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市民の力で、村上市の城下町地区「黒塀通り」のブロック塀を昔ながらの黒塀によみがえらせ、城下町の風格を高めたい!

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 225,000

22.5%

目標金額:1,000,000

達成率
22.5%
支援人数
9
終了まで
受付終了

新潟県(にいがたけん)

寄付募集期間:2019年11月19日~2020年2月16日(90日間)

新潟県×チーム黒塀プロジェクト

プロジェクトオーナー

村上の城下町地区にある黒塀通りは、かつて芭蕉が通ったとも言われる歴史の小路です。重要文化財の寺院などが並び、城下町の風情を感じさせる小路なのですが、それをつなぐ塀のほとんどが時代の流れでブロック塀となってしまっていました。

ブロック塀を昔ながらの黒塀に変え、城下町の風格を高めたいとの思いで、2002年、市民による「黒塀一枚千円運動」が始まりました。さらに、小路に緑を増やすことで景観が見違えるように素敵になると気づき、「緑一口千円運動」を行い、緑化を進め小路の景観をさらに美しくしてきました。
これまでに460mの黒塀をつくり、モミジやヒバ、イチョウなどの樹木を60本植えたことで小路の景観が見違えるほど美しいものになってきています。

本プロジェクトの推進をガバメントクラウドファンディングによって推進し、黒塀による景観保全を進めるとともに、全国の皆様にプロジェクトを知っていただき、プロジェクトに賛同してくださる方を増やしていきたいです!

※頂きました個人情報は、新潟県より寄附先のチーム黒塀プロジェクトへ提供し、寄附特典の発送等に活用させていただきます。

城下町の景観を整備し、風格を高める「チーム黒塀プロジェクト」

ブロック塀を昔ながらの黒塀へ!

村上の城下町地区にある黒塀通りは、かつて芭蕉が通ったとも言われる歴史の小路です。

重要文化財の寺院などが並び、城下町の歴史と風情を感じさせる小路なのですが、それをつなぐ塀のほとんどが時代の流れでブロック塀となってしまっている状況でした。

(1990年代の黒塀通り)

1998年から市民による「町屋の人形さま巡り」や「屏風まつり」が開催され、全く観光客が訪れていなかった町に全国から10万人を超える観光客が訪れるようになりました。
しかし、観光客が通る小路に並ぶブロック塀によって景観が阻害されている状況をとても残念に思っていました。

(町屋の人形さま巡りの様子)

そんな中、2002年に市民による「黒塀一枚千円運動」が始まりました。
住民を中心に市民が集まり、既存のブロック塀に板を張るという奇想天外な手法で小路のブロック塀を黒塀に作り替え、これまでに460mの黒塀が完成しました。

(現在の黒塀通り)

黒塀がよみがえった通り周辺では、毎年10月に「宵の竹灯籠まつり」が開催され、約2万本もの竹灯籠に灯りがともされ、幻想的な雰囲気の中、周辺の寺社や町屋では、和太鼓等の和楽器やピアノ等の演奏が行われ訪れる人を楽しませています。

(黒塀×竹灯籠まつり)

黒塀づくりが進む中、小路に緑を植えることで黒塀通りが見違えるように素敵になると気づき、2008年より「緑一口千円運動」が始まりました。
これまでにモミジやヒバ、イチョウなど60本の樹木が植えられ、さらに景観が美しいものになってきています。

(黒塀×紅葉)

今回のご支援を活用して、老朽化し朽ち始めた黒塀の補修を行い、景観の維持を行います。
また、市民を中心に行ってきた「黒塀プロジェクト」について、全国の皆様からも賛同いただき、仲間を増えしていきたいです!
ご協力よろしくお願いいたします。

小路の景観向上のため、ブロック塀を昔ながらの黒塀によみがえらせる!

チーム黒塀プロジェクトは「市民の力によるまちづくり」

チーム黒塀プロジェクトは、城下町村上の小路を整備し、城下町の魅力を高めようと2002年から市民有志で活動を行っています。

(黒塀プロジェクトの参加者)

これまで、プロジェクトに賛同する方から基金を募り、「黒塀一枚千円運動」として小路のブロック塀に板を張り、ペンキを塗る作業も市民が行い、景観整備を行ってきました。

(黒塀プロジェクト 作業の様子)
(プロジェクトの前後比較1)
(プロジェクトの前後比較2)
(プロジェクトの前後比較3)
(プロジェクトの前後比較4)

さらに、「緑一口千円運動」として、黒塀を整備した小路にモミジやヒバ、イチョウなどの樹木を植え、小路の緑化を進めてきました。

(緑一口千円運動 植樹の様子)

今回のご支援は、これまでに整備した黒塀のうち、老朽化し朽ち始めた屋根の部分約120mの改修と、黒塀11.5mの制作費用の一部に充てさせていただきます。
本プロジェクトにご賛同、ご協力をよろしくお願いいたします!

寄附金の使い道:黒塀通りの景観整備費用の一部

【内訳】黒塀通りの景観整備費用
①約120mの黒塀の屋根を修理_@12,000円(1m)×120m=1,440,000円
②黒塀11.5mを基礎から修理_@71,300円(1m)×11.5m=820,000円
③黒塀プロジェクト案内パンフの制作_200,000円

【寄附金の取扱い】
・目標金額に達しなかった場合でも、目標金額を上回った場合でも、本プロジェクトへ活用させていただきます。

スケジュール

【2020年】
・約120mの老朽化した黒塀の屋根を修理
・黒塀プロジェクト案内パンフを制作
・朽ち始めた黒塀11.5mを基礎から修理

市民自らが町の景観をつくることで…

城下町の市民である誇りと愛着を深めます!

この黒塀は子どもからお年寄りまで集まって黒塀を作ってきました。市民が汗をかき一緒になって黒塀を作ることは、市民の地域に対する愛着を深めることにつながってきました。

最初は、黒塀を作っている小路に住む子供たち4~5人が我々大人たちと一緒になって、黒塀のペンキ塗りを行いましたが、次第にその子供たちが友達を連れてきて、子供たちのほうが大人の人数より多くなり、とても楽しく黒塀づくりが行われるようになりました。

こうやって、だんだんその長さを延ばしてきた黒塀は、大勢の市民が自ら千円運動に協力したり、作業してできあがってきたので、市民から愛着を感じてもらえる黒塀の通りになってきたと感じています。そして、後に始まった黒塀の通りの緑化事業「緑一口千円運動」で植樹が行われ、黒塀と樹木により小路の魅力が一層引き立てられ、小路の景観は更に魅力的に!

今では、黒塀通りは村上の観光スポットとしても人気を集め、ガイドブックに必ず紹介されるほどになり、村上の大切な小路になっています。

プロジェクトに懸ける想い

割烹 新多久 女将 山貝世津子

■みんなの想いが美しい景観となり、人を呼ぶ!

写真

かつてこの小路は、人通りがなく、猫が歩いているくらいでした。でも黒塀の取り組みが始まってからだんだんここを通る人が増えてきました。テレビや雑誌で取り上げられるようになり、市民の生活道路ですが、今ではなくてはならない村上の観光スポットになりました。
この取組をして本当に良かったと思うことは、小路が驚くほど美しくなったことです。住人の理解と協力、一般市民の協力、一人ではなくみんなの想いが重なって小路全体が美しくなったのです。市民でお金を集めて、黒塀づくりに共感してもらい、つくり続けてきたことには、感慨深い思いで一杯です。

黒塀の変化を目の当たりにし、「美しくなる」ことは、観光客だけではなく、住人の気持ちもすがすがしくさせてくれる素晴らしいことだとつくづく思いました。
只今の課題はメンテナンスです。黒塀づくりを始めて17年目ですが、屋根の傷みが目立つようになり、この屋根がトタンぶきになれば、格段に長く持ちます。ご支援を頂けましたら幸いです。

千年鮭きっかわ 吉川真嗣

■夢を描けば夢が現れる!

写真

17年前、メンバーが集まって「ブロック塀を黒塀につくり変えよう!」と夢を語り始めたこの取り組みです。「黒塀一枚千円運動」を行って、17年間で460mの黒塀づくりを、市民の力で行ってきたことは、本当に良かったと思います。
活動を始めて3年目、170mの黒塀ができたとき、黒塀通りの中心にある文化財の割烹が全焼するという大変な事態が起こりました。この時、黒塀づくりはもうお終いだろうと思われたなかで、逆にメンバーは心を一つに団結して黒塀づくりを続けました。

あきらめずに続けてきた結果、正に今この通りに立つと夢を語った黒塀の通りになっており、「夢を描けば夢が現れる!」と感慨深い思いです。
ただ黒塀の屋根がトタンで覆わなかったために朽ち始めており、これを直すのに修繕費がかかります。皆様のお力を頂きたく、どうかお力添えをよろしくお願いします。

プロジェクトを応援する声

村上市内在住 小田明子さん

■市民が誇る黒塀の通り

写真

この黒塀の小路は小さい子供から市民がたずさわって、私たち市民が作りあげてきた小路だという思いがあります。これには誇りを感じています。これからも子どもから大人まで参加して、一緒に村上を盛り立てながら、この黒塀の小路を維持していけたらいいと思っています。
そして景観がもっと美しくなっていくことで更に観光客と市民の安らぎの道になってほしいと思います。また市民として私も旅人に自信をもって薦められる道であり続けてほしいですし、この黒塀の通りをもっと発信して、村上にもっと大勢の人たちに来てもらいたいです。

寄附者の皆様へ

新潟県地域政策課よりメッセージ

村上市の中心部は、新潟県下でも最も古い城下町の町並みが残っており、城下町の趣を活かした地域活性化事業が盛んに行われてきた地域でもあります。
「町屋の人形さま巡り」や「町屋の屏風まつり」では、町屋で受け継がれてきた人形や屏風などの展示、町屋の趣を感じるまちあるきを楽しむことができます。毎年県内外から多くの観光客の方が村上市を訪れ、新潟県を代表するイベントの一つとなっています。

(町屋の人形さま巡りと町屋の屏風まつりの様子)

2002年に開始された「チーム黒塀プロジェクト」をはじめ住民主体のまちづくりの先駆けである村上市における数多くの取組は、中心市街地の活性化に取り組む全国の団体にとっても参考となるものであり、国の機関を始めとして多くの団体から表彰されています。

当県の「クラウドファンディングを活用した地域づくり活動資金調達事業」を通して全国の皆様にチーム黒塀プロジェクトの取組を知っていただき、活動にご協力を賜りたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

寄附特典:プロジェクト会員特典をお渡しいたします!

【注意事項】

・頂きました個人情報は、新潟県より寄附先のチーム黒塀プロジェクトへ提供し、寄附特典の発送等に活用させていただきます。
・寄附額に応じて自動で特典寄附をお送りします。お礼の品を選択いただく必要は御座いません。

10,000円以上の寄附者の皆様全員が対象:チーム黒塀プロジェクト会員特典

寄附をお寄せいただいた皆様には、チーム黒塀プロジェクトの会員特典として、寄附者のお名前を記載した木札を黒塀通りの一角に表示いたします。
また、成果報告パンフレットを送付いたします。

(寄附特典:寄附者のお名前を記載した木札)

現在進捗情報はありません。

新潟県

村上市は新潟県の最北に位置し、市の中心市街地は歴史の跡が色濃く残る城下町となっています。中心市街地の旧町人町では春に「町屋の人形さま巡り」、秋に「町屋の屏風まつり」が開催され、各家が大切にしてきた伝統の人形さまや屏風、昔ながらの民具などを公開しており、県内外から多くの方が訪れます。
村上は伝統的な食文化も根付いており、三面川を遡上する鮭により生まれた独自の鮭文化や豊かな水と米によって作られる日本酒、北限の茶処として有名な村上茶などがあります。
歴史と文化あふれる村上市へぜひお越しください。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 父の出身地である村上市は私にとっても親近感のあるところです。これまで名前は聞いたことがあっても訪れたことはなかったのですが、次回瀬波温泉等に行く際は黒塀通りを歩いて景観を眺めたいと思います。たくさんの人が訪れて村上市の活性化につながりますように!

    2020年1月19日 10:01

  • 日本全国津々浦々で、新潟県をふるさとに持つ多くの人達が生活を営んでいます。その人達は私自身も含めて様々な理由でふるさとを後にした訳ですが、離れているからこそ地元で暮らす方達に負けるとも劣らないくらい、ふるさとに対して強い愛情と愛着を持っています。そんな想いを、少しでも形に表すことはできないものかと思っていたさなか、ふるさとを応援するこの取り組みに参加することができました。このような機会をいただいたことに感謝いたします。我がふるさと新潟県とその各市町村の益々の発展と、多くの素晴らしい伝統や文化が絶えることなく継承されることを祈念します。

    2019年12月19日 19:21

  • 有効に使ってください。

    2019年11月23日 13:01

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