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【SAGA食べる通信】捨てられる食べ物を生産現場から無くしたい!顔の見えるフードロススイーツプロジェクト

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

main_img 達成

寄付金額 1,071,000

107.1%

目標金額:1,000,000

達成率
107.1%
支援人数
48
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2017年9月14日~2017年12月31日(109日間)

佐賀県NPO支援 × NPO Succa Senca

プロジェクトオーナー

NPO法人SuccaSencaでは、生産者と消費者が直接繋がる社会を目指し、食べ物付き情報誌『SAGA食べる通信』を発刊しています。これまでの紙面では、佐賀県の農業の強みである若手をフォーカスし、彼らの人生、「思い」と共に、彼らがつくった食べ物を提供してきました。消費者が普段知ることのできない生産現場の情報を伝え、地域の生産者と消費者を繋ぐことで、農業を切り口とした佐賀県の活性化、延いては、日本の「食」を次世代に継承する活動を行っています。

今回のプロジェクトでは、生産現場のフードロスをテーマに県内生産者とパティシエと共に、捨てられる野菜たちにスポットを当てたスイーツ開発を行います。生産現場から捨てられる食べ物をゼロに。SAGA食べる通信が軸となり、フードロスの課題を解決する新たな循環の仕組みを生み出すためのご支援をお願いいたします。

更新情報

 

■プロジェクト名・ロゴ・キービジュアル完成!
 その名も「SUTEN by(すてんばい)プロジェクト」

写真
捨てないという意味の佐賀弁「捨てんばい」と英語の「ステン」しみ、傷といった意味を掛け合わせ、そこから生まれるもの、さらに、メビウスの輪も掛け合わせた3つの意味を込めています。規格品と規格外品は優劣のない平等な命であることを、プロジェクト名としました。
ロゴは、SAGA食べる通信のトレードマークでもある「蝶ネクタイ」と循環を意味する「∞」から、規格外品が新たな着飾りをするようなイメージで仕上げました。この「SUTEN by」の商品をアスパラ、くず米、レモンなど様々な農作物に合わせた設えに仕上げていきます。
 

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!

ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。

ふるさと納税をもっと知る
私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)
ふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディングについて

生産現場にあるフードロスという課題

■「フードロス」という言葉をご存知でしょうか。

まだ食べられるのに捨てられている食べもの、それがいわゆる「フードロス」。
日本では年間5800万トンの食料を輸入する一方、年間640万トン以上の食べ物が処分されています。

生産現場に目を向けてみると、日本の農業者はこの30年で6割減。
600万人いた農業者は192万人に。総人口のたった1.5%まで減少しました。
食料自給率は先進国最下位の39%。しかも平均年齢は66歳です。
※出典:農林水産省統計

このように全国の生産現場では、高齢化や担い手不足、耕作放棄地問題など多くの課題が山積し、日本の「食」は正に瀕死の状態です。それにもかかわらず、出荷されずに大量の食べ物が廃棄されています。

 

なぜ捨てられるのか

消費領域の情報「見た目、値段、産地、カロリーなど」に依存した私たち消費者がつくり出した市場。

市場では、野菜が少し曲がっていたり、表面にわずかなくすみがあっただけで消費者から敬遠され、売れなくなってしまいます。また、市場の流通規格に合わせてカットされ「本来食べられる根元の部分」が捨てられてしまっています。

消費者絶対優位の市場が形成した厳格な流通規格が、生産現場において多くのフードロスを生み出しているのです。

同じ人間が、同じ時間をかけ、同じ愛情を注ぎ、大自然と戦いながら生み出された「命」が、見た目だけの問題で「出荷されるもの」と「捨てられるもの」に二分されているのが現状です。

 

捨てられる食べ物たちにスポットライトを

たとえば、アスパラガス農家の安東さんの場合、
見た目が悪かったり、カットされた根本の部位のアスパラガスが1日で10〜15kgの廃棄となってしまいます。

実は、この捨てられている端下の部分は、アスパラガスの甘みが最も凝縮した部分なのです。
世に出回らない紛れも無い正規品。

そんな生産現場のフードロスの課題を解決する為、まだまだハードルの高い6次化を生産現場と加工現場が手を組む形でスタートしました。

 

■廃棄されてしまう野菜を使ったスイーツを開発

▲アスパラガスで試作したラスク

▲アスパラガスで試作したラスク

佐賀県嬉野市にあるパティスリー『Spica』のオーナー、パティシエの井上さんと共に、廃棄されてしまうアスパラガスを使ったスイーツを開発しています。

一般的にお菓子の材料には使わないアスパラガスを、バタークリームマカロン、ホワイトチョコレートマカロン、そしてサブレ系焼き菓子に組み込んだ試作スイーツが完成しました!
アスパラガスの心地よい風味が鼻から抜け、どれも驚くほど美味しく、組み合わせや展開の幅にポテンシャルがあります!
これから試作品の更なるブラッシュアップ、プロジェクトネーミングとキービジュアル開発に入り、本格的に活動を始める予定です。

 

■加工現場から ”も” 廃棄をゼロに

加工現場で出た”搾りカス”も、廃棄してしまうのではなく、
生産現場へ戻し肥料にして再利用します。

このプロジェクトの目指すものは、佐賀県内の生産現場と加工現場、小売が手を組み、持続可能な社会を目指し取り組むプロジェクトです。

みなさまからのご寄附の使い道

今回のクラウドファンディングの目標金額は100万円。
2017年10月末まで募集いたします。今年度の活動および寄附金の用途は以下の活動経費に充当させていただきます。

●商品開発費用 : 10万円  アスパラガス関連2種,米関連2種,れんこん関連1種
 ※予定であり、農作物の収穫状況により変動する場合あり
●ロゴ開発費用 : 5万円  
●ホームページ制作費 : 20万円  ブランディングページ及び通販サイトの立ち上げ/運用費用
●パッケージ開発費用 : 40万円  
●レポート冊子制作印刷費 : 50万円  フードロスや現場のリアルな状況を伝える冊子1000部印刷予定
●交通費 : 5万円  
●展示会出展費 : 20万円  ※デパートなどでの出展を検討中

このクラウドファンディングは
『ふるさと納税』対象事業です!

 

【ふるさと納税とは?】

ふるさと納税とは、あなたが来年支払う所得税・住民税を任意の自治体に納税することで、様々な地域の地方創生に参加できる制度です。
通常の居住地の自治体への納税と異なり、様々な地域の特産物をお礼として貰えることで大きな注目を浴びています。SAGA食べる通信の本プロジェクトを通じて納税していただいた皆様には、SAGA食べる通信が厳選した最高A5ランク佐賀牛や、自然豊かな環境で安心・安全の農法で栽培された最高品質の新米、食卓を彩る有田焼などをご用意しています。

【ふるさと納税メリット】

①お礼の品が貰える
②確定申告で税金還付・控除
③税金の使われ方がわかる
④複数地域・プロジェクトに寄付できる

【申し込みから申告の流れ】

※申し込みは3分ほどでできます
STEP① 本ページ下部返礼品の中からお好きな品を決めて「プロジェクトに参加」を押す
STEP② ログイン(アカウント作成不要です)
STEP③ 個人情報入力(住所・氏名・年齢・支払い方法・金額・商品選択)→申し込み完了
STEP④後日返礼品と寄付金受領証明書が届きます
STEP⑤確定申告時に寄付受領証明書を提出→還付・控除

※ 寄附金は現在お支払いいただいている住民税の約2割が控除の上限の目安となります。寄附した金額のすべてが控除されるわけではありません。
※寄附をする人の収入や家族構成などに応じて還付・控除額は変わりますのでご注意ください。
※ 課税所得に応じて自己負担金は2,000円以上になる場合があります。
※ 控除を受けるには、確定申告または寄附するごとに特例申請書を提出する必要があります。

【モデルケース】
●既婚Aさんの場合
年 齢 : 35歳
家族構成 : 夫婦、子供一人
配 偶 者 : 共働き
扶養家族 : 小学生一人
年 収 : 500万円
控除上限額:60,000円

●独身Bさんの場合
年 齢 : 28歳
家族構成 : 独身
配 偶 者 : なし
扶養家族 : なし
年 収 : 300万円
控除上限額:27,000円

▼ふるさと納税の仕組み詳細はコチラ
https://www.furusato-tax.jp/about.html

▼あなたの控除額シュミレーションはコチラ
https://www.furusato-tax.jp/example.html

 

消費者と生産者が繋がる社会を目指して。
『SAGA食べる通信』のこれまでの活動

生産者の人生や思いを綴った冊子と一緒に食べ物を届ける。一見すると通販サービスのようですが、それだけではありません。購読者と特集した生産者をSNSで繋いだり、生産者と直接交流できる様々なイベントを開催してきました。

大きく、例外を許さない流通システムで分断された生産者と消費者。こんな時代だからこそ生産者と繋がる機会を大きな価値だと考えています。

これまでも、イベント参加者や購読者、生産者の方から嬉しいお言葉をいただくことが多く、『SAGA食べる通信』を発刊する意義を、日々強く感じています。

 

■『SAGA食べる通信』としての今後の展望について

今回ご紹介したフードロススイーツの商品化は10月末を予定しており、まずはアスパラを使った商品の企画を行っております。

今後はアスパラガスだけでなく、お米やれんこんなど、生産現場で出荷されなかった野菜たちを集め、スイーツとして生まれ変わらせ、正規品の野菜、顔とストーリーのわかる『SAGA食べる通信』とセットにしてお届けしていく予定ですのでどうぞお楽しみに!

『SAGA食べる通信』とは別に、食品廃棄の現状やそれに関わる農家の方々の手間など、現場のリアルを伝える冊子を制作し、販売する予定です。
また、紙面とは別に商品化されたスイーツのブランディングページ及び通販サイトを設けて、既存会員さんなどへの広報を行い、展開していきます。


■「農家の現状」を知ることができる試食イベントについて

商品化に伴って、デパートでの展示会や、フードロススイーツの試食会なども開催を予定しており、農家の方の現場のリアルな情報を聞きながら、スイーツを食べていただくようなイベントを開催します。『SAGA食べる通信』の購読者の方や、今回ご寄附いただいた方を対象にご招待させていただく予定です。

今後はいつでもどなたでもフードロスの問題に触れ、食品廃棄をなくせるように一緒になってプロジェクトを展開していければと考えています。


具体的な事業スケジュールにつきましては、フェイスブック等で発信いたしますので、よろしくお願いいたします。

県内選りすぐりの品をお礼としてご用意しました

今回のプロジェクトにご賛同いただきました皆さまには、
『SAGA食べる通信』の活動で出逢った生産者の食べ物をお届けします。『SAGA食べる通信』冊子を同封しますので、是非食べ物ができるまでのストーリーとともに佐賀の究極の「食」を味わってみてください。

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、みなさまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 途上国への食糧援助量の約2倍にも達する日本の「フードロス」をなくす取組に共感しました!
    佐賀県から食に対する大いなる挑戦を応援します!

    2017年12月22日 15:57

  • こういう取り組みが日本中に広がればいいと思い、わずかですがプロジェクトに協力させていただきます。

    2017年11月28日 10:37

  • ひとつの食べ物をつくるために、どれだけ生産者の方が手間と愛情をかけていることか。見た目や流通の効率化で廃棄されるなんて、どうして日本はそんな世の中になってしまったんだろうと、少し悲しくなります。大都市に住んでいると、農家の方に直接お礼を言う機会も、不揃い野菜を買える機会もあまりないので、このプロジェクトを通じて何かできればと思いました。

    2017年11月20日 1:09

  • 佐賀の古湯が好きで、よく行きました。
    とても美しい場所なので、応援したいです。

    2017年11月1日 11:00

  • フードロスをどうにかしないといけないと思いつつ個人レベルでは限界があります。こういう活動が広まっていくきっかけになることを期待してます。

    2017年10月30日 13:18

  • 素晴らしい取り組みだと思います。
    僅かではありますが、応援させていただきます。

    2017年10月29日 23:01

  • サイズのせいなどで廃棄されてしまう食品には私も心を痛めていました。農家さんが丹精込めて作ったのに、本当にもったいないです。この考えに賛同しますので、ささやかですが寄付させていただきます。

    2017年10月29日 17:28

  • 地元・佐賀でのフードロスへの取り組み。心から応援しています。持続可能なプロジェクトとして、ぜひがんばっていただけたらと思います。

    2017年10月22日 22:20

  • とても素敵な取り組みだと思い、僅かですが寄付させて頂きます。世界には食べられずに餓死している人がたくさんいるのに、日本は輸入してまでも食べ物を棄てている現状。このような素晴らしい取り組みがたくさん増えてずっと続けばと願っています!

    2017年10月19日 23:24

  • フードロス、話題になることはあっても、なかなか実行に移すことが難しいことの一つだと思います。アイデアを持ち寄って、是非活動を継続して下さい。

    2017年9月29日 22:23

  • 食べ物を大切にする取り組みに、とても感動しました。
    心ばかりですが応援させてください。

    2017年9月19日 21:06

  • 日本全国からでフードロスが減ることを願って応援することにしました。御礼品があると思っていませんでした。有り難うございます!応援します。

    2017年12月14日 1:50

  • GCFの取り組みを応援してます!

    2017年12月10日 22:02

  • 冊子作製よりも商品開発に力を入れてはいかがでしょうか?

    問題があることは分かっても、商品に価値が見いだせなければ、消費者は購入しない。
    また、商品開発だけではなく、そのまま商品を売る方法も検討してほしい。

    2017年12月10日 15:24

  • フードロスの問題は確かに個人レベルではどうしようもなく思います。生産者の方々と我々消費者の距離が縮むことは確かにロスの改善につながると思い、活動を応援したいと思いました。

    2017年12月9日 20:55

  • 以前より フードロスの問題には関心がありました。
    東京で行われている セカンドハーベストジャパンの
    活動にもかかわろうと思っていましたが、佐賀での
    活動を見つけ 今回 寄付いたしました。
    活動が実のあるものとなることを祈っております。

    2017年11月27日 5:59

  • 飲食の仕事に携わる者として共に考えて行かなければならないと思い応援しようと思いました!
    生産者の方も消費者の方も笑顔になれるような活動をこれからも応援していきたいと思います!

    2017年11月25日 10:36

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