“みんなで支え・守り・伸ばす” 地域でつくる子どもたちの新しい居場所の拠点
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 2,662,078円
目標金額:2,500,000円
- 達成率
- 106.4%
- 支援人数
- 24人
- 終了まで
- 受付終了
静岡県(しずおかけん)
寄付募集期間:2022年8月1日~2022年10月29日(90日間)
静岡県×NPO法人静岡市子ども食堂ネットワーク
NPO法人静岡市子ども食堂ネットワークは、小学校区に一つ子ども食堂を設置することを目標に、子ども食堂の立上げや継続的な運営に携わり、6年が経過しました。市内の多くの地域で子ども食堂の活動は喜ばれ、子どもたちや保護者の方々に開催を心待ちにされている状況です。
その反面、子ども食堂の活動を通じて多くの方と関わる中で、子育て世代が抱える経済的・環境的な問題に直面するようになりました。
今回の静岡市子ども食堂ネットワークのプロジェクトは、子どもたちに安心できる居場所を提供し、さらには、ボランティアや協力者の方、地域住民の方々が気軽に立ち寄れ、子どもたちと自然に交流ができる地域コミュニティの拠点となるものです。静岡市子ども食堂ネットワークへの応援をよろしくお願いします。
【注意事項】
・本プロジェクトは、目標金額を達成次第で寄付募集が終了する「目標金額達成型」となります。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
常設の地域コミュニティ拠点を作りたい!
みんなで支え合う、みんなのコミュニティ拠点づくり
子ども食堂は、子どもたちとボランティアの方々との世代を超えた交流や、体験活動を楽しみに利用する方が増える中、行政では支援が行き届きにくい、環境に問題がある子どもたちへのフォローといった地域福祉の一端を担う役割にも取り組んでいます。
静岡市子ども食堂ネットワークは、学校近くの公民館や交流センターなど、子どもたちが利用しやすい会場で、子ども食堂を運営してきました。
しかし、長らく子ども食堂の活動に携わってきた中で、家庭で食事の用意ができないために朝食抜きで登校する子や、学校に通えず教育の機会を逃して不登校に陥っていく子等を目の当たりにし、子育て世代やひとり親家庭が抱える経済的・環境的な問題に直面するようになりました。
こうした問題に取り組むためには、子どもや保護者の相談を真摯に受け止め、解決に導くために何より安心して過ごせる居場所があり、また、施設を借りて定期的な活動をするのではなく、時間や日にちに左右されない常設の拠点が必要だと強く感じるようになりました。
常設の拠点を設ければ、子どもたちへの活動だけでなく、ボランティアや食材等を支援いただいている協力者の方も気軽に立ち寄れ、交流や情報交換を行えるセンター機能も果たすことができます。
また、地域住民も利用でき、地域のコミュニティの場とすることもできます。
地域にはまだ多くの環境に問題がある子どもがいるはずです。
新たな地域コミュニティ拠点を設けることで、こうした子どもたちと出会い、彼らが夢や希望を持って新たな出発をするためのお手伝いをしたいと思います。
子どもたちのための新しい居場所拠点のリノベーション
子どもたちを中心に、誰もが集まれる場所と機能
このプロジェクトのため、静岡市内の駿河区に80㎡(約25坪)の拠点スペースを新たに借り入れました。住所は静岡市駿河区の中心地に近く、立ち寄りやすい立地となっています。
現在は静岡市子ども食堂ネットワークの事務所として使用していますが、今回のご支援は、子ども食堂やコミュニティ活動スペース、無料の宿題塾スペースのリノベーション工事を行う費用に充てさせていただきます。
工事が完了し、子ども食堂や無料の宿題塾の活動には、2~3人のボランティアスタッフが常駐します。
【子ども食堂会場・コミュニティ活動スペース(約45㎡)】
飲食が可能なように厨房設備や飲食スペース、テーブルや椅子などを用意します。
また、現状の床はコンクリートで、転ぶとケガをしやすい上に埃っぽく、天井は雨漏りで損傷がひどく張り替える作業が必要です。そのため安全性や衛生面に配慮した床天井の仕上げ工事を行います。
【無料の宿題塾(約30㎡)】
小学生・中学生を対象に、放課後、夕食を子ども食堂でしながら宿題を行ったり、自宅では宿題がしにくい子どもたちを対象とした活動も行います。宿題を見てあげるのは、高校生や大学生の学生ボランティア中心で考えています。また、子どもたちが使いやすい机や椅子などを用意します。
【事務所(約5㎡)】
これまで使用していた机を活用し、事務所を設けます。
【寄付金の使い道】既存賃貸物件を新たな居場所拠点とするためのリノベーション工事の経費
【内訳】
・施設の内装工事費・・・120万円
・施設の設備工事費(空調・厨房設備)・・・100万円
・施設の什器購入費(テーブル・机・椅子・ロッカー等)・・・30万円
※目標金額に達しなかった場合の寄付金の取扱い:目標金額に達しなかった場合、不足金額が少額の場合は自己資金から捻出し、本プロジェクトを実施します。不足金額が高額の場合は工事内容を縮小し、リノベーション工事を実施します。
地域の子どもたちのために出来ることは何か
地域住民だから出来るサポートと子育て環境が向上する活動へ
これまで、子どもたちのための活動を中心に行ってきましたし、今後もそれは変わりません。
しかし今回のプロジェクトへの挑戦を機に、子どもたちだけでなく、保護者や地域住民の方、地域の学校と言った「子どもたちに携わる地域の人たち」を意識した活動も始めていきます。
そのためには、NPO法人静岡市こども食堂ネットワークとして、子ども食堂・無料勉強塾・子ども宅食を通じて得た実績、ノウハウや信用を元に、地域の子育てや福祉・地域活性化などにも活動を広げていく予定です。
子ども食堂を開催している小学校区では、ボランティアや協力者として活動したいという、うれしい声を聞くことが増えることが多くなりました。
子ども食堂の活動に加えて、今回新たに設ける拠点を通じ、地域をより結びつける交流事業や居場所づくり事業を行えば、子どもたちが抱えている問題やその解決方法のためのボランティア活動も増えていくはずです。
そして自然に地域の住民の方が地域の子どもたちのために「何か協力する」活動が増えていくことも期待しています。
居場所づくりに携わる方の思い
株式会社アイワ不動産 代表取締役社長 関根和孝 様
■子どもたちの将来をつくる!を応援
私たちが子ども食堂をサポートして4年が過ぎました。
今までたくさんの子どもたちと一緒にご飯を食べて、一緒にお話をし、一緒に遊びました。
私たちが子どもたちに対してしていることはたったこれだけのことですが、それでも何度か顔を合わせていると話しかけてくれる子がいて嬉しい気持ちになります。
地味なことですが、子どもたちにとって大事なのはこうした自然な人と人との交流。そして安心できる居場所です。成長過程にある子どもたちにとって心の休まる環境があるかないかはその後の成長に大きく影響してくるはずです。
子どもたちの将来をつくる!居場所づくりをみんなで応援しましょう。
静岡市立中田小学校元PTA会長 渡邊紘透 様
■みんなと一緒にご飯を食べれば自然と笑顔になれる
「わー、きゃー」と子どもたちの楽しそうな声。「美味しかった。もっと食べたい。」「楽しかった。また行きたい。」と語る子どもたちをうれしそうに見守りながらカレーを作る保護者や地域住民。地域ぐるみで子育てを応援している地域、昔からこの地域はそうだった。
しかし、子どもの数が減っていき保護者や地域との交流の機会は減っている。
「地域を活性化」なんて難しいことを考えず、近所の子どもたちが楽しめることを大人が楽しみながら続けていけば良いと思っている。取り組みを続けることで支援の必要な子どもの情報が自然と集まってきた。
支援が必要な子どもたちも一緒にごちゃまぜにしてわからないように楽しめばいい。みんなと一緒にご飯を食べれば自然と笑顔になれる。
井宮北しょうぶ子ども食堂 金子加奈子さん
■これからも子ども食堂の活動に関わりたい
私は子ども食堂の調理ボランティアに参加させていただき5年目になります。当初、子どもたちの居場所になればという思いと、正直、月一回の開催で居場所づくりができるのかな?という思いを持ちながらの参加でした。
5年目の今、毎月小学校へチラシを届け、団地の掲示板に張り出し、食材を調達し、開催場所を整えて子どもたちを迎える。
季節ごとのイベントも織り交ぜながらの毎月毎月の活動が、子どもたちと親御さんたち、団地の皆さんに認知され、理解され、「井宮北しょうぶ子ども食堂」が、確実に地域に根付いていると感じます。
毎月顔を見せてくれる子、中学生になっても来てくれる子もいます。コロナ禍のため食事時間を短縮、子ども同士向かい合って食べることもできず、静かに食べて静かに帰っていく子もいますが、ごちそうさまと運んでくれたお皿が空になっていたり、「また来てね」と言うとコクンとうなずいてくれる様子がとても可愛く、元気をもらっています。
これからも微力ながら、子ども食堂の活動に関わらせていただけたらと思っています。
プロジェクトを応援する声
静岡県健康福祉部 部長 八木 敏裕
■地域の方が集う新たな居場所拠点づくりの挑戦に温かい御支援を!
子どもは、社会に希望と活力をもたらす地域の宝であり、この大切な宝を育てる子育ては、極めて尊い仕事です。核家族化や地域のつながりの希薄化に伴う子育ての負担感の増大に加え、就労形態の多様化や共働き世帯の増加など、子どもや子育てを取り巻く環境は大きく変化しており、困難を抱える子どもへの支援の充実が求められています。
NPO法人静岡市子ども食堂ネットワークは、これまで市内各地の公民館などで子ども食堂を運営されきましたが、今回のプロジェクトで常設の拠点を開設することにより、時間や日にちに左右されない子どもの居場所として活動内容が広がり、利用者側にとって支援の幅が大きくなります。
また、活動を応援する協力者側にとってもいつでも立ち寄れる場ができ、地域の交流が深まることにも大きな魅力があります。
さらに、静岡市子ども食堂ネットワークは、これまでの長きにわたる子ども食堂の運営ノウハウにより、プロジェクトの成功が大いに期待できます。
今回開設する拠点が、地域の方に愛され、地域の方が集う新たな居場所となっていくことを確信しています。
皆さまの温かい御支援を心からお願い申し上げます。
寄付者のみなさまへ
NPO法人静岡市子ども食堂ネットワーク 代表 飯沼直樹からのメッセージ
2016年から始めた子ども食堂のネットワーク事業は任意団体からNPO法人へとステップアップしながら開催会場も順当に増え、コロナ前で16小学校区の15会場をサポート・管理・運営を行っていました。しかし、コロナによって地域で子どもたちが集まる会場も機会も失われ、現在は再開し始めていますが、まだまだ以前のようには回復はしていません。
もちろんそれはコロナと言う未曽有の世界的な問題ゆえの対策対応でしたが、そうした疫病の問題とは別に子どもたちの貧困の問題・子どもたちの環境の問題、踏み込んでいけば保護者も含めたご家庭の問題に共に寄り添い解決に取り組む活動が必要だと痛感させられました。
それは地域に根差した「誰でも利用できる子どもたちのための居場所と言う拠点づくり」に取り組まなければならないと言うことでもありました。
今、日本中でまさに私たちのように「子どもたちのための新しい居場所つくりの拠点活動」に取り組んでいる団体さん・取り組もうと努力している団体さんが増えています。それはこれからもますます、そして様々な地域で増えていくことでしょう。
それは「その地域の子どもたちの問題を取り除いて、もっと多くの人が、もっと自由に、もっと子どもたちのために何か出来ることはないか?」と言う思いが集まって具現化した一つの答えだからです。私たちも静岡市内に私たちが思う子どもたちのために何か出来ることの新しい第一歩をこの拠点づくりとして始めて行こうと思います。
そのために私たちだけでなくより多くの人の力が必要です。
子どもたちに対応するボランティアさん、様々な責任を受け持ち道を示す私たちの役割、そしてふるさと納税のシステムを利用して金銭的なサポートを考えて下さる静岡と子どもたちへの思いを抱いている方々。
ふるさとチョイスは納税を具体的な団体活動や地域福祉に直接金銭的なサポートとして届けることが出来る、新しい地域サポートの形です。
まだまだ私たちは予定の金額が集まるかどうかは確信も実感もありませんが、静岡県とともにプロジェクトにチャレンジできる機会を頂けました。
あとは、私たちの思いを納税される方々に広く熱くお伝えし、必要な金額が集まれば、夢や目標を人々や子どもたちのために叶えることが出来るはずです。
長くなりましたが、私たちの思いが少しでも伝わったのならとっても嬉しいです。また、私たちの活動を一緒になって助けていただけたら大変ありがたいとも思っています。ぜひぜひ、私たちと一緒に静岡の子どもたちの手助けになる拠点づくりにご協力ください。
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2023年09月09日 10:00
地域の交流拠点として活動が広がっています
子どもの居場所づくりプロジェクトにご支援いただきありがとうございました。
いただいたご寄附を基に、常設の拠点を整備し、地域の交流拠点として活動が広がっています。
活動状況は、以下からご覧いただけます。
Instagram https://www.instagram.com/sinobu0121/?hl=ja
また、静岡県では、現在、子どもの居場所づくりに関する新しい4つのプロジェクトに挑戦しています。
よろしければご覧ください!
ひとり親家庭のための子ども食堂を始めて7年、今度はキッチンカーで子ども食堂の活動を広げます!
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2391
食を知り、つくり、楽しむ「食のキッチン」を開催したい!
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2392
不登校の子どもたちがリラックスして通える居場所「考える学校」を作りたい!
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2393
ココロもカラダもゆっくりできる居場所を増やしたい!!
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2394もっと見るまだコメントはありません
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2023年06月28日 10:50
地域でつくる子どもたちの新しい居場所の拠点 お披露目会
NPO法人静岡市子ども食堂ネットワークへご寄附くださいました皆さま、応援してくださった皆さま、心より感謝申し上げます。
いただいたご寄附により、子ども食堂、学習支援、コミュニティ活動スペースとして活用する「地域でつくる子どもたちの新しい居場所の拠点」を開設しました。
公民館等で行っている子ども食堂で、すでに交流のある子どもたちや保護者の方もこの拠点が完成するのを心待ちにされており、早速立ち寄った際に、きれいになった箇所を見て回りながら、ここでやりたいこと、食べたい物の希望など嬉しそうに話していました。
また、2023年6月27日(火)、お披露目会を行い、日頃から支援をいただいている企業や行政の方、子ども食堂を運営しているスタッフの方々にご参加いただきました。
これから、地域住民の方々が気軽に立ち寄り、子どもたちと自然に交流ができる地域コミュニティの拠点の機能が果たすことができるようにしていきます。
今後とも応援をよろしくお願いいたします。
NPO法人静岡市子ども食堂ネットワーク
理事長 飯沼 直樹
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2022年10月19日 13:45
目標達成!寄附ご協力へのお礼
募集期間終了前に、目標金額250万円に達成しました。
ご寄附をいただいた皆様、そして、告知拡散にご協力いただきました皆様、温かい応援の言葉をかけてくださった皆様、本当にありがとうございました。
ここからが新たなスタートということで、身の引き締まる思いです。
改装工事が完了しましたら、居場所を必要としてくれている子どもたちと何気ない時間を過ごしながら、子どもたちのためにできることを一つ一つ取り入れ、形にしていきたいです。
いろんな思いを抱えて頑張る保護者の方ともゆっくりお話しできるように、ここでは少しだけリラックスして肩の力を抜いて過ごせる、居心地の良い居場所を作っていきたいと思います。
今回のクラウドファンディングを通じて、私たちが積み重ねてきたことを、ずっと見守ってくださっていた皆様の存在をとても大きく感じました。
ただ子どもたちのためにできることをしたい!そんな思いでひたすら走り続けてきた中で、たくさんの優しい人に出会えたことに改めて感謝いたします。
ここからの新たなスタートを、引き続き見守っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
NPO法人静岡市子ども食堂ネットワーク
理事長 飯沼直樹
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静岡県
静岡県では「生まれてよし 老いてよし」、「生んでよし 育ててよし」、「学んでよし 働いてよし」、「住んでよし 訪れてよし」の「富国有徳の『美しい“ふじのくに”』づくり」を目指し、皆様と二人三脚で様々な施策に取り組んでいるところです。「ふるさと“ふじのくに”」に貢献したい!「ふるさと“ふじのくに”」を応援したい!という皆様からの寄附をぜひお願いします。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。