• TOP
  • 過去実績
  • おやつをきっかけに。生活に困窮する子どもたちに笑顔と居場所をとどけたい。

おやつをきっかけに。生活に困窮する子どもたちに笑顔と居場所をとどけたい。

カテゴリー:子ども・教育 

main_img

寄付金額 1,001,843

12.5%

目標金額:8,000,000

達成率
12.5%
支援人数
43
終了まで
受付終了

奈良県田原本町(ならけん たわらもとちょう)

寄付募集期間:2022年6月1日~2022年8月31日(92日間)

奈良県田原本町×認定NPO法人おてらおやつクラブ

プロジェクトオーナー

令和2年7月、田原本町と認定NPO法人おてらおやつクラブは「ひとり親家庭への支援に関する協定」を締結しました。

奈良県田原本町を拠点に全国規模で活動する認定NPO法人おてらおやつクラブは、経済的に困難な状況にあるひとり親家庭や子どもを支援する「おすそわけ」活動を行っています。

今年度からは「おすそわけ」活動に加え、町内の空き家を活用した「子どもの居場所づくり」活動もスタートしています。

このプロジェクトをきっかけに、子どもの貧困問題に対して地域が寄り添い、誰もが助け合える社会づくりに寄与していきます。
 
※本プロジェクトにおいて、お礼の品はございません。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

みなさまの応援で1万世帯におすそわけを届けることができました

昨年度に実施したプロジェクトでは、7,782,750円のご寄附をいただき、全国約10,000世帯へおすそわけが届けられました。ご協力を賜った皆さまに、厚く御礼申し上げます。

子どもたちを取り巻く課題

子どもの貧困

日本の「子どもの相対的貧困率」は2018年時点で13.5%となり、子ども(18歳未満)の7人に1人、実に約280万人の子どもたちが貧困に苦しんでいます。
さらに、ひとり親世帯では48.1%、2人に1人が貧困状態にあることを示しています。

ところが、実際は身の周りにそのような子どもを見かけないという貧困の見えづらさが、問題の解決を難しくしています。
貧困家庭の多くは、一見、不自由なく暮らしているように見えても、心身ともに厳しい生活を強いられています。

ここで、おてらおやつクラブを通じて「おすそわけ」を受け取られた、あるお母さんの声をご紹介します。

身近な人に苦労を見せたくない。そうした思いによって経済的な困窮と孤立が重なると、周囲に「助けて」と言えずに、一気に困窮状態は深まってしまうのです。

子どもの「声」が届かない

子どもの貧困に起因する社会問題は、子どもたちの「声」が発せられない、周囲の大人たちに「声」が拾われないまま孤立してしまうことが問題を深刻化させています。

なぜ、子どもたちの声は埋もれてしまうのでしょうか?

それは、子どもが孤立している、子どもの声を拾える場が限られているからです。学校以外の大人と関わる機会がほとんどない現代社会だからこそ、子どもが「たよりたい」と思える大人に出会える、安心・安全だと感じることのできる地域の居場所が必要なのです。

おやつでつながるご縁

おそなえ、おさがり、おすそわけ

おてらおやつクラブは、活動趣旨に賛同する全国のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、お菓子や果物、食品や日用品をお届けしています。当活動には、日本全国の1,800のお寺、600の支援団体が連携し、毎月のべ約23,000万人の子どもたちに「おすそわけ」が届けられています。

一方で、田原本町にある事務局には日々、さまざまな事情により行政や支援団体とつながることができないご家庭から「助けて」の声が届いています。

そのようなご家庭に対しては、直接的におすそわけを届けるとともに、一定期間お母さんや子どもたちに伴走し、必要な支援につながることができるよう橋渡しを行っています。

子どもたちの「声」を聴く

おてらおやつクラブでは、これまで「おすそわけ」を通じ、ひとり親家庭の保護者を入り口に子どもの貧困対策に取り組んできました。
今年度は、これまで機会をつくれていなかった子どもたちの声を聴くことを新たな目標とし、町内の空き家を活用した「子どもの居場所づくり」を開始しました。地域の子どもたちと協力し、現在改修作業を行っています。

家でもない、学校でもない、子どもたちが気軽に集まることができる「第3の居場所」を作ることで、子どもの「たすけて」の声を取りこぼさない取り組みを進めていきます。

駄菓子屋さんをイメージした居場所では、おやつをきっかけに子どもたちがお買い物を体験できる工夫を考えています。

この寄付金の使い道

お預かりしたご寄付は、田原本町内ひとり親家庭へのおすそわけの発送費や外食機会の提供、また子どもの居場所づくりの事業費として、大切に活用させていただきます。

さらに町内事業者の支援として、おすそわけに同梱する田原本町内の物産品の購入費にも活用させていただきます。

※目標金額に達しなかった場合、目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、本事業のために活用させていただきます。

前回の御礼

田原本町はおてらおやつクラブのおすそわけ事業を支援するため、令和3年にガバメントクラウドファンディングを実施し、269名の方から7,782,750円のご支援をいただきました。

お預かりしたご寄付は、困窮度が高まりやすい長期休暇の臨時支援として、町内のひとり親家庭へのおすそわけ事業費として活用させていただきました。
お力添えいただきました皆様に、心からお礼申し上げます。

「たよってうれしい、たよられてうれしい。」社会

地域のなかで助け合える関係をつくる

おてらおやつクラブの「おすそわけ」による支援の特徴は、誰かが見守ってくれている、自分はひとりではないと感じられることにあります。

支援要請に対して即時的におすそわけを届けることは、人とつながっている実感を与え、心理的にも状況が改善することをアンケート調査で確認しています。

寄付者の皆様へ

「認定NPO法人おてらおやつクラブ」は田原本町安養寺(あんようじ)を本拠地として、全国の子どもの貧困という社会課題に対して活動されています。経済的困窮を抱えた家庭への「おすそわけ事業」は、支援を求める全国の家庭へ広がっています。

町では令和2年7月、ひとり親家庭への支援に関する協定を締結し、積極的な活動を支援しています。昨年度に実施した「ふるさと納税型クラウドファンディング」プロジェクトでは、7,782,750円のご寄附をいただき、全国約10,000世帯へおすそわけが届けられました。ご協力を賜った皆さまに、厚く御礼申し上げます。

今年度はおすそわけ事業に加え、空き家を活用して子どもたちの居場所をつくり、様々な声を直接聞く計画も進めておられます。多角的な支援により、ひとり親・子どもの貧困問題が解決へ向かうよう、町も共に協力してまいります。

本プロジェクトをきっかけに、団体の活動を知っていただき、全国に支援の輪が広がることを願っております。皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

今でこそ、お寺の住職として日々を過ごしていますが…学校にもなかなか行けず、お寺での生活にも馴染めず、昼夜逆転の生活、どこにも居場所のない幼少時代を過ごしていました。誰にも悩みを相談できず、自分が何に悩んでいるのかもうまく言葉にできず。このしんどさはいつまで続くんだろう。先が見えないしんどい時間でした。

そんな自分が、多くの人々に導かれ、いろいろな「おそなえ・おさがり・おすそわけ」をうけとってここまで育ててもらったことに気がついたのはつい最近になってから。「おてらおやつクラブ」の活動を通じて、あらためて子どもを支えることの意味を考え続けています。

コロナ禍、一斉休校やマスク着用、分散登校、リモートでの授業など、子どもたちを取り巻く環境は大きく変わりました。社会の事情や大人の判断で子どもたちの生活環境にはさまざまに制約が生まれています。未来への影響もさまざまに議論されていますが、子どもが子どもでいられる時間はあっという間に過ぎていきます。今、私たちにできることはなにか?そのひとつの答えが今回のチャレンジです。

もっと子どもたちの声を聞こう。もっと子どもたちと正面から関わっていこう。オンライン会議ツールでいうなら、ミュートを外し、ビデオをオンにして、子どもたちと出会い直そう。

このプロジェクトの主役は若者たちです。住職としてはまだまだ若造ですが、子どもたちからみたら中年のおっさん。実際のところ、彼らのことを理解するのはなかなか難しい。どうしても親の視点から、我が子ならどうかと偏った視点で考えてしまう。子どもたちの目線で。それができるのは年齢が近い若者たち。プロジェクトメンバーの若者たちは、さっそく大人では思いつかない発想や行動力を発揮し、思いも寄らない出会いやご縁がつながっています。

さあ、みなさん。おやつの時間ですよ。お集まりください!

支援先、支援団体さまの声

ひとりじゃない、という実感が救いになる

最後に

おてらおやつクラブの活動は、みなさまからのご寄付をもとに活動を行っています。
全国7万を超えるお寺が、物理的にも精神的にも、社会につながり・見守りを提供する場になれたら。お寺のもつ可能性がいっそう発揮されれば、社会のセーフティネットはより密で、厚いものになるはずです。

お預かりしたご寄付は、町内ひとり親家庭へのおすそわけの発送費や外食機会提供、また子どもの居場所づくりの事業費として、大切に活用させていただきます。おてらおやつクラブの支援の輪を広げることによって、より多くの子どもたちに、お寺から「おすそわけ」が行き届くようになります。

  • 2022年09月02日 16:55

    お礼

    奈良県田原本町と連携して実施したふるさと納税型クラウドファンディングが終了しました。6/1〜8/31の間で43名の方から総額1,001,843円のご寄付を賜りました。
    応援いただいた皆さまに心から感謝申しあげます。

    今回のご支援をもとに、居場所づくり事業やおすそわけ事業などを充実させてまいります。
    引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

  • 2022年08月23日 10:04

    子どもの居場所づくり進捗状況⑤

    子どもたちの夏休みの宿題をサポートするため、大学生ボランティアの協力のもと、8/6(土)、8/9(火)、8/17(水)の計3日間で「夏休み子ども学習会」を実施しました。
    のべ14名の子どもたちが参加してくれました。

    子どもたちは自分が持ってきた課題を、大学生に質問しながらも精一杯取り組んでいました。課題が終わった後は、トランプやボードゲーム等で交流しました。

    少しずつ関係性を深めていき、何かあったときに頼れる存在がいるということを、子どもたちに実感してもらえるよう活動を続けてまいります。

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

  • 2022年08月09日 10:40

    子どもの居場所づくり進捗状況④

    ついに改修中の空き家で、子どもたちを迎え入れることができる準備が整いました。
    地域の子どもたちやボランティアさんのご協力のおかげです!ありがとうございます!

    夏休みの間はプレオープンという形で活動を進めます
    事務局のある安養寺の本堂とこちらの旧空き家を活用し、地域の子どもたちの夏休みの宿題をサポートしながら関わりを深めていきます。
    活動を通して子どもたちが「たよりたい」と思える地域の拠点をつくっていきます。
    今後の続報をどうぞお待ちください!

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

  • 2022年08月01日 14:58

    進捗状況③

    今回は建物の外壁をみんなでペンキを塗りました。
    1度塗っただけだと綺麗になじまないので、大変でしたが乾かしてから2度塗りしました。
    今回も地域の子どもたちや、ボランティアさんのご協力のもと楽しく活動に取り組んでいました。

    子どもの居場所の完成まで、あと少しです。
    8月からは地域の子どもたちを実際に迎え入れるので、そちらのご報告も楽しみにお待ちください。

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

  • 2022年07月08日 14:04

    応援メッセージ①

    おてらおやつクラブと同じく、奈良県田原本町内で子育て支援に取り組まれている「田原本にこにこ食堂」の岡本ご夫婦より、「子どもの居場所づくり事業」への応援メッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。

    ▼メッセージ
    「素晴らしい活動に、町民として誇りに思います。これからも応援しています!」

    ▼田原本にこにこ食堂さんについて
    「田原本にこにこ食堂」さんは、小さいお子さんからご高齢の方まで、みんなでワイワイ食事をして、にこにこ笑顔になる場所作りを目指しておられます。
    現在は「にこにこクラブ」という学習サポート活動にも取り組まれておられます。
    地域の方々の繋がりの場でもあり、田原本町全体が繋がりあえる、そんな大きな夢を持って活動されています。

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

  • 2022年07月01日 10:14

    子どもの居場所づくり進捗状況②

    今回は地域のDIYが得意な男性にご協力いただき、子どもたちが使えるベンチを作成。
    田原本町内の子どもたちが空き家改修のお手伝いに来てくれていたので、できあがったベンチにみんなで手形をつけました。
    ベンチを作ってくださった男性は少し誇らしげな表情を見せていました。

    子どもたちにも居場所づくり段階から加わってもらうことで、「居場所に愛着を持ってもらう」、「頼り先の一つにしてもらう」ことができると幸いです。

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

  • 2022年06月17日 17:00

    子どもの居場所づくり進捗状況①

    子どもの居場所の改修作業を進めています。
    空き家の内側の壁を地域の子どもたちとペンキで白く塗りました。
    来てくれた人の気持ちが明るくなってもらうために、明るい色で塗装しています。

    子どもたちとスタッフともに、手や服が汚れながらもみんなで楽しく作業していました。
    4時間で真っ白な壁に塗り上げることができました!
    今後は、床と外の壁も塗装していきますのでお楽しみに!

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

奈良県田原本町

田原本町は、奈良盆地の中心にある田園風景の残る地域です。歴史は古く弥生時代に大規模環濠集落が形成された唐古・鍵遺跡は国の史跡指定を受けています。

一帯は史跡公園として整備され季節ごとにイベントが開催され沢山の家族連れが訪れています。

また、公園に隣接して道の駅 レスティ 唐古・鍵があり、田原本町のおいしい野菜や特産品を買っていただくことができます。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 活動を応援しています。

    2022年8月31日 23:55

  • みんなの居場所になりますように

    2022年8月31日 22:55

  • 少しずつでも、少しでも、大事な大切な一歩。
    まず、その一歩から!

    2022年8月31日 22:25

  • 母親となり、ひとり親の大変さを実感します。貧しくても食べものには困らなかった、と思える生活を応援したいです。

    2022年8月29日 12:52

  • 応援しています。

    2022年8月19日 14:08

  • 子ども達の居場所活動が地域に根付いて、継続されていきますように。素敵な活動を応援しています。

    2022年8月19日 0:34

  • 全ての子どもたちに輝かしい未来が与えられますように!

    2022年8月14日 19:30

  • 子供の時、何か物足りない気持ちがあったので、町屋で集まれる場所で、癒される機会があれば、素敵ですね。

    2022年8月7日 9:14

  • 趣旨に賛同しています。これからの活動に少しでも足しになればと思います。頑張って下さい。

    2022年8月1日 19:37

  • 私ができることは微々たる事ですが
    よろしくお願いします

    2022年7月24日 21:30

  • 困ってるように見えなくても、実は悩みを抱えている子どもはたくさんいると思います。
    そんな子どもたちが集まれる居場所づくりを応援しています。

    2022年6月3日 11:19

はじめての方へ