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新しい将棋駒を開発し、世界へ!山形が誇るデザイナー奥山清行×天童木工の挑戦

カテゴリー:新産業・地域創生 

main_img 達成

寄付金額 10,195,000

101.9%

目標金額:10,000,000

達成率
101.9%
支援人数
550
終了まで
受付終了

山形県天童市(やまがたけん てんどうし)

寄付募集期間:2016年11月1日~2017年3月31日(151日間)

山形県天童市

プロジェクトオーナー

天童市は将棋駒生産量日本一の産地で、全国の約9割のシェアを誇ります。
将棋駒には、
・主に対局などで使用する「指し駒」
・縁起物としてご自宅やお店に飾られる「飾り駒」
があります。
天童市では、将棋の普及とその技術を広く世界に知らしめ、末永く後世まで引き継ぐために、山形出身の世界的デザイナー奥山清行氏と、成形合板技術の先駆者である"天童木工"が連携し、新しい飾り駒の製作に取り組みます。

バブル崩壊や将棋人口の減少などにより、天童市の将棋駒産業は近年下り坂にありました。平成25年度の算出額はピーク時の1/3まで減少し、 工人の高齢化や後継者不足など、伝統工芸の継承に多くの課題を抱えていました。
そのようななか、ふるさと納税の普及により、天童の将棋駒産業も平成25年度の2倍以上の規模となり、また、後継者育成についても、脱サラし後継ぎとなる方や新規受講生が倍増するなど、 大変嬉しい兆しが見え始めています。
「彫駒」だけではなく「書き駒」についても、天童が誇るこの技術を広く世界に知らしめ、将棋の普及と伝統の技の継承を図ります。是非ご支援のほどお願いいたします!!

 

【ご報告】ご支援いただきました皆さまへ

昨年度は本市のガバメント・クラウド・ファンディングにご支援を賜り、誠にありがとうございました。
皆様より頂戴した御寄附により、遂に新たな飾り駒の試作品が完成し、先日東京にて天童市、奥山デザイナー、天童木工、山形県将棋駒協同組合と共同記者発表を行いましたので、御報告申し上げます。
完成した試作品は、飾り駒の伝統を受け継ぎながら、天童木工の成形合板技術と駒職人の技を集結したインテリア性にも優れたデザインとなっております。

現在、意匠登録申請中のため、来年度以降ふるさと納税での返礼品を中心に、一般販売も行う予定でございます。なお、価格については、今後決定いたします。
この度は、多大なるご支援をいただき誠にありがとうございました。

天童市では、今後とも伝統工芸の振興に尽力してまいりますので、ご支援たまわりますようお願い申し上げます。
【将棋のまちの振興】についての寄附金の使い道は、引き続き天童市の通常のふるさと納税のページからご支援を受け付けております。

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!

ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。
⇒ふるさと納税をもっと知る
⇒私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)

新しい将棋駒を開発し、世界へ!

■このプロジェクトの概要■

天童市は将棋駒生産量日本一を誇る産地で、生産量は全国の約9割とまで言われます。将棋駒には、主に対局などで使用する指し駒と、縁起物としてご自宅やお店に飾られる飾り駒があります。 天童市では、将棋の普及とその技術を広く世界に知らしめ、末永く後世まで引き継ぐために、本県出身でフェラーリやJR東日本 E7/W7系北陸新幹線などのデザインを手がけた世界的デザイナー奥山清行氏と、バタフライスツールやレクサスの内装パネルなどで知られる成形合板技術の先駆者である"天童木工"がコラボレーションし、新たな飾り駒の製作に取り組みます。 是非ご支援のほどお願いします!!

奥山清行と天童木工

山形が誇る世界的デザイナー 奥山清行

奥山 清行(おくやま きよゆき)Ken Kiyoyuki Okuyama
工業デザイナー / KEN OKUYAMA DESIGN 代表
1959 年 山形市生まれ。
ゼネラルモーターズ社(米)チーフデザイナー、ポルシェ社(独)シニアデザイナー、ピニンファリーナ社(伊)デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン(米)工業デザイン学部長を歴任。 フェラーリ エンツォ、 マセラティ クアトロポルテなどの自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等数多くのデザインを手がける。
2007 年よりKEN OKUYAMA DESIGN 代表 として、山形・東京・ロサンゼルスを拠点に、企業コンサルティングのほか、自身のブランドで自動車・インテリアプロダクト・眼鏡の開発から販売までを行う。2013 年よりヤンマーホールディングス株式会社取締役。有田焼創業400 年事業「ARITA 400project」プロデューサーを務める。
2016 年カリフォルニア モントレーカーウィークにおいて「kode57」ワールドプレミア、10 月にはジャパンプレミアを行い話題を呼んだ。
また、秋田新幹線、北陸新幹線、2017 年運行開始予定の豪華列車「四季島」、トラクターを始めとするヤンマー製品など次々に手掛けている。
滋慶学園COM グループ名誉学校長、アートセンターカレッジオブデザイン客員教授、山形大学工学部客員教授。『フェラーリと鉄瓶』(PHP 出版社)、『伝統の逆襲』(祥伝社)、『人生を決めた15 分 創造の1/10000』(KEN OKUYAMA DESIGN)、『100 年の価値をデザインする』(PHP ビジネス新書)など著書や、講演活動も行う。

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工業というと、私たちは「大量生産」「大量消費」を思い浮かべてしまいますが、「大量生産」が席巻する日本の現状に、奥山清行氏は疑問を呈します。

1個でも1万個でもなく「200個」を作る技術を――奥山清行『100年の価値をデザインする』より(pp.72-4)

 日本の企業は1個ずつの試作品を作るのがとても上手で、その一方で大量生産も得意なのだが、実は中間の少量生産のノウハウがない。あまりにも大量生産が得意なために、1個できたら次は1万個へとスケールが一気に飛んでしまう。「200個でいいよ」と言うと、1個ずつ手作りしたり、200個のために1万個作れる金型を起こしたりして、すごいコストがかかってしまう。だからつい、大量生産・大量販売の手法に頼ろうとするのだ。
 その点、イタリアは大量生産は下手なのだが、1個ずつ作る試作品も、少量生産も得意だ。日本には存在しない少量生産のための産業的なサポート体制や、団体で働く職人のノウハウがあるので、無理やり大量生産する必要がない。
 もしも日本に、イタリアと同じような少量生産の仕組みがあったらどういうことになるか。たとえば年に数台から十数台の生産数でクルマを作るメーカーがいくつもできてくるかもしれない。オーダーメイドよりも安くて、大量生産品よりはずっと味わい深い家具や家電製品も登場するだろう。それは日本のものづくりに深みと奥行きを与えることになるはずだ。
 僕の夢は、大量生産至上主義を打破し、イタリアのような少量生産を日本に根付かせることだ。

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そうした問題意識のなか、奥山清行氏は故郷である山形に木工家具や鋳物など、第一級のものづくりを見出し、それらに脚光を当てる試みに取り組んでいます。
イタリア的ものづくりの代名詞が、特別注文を受けて自動車を製作、設計する工房「カロッツェリア」です。その日本版をつくりたいと、奥山清行氏は地方から東京を経由せずに世界へ文化を発信していくものづくりを目標に「山形工房」を結成しました。

奥山清行『100年の価値をデザインする』より(pp.195-7)

 日本の地方には、素晴らしいものづくりの伝承がある。みなさんも伊万里焼や京友禅、南部鉄器といった著名な伝統産業をすぐに思い浮かべることができるだろう。だが、地方にあるものづくりの技はそれだけではない。あまり知られることなく細々と、だが素晴らしい技術が受け継がれているのだ。
 僕の郷里である山形にも、木工家具、鋳物、手織りカーペットなど、世界のどこに出しても恥ずかしくない第一級のものづくりがあった。それらに光を当て、いきなり世界デビューさせることでメジャー化する。それが「山形工房」の目的だった。
 イタリアにはカロッツェリアと呼ばれる中小の自動車工房が無数にあるが、彼らはイタリアの一地方から世界に通用する商品をいくつも送り出している。それの日本版を作ろうという意気込みだった。…
 …こうしてできた山形工房という枠組に、ものづくりの企業が次々と参加してくれた。今はやりのJAPANブランドやクールジャパンという言葉もなかった頃の話だ。鋳物作りの会社である菊地保寿堂、木工家具の多田木工と天童木工、手織りカーペットのオリエンタルカーペット、ペレットストーブの山本製作所などがメンバーだ。

地元のものづくり企業が続々と参加した「山形工房」。そして奥山清行氏はメンバーとのコラボ製品をひっさげ、東京を通り越してパリの国際的インテリア見本市「メゾン・エ・オブジェ」に出展するという夢を有言実行したのです。

東京を経由せず、いきなり世界を目指せ――奥山清行『100年の価値をデザインする』より(pp.197-9)

 …3年間は商品開発ができる資金の目途がついたので、僕は「3年後、フランスのメゾン・エ・オブジェに出展する」という大目標をぶち上げた。メゾン・エ・オブジェとは、パリで年に2回開かれる国際的なインテリアの見本市だ。イタリアのミラノ・サローネと並んで、世界の2大ホームファッショントレンドショーといわれている。ここにブースを構え、商品を展示すれば、世界の一流バイヤーが見てくれるのだ。
 これは地方のメーカーの人たちにとっては雲をつかむような話だったろう。東京国際家具見本市に出展するというのならまだ理解できるが、いきなり見たことも聞いたこともないフランスの見本市に出展するというのだから。
 地方の人ならわかると思うが、日本の地方の人はなんでもかんでも東京を向くという習性がある。ビジネスも政治も経済も、マスコミまでもがみんな東京が中心だから、東京経由でものを考えるのが当たり前になっているのだ。…
 …「3年後にメゾン・エ・オブジェに行く」という目標は、口で言っても企画書で言葉にしてもなかなか伝わらなかった。そこで僕は1枚の絵を描いた。それは、3年後にメゾン・エ・オブジェに僕らが出展する山形工房のブースと、そこに並べる商品群の予想図だった。…
 …実際に僕らが3年後にフランスに行った時、作ったブースはその絵とは似ても似つかぬ、実に素晴らしいものだった。

天童木工が支えてきた天童のものづくり

山形県天童市は古くから将棋の駒をはじめとする木工業の盛んな街としても知られています。奥山清行氏の山形工房に、天童市から参加しているのが天童木工です。1940年に天童市で創業した天童木工は、成形合板技術を日本で初めて取り入れました。

天童木工の歩み

1940年創業、1947年成形合板家具試作を発表、1956年成形合板製バタフライスツール(柳宗理デザイン・ニューヨーク近代美術館パーマネントコレクション選定)を製作、1959年バタフライスツールとテーブルが通商産業大臣賞を受賞、1964年第10回毎日産業デザイン賞を受賞など、様々な賞を受賞しています。

成形合板技術とは

成形合板とは、厚さ1~1.5ミリほどにスライスした板を、木目が交差するように重ねてから圧力と熱で型どおりの形にする技術。無垢材では表現できない、美しく柔らかな曲線のデザインが特徴です。

官公庁やホテル、公共施設などの家具をはじめ、住居向けのデザイン性の高い、高級家具メーカーとして知られています。また、家具のほかトヨタやホンダの天然木を使った本木目パネル、ウッドステアリングも手がけています。近年では、スギやヒノキなどの軟質針葉樹を成形合板に利用する、圧密加工の取組みが評価され、2015年の「第6回ものづくり日本大賞」最高賞の内閣総理大臣賞を受賞。国際大会に採用された公式卓球台の脚部の製作を担当し、話題を呼びました。天童木工のプロダクトの特徴は、木のもつ、しなやかな強さ、無垢材では出せない美しさ、軽やかな使い心地、上質な手触りです。

これまでの奥山清行と天童木工のコラボレーション

“ORIZURU”は折り紙のように複雑に曲げられた椅子です。余分なものを省き洗練されたデザイン。成形合板ならではの”しなやかな強さ”によって絶妙な座り心地を実現しています。

“ALBERO”はアート性の高いオブジェのようなコートハンガー。 形状のことなる3種類の成形合板のパーツを9つ組み合わせ、角度によってさまざまな表情を見せるフォルム。空間を優雅に演出するデザインです。

日本の素晴らしい現場とのコラボレーション――奥山清行『100年の価値をデザインする』より(pp.179-81)

 …僕の作品で、厚さ10ミリの成形合板を折り紙のように曲げて作ったオリヅル(ORIZURU)という椅子がある。通常なら15ミリの厚さがなければ耐えられない荷重を、厚さ10ミリで支える。
 その課題を解決するために、僕は自分自身で1000くらい紙を折って構造を考えた。紙という素材は、元が薄い紙でも、曲げることによって大きな荷重に耐えられるような構造物になる。
 紙が曲がるのなら木も曲がるはずだという考え方に基づいて、紙でモックアップを1000枚折り、最後に「この折り方しかない」というところにたどりついて、製品の加工に入った。
 山形県天童市の天童木工の職人さんと一緒に、1ミリ厚の合板を10枚、水性接着剤を塗って重ね、それをプレスでゆっくりと曲げていくのだが、これが非常に難しかった。割れ目が入らずに曲げることができたのは、200枚くらい曲げたあとのことだった。
 完成したオリヅルは強く、かつ木の弾性で非常にいい掛け心地が実現できた。それは、机の上で理屈をこねて生まれたものではない。成形合板の製造技術を現場で理解して、折り方まで含めて作っていったからこそ、生み出すことのできた商品なのだ。

天童木工と奥山清行氏のこれまでのコラボはいかがでしたか?
天童木工の技術と、世界的デザイナー 奥山清行氏の斬新なデザインにより生み出される今回の飾り駒のプロジェクトで、将棋駒産業に新しい息吹が生まれるとともに、ただの飾り駒ではないインテリアとしての新たな需要を生むものと期待されています。

将棋のまち、天童市!


天童市の将棋の歴史

天童で将棋駒づくりが始まったのは、将棋が庶民に定着した江戸後期。当時、天童織田藩の財政は大変な窮乏に苦しんでいました。そこで、織田藩は駒づくりで藩士の困窮を救済しようと、藩士たちに奨励。幕末には、天童伝統の草書体による書き駒の基礎が築かれたといいます。駒づくりが本格的な産業となったのは明治期に入ってから。旧藩士が木地屋と書き屋に分かれて分業生産を始めたことで、天童は大阪などと並ぶ大量生産地となっていきました。さらに大正期に入ると、いち早く駒木地を製造する機械を開発しました。駒の書き手は、大人だけでなく子どもたちも担うなど、天童は町をあげての分業体制に入りました。「押し(スタンプ)駒」を導入した昭和初期には、大阪を退けて、全国一に成長します。しかし昭和30(1955)年代をピークに、押し駒と書き駒は急速に衰退。大正期に東京から取り入れた「彫駒」が主流となり、40~50年代には「彫埋駒」や「盛上駒」といった高級駒の技術研究も始まりました。現在は、彫駒を中心に、押し駒・書き駒・彫埋駒・盛上駒の5種類を製作。大衆駒から中高級駒まで、あらゆる駒を作る生産地となっています。


現状について

しかし、将棋駒産業は年々衰退し、ふるさと納税導入までは、産出額が昭和55年のピーク時の1/3程度となる1億2千万円まで低迷していました。 現在の市場に出回っている指し駒の多くは国内向けの大量生産品ですが、伝統工芸士が製作する駒は、プロ棋士の名人戦などで使用されるなど高い評価を得ています。飾り駒については、現在もお店の新規開店や個人のお祝い事の際の贈り物として重宝されています。また、新たな取組として”ディズニー”とコラボレーションして製作した”スターウォーズ”の将棋駒は、駒職人の高い技術をPRする絶好の機会となりました。しかし、高齢化による引退等で書き師が減少したことを重く受け止めた山形県将棋駒協同組合では、平成22年には新たな書き師を養成する「後継者育成講座」を5年間 開催しました。筆の使い方から漆の練り方、将棋駒の歴史などを4名が受講し、卒業作品は、東京での展示会などで高い評価をえることが出来ました。
現在は、天童駅ビルで毎週土曜日と日曜日に「書き駒」の実演ができるほどになりました。

■天童の将棋普及活動■

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【伝統的工芸品後継者育成講座を開催】

伝統的工芸品後継者育成講座を開催し、将棋駒後継者育成講座の受講生は、昨年からこれまでの倍となる9人となりました。

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【少年少女将棋教室の開催やプロ棋士指導】

少年少女将棋教室の開催やプロ棋士指導が実を結び、本市の将棋教室の生徒がプロ棋士の登竜門となる奨励会に入ることができました。

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【将棋資料館の建設と運営・将棋交流室の開催・将棋を活用した街の風景づくり】

将棋を模った橋のらんかんや歩道上の詰将棋を構築することによって将棋のまちとしてのイメージが定着し、社会科の教科書に出るなど、県内では有数の観光地となるとともに、全国的な認知度は7割を超えています。


「3月のライオン」コラボデザイン

将棋をテーマにした、世代を問わず人気の漫画「3月のライオン」(羽海野チカ作・白泉社刊)と天童市がコラボした試みです。ふるさと納税における限定ノベルティの作成やふるさと納税のお米のパッケージデザインを展開いたしました。ふるさと納税以外にもポスター、のぼり旗、スタッフ用ポロシャツの制作や、観光誘客スタンプラリーを実施。天童市と「3月のライオン」とのコラボを知り、初めてふるさと納税をした方も多数いらっしゃり、多くの反響をいただきました。 コラボを継続することで、まちおこしして欲しいという気持ちを抱いていただいたり、漫画を読んで将棋を始めてみようと思っていただいたことも成功につながりました。 天童市のまちづくりにあたり、これまで尽力いただいた将棋産業という伝統工芸をしっかりと守りながらも、3月のライオンとのコラボやデザイナーとのコラボにより、将棋産業に新たな価値観を取り込むとともに、世界に羽ばたく文化としていきます。

実現に向けて

世界的デザイナーでありながら、山形に対して強い想いを持ち、山形から世界へ発信するため、ブランド「山形工房」も立ち上げている奥山清行氏は天童市が進める地域ブランド力の強化・発信の役に適任であると白羽の矢が立ち、このたびの将棋駒デザインプロジェクトと相成りました。

世界的デザイナーの製作による将棋駒で既存の飾り駒のイメージに捉われない洗練されたイメージを定着させ、将来の新たな将棋人口の拡大につなげたいと考えています。また、書き手の経営安定化と工人の増加、県出身のデザイナーとのコラボレーションによる地ブランドの創造をはかっていきます。奥山清行氏がかつて山形工房で行った南部鉄器のデザインによって鉄器の売り上げが増したこともあって、売り上げ促進にも期待が寄せられています。 将棋駒は五角形の角度まで予め決められたものです。天童木工の丸みの帯びた成形合板技術を活用して、既存の将棋駒をベースに、どこまで斬新なデザインをできるかが期待されます。

今回の開発製品について

工業デザインでありながら、縁起物としての本来の飾り駒の意義も鑑みた駒を作成し、一般家庭の床の間や、各店舗の商売繁盛のものとして広く普及していきたいと思っています。

寄附金の使い道とビジョン

寄附金の内訳

デザイン業務

コンセプト立案、ラフスケッチ、レンダリング、CMF

設計フォロー及び監修

デザイン図、素材選定、仕上がりチェック

宣伝費・その他諸経費

パンフレット、WEBビジュアル作成

…計1000万円

将棋を世界に羽ばたくSHOGIに!

完成した飾り駒の売り上げは、全て工人や地元業者に入り、伝統工芸の継続の活性化につなげます。国際大会で採用された卓球台 infinity の脚部製作を担当した天童木工。そのフォルムには、天童木工の成形合板技術が活かされています。天童木工ならではの木工技術と将棋駒の美しさの融合が世界に普及し、世界に羽ばたくSHOGIとして発信できればと思います。

お礼の品をご用意しております!

今回のプロジェクトにご賛同いただいた方へ、天童市よりお礼の品をご用意しております。
また、天童市外にお住まいで1万円以上ご寄附頂いた方へ、通常のお礼の品に追加して、
 ①将棋駒ストラップ
 ②3月のライオン限定ノベルティ
 ③天童産米おたのしみセット
の中からおひとつご希望の品をお送りいたします。(お申込みフォームより選択下さい。)

【ご注意下さい!】平成28年分の寄付金控除に係る年末年始の取扱については、下記のとおりとなりますので、ご確認をお願いいたします。

郵便局でのお支払の場合 12月30日までのお支払が対象となります。郵送の関係上、12月27日までお申込みください。
銀行でのお支払の場合 12月31日までのお支払が対象となります。
クレジットカードでのお支払の場合 12月31日までの決済が対象となります。

 

特産品に加えプレゼント

寄附金額1万円以上の方にご希望の特産品に加え、下記の中からお1つご希望の品をプレゼントします!!

  • サンプル写真

    将棋駒ストラップ


    市外在住で、1万円以上のご寄附をいただいた方全員に、将棋駒生産量日本一を誇る天童市から、職人の技が凝縮した将棋駒ストラップ(ご希望する名前等を彫らせていただきます。)をプレゼントいたします!! ご希望の品をお1つお選びください。 ※彫刻可能な文字数は、3文字までとなります。(№80~№84は名入れできません)

  • サンプル写真

    3月のライオン限定ノベルティ


    天童市のファンから"将棋ファン"へ。"将棋ファン"から"天童市のファン"へ。そんな思いからこの企画は実現しました!!皆様と天童市を繋ぐ人気将棋漫画"3月のライオン"と将棋駒のまち"天童市"がコラボした、ここでしか手に入らない限定ノベルティです。

  • サンプル写真

    天童産米おたのしみセット


    3月20日までの期間限定!輪島港で水揚げされた加能ガニ(タグ付き)をお届けします。 脚いっぱいに詰まった甘みのある身と、甲羅の中の濃厚なカニミソをご堪能ください♪(H27.11月20日~12月31日の間でご指定ください。)

現在進捗情報はありません。

山形県天童市

天童市は山形県のほぼ中央部に位置し、人口は約6万2千人です。
日本一の将棋駒のほかにも、奥羽山脈と出羽三山で囲まれた盆地型の地形による寒暖の差が生む、さくらんぼやラ・フランスなど、豊富なフルーツが魅力です。
山形新幹線が停車し、山形空港から車で約15分。温泉も湧き出ることから、観光地としても人気です。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 日本に多々ある世界的な技術や文化を世界的に活躍する方とのコラボレーションでより進化させていくことはとても素晴らしい企画だと思います。このように意義ある活動に自分の税金を使っていただけることは素晴らしいと思います。よろしくお願いします。

    2016年11月13日 22:57

  • こういうプロジェクトこそ地方創生につながるものと思う。
    山形県が誇る世界的デザイナーの奥山氏と山形を代表する地場産業がタッグを組んで世界に勝負をかけるなんて、ものすごく魅力と夢を感じます。
    引っ込み思案の山形県人から、どんなものができて、どういう風になっていくか大変興味がそそられます。
    こんな素晴らしいプロジェクトをもっともっとアピール(県内、県外とも)して、みんなを元気にしてくれることを期待しています。

    2016年11月6日 22:10

  • この伝統と革新を織り交ぜた新たなプロジェクトはとても魅力的です。3月のライオン以降,いただいた将棋駒で本格的に将棋を勉強し,無事に連盟のアマ三段になりました。連盟の免状と将棋駒が元気の源です。

    2016年11月5日 19:21

  • 小学生のときから将棋で遊んだのがきっかけで。天童市の名は知っていました。後継者育成や新しい駒の開発への挑戦が始まっていることを知り、応援しようと思いました。

    2016年11月5日 2:32

  • 大変素晴らしいプロジェクトだと思います。地域の伝統文化を保存・引き継いでいくことは、難しいことでありますが、後世に残すことは現在の私たちの義務でもあると思うので、是非成功させて頂きたいと思います。遠方からではありますが、応援しています。

    2016年11月3日 14:21

  • 子どもが将棋に熱中している上、家には飾り駒が2個、将棋盤・駒は4個以上あり、将棋に囲まれた日常です。
    そんな中、今回のプロジェクトを知り、どのような飾り駒が出来上がるのか非常に興味が湧き、申込みをさせて頂きました。
    商品化される日を楽しみにしております。

    2016年11月1日 15:10

  • 町おこし、ふるさと創生頑張ってください!

    2016年12月1日 21:02

  • 応援してます(*^_^*)頑張れ山形、頑張れ天童(*^_^*)

    2016年12月1日 19:24

  • 新しい将棋駒の企画が成功するように祈っております。

    2016年12月1日 12:08

  • これから活躍する子供達の為にも頑張って欲しい。

    2016年12月1日 11:51

  • 天童が大好きです。月1程度遊びに行っています。応援しています!

    2016年12月1日 10:10

  • いつもありがとうございます。

    2016年12月1日 9:53

  • いつも美味しいさくらんぼ?ありがとうございます。いつか天童市に行きたいです。
    横浜であったふるさと納税祭りでも、天童市のりんご、ラ・フランス買って食べました。最高でした。

    2016年12月1日 9:48

  • 頑張ってください。

    2016年12月1日 9:29

  • 新しいコマができたら、広く宣伝をしてください。目に留まったほうが寄付した甲斐があります。

    2016年12月1日 9:20

  • いつも素敵な企画ありがとうござます。応援しています。

    2016年11月29日 20:02

  • ふるさと納税のおかげで天童市のことが好きになりました。
    今後も納税を続けて、近いうちに遊びに行きたいと思います。

    2016年11月29日 19:34

  • 頑張って下さい!

    2016年11月29日 6:38

  • 奥山氏とのコラボ駒。楽しみです。

    2016年11月28日 1:35

  • 奥山さんとのコラボ成功し、世界に広がる事を祈念しています。山本哲也

    2016年11月25日 20:11

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