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市広報誌に26年間300回連載の人気記事を、みんなが手軽に読める郷土史として1冊にまとめます!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 215,000

11.8%

目標金額:1,815,000

達成率
11.8%
支援人数
9
終了まで
受付終了

福井県鯖江市(ふくいけん さばえし)

寄付募集期間:2019年9月20日~2019年12月31日(103日間)

福井県鯖江市

プロジェクトオーナー

「ふるさと散歩道」は、鯖江市の広報誌である「広報さばえ」に平成5年5月号から26年間にわたり連載している郷土史関連の記事です。
令和元年11月号で300回を迎えることを記念して、過去の文章や写真・地図等を再構成し、1冊の単行本として刊行します。

この1冊で、鯖江市の歴史、文化財、伝説、先人たちのほぼすべてが網羅されています。一般の方でも読みやすい文章に、写真・図面・地図を加えた鯖江の歴史を知るための入門書ともいえる内容です。

令和2年1月に、鯖江市は市制65周年を迎えます。この記念すべき年に、市内外の皆様に刊行本をお披露目したいと思います。

広報誌の人気記事「ふるさと散歩道」で、故郷への愛着と誇りを

鯖江の郷土史を、気軽に手軽に読んでいただきたい

鯖江市の広報誌に連載している「ふるさと散歩道」。

これは市の歴史や文化遺産を平易な文章と写真で紹介する内容で、平成5年(1993)5月号から毎月1回、26年間連載を続けています。

お陰様でこの連載はとても評判が良く、読者の皆さんからは、「いつも読んでいる、いつか1冊の本にまとめて欲しい」とのご要望が寄せられていました。

一方、鯖江市の歴史をまとめた本としては平成11年(1999)に編纂が完了した『鯖江市史』全10巻(総頁数7,215)がありますが、通史編だけでも2巻1,661頁のボリュームという、なかなか重厚な市史となっています。

内容的には、鯖江市の歴史を細かく調べ上げ書かれたもので、学術的にも非常に意義のある市史です。

ただ、気軽に楽しみながら読めるかとなるとやはり難しく、市民や市出身者の方々からは、「鯖江の歴史を“1冊”で読める本はないか」というお問い合わせが、長年数多く寄せられてきました。

そこでこの度、「ふるさと散歩道」300回分を再編集し、1冊の単行本として出版します!

内容は、市の歴史遺産・文化財・伝承・先人・通史など多岐にわたるもので、26年間に得られた新知見や情報を加えるとともに、写真や地図は最新のものに更新します。

本が完成する令和2年1月には市制65周年を迎えるため、この本を読んでふるさと鯖江に対する愛着と誇りを醸成することを目的としています。

こんな歴史ガイドが欲しかった!

自分のまちを知る1冊に。大人から子どもまで。

小学校の総合学習で年間10回程度、児童たちと地域の歴史遺産を見学する機会があります。児童たちは普段見慣れた風景の中に、遠い先人たちが遺した貴重な建物や史跡があることを興味深く聞いてくれます。

文化財に指定されているものや、解説版等で表示されているもの以外にも、町の成り立ちを物語る歴史遺産は各所に残されています。しかし、時代の変遷とともに気づかれないまま消えていくものも少なくありません。

 

ふるさと散歩道の一部をご紹介

■ 太平洋戦争当時、特攻隊が出撃するための簡易飛行場建設地となった鯖江

昭和20年6月23日に沖縄戦が終結すると、本土決戦に向けて全国各地で特攻部隊が出撃するための簡易飛行場の建設が進み、鯖江市は豊地区の上野田町・上氏家町から越前市余田町・本保町にかけての水田に飛行場を建設していました。

実際には使用されなかった滑走路でしたが、鯖江市の土地の背景や歴史を知ると、地域の見え方が変わりそうです。

ふるさと散歩道ではこのような鯖江の土地と歴史的背景を様々な視点で約26年間、市民の方へ分かりやすく伝えてきました。

鯖江の成り立ちを、楽しんで知れるように

普段何気なく通り過ぎている、また、あたりまえの風景になってしまっているあの場所に、「そんなお話が隠れていたんだ!」と新しい発見があり、子どもたちはこれまで以上の親しみを感じてくれるようになります。(もちろん、大人の方もですが!)

広報さばえの記事「ふるさと散歩道」は、そうしたちょっとした町の歴史ネタをお散歩気分でご紹介するという企画として始められ、お陰様で26年間連載を続けてきました。

読者の方からは、「全部コピーあるいは切り抜きしてファイルしてある」という嬉しいご報告や、「いつか1冊の本にまとめて欲しい」とのご要望が寄せられています。

1冊になったこの本を読んで鯖江の成り立ちを知り、この本を手に親子で町歩きをしたり、授業の教材として活用していただければ、郷土に対する愛着がさらに深まることと思います。

ひょつとしたら、知られざる地域の歴史遺産・文化遺産を題材に、新たな地域活性化事業が提案されるかも知れません!

そうした活動の元ネタとして、ぜひ使っていただきたいです。

■令和2年1月の市制施行記念日にお披露目

新知見を盛り込み、さらに面白い「よみもの」に

【事業実施のスケジュール】
2020年1月上旬の完成を予定しています。

・2019年6月 原稿再編集開始
・2019年9月 写真撮影、掲載資料の収集
・2020年1月 刊行

【寄附金の使い道】
書籍印刷費用

※目標金額に達しなかった場合、一般財源(市の負担)から支出することになります。

新知見を盛り込み、さらに面白い「よみもの」に

事業に携わる方の思い

鯖江市 市長 牧野 百男

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鯖江市と言えば、めがねフレーム生産国内シェア95%をほこる「めがねのまち」です。めがねフレーム生産は約100年の歴史がありますが、鯖江市にはもっと古くからの歴史があります。

弥生時代には銅鐸や銅釧など青銅器が多数出土し、「邪馬台国鯖江説」も提唱されました。古墳時代には継体天皇が足跡を残し、中世~戦国時代には一向一揆の舞台となりました。江戸時代には元禄三大文豪近松門左衛門や幕末に活躍した老中間部詮勝を輩出し、明治時代には陸軍歩兵36連隊が駐屯し、現在の中心市街地の基礎を作りました。

鯖江市は戦災に遭っていないため、古来の街並みや景観が良く残っています。そんな鯖江市の歴史や文化遺産・歴史的建造物などを1冊にまとめた冊子を刊行する事業に、ご協力をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

まなべの館館長 前田 清彦

■ふるさとに愛着と誇りを持てる市民が住むまちに

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「ふるさと散歩道」は連載開始以来、これまで6人の職員が書き続けてまいりました。

私は平成9年(1997)4月号から担当していますが、原稿を書く時に意識していることは、書こうとしている個別テーマの情報はもちろん、当時の時代背景や社会情勢を調べて、個別テーマや鯖江の歴史が日本史の中でどのような位置づけになるかを読者に伝えることです。

今回、連載記事を1冊の本にして欲しいとのご要望を数多くいただいたこともあって、このプロジェクトが企画されましたが、冊子にまとめるに当たっては、過去の文章にこだわらず、現在の読者層が興味を持っていただけそうな情報を盛り込み、まさに鯖江ガイドブックとしてお散歩のお供になるように再構成します。

連載はまだ続きますが、300回分のまとめとしてお読みいただけたら幸いです。

まなべの館学芸員 藤田 彩

■小難しくない、そんな歴史書がほしかった

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「鯖江の歴史がわかる本ありませんか?」のお問い合わせをいただくたびに、『鯖江市史』をお勧めしつづける毎日…。通史編上下巻各900ページのボリュームを見たお客さまは、「もっと簡単なのありませんか?」と苦笑い。

長い鯖江の歴史を面白い!と思ってもらうには、「簡単で読みやすい」が何より重要です。
たくさんの情報がある専門書はもちろん大事ですが、とっつきにくいのが玉にキズ。大多数の人は専門書よりも、カジュアルな読み物をお求めでした。

小中学生にもわかる!をモットーに執筆している広報さばえの「ふるさと散歩道」の書籍化は、「鯖江の知的な大人」を演出する助けになるだけでなく、教育現場で取り組まれる「ふるさと学習」の推進に必ず役に立ちます。

これからの歴史・文化は、観光資源に直結します。この書籍を通して、幅広い年代の方に鯖江市について知識を深めていただくことで、新しい鯖江の魅力発見につながることを期待しています。

住民の声

まなべの館来館者

■実は知らない鯖江の歴史がある、という発見

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30年以上鯖江で暮らしているけれど、歴史は知らないことが多い。親から聞いていた伝承や伝説を、時間ができたときに調べてみたいと考えているんだけど、何で調べたらいいんだろう。わかりやすい本がほしい。

夏休みの自由研究で戦争の歴史を調べているけど、場所がわかる地図や写真など手がかりがほしい。実際に、現地を歩いてみて、昔と今がどう変わったのかを知りたい。

講演会や企画展で鯖江の歴史を知る機会があるけれど、すぐに忘れてしまう。何度も読み返すことで、知識は身に付く。習得した知識を自分も周りの人たちに教えてあげるのは楽しいし、実際にまちを見てまわることで、歴史の勉強は年号の暗記だけじゃないと実感するよ。

寄附者のみなさまへ

鯖江市からのメッセージ

鯖江市と言えば、めがねフレームや漆器・繊維などものづくりの町ですが、古墳や寺社、旧北陸道沿いの街並み、近世の吉江藩や鯖江藩の城下町、明治時代の36連隊史跡などが各所に残ります。

この、鯖江の歴史を市民のみなさんにもっと知っていただきたい。そして、これからを担う子どもたちにも。

自分の暮らすまちがこんな成り立ちなんだ、という事を知っていただき、愛着を持つきっかけの一つとしてこのガイドが役に立つことを願っています。

また、鯖江市民以外のみなさま。
冊子が完成した暁には、それをガイドに歴史情緒あふれる鯖江の町を歩いてみませんか?

ぜひお越し下さい。お待ちしております。

お礼の品一覧

  • 2020年01月09日 10:00

    寄附募集期間終了と寄附の御礼

    本プロジェクトは12月31日を持って、寄附募集期間を終了いたしました。
    たくさんの寄附を頂き、誠にありがとうございました。

    本プロジェクトは、来る1月15日の「ふるさと鯖江の日」の市制65周年記念刊行としての発行に向け準備を進めており、完成も間もなくとなっております。

    今回、目標金額の達成は惜しくもかないませんでしたが、寄附者の皆様からの応援メッセージにとても勇気づけられました。
    皆様からの寄附金は責任を持って、本プロジェクト事業費の書籍印刷費の一部として、活用させていただきます。
    今後とも鯖江市を応援いただけますと幸いです!

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    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
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    拍手をありがとうございます。
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  • 2019年12月17日 18:50

    タイトルは『鯖江市政65周年記念 さばえふるさと散歩道』に決定!

    現在、26年間300回にわたって「広報さばえ」で連載された「ふるさと散歩道」の編集作業が順調に進んでおります。
    タイトルは『鯖江市政65周年記念 さばえふるさと散歩道』に決定!
    第1部「通史編」は古代から現代までの鯖江の変遷を、第2部「地区編」は鯖江市内10地区に縁の深い伝承や偉人をご紹介しています。
    お披露目は鯖江市が誕生して65年目を迎える令和2年1月15日の「ふるさと鯖江の日」です。お楽しみに~!

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福井県鯖江市

「めがねまち」として知られる鯖江市は、国内の眼鏡フレーム生産シェア96%を誇る眼鏡の一大産地。そして、最先端技術で進化を続ける繊維産業、1500年の歴史を誇る越前漆器産業も盛んな、三大地場産業を持つ「ものづくりのまち」です。
 まちなかには、つつじの名所として知られる「西山公園」、レッサーパンダが人気の「西山動物園」、地元の美味しいグルメが味わえる「西山公園道の駅」などがあり、人気のスポットです。
 年間を通じて、市内の随所でイベントが開催されている鯖江市は、歴史と伝統を大切にしつつ、市民が主役で新しいことに挑戦し続ける、全国から注目の元気あるまちです!

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 文化情報資産を後世に残す活動応援したいです。できれば、テキスト形式、オープンなライセンスでの公開もお願いします。

    2019年9月25日 9:13

  • 鯖江の歴史が分かるこの1冊、ぜひ欲しいです!

    2019年9月20日 13:24

  • 大好きなまち「さばえ!」応援してます!

    2019年11月7日 0:27

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