島根県 海士町
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島の知恵を、あなたの暮らしに。—手仕事でよみがえる万能かばん「つかり」 【Okum】つかり 万能かばん ナップザック てしごと ハンドメイド 民具
🔳つかりとは
「つかり」は、かつて島根県隠岐郡海士町で日常的に使用されていた、山菜や野菜、海産物、道具などを運ぶための万能かばんです。
半農半漁の暮らしを支える実用的な民具として、それぞれの家庭で生活に合わせた大きさで作られ、自ら修繕を重ねながら長く使い続けられてきました。
しかし、現在ではその姿を見かけることは少なくなり、作り手もいなくなりつつあります。
この地域に根付いてきた暮らしの知恵と文化を絶やしたくないという思いから、私たち<Okum>では、島内のつくり手から製作技術を学び、現代の暮らしにも取り入れやすいかたちへと再設計しました。
紐の長さや掛け方は調整可能で、用途やスタイルに合わせて自由にアレンジしてお使いいただけます。すべて手仕事による製作で、一点一点丁寧に仕上げています。
手作りならではの温もりと、長く使うほどに愛着が深まる一品を、ぜひ日常の中でお楽しみください。
🔳注意事項
洗濯、乾燥機不可 手洗いの後、陰干ししてください。
こだわりポイントをご紹介
つかりは制作工程の中に3本の紐を一つひとつ細い紐で組んで、一つのカバンに編んでいく工程があります。個人的に紐を汲んでいく工程が一番好きで、一段一段編む中で使ってくださる方の姿を想像したり、長く使ってもらえるよう、耐久性を上げるためにも一編一編集中して制作しています。また編んでいく際、力加減や編んでいく糸の角度がいい加減だと、カバンにした際に形が崩れる可能性があるため、気が抜けない作業でもあります。
わたしたちがご案内します
「Okum」は、地域の豊かな自然と文化を感じていただけるブランドです。
「くむ」という言葉には、水を汲むように自然の恵みを感じ、人の心を汲むように思いやりと理解を深めるという意味があります。
地域で暮らす人々が手がける独自のプロダクトを取り揃え、その一つ一つに用いられた地域の素材やそこに込められた作り手の想いを大切にしています。
こんな場所でお楽しみいただけます
巾着型のつかりは、紐の長さや結び方を変えることで、リュックとしても、肩掛けや手持ちとしても自由にアレンジできます。
使い方に決まりはありません。
ぜひ、あなただけの使い方を見つけて、日々の暮らしの中でつかりとの時間を楽しんでいただければ幸いです。
わたしたちが歩んできた道
つかりは昔、島で半農半漁の生活が盛んだったころ、各家庭で制作されていました。山菜狩りやサザエ漁、子どもの野遊びなど様々な場面で今でいうカバンの役割を果たしていました。しかし、現在では島外からの物流網の発展や島内の生活様式の変化により見かけることが少なくなりました。Okumでは島に昔からある文化やものづくりを現代の暮らしに寄り添う形で再提案し、島の営みを後世に伝えてきたいという想いがあります。
わたしたちの想い
元々モノづくりに興味があったこともあり、モノづくりを通じて海士町の文化や暮らしを継承し、後世に伝えていくことにやりがいを感じます。私は特に形に残るモノづくりが好きで、つかりなどのプロダクトをメインに関わっています。まだまだ走り始めたばかりではありますが、これからも少しづつ、島の営みや文化などを感じれる商品を開発・制作していきたいと考えています。
ふるさと納税でこんなすてきな変化が生まれています
Okumとしては島内だけでなく、島外の方にもっと海士町の暮らしや文化を知っていただきたいという想いがあります。島の物を使って島の人の手で作った商品を、ふるさと納税の返礼品として出品することで、海士町のことを知らない方や興味のある方に対して、Okumの商品を通じて海士町の暮らしや文化を感じてもらえたらと考えています。その結果、海士町に訪れたいと感じてもらえる機会が増えればこれ以上のことはありません。
カテゴリ |
雑貨・日用品
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その他雑貨・日用品
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- 地場産品類型
3号
海士町について
海士町は、人口約2,300人の半農半漁の町で、日本海に浮かぶ隠岐諸島の有人島の一つです。島すべてが国立公園に指定されるほどの自然豊かな島で、きれいな海や夜空一面の星を見ることができます。
海士町は、急激に進んだ少子高齢化・過疎化など島国日本の縮図です。現在の島の人口は 2300 人弱で、年間に生まれる子どもは約10人、そして人口の4割が65歳以上という超少子高齢化の過疎の町です。そうした人口の流出と財政破綻の危機の中、独自の行財政改革と産業創出によって、今や日本で最も注目される島の一つとなっています。
2005年には町長が50%、課長級が30%の給与カットを自ら実施。当時の公務員の給与水準としては全国最低となりました。その資金を元手に最新の冷凍技術CAS導入を決行し、海産物のブランド化により全国の食卓をはじめ、海外へも展開させていきました。
また雇用の拡大や島外との積極的な交流により、2004 年から 2018 年の 15 年間には 428 世帯 624 人の I ターン者、204 人の Uターン者が生まれ、島の全人口の 20% を占めています。いまでは新しい挑戦をしたいと思う若者たちの集う島となっており、まちおこしの挑戦モデルとして全国の自治体や国、研究機関など多くの人の関心を集めています。
海士町には日本らしさがまだ残っており、そしてそこには新しい価値観と問題解決へのヒントがあります。私たちはこれからも、離島のハンデイキャップをアドバンテージに、未来向かって「小さな島の挑戦」を続けます。
「ふるさと納税制度」による、皆さんの海士町への熱い思いを心からお待ちしています。
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【返礼品・受領証明書の再発行に関すること】
AMAホールディングス株式会社(中間支援事業者)
ふるさと納税担当
TEL:08514-2-2244 平日9時~17時(定休日:土日祝日)
Mail:furusato@ama.town
【ワンストップ特例申請に関すること】
海士町役場 交流促進課 ふるさと納税係
TEL:08514-2-0017 平日9時~17時(定休日:土日祝日)
Mail:furusato@ama.town

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