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赤ちゃんの泣き声を見守り、地域で子育てを応援しましょう

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 667,000

16%

目標金額:4,147,000

達成率
16%
支援人数
31
終了まで
受付終了

東京都世田谷区(とうきょうと せたがやく)

寄付募集期間:2019年10月17日~2020年3月31日(167日間)

東京都世田谷区

プロジェクトオーナー

何をしても泣きやまない赤ちゃん、泣き声が迷惑をかけているのではないか―
そんな悩みを多くのママやパパたちが抱えています。

「子どもを生み育てやすいまち」の実現を目指す世田谷区は、赤ちゃんの泣き声でママやパパたちが思い悩む場面を少しでも減らすため、「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を開始しました。

電車内や飲食店等で赤ちゃんが泣いているときに、直接、声をかけたり手助けしたりしにくい場合でも、「その泣き声、わたしは気にしませんよ」と赤ちゃんの泣き声を温かく見守るメッセージを周りの方が表明することで、みんなで子育てを見守る地域を目指します。

泣いている赤ちゃんとママ・パパたちを温かく見守るためには

赤ちゃんの泣き声に思い悩むママ・パパたち

母子保健事業や産後ケア事業で、区に寄せられる保護者からのご相談では、泣き声への対応に関する悩みが多くあります。

赤ちゃんの泣き声は、どのような保護者でも対応に悩むことがあり、特に外出先など多くの人がいる場所での赤ちゃんの泣き声は、「周囲に迷惑をかけているのではないか」と、保護者のプレッシャーになることもあります。

平成29年に区内で発生した赤ちゃんの虐待死亡事件に関する検証会議では、「泣き声が周囲に迷惑をかけているのではないか」と保護者が悩んでいたことが虐待の一因として指摘されました。

このように「赤ちゃんの泣き声」に関する保護者の深刻な状況があることも重く受けとめ、世田谷区では、保護者が赤ちゃんの泣き声で必要以上に周囲に気を遣ったり、悩んだりすることがないよう、地域で子育てを応援する気運を高めるため、このプロジェクトを開始しました。

世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト

声に出せなくても「泣いてもいいよ!」と伝えたい

電車や飲食店で、泣いている赤ちゃんと、何をしても泣きやまず困惑しているママやパパたち。
その姿をみかけて、声をかけたり、手助けしたりしたいけど、なかなかどうしたらいいかわからない。
皆さんにも、そんな経験があるのではないでしょうか。

そこで「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」(※)では、「泣いてもいいよ!」ステッカーを区内で広く配布し、地域の方がステッカーをスマートフォン等の身近なものに貼ることで、ママやパパたちに「その泣き声、わたしは気にしませんよ」というメッセージを伝えます。

また、民生委員・児童委員など地域で子育て支援に関わる方々には、「泣いてもいいよ!」の缶バッチやキーホルダーを日々身につけることで、地域の中でもメッセージを発信してもらい、賛同していただけるお店では、「泣いてもいいよ!」ポスターで、赤ちゃん連れ歓迎というメッセージを発信してもらいます。

さらに、このプロジェクトを広めていくために、皆さんから募集して集まったアイデアを実現したり、趣旨に賛同いただける企業や団体を募集し、区内のさらに多くの場所でポスターの掲示やステッカーの配布をしていきます。

すでに、「現在は区内の子育て支援者のみに配布しているキーホルダーを、誰でも活用できるようにして欲しい。」「一目でWEラブ赤ちゃんなお店だと分かるように、入り口やレジ横に貼れる大き目のステッカーを作成して欲しい。」といった、多くのアイデアをいただいています。

皆さんからのご寄附を、このようなアイデアの実現にも役立てていきます。

※WEラブ赤ちゃんプロジェクトは、エッセイストの紫原明子さんの呼びかけにより、ママのための情報メディア「ウーマンエキサイト」から2016年に発足。 「泣いてもいいよ!」ステッカーの配布をはじめ、赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たちの気持ちを可視化する、様々な活動を行っています。
世田谷区では、「ウーマンエキサイト」を運営しているエキサイト株式会社との連携によって、「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を実施しています。

寄附金の使い道

啓発物品(ステッカー、缶バッチ、キーホルダー等)の制作費用
アイデア募集したPR方法の実現費用 等
※目標金額に達しなかった場合でも、寄附金は全て本プロジェクトに活用させていただきます。

寄附金の使い道

みんなで子育てを温かく見守りあえる地域をつくりたい

皆さんの寄附で応援してください

子育て世代の保護者からは、「街中で子どもが大声で泣いてしまい、あやしても泣きやまず、途方に暮れた経験がある」「赤ちゃんを連れて入れる店かどうかわからず、迷惑をかけないかと心配」という声が聞こえてきます。

世田谷区からこのプロジェクトを広めていき、赤ちゃんの泣き声でママやパパたちが思い悩む場面や、「泣きやませなければ」というプレッシャーを少しでも軽くし、全国どこでもみんなで子育てを温かく見守りあえる地域の実現につながればと思っています。

赤ちゃんが泣いてしまうのは自然なこと。誰もが赤ちゃんだったことがあり、泣いて育ってきました。今の赤ちゃんが大人になる頃には、「泣いてもいいよ!」と自然に声をかけあえる温かい社会を作っていきましょう。

ステッカーを貼ってメッセージを伝えてくださる方、ポスター掲示やステッカー配布で協力してくださる企業や団体の方、アイデアを投稿してくださる方、そして、寄附してくださる方。色々な方の様々な応援によって、本プロジェクトはより広まっていきます。

本プロジェクトにご協力いただいているお店に世田谷区がインタビューをいたしましたので、ご紹介いたします。

事業に携わる方の思い

二子玉川エクセルホテル東急(総支配人 平井様)

総支配人 平井様
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(区)ホテルの概要を教えてください。
 ―当ホテルは、二子玉川駅から5分に立地し、館内には106室の客室と2つのレストランがあります。2015年7月に開業いたしました。

(区)どのように本プロジェクトをお知りになり、ご協力いただいていますでしょうか?
 ―5月中旬に、世田谷区が発表した本プロジェクトに関する新聞記事を拝見して、このプロジェクトを知りました。館内にあるレストランのレジ近くに本プロジェクトのポスターを掲示し、ステッカー付チラシをお配りしています。

(区)どのような想いで本プロジェクトに賛同していただいたのでしょうか?
 ―ホテルやレストランのことをもっと色々な世代の方に知っていただいて、使っていただきたいと思っていたことと、私自身、自分が子育てをしていく中で、「赤ちゃんが迷惑かけるのでは」と考えしまって、ホテルのレストランなどは利用しにくかった経験がありました。
そのようなことから、「赤ちゃんも歓迎ですよ」と分かりやすくメッセージを発信し、気軽に使っていただくきっかけになればと思い、本プロジェクトへ賛同しました。

(区)赤ちゃんを育てているご家庭へメッセージをお願いします。
 ―「赤ちゃんがいるから迷惑かな」と気兼ねされることなく、気軽に当ホテルをご利用ください。また、お子さんの人生での初めて ―例えば、初めてのフルコースのお料理― や人生の節目の場としてご利用いただければ大変嬉しく思います。是非、ご来館ください。

グリル&ダイニング用賀倶楽部(グランドマネージャー 藤枝様)

グランドマネージャー 藤枝様
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(区)お店の概要を教えてください。
 ―当店は、用賀駅から徒歩8分に立地している、お肉やお魚のグリルをカジュアルに楽しんでいただくレストランです。2005年に開業しました。モーニング(土日祝)、ランチ(平日)、ブランチ(土日祝)、ディナーの営業をしています。

(区)どのように本プロジェクトにご協力いただいていますでしょうか?
 ―店内の目に付くところや、赤ちゃん連れのお客様がよく利用されるテーブルの近くにポスターを貼っています。また、レジ横にステッカー付チラシを置いて、お配りしています。

(区)どのような想いで本プロジェクトに賛同していただいたのでしょうか?
 ―当店は、以前から妊婦さんや赤ちゃん連れの方、お子さん連れの方、皆さん大歓迎という姿勢でやってきて、そうでないお客様も含めてご理解いただいてきました。そういったお店の姿勢をより分かりやすく伝えられればと思い、このプロジェクトに賛同しました。

(区)ステッカー付チラシ等をご覧になった方から反応はありますか?
 ―イラストがかわいいので、チラシを手に取られる方は多いです。また、妊婦さんがチラシをご覧になって、「こちらのお店は、赤ちゃん連れでも大丈夫なんですね。」とおっしゃって、会話のきっかけとなったこともありました。

(区)赤ちゃんを育てているご家庭へメッセージをお願いします。
 ―赤ちゃん連れやお子さん連れの方でも気軽にお食事やお茶を楽しんで、少しでもリフレッシュしていただける場をご提供できればと思っています。赤ちゃんやお子さんを連れたお母さんたちが集まる場として使っていただいていることもあるので、是非、お気軽にお越しください。

子どもは未来の宝、そして今の宝です

世田谷区長 保坂 展人

世田谷区では、区政運営の基本的な指針となる「世田谷区基本計画」(平成26年度~令和5年度)の副題として「子どもが輝く 参加と協働のまち せたがや」を掲げ、子どもを生み育てやすいまちの実現に取り組んでいます。

子どもを生み育てやすいまちの実現のため、また、持続可能な社会を目指すためにも、次世代の赤ちゃんを地域全体で温かく包摂する「世田谷区×WEラブ赤ちゃんプロジェクト」を進めていきます。

願わくは、今の赤ちゃんたちが子育て世代になる頃には、「そんなステッカーもあったね」と言われ、子連れでどこでも気軽に行けることが当たり前の社会にしたいと思っています。

本プロジェクトには、大きな反響があり、既に多くの方にステッカーを活用してただき、また、いくつもの企業・団体からもご協力をいただいておりますが、一層広め、子どもを生み育てやすいまちを実現してくため、皆さまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

お礼の品をご紹介

寄附をいただいた皆様に、お住まいの地域や金額を問わず、本プロジェクトで作成しているグッズ(ステッカー付チラシや缶バッチ、キーホルダー)をお送りします。

また、寄附金3万円以上の世田谷区外にお住まいの方には、世田谷みやげや区内障害者施設の自主生産品等を贈呈します。
 

3万円以上のご寄附をいただける世田谷区外にお住まいの方で、お礼の品をご希望の方はこちらから!

現在進捗情報はありません。

東京都世田谷区

世田谷区は、90万人の区民が暮らすみどり豊かな住宅都市です。三軒茶屋や下北沢、二子玉川など活気に溢れた商業地域があり、また、多くの文化人やアーティストが住み、美術館や劇場などの文化施設も点在する文化・芸術の発信地でもあります。様々な魅力を併せ持つ世田谷は「住みたいまち」だけでなく「住み続けたいまち」としても高い評価を得ています。