【緊急】軽石漂着で被害を受けた今帰仁の美ら海を取り戻したい!
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 5,992,120円
目標金額:30,000,000円
- 達成率
- 19.9%
- 支援人数
- 255人
- 終了まで
- 受付終了
沖縄県今帰仁村(おきなわけん なきじんそん)
寄付募集期間:2021年12月16日~2022年6月30日(197日間)
沖縄県今帰仁村(なきじんそん)

期間を延長させていただくことになりました。引き続き応援をよろしくお願いします。
2021年8月に小笠原諸島の海底火山で大きな噴火が発生しました。この噴火に伴って出た大量の軽石が海流に乗り、噴火から2ヵ月ほど経った10月中旬以降次々に沖縄に漂着しています。
今帰仁村内のビーチや漁港、周辺海域にも軽石が押し寄せ、白い砂浜が黒い軽石に覆われてしまいました。また、軽石が海に浮遊していることで船が出港できなくなり、漁業者やマリン事業者の操業に大きな影を落としています。
海の生き物たちがエサと間違えて軽石を飲み込んでしまうという事例や、海面が軽石で覆われ海中に日の光が入らず海草や海藻の育成に悪影響が出るという事例も報告されています。
人や海辺の生き物が安心・安全に暮らせる環境を取り戻し、豊かな自然を守りたい!そんな思いからプロジェクトを立ち上げました。
本プロジェクトでは、次々に押し寄せる軽石が漁港へ流入するのを防ぐためオイルフェンスを設置、漁港内に浮かぶ軽石の撤去、ビーチクリーン等の海辺の環境保全活動により村民自慢の美ら海を取り戻したいと考えています。
軽石の漂着は今後数年にわたり続く可能性があるため、「今帰仁美ら海守り隊基金」を創設し、継続して今帰仁村の海の環境保全に取り組んでいきます。皆様をきれいな海でお迎えできるように応援よろしくお願いします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
軽石の漂着により影響を受けた今帰仁の美ら海を取り戻したい!
漁港への漂着状況

今帰仁漁港にも大量の軽石が漂着しました。
一面に軽石が浮遊し、海面が見えない状態になることがあります。
軽石によってエンジントラブルを引き起こす恐れがあり、今帰仁漁港では漁船が出港できない事態になっています。
漁船は海水を汲み上げエンジンを冷却するという構造になっており、漁に出た漁船のフィルターに軽石が詰まり冷却不全に陥る事例も相次ぎました。
また、海上養殖や海洋生物にも深刻な影響が出ています。海面が軽石で覆われたことにより海中に光が届かず、海草・海藻の育成に支障が出るケースや、軽石をエサと勘違いして海洋生物が誤飲してしまうケースも報告されています。

今帰仁村漁業協同組合 玉城組合長の声
10月に軽石が漂着し始めてから、組合員のほとんどが漁に出ることができず苦しい生活を強いられています。
軽石は毎日そこにあるわけではなく、風や潮の流れによって日々状態が変わります。
そのため、その日その日にしか対応することができず、先の見えない状況です。
組合員の中には漁業だけでは生活ができなくなり、アルバイトを始めて凌いでいる方もいます。
また、漁に出るために自費で漁船に軽石対策を施し、工夫を凝らしながらなんとか漁に出る組合員もいます。
軽石の問題は今日明日に解決できるものではなく、長期的に続くと予測されています。
長期的にこの問題と向き合うためにも、皆様からのご支援をいただけると心強いです。

今帰仁村内の海辺への漂着状況


村内の多くの海辺にも軽石が漂着しています。
村民にとっては見慣れた白い砂浜が黒い軽石で覆われ、びっくりしてしまいました。
観光スポットとして人気の古宇利島・ティーヌ浜(ハートロック)にも軽石が押し寄せています。
海面に軽石が浮遊している部分は、海の色が違って見えています。
きれいな海を取り戻したい!


軽石は風や潮の流れに乗り漂流しています。
そのため、一度除去したから解決というわけにはいきません。
実際に日によって軽石が流れ着く場所・量は異なります。
しかし、対策をしなければ海に関わる方や海辺の生物、周辺環境への影響が出続けてしまいます。
途方もない状況ではありますが、やれることから一つずつ対策を実施していかなければなりません。
再びきれいな海を取り戻すため、どうか皆様のお力を貸していただけませんか?
寄附金の使い道
本プロジェクトでは漂流・漂着する軽石対策と海辺の環境保全を目指します。
・軽石の流入を防ぐための対策
例:オイルフェンスの設置 など
・漁港や海辺へ打ち寄せられた軽石の除去
例:ビーチクリーン活動、重機を使用しての除去作業 など
・除去した軽石の処分
例:仮置き所の管理、最終処分 など
※目標金額に達しなかった場合、軽石対策の優先度の高いものから実施していきます。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合、「今帰仁美ら海守り隊基金」へ積み立て継続して海辺の環境保全に取り組みます。
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2022年03月04日 14:28
寄附募集期間を6月30日まで延長しました
報道では取り上げられることはなくなってきましたが、軽石の漂流・漂着は現在も続いています。
これまでに村の関係課、今帰仁村漁業協同組合、一般有志ボランティアによって回収された軽石は、2月4日時点でフレキシブルコンテナバッグ(容量1㎥)約1,640袋分となりました。
その後も日々軽石の漂着は続いているため、回収量は現在も増え続けています。
また、すでに回収された約1,640袋の内、約1,400袋分が処分できずに仮置きされている状態です。
寄附募集期間を6月30日まで延長しましたので、引き続き応援をよろしくお願いします。もっと見るまだコメントはありません
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沖縄県今帰仁村

今帰仁村(なきじんそん)は沖縄県北部に位置し、北側は東シナ海に面する一方、南側は乙羽岳を中心とする山並みに囲まれた自然が色濃く残るのどかな村です。
古くから農業や漁業が盛んで、スイカやマンゴー、パインアップルなどのフルーツ、もずく、えのきだけ、琉球在来豚である今帰仁アグー、泡盛など美味しいものが盛りだくさんです!
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された今帰仁城跡があり、曲線を描く美しい石垣や海に臨む城内からの景色に悠久の歴史と自然を感じることができます。
近年人気の古宇利大橋は、まるで青く輝く海のうえを走っているような気分を味わえる絶景スポットです。
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