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九州歴史資料館古代史研究プロジェクト 「筑紫(福岡)から見た日本形成史の研究」にご支援ください!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 154,000

3%

目標金額:5,000,000

達成率
3%
支援人数
16
終了まで
受付終了

福岡県(ふくおかけん)

寄付募集期間:2022年7月20日~2022年9月30日(73日間)

タグ:

福岡県

プロジェクトオーナー

九州歴史資料館は、1972年、日本古代最大の地方官衙遺跡である大宰府史跡の調査研究などを行う県立施設として設置され、考古学的発掘調査や古文書の研究等を通して、長きにわたり、日本の飛鳥・奈良・平安時代の研究をリードしてきました。

今後は、古墳時代や弥生時代にも研究対象を広げ、歴史書だけでは決して知ることができない「筑紫君磐井の乱」の実像に迫るなど、福岡の地から古代史の魅力や日本の成立に迫っていきたいと考えています。

本プロジェクトは、その成果や魅力を広く知っていただくことを目的として、筑紫(福岡)を視座に据えた調査研究を進め、シンポジウムの開催、動画の製作などを通して、福岡の謎多き歴史ロマンを提供する機会を設けるものです。
ご支援の程、何卒よろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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結果:-

謎に満ち溢れた古代の福岡の実像に迫り、郷土愛を醸成し、本県の魅力を高める

古代の筑紫(福岡)は、謎とロマンに満ち溢れている

筑紫(福岡)は太古より、特にアジアという視点において、日本の玄関口として機能しつづけ、日本の成り立ちに重要な役割を果たしてきました。しかし、このことはあまり知られてません。また、いまだ解明できておらず、謎に包まれている部分も多くあります。

『筑紫(福岡)は古代日本にとってどのような役割をはたしてきたのでしょう?』

・小国の誕生から大和政権、古代国家の誕生という過程により「日本」という国が成り立ちました。そして、その成り立ちの各過程において、筑紫(福岡)が重要な役割を果たしていたことをご存じでしょうか?

・古代、筑紫(福岡)に置かれた大宰府は、西海道諸国(九州)を統轄するとともに、外交や国防において重要な役割を担い、「西の都」として繁栄を誇っていました。それ以前の筑紫(福岡)にはどのような社会や出来事があったのでしょうか?

このプロジェクトは筑紫(福岡)を中心に、これらの謎の解明に取り組み、これを県民のみならず広く発信し、郷土の歴史ロマンを感じていただくことを目的としています。

筑紫君に関する学際的研究、装飾古墳の悉皆調査、歴史フォーラム(シンポジウム)の開催など

福岡が古代日本の形成に果たした役割に迫り、伝えたい

■筑紫君磐井に関する学際的研究、装飾古墳の悉皆調査
『筑後国風土記』逸文により知られる「筑紫君磐井伝承」は、磐井の墓を岩戸山古墳(八女市)に同定する有力な根拠になっている。本研究では、考古資料から導き出された地域景観、人口動態を風土記・戸籍・正税帳の記載内容と比較することで、古墳時代における北部九州の地域社会の実像に迫る。

■歴史フォーラム(シンポジウム)の開催
福岡県内には、日本を代表する魅力的な古墳が数多くある。中央との関わりを示す巨大な前方後円墳や、大陸からの影響のもと誕生した横穴式石室、特徴的な地域文化として開花した装飾古墳などは、その代表である。本フォーラムでは、日本の古墳時代を世界史的視点から俯瞰し、古墳時代における北部九州の実像について広く知っていただく機会を設ける。

■福岡の古墳の魅力を紹介する動画の配信
福岡県内の特徴的な古墳について、県内外の人々に広く知っていただくため、古墳の紹介動画を制作・配信し、県内外の幅広い人々に、古代福岡の謎や魅力について知っていただく。

■福岡の古墳時代の魅力を伝える展示や講座の実施
福岡を3つの地域(豊前、筑前、筑後)に分け、2022年度から2024年度までの3年間、古代史に関連した特別展を開催する。また、古墳時代に関連した連続講座を4回/年開催する。

寄付の使い道

◆皆さまからいただいた寄付金は、古代史研究プロジェクト(調査研究事業、魅力発信事業)の費用の一部として大切に活用させていただきます。

◆目標額を上回った場合や下回った場合でも、その全額が本プロジェクトに活用されます。

【プロジェクト実施のスケジュール】
・2022年~:筑紫君磐井に関する学術的研究、装飾古墳の悉皆調査
・2022年11月:歴史フォーラム(シンポジウム)の実施
・2022年8月から12月:福岡の古墳の魅力を伝える展示や講座の実施
・2023年3月:福岡の古墳の魅力を紹介する動画の制作・配信

福岡県の文化財を最大限に活かし、筑紫から日本の歴史を読み解く

九州歴史資料館 埋蔵文化財調査室 小嶋 篤

福岡県は律令国家が定めた筑前国・筑後国・豊前国の三国にまたがる県で、古代九州・筑紫の中心となる場所です。
さらに遡ると、『魏志倭人伝』に記された奴国・伊都国等の国々が勃興した場所でもありました。
中国大陸・朝鮮半島と日本列島の境界に位置する筑紫には、日本の歴史を構成する要素が縮図のように集まっているのです。

古代史研究プロジェクトは、九州歴史資料館が50年にわたって培ってきた調査研究を土台として、「邪馬台国」や「筑紫君磐井(いわい)の乱」等をキーワードとしながら、筑紫から日本の歴史を読み解く試みです。
福岡県の文化財がもつポテンシャルを最大限に引き出すことで、「日本創成の原風景」を明らかにしていきたいと思います。

磐井の乱をはじめ古代の謎の解明に期待

八女市岩戸山歴史文化交流館「いわいの郷」館長 伊﨑俊秋さん

大宰府研究の拠点である九州歴史資料館が、その前史として古墳時代の研究にも取り組まれるということを聞いて、今からどのような成果が挙がるのか、とても楽しみで仕方がありません。
大宰府研究と同様に福岡県内だけではなく、九州、日本列島、さらに東アジアといった広い視野から古墳時代の九州を捉えた調査研究を展開してもらいたいと思っています。

古墳時代の九州の重大事といえば、北部九州の大豪族であった筑紫君磐井が起こした「磐井の乱」があります。日本における古代国家の形成を考える上でも画期となる重要な出来事です。
私が館長を務める岩戸山歴史文化交流館は、「郷土の英雄」である筑紫君磐井とその墓とされる岩戸山古墳を紹介する交流拠点施設です。
当館としては、2025年の開館10周年と2027年の磐井の乱1500年に向けて、磐井の実像と乱の真相にせまる展示や講座を行い、九州歴史資料館と連携しながら気運を盛り上げていければと考えています。

ひとりでも多くの方が、このプロジェクトを通じて、岩戸山古墳をはじめとした九州の古墳に興味や関心をもって頂ければありがたいかぎりです。そして、九州歴史資料館のスタッフには寄付を頂いた皆さんの思いに応えるべく、ひとつでも多く歴史の謎を解き明かしてもらいたいと期待しています。

私は「九州歴史資料館の新たな挑戦」を全力で応援します。

歴史の謎に迫り続ける九州歴史資料館の新たな挑戦
皆様のご支援をお願いします

九州歴史資料資料館 館長 城戸秀明

本プロジェクトにご興味をいただき感謝申し上げます。

弥生時代、福岡県には、『魏志倭人伝』に記される奴国(なこく)、伊都国(いとこく)など、クニグニが数多く所在していました。
また、古墳時代には筑紫君磐井(いわい)が、朝鮮半島と交流を持ちながら大和朝廷と渡り合い、奈良・平安時代には「遠の朝廷(とおのみかど)」と呼ばれた大宰府が大陸との交流窓口になるなど、常に東アジアとの結節点として、歴史の中心にありロマンに満ち溢れています。
しかし、まだまだ解明できていない多くの謎が実在しています。
これらの解明を目指し、本館に在籍する考古学、歴史学など20名の研究者の力を結集して、福岡を視座に据えた新たな古代史像を構築し、その謎に迫っていきたいと考えています。

皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

  • 2022年10月20日 00:00

    寄附者の皆様へ ~九州歴史資料館からのメッセージ~

    2022年9月30日をもちまして「九州歴史資料館古代史研究プロジェクト『筑紫(福岡)から見た日本形成史の研究』の寄附受付は終了いたしました。

    本プロジェクトにご支援をいただきましたことに改めて感謝とお礼を申し上げます。
    九州歴史資料館では、現在、職員の力を結集して本プロジェクトに係る調査研究事業、魅力発信事業を進めています。
    令和4年10月8日からは特別展(京都平野と豊国の古代)を開催しており、また、令和4年11月23日には古代史研究フォーラム「古墳が語る日本創生の風景」を開催します。

    福岡の地から古代史の魅力や日本成立の謎に迫っていきたいと考えています。
    今後も引き続き、九州歴史資料館への応援をよろしくお願いいたします。

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福岡県

福岡県には、遠(とお)の朝廷(みかど)と呼ばれた大宰府政庁が置かれ、西日本における政治、経済、外交の中心地として栄えてきました。日本は、福岡を経由してもたらされたアジア諸地域の文化の影響を受けつつ、世界に誇るべき独自の文化を形成しており、県内には中国大陸や朝鮮半島との交流を示す数多くの文化遺産が存在します。
地域の貴重な文化遺産と伝統・文化を後世に継承し、郷土と日本の歴史、文化に対する理解を深めることで、郷土愛や心の豊かさを育みます。