日本でここだけの「酒田・いか釣り船団出航式」で海の男を応援!
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 1,400,000円
目標金額:6,743,000円
- 達成率
- 20.7%
- 支援人数
- 80人
- 終了まで
- 受付終了
山形県酒田市(やまがたけん さかたし)
寄付募集期間:2017年5月1日~2017年6月3日(34日間)
山形県酒田市

このプロジェクトは、酒田市の「いか釣り船団出航式」や帰港する船団への支援の費用の寄附をふるさと納税という形で呼びかけるものです。
中型いか釣り船は、一度出港すると1か月は沖合での操業となるために、船での生活となります。出港してから翌年2月頃までは地元に帰ることもできません。
酒田市では山形県船友漁撈長会に所属する13隻が船団を組んで操業していて、現在でも「いか釣り船団」の出航式が行われています。
色鮮やかな大漁旗をはためかせたいか釣り船が汽笛を鳴らし、五色のテープを持った家族や市民の声援を送る。そして勇壮な太鼓の激励を受けながら出発していく船団という景色は、港町酒田ならでは初夏の風物詩となっています。
この出航式で日本一を目指すことにより、たくさんの方にイカはもちろん、酒田のまちをアピールする機会にしていきたいと考えています。
また、13隻以外にも多くの船が酒田港に帰港し、水揚げしてもらうことにより、低迷する水産業も元気にし、酒田市を「いかの街さかた」にしていきたい!
ぜひ、このプロジェクトへのご支援を賜りますよう、お願いいたします。
日本でここだけ!北の海をゆく「いか釣り船団」の出航式

毎年6月、酒田港袖岡ふ頭で行われる「いか釣り船団」出航式。色鮮やかな大漁旗をはためかせたいか釣り船が汽笛を鳴らし、五色のテープを持った家族や市民が声援を送ります。そして、勇壮な太鼓の演奏に見送られながら出発する船団。
中型のいか釣り船は出航すると最短でも2週間、長いときは40日にわたって沖合で操業し、この時期は家に帰ることなく船で生活。季節によって変わるイカの漁場に合わせて、石川県沖から北海道沖、ロシア海域まで出かけて漁を行います。
出航する6月から翌年2月頃まで操業をつづける過酷な状況を乗組員たちは耐えて、おいしいイカを獲って私たちに届けてくれます。
乗組員の高齢化や2016年に見舞われた記録的な不漁による加工業者の倒産などもあり、このままでは操業する船も少なくなり、私たち食卓からイカが消えてしまう危険性さえあると考えています。
山形県船友漁撈長会に所属する13隻が組んで操業する船団に対して酒田市では、こうした乗組員の苦労に報いたいと、慰労と応援の気持ちを込めて、山形県漁業協同組合と協力して毎年6月に出航式を盛大に開催しています。いか釣り船団の操業の安全と大漁を祈願しての出航式は各地にありましたが、時代の流れとともに行われなくなり、現在、酒田市でのみ開催されています。
北前船がもたらした上方文化香る
酒田ならではのアトラクションと、漁師を見送る人の波

式典では主催者、来賓や漁撈会長のあいさつのほか、地元の太鼓道場「風の会」による豊漁祈願をこめて打ち鳴らす勇壮な和太鼓が演じられます。それだけでなく、北前船により上方文化が根付いた酒田ならではのアトラクションとして、長い期間過酷な船での生活を前に、ひと時の安らぎとして酒田舞娘(まいこ)により艶(あで)やかな演舞が披露されます。

「豊漁祈願をこめられた和太鼓演奏」

「酒田舞娘(まいこ)の演舞」
長い期間離れることになる家族も出航式には集まり、それぞれの船の前では家族や親戚との宴が催されます。その際には漁撈長らによる自慢の料理がふるまわれ、出航の際には紙テープを投げての見送りを受けて出航となります。
数千人が集まるこの出航式には関係者以外の一般の方も見学・見送り歓迎とさせていただいております。見送りの人や見学者のために屋台が設けられ、一夜干しのイカの試食のほか、メインのイカメニューとしてイカ焼き・イカ焼きそば・イカげそ天そばの販売のほか、寿司や玉こんにゃくなども用意されています。今年の開催は6月3日(土)ですので、ぜひお立ち寄りください。
いか釣り船にもっと酒田を活用してもらいたい!

この出航式はたくさんの方にイカはもちろん、そのほかのおいしい食べ物、そして酒田のまちをアピールする機会にもなっています。
私たちはこの出航式に、乗組員の航海の安全と大漁祈願はもちろんのこと、過酷な船での生活に向けて、エールを送りたいという気持ちを込めています。式を行うことで、乗組員のモチベーションをしっかり支えていきたいと考えております。
出航式と差し入れで海の男を応援します!
まず、毎年行っている出航式を、今年は更に盛大に行うため、今回、ふるさと納税を通じてみなさまからご寄附を募りたいと考えております。
加えて、
■いか釣り船団のみなさんに上陸時ゆっくりしてもらいたいと、酒田港に入港の際の入浴やレンタカーの支援
■船上での生活の癒しにしてもらおうと山形特産のお米「つや姫」贈呈
■少しでも乗組員の手当てが上がるようにいかの流通をさらに盛り上げていきたいと、酒田から出荷されるいかの統一デザイン段ボール箱の支援
も行って参ります。

イカの不漁の原因がはっきりとわからない中、私たちができる最高の取り組みと思っております。
出航式へご寄附いただいた方へのお礼の品

酒田市の離島・飛島出身の十数人の漁労長が、釣り上げた船のなかで即座に急速冷凍させる「船凍イカ」を手がけています。全国に65人いるうちの十数人ですから約2割を酒田市の飛島出身者が占めているのですが、その一方で様々な要因があって酒田港での水揚量は全国シェアのうち2%に留まっています。
地元の漁師さんがもっと酒田港に水揚げできる環境作りを目指して、地元の加工工場を充実させて生産能力を上げたり、今まで廃棄されてきた肝(きも)を栄養とうま味たっぷりの調味料や塩辛にするという商品開発に力を入れたり、様々な施策で応援しています。

荷揚げ後の船凍イカ

酒田市内のイカ加工業者
加工施設の充実もあって、船凍イカを、すぐに食べられるお刺身加工にしたうえで全国に発送できるパックにもできます。
今回の漁師応援プロジェクトにご協力いただいた方へのお礼として、通常のふるさと納税でお送りしている品の他、この、酒田市が誇る「船凍イカ」のセットもお選びいただけます!

加工例:イカの刺身

加工例:イカの塩辛
現在進捗情報はありません。
山形県酒田市
酒田市は、山形県の北西部に位置し、日本3大急流の最上川と日本海が出会う港町です。
北に鳥海山を望み、海沿いには庄内砂丘、その背後に広がる雄大な庄内平野。肥沃な大地と澄んだ水で育った庄内米は全国的に高い評価を得ています。
また、イチゴやメロン、梨、柿など果物の栽培も盛んです。
江戸時代、北前船交易より上方の文化が伝わり、活気あふれる商人の町として栄え、街中には今なお多くの歴史文化が残っています。
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