チョイス公式ポイント導入自治体 詳細
保有ポイント:
この自治体のポイントについてチョイス公式ポイント交換対象 【唯一無二の手触り】しっくりと手になじみ飲みやすいと評判の汁椀 蜻蛉柄
お礼の品について
容量 | サイズ:径11cm×高7.5cm 材質:樺桜の木の刳り物・本漆 2客組 |
---|---|
事業者 | 美禄堂 他のお礼の品を見る |
お礼の品ID | 4604692 |
お申し込みについて
申込条件 | 何度も申し込み可、オンライン決済限定 |
---|---|
発送期日 | 準備でき次第、順次発送致します。 |
配送 |
|
【インターネット限定・数量限定】
土佐古代塗の汁椀のプレミアム版で、汁椀の側面2か所に、4匹と3匹のトンボが対になって浮かび上がっています。
2017年度の厚生労働大臣表彰の通称「現代の名工」に高知県としては初めて親子二代で受賞しました。現在高知県でも只一人の土佐古代塗職人となっています。
この汁椀は、その土佐古代塗の特徴の表面の「ザラ地」によって指紋や傷がつきにくく、非常に丈夫で、日常気軽にお使いいただけます。
木製漆器の特徴として、熱い御汁を入れてもじんわりと暖かくなり、プラスチックの椀のように急速に温度が上がり、熱くて持てないという事はありません。
また上部が外側に少し反っているので、実際に使われたお客様からは、とっても飲みやすいという評判もいただいています。
この汁椀も当店の箸と1、2を争う売れ筋で、1度お使いいただくと「もうほかの椀は使えない。」とよく言っていただきます。
高知の伝統的特産品・土佐古代塗
高知県には地域で受け継がれてきた全国に誇れる伝統的特産品が存在し、中でも50年以上の歴史があり、高知独自の技法で作るものを「高知県伝統的特産品」として指定しています。今回ご紹介する「土佐古代塗」も、高知独自の漆芸として高知県伝統的特産品に指定されている逸品です。
土佐古代塗が生まれたのは明治初期。廃藩置県が行われて間もない頃、土佐藩佐川城主深尾家に塗師として勤めていた種田豊水(たねだほうすい)によって作られるようになりました。当時の漆芸技術を元に、その弟子たちが改良を重ね、現在の技法が確立したそうです。一般的なピカピカでツルッとしたイメージの漆器とは違い、ザラ地と呼ばれるざらっとした手触りが特徴で、赤黒の色味に風格があります。昭和初期から30年代にかけて一気に普及し、一般家庭でも使用されていましたが、プラスチック製品の登場により取り扱いが激減していきました。そんな中、現在も日本で唯一、土佐古代塗を作っているのが美禄堂です。
土佐古代塗を生み出す「美禄堂」
訪れたのは高知市長浜。メイン通りから一本入ると見えてきたのは大きな日本家屋。その横に美禄堂の工房が併設されていて、ここから一つひとつ手作りで漆器が誕生しています。
刷毛や漆の入った缶が並んだ工房に足を踏み入れると、お箸がずらりと立てられている部屋の奥に黙々と作業をしている方がいました。この方が今回お話を伺う、池田泰一(たいいち)さん。作務衣姿がとってもお似合いです。
そもそも工房を開いたのは池田さんの父・八郎さん。衰退していく土佐古代塗の技術に興味を持ち、1973年に技法を習得。現在の場所に古代塗の工房・美録堂を開業しました。「父は元々船大工で私が子供の頃からちょくちょくいろんなものを作っていたので、また何か始めたなと思っていました。晩年は、土佐古代塗よりも篆刻(てんこく/印章を作成すること)に没頭していたので、一貫してものづくりが好きだったのでしょうね」と池田さん。そんな父の姿を見ていた池田さんは、大学在学中、進路を考える際に父の後を継ごうと考えます。「当時、父以外に2軒の家で土佐古代塗を作っていましたが、どこも後継者がいなくて、作り手の高齢化も進んでいました。このままでは間違いなくこの技法が消えてしまうと思ったことと、私自身ものづくりに興味があったので、土佐古代塗りを救えるのは自分しかいないという気持ちでこの世界に飛び込みました」と話してくれました。
大学を卒業後すぐに技術継承のために土佐古代塗の道に入り、2代目襲名の際に父が使っていた銘「季久(ききゅう)」を受け継ぎました。1996年に土佐の匠の指定を受け、2017年には現代の名工に選ばれた池田さん。「もう今となっては私だけの技術になってしまいましたが、続けられる限りは製作に取り組んでいき、高知の伝統的な技法を全国に発信したいです」と微笑みます。
30工程を経てできあがる手作りの器
土佐古代塗は木地に下地を塗り、完成するまでに30ほどの工程を経て完成します。丈夫なトチノキを木地に使い、薄い漆を塗って乾かし、次に濃いめの漆を塗って乾かし、砥粉(とのこ)を水で練り漆を混ぜたものを塗って研いで…と下地だけでも長い道のり。その後、生漆を塗り、その上から朱の粉を全体にまいて黒漆を塗り重ねて研ぎ出すと、土佐古代塗独特の赤黒い色合いが出てくるそうです。
基本的に塗っては乾かすという工程は全て手作業なので、一つの作品が出来上がるまでに約ひと月を要するそう。お箸だと月に70膳、お盆は70枚、汁椀は120個と生産数が限られます。
ちなみに、独特のザラッとした手触りの正体はこちらのくるみの粉。「ざら地」と呼ばれるこの粉をふりかけることで表面にざらつきを与え、箸などは滑りにくく使いやすいものになるそうです。一本ずつ丁寧にこの作業を行うので並々ならぬ集中力が求められます。
また、漆が固まるためには温度管理や湿度管理も必要。ムラなく丁寧に塗り上げられたお盆やお箸は並べられた後、適温適湿の状態で乾かしていきます。
土佐古代塗の魅力とお手入れ方法
土佐古代塗の製品の魅力はなんといってもその強度。漆は固まると非常に強くなり、酸、アルカリなど何を用いても決して剥がれることはありません。また、ザラザラとした表面には指紋や傷もつきにくく、普通の食器用洗剤を使ってスポンジでゴシゴシ洗えるのでお手入れも簡単です。漆器と聞くと特別な日などに使うイメージですが、土佐古代塗は普段使いしやすく気軽に使えるもの。使いながら、その良さを感じてもらうのが一番です。
「今後も、人々の生活様式の変化に合わせて商品開発をしていきたい」と池田さん。初孫が生まれた時に作ったというベビー用のお箸とスプーンも見せてもらいました。とってもかわいいですよね?
後世に残したい伝統技法で作る漆器
漆塗の産地といえばこれまで輪島くらいしか知識のない私でしたが、この取材を通じて高知にはこんなに素晴らしい伝統技術があることを知りました。冒頭でも述べたように、土佐古代塗は今や池田さんが唯一の職人です。技術の継承だけでなく、資源の高騰や生産者の担い手不足により、そもそもの原材料の入手や道具を揃えるのも困難になっているのが現状といいます。「普及はなかなか厳しいですし、完成まで何日もかかるけれど、やっぱりものづくりは楽しい」と池田さんは語ります。手にとって、使い込むほどに味が出てきて自分仕様になる土佐古代塗。高級品という概念を捨て、使いながら育てる気持ちで毎日の暮らしに登場させてみませんか?
カテゴリ |
雑貨・日用品
>
食器・グラス
>
汁椀
家具・工芸品・装飾品 > 民芸品・工芸品 > 陶磁器・漆器・ガラス |
---|
- 自治体での管理番号
- CN60
自治体からの情報
▲詳細は上記バナーをクリックしてください
ポイント制について
★高知市ポイント制は、2024年9月26日(木)10:00をもって終了いたします★
ポイントは年内に慌てて寄附する必要がなく、大変便利なふるさと納税の仕組みです。
ポイント自治体に寄附する際は、以下の寄附条件を満たしていることをご確認の上、お申し込みください。
・ポイント付与される最低寄附金額:5,000円
・ポイント付与される最高寄附金額:上限なし
・ポイントが付与される寄附金額の単位:1,000円単位
※高知市のポイントの有効期限は【1年間】です。
先に寄附してポイントをゲットしよう!
ポイント自治体では、寄附の時点で急いでお礼の品を決める必要がありません。
ほしい時、必要な時に合わせ、お好きなタイミングでお礼の品を交換することができます。
年をまたいでの寄附によるポイントの積立ても可能ですので、年末の駆け込み時に何を選んでいいか分からない場合も安心です。
また、期間限定や、品切れになってしまった人気のお礼の品、次シーズンのお礼の品など、寄附した時に手に入らなかったお礼の品を、ゆったり待つ事で手に入れることが可能なのもポイント制のメリットです。
寄附のたびごとに有効期限が延長されますので、複数年かけてポイントを積立て、より高価なお礼の品と交換することもできます。(自治体ごとに異なる有効期限についてはご確認ください)
ポイントのメリットをご理解いただき、ぜひふるさと納税を上手くご活用ください。
高知市のポイント付与ルール
- ・5,000円以上の寄付に付与されます。
- ・1,000円毎に250ポイントを付与されます。
高知市について
高知には「ぼっちり」という土佐弁があります。ちょうど良い、ぴったりという意味です。
人口34万人の県都高知市は、ほどほどに都会で、ほどよく田舎の魅力を持った小さな街。
人が暮らすのにまさに「ぼっちり」の都市サイズです。
市域はかなり広いのですが、市街地としては南北3キロ、東西5キロほど。
そのエリアの中に街の機能がぎゅっと詰まったコンパクトな街です。
高知の魅力は、近くでとれた新鮮な魚や野菜など、季節の食材に事欠かないおいしい生活。
なによりこの地に暮らすことが幸せだと言ってはばからない、明るい土佐人たちがいます。
----------------------------------------
寄附受付一時停止のお知らせ
-----------------------------------------
いつも高知市ふるさと納税を応援いただき、ありがとうございます。
中間委託事業者の切替に伴い、以下スケジュールで寄附ページを一時閉鎖し、変更作業を実施いたします。
皆様にご不便とご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。
【寄附受付期間】
令和6年9月26日10:00~10月2日18:00までに一部再開
※再開準備が整い次第、前倒しで寄附受付を再開いたします。
また、配送形態の見直しに伴い、10月以降は一部返礼品の寄附額を見直すことといたしましたのでお知らせいたします。
今後とも本市ふるさと納税にご支援のほど、宜しくお願いいたします。
令和6年9月13日
高知市財務部財産政策課
ふるさと納税推進室
高知県 高知市