2023/07/10 (月) 13:33
夏の訪れ 無病息災・五穀豊穣を祈る、六月灯(ろっがとう)をご紹介
薩摩藩19代藩主・島津光久が、観音堂の落慶に灯籠を寄進。
これにならって家臣や領民も灯籠を寄進したことに始まるといわれています。
旧暦の6月といえば梅雨が明けて夏の盛り。
牛馬の病気が大流行したり、田畑に病害虫が発生する季節でもあります。
農民たちは毎晩夜明かしの灯を献じて無病息災・五穀豊穣を祈ったと伝えられています。
この民間行事が洗練され、薩摩藩の風物詩として定着したと考えられています。
現在の六月灯は、奉納踊りや花火大会等も行われ、子供たちが奉納する灯籠には、
マンガの主人公やスイカなどの夏の作物の絵など個性豊かに描かれています。
※詳細は、三股町観光ホームページからご確認ください。