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大航海時代の城下町平戸から、世界で活躍できる人材を輩出したい!

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 140,000

14%

目標金額:1,000,000

達成率
14%
支援人数
7
終了まで
受付終了

長崎県平戸市(ながさきけん ひらどし)

寄付募集期間:2019年9月13日~2019年11月30日(79日間)

長崎県平戸市

プロジェクトオーナー

大航海時代の城下町とした栄えた平戸市は、歴史的な史実を基に姉妹都市となったオランダ王国ノールトワイク市と高校生を対象とした短期交換留学事業を実施しています。平戸市は、18歳から24歳を中心とした転出超過が恒常的に続いていることに加えて、市内に大学がないことから、多くの高校生が市外へと進学します。

そのような状況のなか、市内高校に通う学生が、日常ではできない「平戸ならでは」の特徴的な国際交流を経験し、生まれ育った町への愛着や誇りを持つと同時に世界で活躍できる人材に成長することを願い、この事業を実施しています。

世界で活躍できる人材を!

日本の西の端から、世界で活躍できる人材を育てたい

現在の平戸市は、若者の都市部への流出による人口減少・少子高齢化の波にのまれようとしており、地域コミュニティやまちのにぎわいに影響を及ぼしています。特に、18歳から24歳を中心とした転出超過が恒常的に続いていることに加えて、市内に大学がないことから、多くの高校生が市外へと進学する現状があります。

加えて、平成30年度には、市内中学生の市内高校への進学率が54%と低い状況にあります。

そのような状況のなか、この交流事業は、市内在住の生徒たちが市内高校に通い、日常ではできない「平戸ならでは」の特徴的な国際交流を経験し、生まれ育った町への愛着や誇りを持ち、自分の可能性を広げ、世界で活躍する人材となるきっかけを与えるものです。

生徒がペアを組み、生活を共にすることで異文化を感じる

ホームステイを軸とした教育プログラム

外国に住む同世代の生徒がどのような生活をしているか?学生のころに深く考える人は少ないのではないでしょうか。

この交流は、日本とオランダの高校生24名がペアを組んで交流し、お互いの家庭にホームステイをしながら現地の高校に通います。

この交流の特徴は現地の高校に通うという教育プログラムであり、参加者は教育環境やスクールライフの違いに驚き、興味深い様子で授業を受けています。

平戸市では、普通科に加え、総合学科や農業・家庭の専門教育など様々な教育を実施しており、オランダの生徒たちも積極的に授業に参加します。

また、オランダの生徒の理解が深まるようサポートする平戸の生徒たちの姿を見ることができます。学校での交流ということで、この交流事業参加者のみならず、市内の高校に通う生徒は同世代のオランダ人と接する機会ができ、良い刺激を受けています。

ノールトワイク市の高校は、先進的な進学校であり、様々な授業があります。また、自身で受講する授業を選択することができたり、学校イベントなども生徒が中心で作り上げており、生徒の自主性を伸ばす教育がされていて、参加する日本の生徒たちは日本との違いに影響を受けていきます。

文化的な体験をするだけではなく、現地の生活をしながら高校に通うという特徴的な事業です。

寄附金の使い道

平戸市がオランダ渡航費の2/3を負担することにしていますが、オランダまでの渡航費となると1/3でも高額です。

また、オランダ渡航の準備(パスポート、海外保険、身の回り品)や、2週間のホームステイ受入れについても、生活費をはじめとする経費がかかり、経済的な負担の大きさから留学を諦めてしまう家庭もあります。このようなことから、皆様からいただいた寄付金は参加者の自己負担に全額充て、経済的負担をできる限り軽減したいと考えています。

・渡航費用:200,000円×1/3≒自己負担66,000円
・ホームステイ受入れ:2,000円×11日=22,000円
・自己負担額:約88,000円

人口が減少する中でも、夢あふれるまちにしたい

次代を担う若者に、挑戦する機会を与えたい

平戸市は、18歳から24歳を中心とした転出超過が恒常的に続いています。

これは地方が抱える共通の悩みでありますが、このような時代だからこそ、「平戸に生まれて、平戸に住んでいてよかった」と、思える人を一人でも増やすことが大切ではないでしょうか。

特に高校生という将来に向けて大切な時に、短期交換留学を通して、故郷を知り、世界を知るチャンスを与えるということは、個人の人生に大きく影響し、また、故郷に対する愛着や誇りを持つきっかけになると思います。

また、交流事業に参加する生徒だけではなく、ホストファミリーとして家族や近隣住民も一緒になってこの交流に参加しますので、多くの市民がシビックプライドを醸成するきっかけにつながっていきます。

■1年間に相互訪問

10月に日本、1月にオランダ

・2019.10.11から約2週間 オランダ訪問団を平戸市で受入れ
・2020.1の第2週目から約2週間 平戸市訪問団がオランダを訪問
・受入れや訪問前後に研修会や報告会を実施

事業に携わる方の思い

平戸市文化交流課 担当 本山 勝也

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歴史的な史実を基に姉妹都市となったオランダ王国ノールトワイク市との交流は、まさに平戸だからこそできると思います。

私もノールトワイク市には、民間が実施する交流事業を含めて3回訪問しました。市役所に勤めてからではありますが、オランダでのホームステイなどを体験し、大きな影響を受けています。

「自分が高校生の時にこのような交流があったら・・・」と考えることもあります。

人口減少に歯止めがきかない状況ですが、この交流事業を、一人でも多くの若者が故郷に対する誇りが持てるような取り組みの1つにしたいです。

高校生という多感な時期での経験は一生の心に刻まれる思い出となります。未来の平戸を担う生徒たちへ、温かいご支援をどうぞよろしくお願いします。

2018年参加者 福田加琳

■ 「自分を変える!」チャンスにしたい

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この交換留学を通して私が学んだことはたくさんあり、そのどれもが普段の日常では経験することができ得ない貴重なものでした。初めて会うパートナーと一緒に過ごし、ドキドキするような毎日でしたが、時間がたつにつれ、文化や考え方の違いにつまづきました。徐々にお互いの気持ちが通じ合わないような出来事がおこり、毎日のように問題が起こっていたように感じます。「このままでは終われない、何も成長していない」と思い、私は最後のプレゼンテーションで通訳に頼らず、自分の気持ちを素直に伝えようと精一杯努力しました。すんなりとはいきませんでしたが、自分が思っていることを伝えることができ、その瞬間は今までの苦労や疲れが吹っ飛ぶくらい達成感に満ち溢れていました。この交流は大変で泣くこともあります。だけどそれを壁だと思ってはいけないと私は思います。自分を変える絶好のチャンスだと思うからです。

2018年参加者 種岡雅人

■ 将来は海外へ!

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最初は海外に行くのが少し怖いという印象があったのですが、興味もあったのと、親が勧めてくれたことで交流に参加する決心ができました。最初に感じたのは言葉の壁でした。英語に自信があったのですが、現実はそんなに甘くないことを痛感しました。「Yes」か「No」としか答えることができず、相手に嫌な思いをさせていないか?と考えると悔しい思いでいっぱいでした。平戸で受け入れてオランダを訪問するまでの約3か月間、この思いを糧に英語上達に向けて努力しました。オランダ訪問の際には、言葉の壁をそこまで気にすることなく過ごすことができました。また、オランダ人は家族との時間をとても大切にしていて、僕も将来家庭をもったら家族を大事にしたいという気持ちが芽生えました。いろいろなことにぶつかり、それをみんなで乗り越えてきました。その全てがみんなの将来に絶対に役に立つと思うし、大切なものになると思います。この交流に参加して、僕は将来海外で働くという夢が決定的になりました。夢の実現に向けて努力します。

2018年参加者 口石 樹奈の母

■ オランダ交流事業を終えて

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今回で二回目の受入れでした。一回目男の子(Nick)で、今回は女の子(Guusje)だった為ホームシックなるのでは…など不安がありましたが、前回受け入れたNickの母と今回受け入れるGuusjeの母が知り合いで、事前に連絡を取れたため、スムーズに受け入れる事が出来、素敵なホームステイ期間を過ごすとができました。私は全く英語が話せませんが、どうにかコミュニケーションをとろうと努力し、難しいときは携帯を利用しながらやりとりをしました。子供たち同士も日に日に距離が縮まっていくのを間近で感じることができ、本当に素晴らしい関係が築けていたと思います。これから、このような関係が広がっていけば、ますますこの交流が素晴らしいものになるのではないかと思います。
充実した時間をありがとうございました。

寄附者の皆様へ

平戸市からのメッセージ

次代の平戸を担う高校生たちに、日常生活では感じることのできない体験を提供し、一生忘れることができない思い出を作ってほしいと思います。

また、この交流事業を通して故郷に対する愛着や誇りをもち、世界で活躍できる人材に成長することを願っています。

一人でも多くの学生がこの交流に参加できますよう、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

お礼の品をご紹介

チューリップ平戸の球根セット

オランダ産のチューリップに平戸の名前が命名され、平戸市とノールトワイク市の友好の象徴となっている「チューリップひらど」の球根3~5個程度(先着100セット)をお礼の品とします。

お礼の品一覧

  • 2019年12月06日 15:53

    寄附募集期間終了と寄附の御礼

    本プロジェクトは3月31日を持って、寄附募集期間を終了しました。
    たくさんの寄附を頂き、誠にありがとうございました。

    今回、目標金額の達成は惜しくも叶いませんでしたが、寄附者の皆様からの応援メッセージに、とても勇気づけられました。
    皆様からの寄附金は責任を持って、本プロジェクト事業費に、活用させていただきます。
    今後とも長崎県平戸市を応援いただけますと幸いです!

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長崎県平戸市

平戸市は日本列島本土の最西端に位置しておりますが、歴史的には海外との交易の舞台として、古くは遣隋使の時代から東アジアを中心に、また16世紀の大航海時代には、ポルトガルやオランダなどの西欧諸国とのつながりを持つ国際都市として栄えた伝統がある港町です。また自然景観も雄大で、複雑な海岸線や四季折々の山海など美しい環境から生み出される農林水産物や特産品は、各方面からも高い評価を受けております。歴史を感じながら自然の恵みを味わえる平戸市へ是非お越しください!