催予定です。

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岐阜県岐阜市

ガタン、ゴトンと、名古屋から電車で約20分揺られた先に、岐阜市はあります。

岐阜県の県庁所在地である岐阜市には、魅力が満載。
玄関口であるJR岐阜駅周辺に並ぶ高層ビル。
昭和の面影を残しながら新たな活気がみなぎる柳ケ瀬商店街。
1,300年以上の歴史を持つ鵜飼が行われる清流長良川。
そして、岐阜城を冠する自然豊かな金華山があり、斎藤道三公・織田信長公・明智光秀公をはじめとする戦国武将ゆかりのまち。

そんな、まちと自然がバランスよく共存する岐阜市には、暮らしやすさと豊かさがあります。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • わずかばかりですが、役立てて下さい。

    2022年12月16日 0:18

  • 応援しています!

    2022年12月14日 1:13

  • 不幸な命を少しでも減らして下さい

    2022年12月7日 15:51

  • 素晴らしいプロジェクト✨
    本当に素晴らしい県ですね✨
    猫ちゃん犬ちゃん達をお守りください😊🙏

    2022年11月17日 19:49

  • 猫の殺処分が0になる日が、実現しますように願います。

    2022年10月26日 20:37

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