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京都・表千家の茶室を写した貴重な久保惣記念美術館茶室を保存し、文化を味わうプロジェクト

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 1,667,000

33.3%

目標金額:5,000,000

達成率
33.3%
支援人数
34
終了まで
59
/ 90

大阪府和泉市 (おおさかふ いずみし)

寄付募集期間:2020年10月1日~2020年12月29日(90日間)

大阪府和泉市

プロジェクトオーナー

和泉市久保惣記念美術館の茶室は、京都・表千家の茶室(残月亭・不審庵)を写して昭和12年(1937年)に建設された玄関・聴泉亭(残月亭の写し)・惣庵(不審庵の写し)・外腰掛待合・内腰掛待合・正門・中潜・梅見門・井筒と昭和16年(1941年)に建設された楠蔭庵から成り立っています。

当時の茶室建築の技術と希少な素材を用いて作られた価値のある文化財建造物で、国の登録有形文化財(建造物)に登録されています。現在、耐震化にむけ、公開を中止しており、多くの方が再開を待ち望んでおられます。

茶室を貴重な文化財として将来にわたって保存し、多くの方々に先人たちが手掛けた建物への思いと、日本文化を味わっていただける施設へと再生します。

大阪府和泉市

和泉市は、弥生時代の集落跡として全国有数の規模を誇る池上曽根遺跡があり、長い歴史をもつまち、大阪市内からも近く、大型商業施設のある都会でありながら、昔ながらの里山風景も残っています。ショッピングもピクニックも気軽に楽しめるトカイナカなまち和泉市です。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

登録有形文化財を再生!貴重な茶室を後世へ!

日本文化を守り、伝えるためにできること

聴泉亭内部

国の登録有形文化財である茶室は昭和12年(1937年)建設されており、週末の一般公開のほか、聴泉亭(残月亭の写し)では表千家の茶室の雰囲気を味わいながらの本格的な茶会を多くの方に楽しんでいただき、また、非公開ではありますが、にじり口や突上窓を有した惣庵(不審庵の写し)は簡素な佇まいで侘茶の精神にかなった茶室として大切に保存してきました。

そのような中、築80年以上が経過し茶室全体の老朽化がすすみ、耐震にも懸念があったため、2017年度に保存活用計画を策定し、本格的に耐震化にむけ始動しました。現在は茶室、茶庭を非公開とし、耐震調査等を行い、耐震補強工事にむけて耐震事業を進めています。

建設当時の施工詳細は不明ですが、茶室の地下の構造が煉瓦積みであるなど独自の特徴を有しており、この煉瓦積みを含め、文化財として建設当時の美観や意匠を保持する必要があります。

京都・表千家の茶室を写した当時の茶室建築の巧みな技術と希少な素材を用いて作られた価値のある文化財建造物を保存し、また、茶会の開催等広く活用することで、和風建築の魅力を感じていただき、伝統文化を味わうことができる生きた空間へ再生するため、ご協力をお願いいたします。

惣庵内部
上空から見た茶室全体

茶室を再生し、日本文化を守り伝えたい

和風建築にふれ、日本文化を体験できる施設へ

煎茶会の様子

茶室施設の大部分が経年劣化や台風被害にともない、壁のひびや剥落、雨漏り、造作材の腐朽、柱の蟻害、傾きが生じています。

これらを再生するにあたっては、保存計画の策定、耐震診断、基本設計、実施設計といった段階を経て、工事実施となり、令和2年度は基本設計の策定をしています。

また、文化財であることから、有識者会議を開催し、調査や改修案に対し、学識者等からいただいた意見や助言を参考に計画を進めています。

【寄附金の使い道】
改修に要する費用の一部
・茶室耐震補強工事費用

【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合、ふるさと元気基金に積み立てし、本プロジェクトへ活用させていただきます。

袖壁が傾いた正門

もっと気軽に日本文化にふれる機会を創出する

身近に文化を感じ、味わえる!

本茶室は和泉市久保惣記念美術館敷地内にあります。美術館では絵画や浮世絵版画、書、工芸等の展覧会のほか、市民ギャラリーでの市民等よる創作展や音楽ホールでのコンサートの開催もあり、さまざまな芸術文化に触れることができます。茶道に興味がない方も展覧会や音楽コンサートへお越しの際に茶室を見学することができ、日本文化を身近に感じることができる機会を創出します。

中学・高校の茶道、華道部員を対象に部活動の一環として、茶室見学や茶会等の開催の場を提供したり、美術館が主催する夏休み企画の親子ミュージアムツアーの美術鑑賞に合わせて茶室見学したりと、成人を迎える前の豊な感性を築く時期に歴史のある和風建築や日本の伝統文化に触れることができ、その大切さを知ることができます。

美術館主催の茶会のほか、新たな活用法として、各種団体主催の茶会・香道・華道展・俳句会等の実施、研究者や大学・建築関係者等による研修や見学会、出版社の写真撮影、放送局の番組・ドラマ撮影、映画撮影等の活用を検討しています。

茶室を再生し、再び公開するとともに広く活用することで、改めて日本文化の素晴らしさを感じていただき、地域の誇りとなる施設をめざします。

公開に向けて

保存活用への整備を進めます

事業実施スケジュールです。
2020年 茶室耐震補強基本設計の策定
2021年 茶室耐震工事実施設計の策定
2022年~茶室耐震改修工事の実施(現在設計中のため期間未定)
工事終了後、公開再開及び茶会の開催

和泉市長 辻 宏康

未来へつなげ、日本文化の古き良き伝統

和泉市久保惣記念美術館は国宝2点重要文化財29点を含む約11,000点を越える美術品を所蔵しています。
そんな美術館にある国の登録有形文化財の茶室は一歩踏み込めば、わび・さびの世界へ連れて行ってくれます。

この世界を多くの方に味わってもらえるよう安全に公開できる施設へと再生させるため、皆さまのご支援を賜れれば幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

和泉市久保惣記念美術館 館長 河田昌之

茶室と茶庭から教わるために

写真

久保惣記念美術館の茶室は、美術館開館時に美術品とともに久保家から寄贈され、初釜茶会や煎茶会が催されてきました。
私が茶会に参加してつねづね感じることは、畳の上を歩く感触、和服の擦れる音、燻(くゆ)らせた香が導く心地良さです。伝統的な和風建築で暮らすことから離れていくなかで、遠ざかろうとしている伝統への追体験と言えます。
こうした場となる茶室は、茶庭を含めて維持と管理に費用がかかるため、全国的に減少しています。表千家の茶室と茶庭を手本に建材を吟味して、表千家に追随するほどの価値が評価されはじめた久保惣記念美術館の茶室や茶庭も、経年による老朽と台風の追い打ちで被害が出て使用を中止しています。
耐震補強工事にあたり、しっかりと整備して活用することで、伝統建築や文化を実感し、伝え残すものの価値を考える機会になることを思うと期待がふくらみます。

美術館来館者の声

来館者アンケートより

本茶室は平成30年(2018年)6月から非公開としております。その間、美術館お越しいただいた方から再開を望む多くの声が届いています。来館者のアンケート回答(自由記載欄)の一部を紹介します。
・茶室が使えたら、もっとよかったのに。
・茶室が見学できなくて残念。
・お茶室やお庭も回復後また見てみたいと思います。
・早く茶室が復旧しますように。
・茶室公開を楽しみに待っています!!

そのほか、電話でも茶室での初釜や煎茶会開催を期待する声や見学再開を望む声が多く寄せられています。

寄附者のみなさまへ

和泉市からのメッセージ

現代社会では、日常生活で伝統建築物や茶道等の日本文化に接する機会が少ないと思います。純和風の住まいが当たり前でなくなっている現代において、日本の伝統建築の魅力を感じていただき、大切にしたい日本文化を未来へつなぎ、また世界へ広がればとの思いからクラウドファンディングに挑戦しました。

また、和泉市では久保惣記念美術館を中心にアートがあるまちとして「和泉・久保惣ミュージアムタウン事業」を推進しています。和泉中央駅から久保惣記念美術館までの道のりに多くのパブリックアートが設置されています。文化・芸術・アートに触れにぜひ和泉市にお越しください。

お礼の品の紹介

【希望者】
 ①寄附頂きました方は茶室内に設置予定の寄付者一覧(芳名帳)へ記載
 ②寄附額10万円以上の方は茶室内に設置予定の寄附者銘板(芳名板)へ氏名等を掲示
 ※本期間中に寄附頂いた場合で氏名・住所等に変更が生じた場合は、速やかにご連絡ください。(和泉市いずみアピール課:0725-99-8101)
【和泉市外の方限定】
 寄附額に応じて下記の返礼品より選択できます。

久保惣記念美術館