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【ユネスコ無形文化遺産 登録!】八代妙見祭の笠鉾を修復し、熊本の祭文化を盛り上げたい!

熊本県八代市 熊本県八代市

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寄附募集期間:2017年4月5日~2017年7月4日(91日間)

寄附金額
435,000
支援人数
23
達成率
4.4%
目標金額
10,000,000円
終了まで
受付終了

熊本県八代市

プロジェクトオーナー

 平成28年12月1日、八代市の伝統的な祭りであります「八代妙見祭」を含む全国33の「山・鉾・屋台行事」が、エチオピアで開催されているユネスコ政府間委員会において「ユネスコ無形文化遺産」に登録が決定し、ついに八代の宝が世界の宝となりました!これまで約380年に亘り受け継がれてきた先達の祭りにかける熱い思いを、これからは郷土八代の誇りとしてだけではなく、世界の宝として後世に守り伝えていかなくてはなりません。
しかし、文化財の保存においては、後継者育成や諸道具の修繕及び収蔵施設の確保などが喫緊の課題となっております。
世界の宝を適切に未来へ保存、継承していくため、皆様のご支援をお願いします。

熊本県八代市

八代市(やつしろし)は、熊本県南の中心的な市で、県下第2の人口を有する田園工業都市。日本三大急流の一つである球磨川が分流して不知火海に注ぐ三角州地帯の北岸に市街地がある。八代市の特産品である「い草」、「トマト」、「晩白柚(ばんぺいゆ)」は日本一の生産数を誇る。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!

ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。
 ⇒ふるさと納税をもっと知る
 ⇒私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)
 ⇒ふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディングについて

【クラウドファンディング活用事業】八代妙見祭の笠鉾修復事業のご報告

この度は、全国の皆様から心温まる寄附金を頂きましたことに厚くお礼申し上げます。

皆さまから頂きました寄附金については、八代妙見祭に参加する9基の笠鉾に使用する「水引幕(みずひきまく)」などのうち、生地等の痛みが広範囲にわたるなど修復の優先順位が高いものから順に、平成30年度以降、活用していく予定としています。
しかし、9基の幕全体の修復には多額の費用を要し、また、諸道具の修復整備も計画的に進めいていく必要がありますことから、、今後も新たなプロジェクトを検討してまいります。
世界の宝を適切に未来へ保存、継承していくため、引き続き、皆さまからのご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。

九州三大祭「八代妙見祭」の笠鉾を修復し、未来へ伝承したい!

■このプロジェクトの概要■

 平成28年12月1日、八代市の伝統的な祭りであります「八代妙見祭」を含む全国33の「山・鉾・屋台行事」が、エチオピアで開催されているユネスコ政府間委員会において「ユネスコ無形文化遺産」に登録が決定し、ついに八代の宝が世界の宝となりました!これまで約380年に亘り受け継がれてきた先達の祭りにかける熱い思いを、これからは郷土八代の誇りとしてだけではなく、世界の宝として後世に守り伝えていかなくてはなりません。 しかし、文化財の保存においては、後継者育成や諸道具の修繕及び収蔵施設の確保などが喫緊の課題となっており、今回は、9基の笠鉾に使用する水引幕のうち、優先順位の高いものから修復を予定しております。世界の宝を適切に未来へ保存、継承していくため、皆様のご支援をお願いします。

ユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」

日本全国の祭りでひときわ大きな存在感を放っているのが「山車」。しかし、この言葉は東日本を中心とした、いわば東京方言で、本当は「山車」のひとことで指し示すのが難しいほど多様なバリエーションがあります。全国に散らばる様々な祭りの中心にある、あの移動する装置の呼び名だけでも、だんじり、曳山、ねぶたなど、いろいろあることがわかります。

これらの出し物には多かれ少なかれ、京都の祇園祭において南北朝時代以降現れた山・鉾・傘(笠)鉾の影響があります。みやこで行われるきらびやかな行事をわがまちにも持ち込んで祭りを盛り上げたい。そんなあこがれが、祭りの出し物の移植を促し、時代を経ても各地で脈々とその伝統が守り継がれ、独自の進化を遂げつつ、今も地元の人が実際に執り行っているのです。

こうした日本各地の祭りについて、なかでも代表的なもの33行事を選んで「山・鉾・屋台行事」として「ユネスコ無形文化遺産」への登録を申請し、このたび、平成28年12月に登録が決定。「ユネスコ無形文化遺産」は、先行する「世界遺産」が建築など有形文化財を対象としているのに対して、音楽・舞踏・劇などの芸能、伝承、慣習、儀式、祭礼、伝統工芸など無形のものを対象としていて、日本では今まで「能楽」「人形浄瑠璃文楽」「歌舞伎」「雅楽」「アイヌ古式舞踊」「和食」「和紙」などが登録されています。

そして、今からお話しする熊本県八代市の「八代妙見祭」も、今回「山・鉾・屋台行事」として登録された33件のうちのひとつです。

九州三大祭のひとつ!熊本県八代市の「八代妙見祭」

八代妙見祭は毎年11月22日・23日に行われる八代神社(旧・妙見宮)のお祭りです。長崎・諏訪神社の長崎くんちなどと並んで「九州三大祭」に数えられています。八代神社は北極星や北斗七星への信仰を起源とする神社で、このことは祭りに登場する亀と蛇が合わさったような霊獣「亀蛇」(地元での愛称「ガメ」)の存在にも現れています。青龍・朱雀・白虎・玄武の四神のうち、北斗七星を示すのが、亀蛇と同様の姿を持つ玄武なのです。

お祭りには八代の街の人の思いから次々と多彩な出し物が付け加えられてきました。たとえば、ドラやチャルメラの演奏に乗って、玉を持った少年が朱色の獅子をからかうという異国情緒漂う獅子舞は、長崎・諏訪神社の祭礼「長崎くんち」の南蛮・中国からの文化と和風が融合した演し物に感銘を受けた町人が、元禄年間の1691年に奉納したのが始まりです。また、張り子の馬に子どもが入って行進する、ほほえましい「木馬(きんま)」も、1737年に八代城代家老・松井寿之の長寿を祝って奉納されたのが始まりでした。

なかでも、八代妙見祭のハイライトである笠鉾や亀蛇の登場は、天和・貞享頃(1681~1687)にまで起源を遡ることができるといいます。

八代妙見祭の笠鉾とは?

笠鉾は、基本的に大きな笠の上に鉾やなぎなた、造花を付けたものと言われます。鉾は両刃、なぎなたは片刃の剣をそれぞれ長い柄につけた武器ですが、これを天に向けて真っ直ぐに立てることで神の宿る寄り代となると考えられたのです。

実際の笠鉾は、今も昔も文字通り笠に飾りをつけるという基本構造になっています。八代妙見祭最初期における宮之町の笠鉾「菊慈童」の想像図を見てみましょう。このころの笠鉾はひとりで支えられるものでしたが、祭りが盛り上がるにつれて現在の笠鉾のように巨大化していきました。しかし、現在の笠鉾も箱のなかに笠を立てて組み立てるという意味では最初期のものと基本構造は同じです。各町では祭りが来る度に笠鉾を組み立て、祭りが終わると分解して保管します。湿気を吸う木を使って細かい細工が成されているので、組み立てたままで置いておくと、分解できなくなってしまうのだそうです。

笠鉾は天和・貞享頃には城下の9つの町からだんだんと出されるようになって、20年ほどの間に豪華になり、組み立てが必要であるほど大型化していったと考えられています。

今も笠鉾を奉納し続ける9つの町はそれぞれの笠鉾におめでたい意匠を載せています。宮之町の菊慈童(子どもの仙人)、本町の本蝶蕪(本町を示す「本」の字と蝶、そして蕪)、二之町の蘇鉄、新町の西王母(仙女)、紺屋町の猩々(架空の動物)、中島町の蜜柑、徳淵町の恵比須、平河原町の松、塩屋町の迦陵頻伽(極楽に住む、上半身が人、下半身が鳥という想像上の生き物)です。

9という数字はひと桁の数のなかでも最大のものということで古来から吉数とされ、笠鉾の幕にも九つの星をデザインした九曜紋があしらわれていることから9つの町が揃って笠鉾を出すことに意味があると考えられていたようです。

笠鉾修復にまつわるドラマ

今まで伝承されてきた八代妙見祭ですが、道具も経年劣化しては補修・更新するということを繰り返し、また、それぞれの出し物のなかには伝統が途切れるものも出てきました。昭和末から地域の有志によって絵巻物などの記録から途切れていた出し物の再現が行われ、木馬などが復活。また、「ふるさと創生事業」もきっかけとなって累計4億5千万円をかけて道具類の学術調査と復元が行われました。こうした地域の祭りが見直しの機運が高まるうちに、市民の祭りへの関心もさらに高まって、毎年まちぐるみの一大イベントとして開催されているところです。

この祭りを見るために熊本県内はもちろん、九州全域、海外からも観光客を集め、およそ20万人がつめかけるまでになりました。

平成の大修理が完了してからおよそ20年。道具類の修理・更新が必要な時期が再び巡ってきました。

今回、修理を検討しているのは笠鉾の中身を隠すために取り付ける、きらびやかな水引幕です。水引幕の名前を見るだけで、繻子(しゅす。サテン)や天鵞絨(びろうど。ベルベット)など当時手に入る最高級の布地が使われていたことがわかります。これら水引幕も平成の大修理の際、詳細に調査され、補修・更新が行われました。そのときに、本町が備えていた、雨天・夜間展示用の替えの幕が、水引幕を大事に使っていくのによい、と全笠鉾に採用されたりもしました。

しかし、修復の元々の方針自体「今使っている幕をいかに永くそのまま使うか」というのが基本でした。最終的には複製品と取り替えていく必要があり、それまでの間、現行の幕を使用することを想定して、修復の際は極力傷みの進行を抑える程度の処置が行われました。

前回の修復の際にも、修復担当者をうならせる様々なドラマが水引幕から浮かび上がってきました。
二之町の笠鉾「蘇鉄」に使われていた「黒紋繻子地巖に波瑞亀模様繍水引幕くろもんしゅすじいわになみずいきもようぬいみずひきまく」はなんと明治32年に作られたもので、前回の修復当時、布地は文様に隠れた部分以外ほとんど布の体を成さない糸状にまで劣化が進んだ状態でした。その文様は絹・綿・毛糸など種類も太さも違う10種類以上の糸で布の裏地まで突き通してしっかりと縫い留められ、裏面はさながら「千人針」のような状態であったといいます。「何代ものお母さん方の『針仕事』」と町内の人のこの幕に対する愛着と思い入れ、祭りに対しての想いが読み取れ、以後、妙見祭関係の仕事をする原動力となったと、修復担当者はその感動を語っています。

産業を取り巻く環境や、後継者不足など時代の変化とともに、織物の本場、京都に問い合わせてもすでに布地が製造できなくなって在庫が切れているという場面にも直面しました。

本町の笠鉾「本蝶蕪」に使われる「黒天鵞絨地海原群飛蝶模様綴水引幕くろびろうどじうなばらぐんひちょうもようつづれみずひきまく」は平成の大修理の際に復元新調されたものですが、オリジナルとなった「白地海原群飛蝶模様綴水引幕」は製作費用から考えても、現在に残る技術から考えても完全な再現が大変困難なものである上、制作年度など経歴がきちんと残っているので学術的にも価値が高く、「後世に残すべき昭和の逸品」であると評価されています

写真
また、通町の笠鉾「西王母」に使われる「黒繻子地丸に九曜紋模様繍水引幕くろしゅすじまるにくようもんもようぬいみずひきまく」は復元新調されましたが、現在、本場である京都でも布地となる「繻子地丸帯」は製作されておらず、在庫もなく、このために特別に何とか織ってもらって入手できたとのことです。「繻子地丸帯は以後、入手不可能であろう」と、この項の報告は結ばれています。

参考文献
植木行宣・福原敏男『山・鉾・屋台行事 祭りを飾る民俗造形』岩田書院、2016年
早瀬輝美「『八代妙見祭の神幸行事』の笠鉾」『文化遺産の世界』Vol.28 2017年
八代市教育委員会『八代妙見祭』(八代市文化財調査報告集第43集)八代市教育委員会刊、2010年
八代市教育委員会編『妙見祭笠鉾の修復』八代市教育委員会刊、2002年

寄附の使い道

八代妙見祭に参加する9基の笠鉾に使用する「水引幕(みずひきまく)」の修理に入ることを現在検討しています。9基の幕全体の修復には多額の費用を要しますので、このうち生地等の痛みが広範囲にわたるなど修復の優先順位が高いものについて、その修復費の一部に活用したいと考えています。
9基ある笠鉾のうち、20年ほど前に復元新調した4基(4枚)以外の5基分の水引幕は、使用限界が来ているものもあり、現在専門家による素材等の調査が進められています。今後優先順位の高いものから、修理・復元新調などを行っていきます。
諸道具の修復整備については、今後年次計画を定め計画的に取り組む予定ですが、今回のクラウドファンディング対象分の事業については、年次計画策定後、平成30年度に事業を実施する予定としています。
寄附頂いた方には八代市が通常のふるさと納税でお送りしているお礼の品に加えて、八代妙見祭のガイドブックを全員に差し上げます。

ご協力をよろしくお願いいたします!

これまで約380年に亘り受け継がれてきた先達の祭りにかける熱い思いを、これからは郷土八代の誇りとしてだけではなく、世界の宝として後世に守り伝えていかなくてはなりません。

しかし、文化財の保存においては、後継者育成や諸道具の修繕及び収蔵施設の確保などが喫緊の課題となっております。

世界の宝を適切に未来へ保存、継承していくため、皆様のご支援をお願いします。



『ユネスコ無形文化遺産 』『山・鉾・屋台』の同じテーマで同時開催中の愛知県知立市へエールをお送りします!

【注意事項】

世界に誇る日本の祭りです。ともに協力して盛り上げ、地域の伝統を継承していきましょう!

お礼の品について


  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 子供の時 妙見祭が近ずくとワクワクしてました。
    ガメ もう一度 見てみたいです。

    2017年7月4日 22:29

  • 妙見祭には、大変お世話になっております。
    少しでもお役に立てれば、幸いです。

    2017年7月3日 22:53

  • 妙見祭は子供のころ、学校は出席点呼のみで急いで見に行ってました。よそにない独自性のあるガメ、獅子、笠鉾など懐かしいです。ユネスコ無形文化遺産を機にもっと盛り上がることを期待しています。

    2017年7月2日 22:36

  • 子供の頃、菊慈童を引いてました。地元を離れましたが、ずっと関心をもっております。

    2017年6月30日 12:46

  • 頑張れ、熊本(^-^)v

    2017年6月24日 0:50

  • 幼少期八代で育ち、妙見祭が大好きで、毎年楽しみにしていました。今は関西在住ですが、いつか子供達を連れて、またお祭りに行きたいです。

    2017年5月29日 18:41

  • 知人が八代に住んでおり、数年前に祭りに誘われ、拝見させて頂きました。末永く続きますよう、今後も応援いたします。

    2017年5月15日 22:38

  • お祭り大好き!がんばってください。

    2017年5月4日 21:32

  • 祭りは地域の宝です。我が町、戸畑にも「提灯山笠」があります。
    60過ぎのこの年になっても太鼓や笛の音が聞こえるとワクワクして心が躍ります。是非後世に繋げて行って下さい。

    2017年4月24日 21:08

  • 八代を離れて早や40年以上経過してしまいました。
    在郷中は毎年楽しみの行事の一つでしたが、この様な状況になっているとは知りませんでした。
    地域のみならず日本中に誇れる歴史ある祭事なので此れからも大事にしていきたい文化であり誇りです。
    些少ですが役立てれば幸いです。

    2017年4月21日 17:50

  • 生まれは八代市日奈久、育ちは関東の者です。
    このお祭りのことは知らなかったです。
    気持ちばかりですが八代市の活性化の為に利用
    して頂けたら幸いです。


    2017年4月13日 9:13

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