ただ今出航中!海の上のいか釣り船団をみんなで応援しよう!
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 11,965,000円
目標金額:5,353,000円
- 達成率
- 223.5%
- 支援人数
- 768人
- 終了まで
- 受付終了
山形県酒田市(やまがたけん さかたし)
寄付募集期間:2017年8月4日~2017年12月31日(150日間)
山形県酒田市

このプロジェクトは、酒田市へ帰港し、水揚げする「いか釣り船団」への支援費用へ充てる寄附をふるさと納税の形で呼びかけるものです。
一度出港すると1か月は沖合での操業する中型いか釣り船。乗組員は長期間の船上での生活を強いられ、出港して以後、翌年2月頃までは地元に帰ることができません。
酒田市においては「山形県船友漁撈長会」所属の13隻が様々な困難を乗り越えつつ、毎年船団を組んで操業しています。この熱意に応えたいと、酒田市では今年も「いか釣り船団」の出航式を開催しました。
それに加えて、上陸時に疲れを癒やしてもらうための入浴やレンタカーの支援、船上での生活の潤いにしてもらうための特産米贈呈、そして酒田から更にたくさんのイカを届けていくための統一デザインパッケージの段ボール箱購入の支援を行っていきます。
13隻以外にも多くの船が酒田港に帰港し、水揚げしてもらうことにより、低迷する水産業も元気にし、酒田市を「いかのまちさかた」にしていきます!
ぜひ、このプロジェクトへのご支援を賜りますよう、お願いいたします。
≪前回プロジェクトへのご協力に御礼申し上げます≫
2017年5月1日~6月3日に行いました酒田市によるプロジェクト
「日本でここだけの『酒田・いか釣り船団出航式』で海の男を応援!」にご協力いただきまして、ありがとうございました。
おかげさまで、本年2017年の「いか釣り船団出航式」を6月3日、無事に挙行することができました。集まった人からの声援を受けて、海の男たちは張り切って漁場へ出かけていきました。
これからさらに「いかのまち」酒田を盛り上げていくため、前回のプロジェクトでもご協力をお願いしておりました
■「いか釣り船団のみなさんに上陸時ゆっくりしてもらいたい!」
→酒田港入港の際の入浴やレンタカーの支援
■「船上での生活の癒しに!」
→山形特産のお米「つや姫」贈呈
■「乗組員の手当てが上がるようにいかの流通をさらに盛り上げていきたい!」
→酒田から出荷されるいかの統一デザイン段ボール箱の支援
の3点について、引き続きましてご支援をお願い申し上げます。
悪天のなか、大漁と無事を願って いか釣り船団出航式を挙行

酒田市では、山形県船友漁撈長(ぎょろうちょう)会所属の13隻で操業する船団に対し、乗組員の苦労に報いたいと、慰労と応援の気持ちを込め、山形県漁業協同組合と協力して毎年6月に出航式を盛大に開催しています。
いか釣り船団の操業の安全と大漁を祈願しての出航式は各地にありましたが、時代の流れとともに行われなくなり、現在、酒田市でのみ開催されています。

6月3日開催の2017年度出航式は残念ながら雨天のため、山形県漁業協同組合の講堂での開催となりましたが、代表者からの決意表明をはじめ、労をねぎらう酒田舞娘の日本舞踊披露などがにぎやかに行われました。

決意表明では佐藤長悦郎船団長から漁への意気込みと、あらためての感謝の言葉が語られたほか、いか釣り船団をめぐる昨今の状況説明がありました。
船団は北海道・山形・石川船籍の船で構成され、北海道のオホーツク海から日本海、ロシア水域、南は島根県竹島付近まで大変広い範囲でスルメイカを追いかけています。しかし、昭和50年代の200海里問題やオイルショックによりいか釣り漁船は激減し、400隻以上操業していた中型いか釣り漁船は今年67隻にまで減り、うち地元の船は3隻になってしまいました。
「私たちも酒田港に荷揚げすることで西の堺・東の酒田と呼ばれた湊町が必ず以前の活況を取り戻すことに貢献できるものだと思います。遠い漁場から酒田港に船を向けることは容易なことではありませんが、みなさんからいかを食べていただくことで需要が高まると、私たちも酒田港への水揚げ回数が増えることでしょう」
最近は高齢化への対処として、様々な支援が整い、「若い方たちを養成できる環境が整っておりますので漁師になってみたい、いか釣り漁船で勝負してみたいと考えてもらえたらぜひ我々の仲間となって大海原へ乗り出していただきたいと思います」
ということですので、挑戦したい方はぜひ酒田市までご連絡下さい。
■今年も海の男たちが出航!見送りの紙テープ投げ
通常は出航式と実際の出航は同じ日に行われますが、今年は出航式の日の悪天候によりこの日は2隻だけが出航。本格出航は式翌日の4日となりました。
海の男たちを激励する勇壮な太鼓披露の後、紙テープ投げでムードを盛り上げつついか釣り船団は船出しました。
港には乗組員関係者らが多数集まり、航海の無事を祈って船に声援を送っていました。

いか釣り漁業と酒田の「飛島」

【注意事項】
【写真:山形県船友漁撈長会のみなさま】
酒田市といかの強い結びつきは、酒田の離島「飛島」に始まります。

酒田港の北西約40キロの沖合に浮かぶ飛島。江戸時代は酒田港を出入りする北前船が運航に適した潮を待つ(「潮待ち」)港、あるいは補給のための港として、重要な役割を果たしていました。
そして近世には、この島を支配した最上氏や酒井氏に対して納める年貢として、米の代わりに特産のするめが用いられてきました。記録によると、島全体でその数50万枚といいます。
いか釣りの伝統は明治、大正、昭和も続き、今も、1隻の水揚げ成績で国内トップに躍り出るのは、飛島出身の漁労長が差配する船なのです。
こうした伝統から、山形ではそばといっしょに出てくるのはスルメイカの「ゲソ天」。30年以上の歴史があり、山形の「ソウルフード」のひとつとなっています。
また、2016年の酒田港のスルメイカ水揚金額は17億円で、港全体の約8割を占めていることから、地域における存在感の強さがわかります。

漁師を悩ませる不漁と周辺国の違法操業
伝統を背負い、今年も漁場を渡り歩く酒田の漁師たち。
しかし現在、日本海沖のいかの漁場では、諸外国漁船によるルール破りの操業が目立ち、漁師たちを悩ませています。
通過しようとする全ての生物を見境なく捕獲してしまうなどの危険性から国際的に禁止されている「流し網漁」を使って根こそぎいかを獲っていくため、酒田市だけでなく、日本全体のイカ漁獲量の低下が懸念されています。
スルメイカの記録的不漁に見舞われた昨年来、山形のソウルフード「ゲソ天そば」も、実は危機を迎えています。
酒田市では、大切な産業を支えてくれるイカ釣り船団の乗組員たちを支え、また国内にPRを行っていくことこそが、この危機を乗り越える大切な取り組みと認識し、力を入れていきます。
おいしいいかを皆さんの元に届けたい!
酒田のいか釣り船団を応援してください!

酒田市ではいか釣り船団の漁師さんたちのくらしを守っていくため、また「いかのまち」酒田を盛り上げていくため、引き続きみなさまからの支援をお願いしております。
■いか釣り船団のみなさんに上陸時ゆっくりしてもらいたいと、酒田港に入港の際の入浴やレンタカーの支援
■船上での生活の癒しにしてもらおうと山形特産のお米「つや姫」贈呈
■少しでも乗組員の手当てが上がるようにいかの流通をさらに盛り上げていきたいと、酒田から出荷されるいかの統一デザイン段ボール箱の支援

酒田市はこれからも「いかのまち」をPR!
ご寄附いただいた方へお礼の品をお贈りいたします

酒田市の離島・飛島出身の十数人の漁労長が、釣り上げた船のなかで即座に急速冷凍させる「船凍イカ」を手がけています。全国に65人いるうちの十数人ですから約2割を酒田市の飛島出身者が占めているのですが、その一方で様々な要因があって酒田港での水揚量は全国シェアのうち2%に留まっています。
地元の漁師さんがもっと酒田港に水揚げできる環境作りを目指して、地元の加工工場を充実させて生産能力を上げたり、今まで廃棄されてきた肝(きも)を栄養とうま味たっぷりの調味料や塩辛にするという商品開発に力を入れたり、様々な施策で応援しています。

荷揚げ後の船凍イカ

酒田市内のイカ加工業者
加工施設の充実もあって、船凍イカを、すぐに食べられるお刺身加工にしたうえで全国に発送できるパックにもできます。
今回の漁師応援プロジェクトにご協力いただいた方へのお礼として、通常のふるさと納税でお送りしている品の他、この、酒田市が誇る「船凍イカ」のセットもお選びいただけます!

加工例:イカの刺身

加工例:イカの塩辛
現在進捗情報はありません。
山形県酒田市
酒田市は、山形県の北西部に位置し、日本3大急流の最上川と日本海が出会う港町です。 北に鳥海山を望み、海沿いには庄内砂丘、その背後に広がる雄大な庄内平野。肥沃な大地と澄んだ水で育った庄内米は全国的に高い評価を得ています。 また、イチゴやメロン、梨、柿など果物の栽培も盛んです。 江戸時代、北前船交易より上方の文化が伝わり、活気あふれる商人の町として栄え、街中には今なお多くの歴史文化が残っています。
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