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未来へつなぐ。日本で最古級の「近江鉄道線」を守りたい!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 1,769,320

17.6%

目標金額:10,000,000

達成率
17.6%
支援人数
52
終了まで
受付終了

滋賀県東近江市(しがけん ひがしおうみし)

寄付募集期間:2022年10月12日~2022年12月31日(81日間)

滋賀県東近江市

プロジェクトオーナー

走る電車の音から「ガチャコン」の愛称で親しまれている近江鉄道は、創立から120年を超える全国でも最古級の鉄道として地域の人々の日常生活を支えてきました。

しかし、近江鉄道の利用者数は最盛期から半減し、経営面でも赤字が続くなどその存続が心配されています。

東近江市をはじめ、沿線のまちは近江鉄道とともに発展してきました。貴重な地域資源である近江鉄道線を末永く守り続けていくためにクラウドファンディング型の寄付を募集します。

通勤や通学を支える地域の鉄道を守る

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線路を走る電車の音に由来した「ガチャコン電車」で親しまれている近江鉄道は、1896年(明治29年)に創業された滋賀県の中東部地域5市5町を結ぶ全長59.5㎞の全国でも最古級の私鉄です。沿線住民をはじめ、年間約500万人が利用されています。

近江鉄道には全線に33の駅があり、そのうち東近江市内は最も多い13駅を有しています。通勤通学による利用が全体の約6割を占め、地域の生活を支える公共交通として欠かすことのできない地域鉄道となっています。

東近江市は、地域とって不可欠の移動手段を守るため、また子ども達の未来を支えるために、「近江鉄道線」の存続にむけた様々な取り組みに挑戦しています。

【これまでのお礼】
 近江鉄道線を将来にわたって守っていくため、昨年実施しましたガバメントクラウドファンディングでは、62人の方からご寄付いただき、1,611,000円ものご支援をいただきました。
 ご支援いただきました数多くの皆様に、心から感謝申し上げます。
 皆様からいただきました寄付金は、近江鉄道の維持存続に係る利用促進等の費用や安全輸送に係る費用の一部として活用させていただきます。
 近江鉄道線がいつまでも安心して乗り続けることができるよう、引き続き皆様のご支援をよろしくお願いします。

近江鉄道線存続の危機

地域と笑顔をつなぐ駅と線路(全長59.5km)

平成6年度以降、徐々に営業赤字が深刻化してきた近江鉄道。利用者はピークであった昭和40年代の年間約1,000万人から、現在は半分以下にまで落ち込んでいます。安全輸送や老朽化対策等に要する経費も削減は難しく、事業の継続性は困難を極めてきています。

平成28年度から近江鉄道線の今後のあり方について滋賀県や沿線市町等による検討が始まり、令和元年度には活性化再生法に基づく「近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会」が設置されました。議論が重ねられる中で、「令和6年度に上下分離方式による新たな運行形態に移行」して近江鉄道線全線を将来にわたって存続していくことが合意されました。

このほか、車両や線路など鉄道施設を管理する団体として「(仮称)一般社団法人近江鉄道管理機構」を令和4年12月に設立する方針が示されました。現在、新たな運行形態にスムーズに移行できるよう運営体制等の協議が進められています。

利用しやすく快適な駅施設に[令和4年度の取組]

新しい五箇荘駅自転車駐車場で鉄道利用が快適に
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近隣学校へ通学するため、多くの学生たちが利用する近江鉄道五箇荘駅。
今まで自転車駐輪場は1か所のみで、自転車が駐輪場からあふれる状態が続いていました。2学期が始まる9月に合わせ、駐輪場を新設し、今までよりも2倍以上の自転車を停めることが可能となり、快適に駅を利用できるようになりました。
さらに、既存駐輪場の塗装を行うなど、利用環境の改善を行っています。

近江鉄道市辺駅のトイレは簡易水洗化されているものの、老朽化が進む和式トイレで使いづらい状況でした。
11月末に洋式トイレに更新し、清潔で使いやすい駅トイレに生まれ変わり、通勤や通学、駅周辺に観光で訪れた方にも快適に駅を使っていただけるようになりました。

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大いに盛り上がるガチャコンまつり2022

ミニ電車の運行に子どもたちは興味津々

「ガチャコンまつり2022in東近江市」と題して近江鉄道八日市駅周辺を会場に鉄道イベントが開催されました。

多くの鉄道ファンから人気を集める「ガチャコンまつり」。特に、古い運賃表示器などの鉄道部品やレアなグッズ販売は長蛇の列ができるほど人気があります。

会場内では30メートルの線路上をミニ電車が運行し、幅広い世代が楽しめるお祭りとなっています。この他にも、各鉄道会社によるグッズ販売や沿線市町からのブース出展、クイズラリーなどの催しも行われています。

近江鉄道線の利用者を増やす取組

■自転車を持ち込めるサイクルトレイン

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電車内にそのまま自転車を持ち込める「サイクルトレイン」。鉄道沿線のサイクリングや買物、名所旧跡めぐりなど気軽に利用いただこうと平成14年からこの事業が行われています。また、沿線のグルメや隠れた名所など豊かな自然を感じてもらおうと近江鉄道社員がおすすめする自転車の旅「ガチャRIDE」と銘打ってサイクリングコースも紹介されています。

■ジャズを聴きながら車内を満喫

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電車内でジャズが楽しめるその名もジャズトレイン。「びわこジャズ東近江」の数あるステージのうち、近江鉄道車内が演奏会場に変わりました。車内では約20分間の演奏が行われ、この一風変わった取り組みに、鉄道利用者から大きな人気を呼んでいます。

■イベント電車を運行

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毎年夏の風物詩として運行している「近江ビア電」。近年はコロナ禍により開催が見送られていますが、車内で生ビール等が楽しめるイベント電車として人気を集めています。この他にも豊富な銘柄を取りそろえた「ワイン電車」や滋賀県内の酒蔵の地酒とあたたかいおでんを楽しみながら冬の近江路を走る「近江の地酒電車」など季節に合わせたイベント電車を運行しています。

地域の移動手段を守っていくために

寄附金の使い道

将来にわたって東近江市が発展していくための生命線である「近江鉄道線」は、沿線地域にとって欠かせない地域資源でもあります。

県や沿線市町等で組織する法定協議会では、近江鉄道線の維持存続にかかる設備等の更新や利用促進にかかる経費を分担していくことが決定されました。

しかし、鉄道はみんなの財産でもあります。行政だけでなく地域や個人の皆様とともに支える機運を育んで行くため、ガバメントクラウドファンディングによる支援をお願いしています。

地域の移動手段を守っていくため皆様の温かいご支援をお願いいたします。寄附金は、設備等の更新や利用促進等、近江鉄道線の維持存続のために大切に使わせていただきます。

※目標金額に満たない場合、目標金額以上の寄附があった場合にも、上記の事業に活用させていただきます。

お礼の品をご紹介

本プロジェクトにご寄附をいただきました皆様へ、お礼の品をご用意いたしました。

【注意事項】
※本プロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税制度の対象となります。そのため、東近江市にお住まいの方は、ご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお送りすることができません。何卒ご了承ください。

※お礼の品は、順次発送を予定しております。お礼の品によっては発送時期が異なる場合もございますので、ご了承のうえ、お申し込みください。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

滋賀県東近江市

滋賀県東近江市(ひがしおうみし)は、滋賀県の南東部に位置し、鈴鹿山脈から琵琶湖まで豊かな自然に恵まれた地域です。

また、本市には創業120年を超える近江鉄道が走っており通勤通学をはじめ、観光等本市を訪れる人の移動手段として、地域における基幹交通として大変重要な役割を果たしています。