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“農業を通じて子どもを育む ” 自己肯定感を育む子どもの居場所づくり

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 1,941,000

48.5%

目標金額:4,000,000

達成率
48.5%
支援人数
20
終了まで
受付終了

静岡県(しずおかけん)

寄付募集期間:2022年8月1日~2022年10月29日(90日間)

静岡県×静岡大学お茶サークル 一煎

プロジェクトオーナー

幼少期の自然体験や生活体験は、人間関係能力や、自尊感情、意欲・関心といった資質・能力を伸ばすために必要ですが、多様化する現代社会では、全ての子どもに自然を通じての成功体験を積む環境が身近にありません。

静岡大学お茶サークル一煎の星野代表は、農学部の学生として子どもたちの育ちを支えるために、身近に農業体験ができる「子どもたちの農園(居場所)」の開設が必要と考え、そして、このような星野さんの思いに賛同したサークルの仲間と協力者とともに、プロジェクトを立ち上げました。

今回のプロジェクトでは、自然と触れ合う機会が少ない都市部に住む子どもたちにも農業体験の機会を提供し、成功体験から、自己肯定感を高めることを目指します。
静岡大学お茶サークル一煎への応援をよろしくお願いします。

【注意事項】

・本プロジェクトは、目標金額を達成次第で寄付募集が終了する「目標金額達成型」となります。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

 

農業体験を通じて自己肯定感を高めたい!

さまざまな背景がある子どもたちの居場所をつくる

世界情勢も日本経済の景気も不安定で、心から安心できない世の中のように感じます。
このような時代の中、家庭の抱える問題が複雑化し、さまざまな環境におかれている子どもたちがいるはずなのですが、大学生の生活圏内の中では、ボランティア活動などに参加しない限り子どもたちとの接点が少なく、新聞やニュースなどの情報のみで、自分事として感じられていなかったように思います。

しかし、サークル活動を通じて知り合った社会人の方々との出会いが、社会との関わりを考える契機となり、静岡大学農学部の学生という立場で何かできないかを考えました。

その際、すぐに記憶として呼び起こされたのは、生まれ育った北海道の近所スーパーでの幼少期の体験です。きのこを菌床にのせたまま販売しており、購入するときは収穫するかのようにもぎ取った事を今でも覚えています。

この収穫体験はある種の農業体験であり、農業の楽しさや勉強とも違った成功体験を感じられたように思います。

幼少期の自然体験や生活体験は、人間関係能力や、自尊感情、意欲・関心といった資質・能力を伸ばすために必要ですが、多様化する現代化社会では全ての子どもに自然を通じての成功体験を積む環境が身近にありません。

今回のプロジェクトでは、都市部の子どもたちにも農業体験の機会を提供し、成功体験から、自己肯定感を高めることを目指します。また、農業体験に留まらず、加工、製造工程までを体験することで、学生や企業の大人との交流の機会を持ち、多彩な人間関係の構築も体験する機会となります。

 

子どもたちが行ける場所に、農園との繋がりを

ハーブを収穫して加工し、楽しみながら輪ができる 

自然の中で過ごせる場所や、農業体験をする機会が減っている都市部の子どもたちも参加しやすいよう、都市型農園として、移動型のコンテナを用いたバーティカル農園(垂直型農園)を作ります。

バーティカル農園とは、屋内でLED照明などの人工的な光を使い、野菜などの作物を垂直に棚に並べて育てる農法で、高層ビルや、輸送用コンテナ、使われなくなった倉庫などでも栽培することができるため、従来の農業のように広い土地がいらず、都市部でも食物を生産できることが特徴です。農業と建築の要素を組み合わせた新しい農法で、安定的な生産、農業従事者の労働負担軽減などのメリットから、近年注目されています。

今回、皆さまからのご寄付は、トラックで移動ができるコンテナを、バーティカル農園に整備する費用に充てさせていただきます。
コンテナ内は、静岡大学農学部植物機能生理学研究室の指導のもと、LED照明、冷暖房や除湿加湿機能、水やりのための電気・水道工事を行い、栽培に適した環境を整えます。
垂直式の栽培棚も設置し、数種類のハーブを育てます。

子どもたちには、この新しい農法で育てたハーブの収穫体験をしていただきます。静岡大学お茶サークル一煎のメンバーがスタッフとなり、種まきや水やりなどの体験もできるようにします。
また、子どもたちの手により収穫したハーブは、数種類のハーブを自分で好きなようにブレンドする、刻んでシロップに漬ける等の加工も体験します。

さらに、駅周辺の飲食店等を経営する企業の協力により、子どもたちは加工したハーブを持って飲食店を訪れ、グラスや炭酸水等の提供により、ハーブティーやクラフトコーラへと変化して楽しむことができるような仕組みも予定してます。自分で収穫したハーブがオリジナルの飲み物となることは、普段できない貴重な体験となります。

子どもの居場所として開園する農園は、静岡駅から徒歩5分以内の鉄道高架下の一角をお借りして、週末を中心に月2回程度開園します。コロナ禍ということもあり、コンテナ内が密にならないよう、1回5人程度、1日3部制とし、子どもたちが1人でも行きやすいよう参加費は無料にします。

【寄付金の使い道】移動型コンテナを用いた垂直型農園をつくるための費用

【内訳】
・移動型コンテナ購入費:250万円
・コンテナ加工費用(空調、LED照明、電気・水道工事等)45万円
・栽培設備購入・設置費用(垂直式多段栽培棚、苗箱等)20万円
・ハーブ類の仕入れ:15万円
・静岡大学農学部 植物機能生理学研究室へのコンサルタント料:30万円
・賃料:40万円(2022年10月~2023年3月)

※目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い:目標金額に達しなかった場合、自己資金から捻出し、本プロジェクトを実施します。

【事業のスケジュール】

ハーブ農園は今年の冬までの開園を目指しています。開園後、継続的にイベントを開催する予定です。
~2022年11月 垂直農場設計、都市型垂直農場製造、栽培開始
 2022年12月 開園、イベント開催

【事業の運営】

プロジェクト開始時は
・静岡大学お茶サークル一煎
・協賛企業:浮月楼、BAR-CODE、BOIL’S、UNITED
が中心となって行いますが、より子どもに寄り添った居場所へと進化していけるよう、教育・保育に関連する大学生サークルとの協力体制を強化し、また、地域の子ども食堂等を運営する居場所団体と連携しながら進めていきます。

 

誰もが“気軽”に価値を生み出せる場所にしたい

地域に根差す新たなモデルをつくる

コンテナ型の垂直農園の利点は、なんといっても“気軽”であるということです。垂直農園における農業体験では、軍手や長靴など、事前に準備するものはありませんし、都市の中心部に設置することでアクセスの良さも確保できます。さらに、コンテナはトラックなどでの運搬も可能であるため、場所を変えてより面白い体験を作ることも可能となります。

子どもたちが、農業に触れやすい環境をつくることで、食の大切さに気づいたり、自分自身の価値を生み出せる「子どもの居場所」は、子どもたちの豊かな心を育み、生きる力につながります。

また、この“気軽”な部分の恩恵を受けられるのは子どもたちだけではありません。
ハーブを用いたイベントを飲食店で開催することで、農園のみに留まらず、飲食店を会場とした子ども食堂などの「子どもの居場所」を提供することも可能となります。

農園で栽培したフレッシュハーブを使用して新たなモノ・サービスを作りあげていくこともできます。こうした活動を通じて、農園を中心とした市民間の交流やネットワーク形成の一助となるはずです。

一般的に農業と聞いて思い浮かべるのは、きつい地味な作業かもしれません。実際に汗を流したり、土にまみれてみたりすることはとても清々しいもので、良い体験となることは間違いがないでしょう。

しかし、それだけが現在の農業体験ではないとも言えます。最新の技術などが搭載された農業体験も経験してこそ、従来の農業の良さの再発見に繋がるのではないでしょうか。そして、現代の子どもたちが、日本の農業により興味をもってもらえるきっかけづくりになることも期待しています。

 

居場所づくりに携わる方の思い

静岡大学農学部 一家崇志 准教授

■新時代の農業を体感してほしい!

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垂直農法(ヴァーティカルファーミング)は、環境に左右されずに都市の住民が新鮮な野菜を手軽に食べられるようにすることをコンセプトに誕生しました。

通常の農業に比べるとエネルギーコストの面からまだまだ改善する必要があるわけですが、今後さらに導入が進むことが予想されています

代表者が取り組む「垂直農法でのハーブ栽培」という最新の取り組みをぜひ体感していただき、子どもたちに食への関心をもっと持ってもらえたらいいなと思います。ぜひみなさまの力をお貸しください!

静岡厚生病院 産婦人科 漢方内科医 中山毅 医師

■主役はハーブを育てる「子ども」です

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静岡厚生病院産婦人科で漢方内科医の中山毅と申します。私自身、女性の健康に携る仕事をしておりますが、その中で植物の持つ自然の力が女性を明るく、そして健康にしてくれることを日々体感します。一方で若者にこの素晴らしさを伝える機会がなかなかない…と常々医療の現場で感じます。

”医食同源”という言葉がございます。植物は野菜や果実として、栄養素を私たちに与えてくれるばかりでなく、そこから漢方やハーブのようなお薬としての役割もあります。そのような植物を栽培することを、これからの未来を担う子供たちに経験してもらうことにより、「農業を通じた健康増進のカタチ」を見つめなおす良い機会になるのではないかと期待します。

未来の静岡を担う子供たちに、植物の素晴らしさを一緒に体感できるこのプロジェクト、私も応援いたします!!

 

プロジェクトを応援する声

マルイ製茶井村園 井村典生さん

■ハーブとともに子どもたちを育む場所を!

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私ども井村園は香りに魅せられ、緑茶に加え、和紅茶や烏龍茶、香り緑茶を製造しています。
花のような香りやフルーツのような香りに嬉しくなったり、新茶らしい青々とした香りに気持ちがすっきりしたり、お茶の香りは何かしら気持ちを「ほっと」させてくれます。

ハーブも同じように、イライラや興奮を鎮め心のバランスを整えてくれる作用があるそうです。

「静岡大学お茶サークル一煎」さんには以前より、積極的に茶畑しごとを手伝っていただいたり、コラボ商品を作ったりと未来へのエネルギーあふれる自然が大好きな面々です。土に触れ、香りに癒やされ子どもたちと共に生きる力を少しでもはぐくむ場所が出来ますように! 多くのみなさんのご支援をお願いいたします。

静岡県健康福祉部 部長 八木 敏裕

■大学生とともにつくる新たな居場所づくりへの挑戦に温かい御支援を!

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子どもは、社会に希望と活力をもたらす地域の宝であり、この大切な宝を育てる子育ては、極めて尊い仕事です。子どもや若者が、自己の成長や豊かさ、幸せを実感できる社会を実現するためには、豊かで徳のある人間性を育むことが必要であり、農作業などの体験をする機会は、自己肯定感を高め、豊かな人間性を育むのに有効であると言われています。

今回のプロジェクトでは、ハーブの栽培や収穫などの農業体験に加え、収穫したハーブを使ったオリジナルのハーブティー作りなど、普段できない貴重な体験を子どもたちに提供することとしており、参加した子どもたちが大きく成長する機会になるに違いありません。また、大学生という若い力による企画提案であり、このプロジェクトから新たな発想や取組が生まれることを期待しています。

皆さまの温かい御支援を心からお願い申し上げます。

 

寄付者のみなさまへ

静岡大学お茶サークル一煎 代表 星野孝太からのメッセージ

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この度は、子どもの体験型農業を垂直農園で行うという、新しい試みにご興味をもっていただき、心より感謝申し上げます。

農と食に実際に触れる機会というのは、ありそうで中々無いものです。この農園が子どもたちにとって良い学びの場になるお手伝いをしていきたいと思います。何よりも、気軽に子どもが来れる、そんな楽しい農園にしたいです。

皆さん、ぜひ応援をよろしくお願いします。

現在進捗情報はありません。

静岡県

静岡県では「生まれてよし 老いてよし」、「生んでよし 育ててよし」、「学んでよし 働いてよし」、「住んでよし 訪れてよし」の「富国有徳の『美しい“ふじのくに”』づくり」を目指し、皆様と二人三脚で様々な施策に取り組んでいるところです。「ふるさと“ふじのくに”」に貢献したい!「ふるさと“ふじのくに”」を応援したい!という皆様からの寄附をぜひお願いします。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • とてもとても微力ですが、少しでも子供の笑顔に繋がるよう、応援させて頂きます!

    2022年9月11日 12:59

  • 縁あって静岡に来た若者が、静岡の地で夢を実現できます様に。
    微力ながら応援しています。

    2022年8月29日 0:05

  • 大学先が取り組む新しい取り組み、応援してます。

    2022年8月2日 1:59

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