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いつもの場所を子どもの自由な遊び場に変身させるオリジナルカーを街に走らせたい!

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 810,000

40.5%

目標金額:2,000,000

達成率
40.5%
支援人数
57
終了まで
受付終了

埼玉県越谷市(さいたまけん こしがやし)

寄付募集期間:2022年9月1日~2022年11月30日(91日間)

越谷市NPO等支援×NPO法人越谷にプレーパークをつくる会

プロジェクトオーナー

オリジナルカーにたくさんの遊び道具をつめこんで、公園や道、商店街、空地など越谷市内の様々な場所に出向き、”子どものための自由な遊び場”をつくります。

子どもは遊びを通して様々なことを学び成長しますが、最近は公園でのボール遊びの禁止や子どもの歓声に対する苦情など、子どもが子どもらしく過ごすことに制限がかけられるようになってきました。

子どもだけでなく保護者や地域の人たちも繋ぐことのできる遊びのリーダーが、この車に乗っていくことで、みんなに見守られながらのびのびと育つ場をたくさんつくりたいと考えています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

越谷市を遊びあふれるまちへ

子どもの豊かな遊び環境を守りたい

現在、子どもの成長に必要な三間(空間・時間・仲間)が減少しています。
 

【都市部に多い公園の禁止事項】・・空間の減少

・住民からの苦情や住民同士のトラブルを避けるために公園でのボール遊びの禁止など、都市部を中心にほとんどの屋外空間で子どもの遊びが制限されています。

【放課後に外遊びする子は絶滅危惧種?!】・・時間の減少

・習い事や学習など放課後の時間を子どもが自由に過ごすことができなくなっています。コロナ禍ではオンライン授業の増加などでますます外遊びの機会が失われ、子どもの体力の低下が課題となっています。

【気楽に友達と遊べない】・・仲間の減少

・子どもが自由に遊べる場所と時間がないため、公園に行っても誰もいなかったり、子ども同士が遊ぶのに親の送迎が必要だったり、気楽に子ども同士が交流、特に年齢の違う子どたちの交流の機会が少なくなっています。

東日本大震災やロシアのウクライナ侵攻においても傷ついた子どもたちの心を癒すことができるのは”遊びの力”だと言われています。子どもにとって遊びとは生きることそのものとも言えます。しかし、既に子どもの遊び環境は、放っておいても生まれるものではなくなってきています。私たち地域の大人が責任を持って作り続ける必要のある環境であると感じています。

私たちがオリジナルカーに遊び道具を詰め込んで一時的に自由な遊び場をつくることで、子どもの居住近くに子どもや地域の人が繋がれる遊び環境の必要性と可能性に気づいてほしいと願っています。

オリジナルカーで遊び場づくり

いつでもどこでも自由な遊び場に変身!

私たちNPO法人越谷にプレーパークをつくる会は、2002年より越谷市内に禁止事項のない常設の自由な遊び場「冒険遊び場(プレーパーク)」をつくりたいと活動をしてきました。2013年には法人化もし、現在は越谷市と協働で越谷市内の公園で定期的にプレーパークを開催しています。

しかし、コロナ禍になり、子どもたちの日常もさらに制限が多くなったことで、子どもたちの地域における遊びの機会をつくる必要性を切に感じました。「これからは決まった場所で定期的にプレーパークを開催するだけでなく、自ら出掛けていこう!」と。

2021年にキャリーケースに遊び道具を詰め込んだ「コロコロ君」をつくり、越谷市内の公園や神社、道など、場所を変えて移動式の遊び場づくりにチャレンジしました。やってみると・・・遊び道具があるだけで親子が過ごす時間が長くなり、必然的に交流が生まれました。「もっとやってほしい!」という声をたくさん聞きました。もっとたくさんの遊び道具を運んできたら、もっと豊かな遊び環境をつくれるのではないだろうか?期待に胸が膨らみました。

オリジナルカーには、廃材や遊び道具、組み立てると遊具に変身する遊びキットなどを詰め込みます(もしかしたら車そのものも遊具に変身するかも?)。また、子ども同士や地域の人を繋げながら、創造的な遊びのきっかけをつくったり、安全管理を行う遊びのリーダー2~3名で越谷市内の様々な場所へ出掛けていき、その日だけその場所を自由な遊び場に変身させます!

寄附金の具体的な使い道

皆さんからいただいた寄附金は、オリジナルカーの製作費用などに使用します。
・車両の購入費用
・車両へのオリジナルペインティング費用
・搭載する遊び道具の制作や購入費用 …など

<目標金額に達成しなかった場合>
積み立てをし、次年度も継続してクラウドファンディングを実施します。
<目標金額以上の寄附が集まった場合>
車両を所有するための維持費や、街中に遊びを届けるための運営費などとして活用します。

「遊び」で地域の繋がりづくり

今だからこそ必要な人と人との繋がり

私たちがつくる遊びの場には、屋外ということもあり、子どもだけでなく、その保護者や近所のおじいちゃん、おばあちゃんたちもふらっと立ち寄ることができます。
子ども同士が仲良くなり、親同士や地域の人同士も顔見知りになることは、子どもの育ちを社会全体で見守ることになります。そして、そういった積み重ねが安心して子育てができるまちづくりに繋がります。

子どものやりたい遊びを認める場は、自分らしくいられる場所となり、やがて様々な年代の居場所にもなります。
また、子どもが困ったり逃げ出したくなった時に頼れる場所になります。このような場があることで、子どもの虐待や貧困の早期発見にも繋がることが期待されます。

「遊び」はどんな人たちも繋げることができる“魔法の力”を持っていると、私たちは信じています。もう少し地域住民の繋がりが欲しいとか、希薄になった繋がりを取り戻したいなどといった場合にも、このオリジナルカーを活用した事業実施が可能になります。

活動内容及び今後のスケジュール

※イメージ

〇2021年~
簡易的な移動式遊び場としてキャリーケースを使った遊び場のを開催を実施

〇2022年
より多くの人に移動式遊び場の魅力を知ってもらい、今後の応援に繋げられるように、オンライン講演会「いつでもどこでも遊び場~移動式遊び場の可能性」を実施

〇2023年(予定)
オリジナルカーの制作
(車両の購入・車両ペインティングの絵柄づくりワークショップの開催・搭載する遊び道具の検討会及び制作会の開催)

〇2023年~24年(予定)
完成したオリジナルカーを使って越谷市内で遊び場を開催

運営団体代表からメッセージ

地域のコミュニティづくりを「遊び」で実現したい

最近は公園に禁止事項ばかりが増えており、自分が子どもの頃のような近所の子どもたちが夕方自然と集まってきて遊ぶような光景が見られなくなったなーと感じていました。

例え大人がいたとしても、子どもが自由に遊べる環境をつくりたい!それが冒険遊び場づくりという活動です。いつでも遊びに行きたい時に遊びに行ける場にするため、決まった場所で開催頻度のある遊び場が必要と感じ、常設の冒険遊び場を越谷市にもつくってほしいと働きかけてから、早いもので20年が経ちました。

この活動をしていると、子どもの自由な遊びにちょっとだけ寛容になる雰囲気づくりは、そこにやってくる地域の人をおおらかで優しい気持ちにさせるのだと気づきました。そして、「遊び」は地域の人たちを仲良くすることができる!そう感じました。

ただ、コロナ禍になり、大人も子どもも外出が制限されるようになってしまいました。
それでも地域の人と人の繋がりは必要ではないかと感じます。そのために、今、「遊び」の力が使えるかもしれない。みんなが出掛けられないなら、私たちが近くに出掛けて行こう!それがこのプロジェクトの原点です。

私たちが遊び道具を持って、公園などの屋外へ行くと、いつもの景色が少しだけ楽しい空間に変身します。
実際、予想以上に親子が集まるようになりました。求められている活動だと感じたのです。
私たちが「遊び」という種を蒔いて、地域の繋がりが広がっていく…そんな感じです。
今はキャリーケースをコロコロ転がして出掛けて行くだけですが、車があったらもっとたくさんの遊び道具を持って、もって遠くの場所にまで行けるのに…!そんな大きな高揚を感じています。

私たちの活動を実践させるため、是非多くの方のご賛同、ご協力をお願いします!

10歳の子どもからのメッセージ

ぼくの「やりたい」が実現できる場所

ぼくは2歳の時からプレーパークに通っています。
ぼくはプレーパークに出会って本当によかったと思います。
その理由はたくさんありますが、その中の二つを紹介します。

一つ目はべニア板で小さな秘密基地を作ったことです。
ぼくは幼稚園年中の時に、6年生の友だちがベニヤ板や端材を使って、
小さな小屋を作っているのを見ました。
それがきっかけで秘密基地を作り始めました。
今ではたまにしか作らないけど、とても楽しいのでぜひやってみてほしいです。

二つ目はかまどや七輪で火をおこすことです。
ぼくは1年生の時から火起こしをしています。
今、5年生で他の人に火起こしの仕方を教えられるくらいうまくなりました。
コロナ前はマシュマロやポップコーンや焼き芋などを作っていたので
コロナがおさまったら、またいろいろな物を焼いて食べたいです。

他にも理由はたくさんあるけれど、プレーパークはいろいろな体験ができて、
とても楽しい場所なのでぜひ行ってみてほしいです。

寄附者の皆さまへ

皆さまの寄附によって、越谷市の子どもたちに自由で豊かな遊び環境がどんどん増えていきます。
子どもたちが地域の人たちに見守られながら活き活きと遊ぶ姿をどうぞ見に来てください。
そしてあなたも一緒に遊びませんか?

寄附をしていただいた方へ

〇1万円以上の寄附
車両にお名前を掲載できます

〇10万円以上の寄附
ご希望の場所(越谷市内)で一日プレーパークを開催できます

※上記につきましては、寄附申込み後、団体より詳細をご案内いたします

現在進捗情報はありません。

埼玉県越谷市

越谷市は昭和33年に誕生し、首都近郊のベッドタウンとして人口が急増、平成27年には埼玉県内で2番目の中核市となり、平成30年11月に市政施行60周年を迎えました。

古くは、江戸時代から日光街道第三の宿場町として発展し、市内を元荒川や新方川、葛西用水など多くの河川・用水が流れ、「水郷こしがや」と呼ばれています。

越谷市では、市の将来像として「水と緑と太陽に恵まれた みんなが活躍する安全・安心・共生都市」を掲げ、市民参加と協働によるまちづくりを進めています。