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災害救助犬とセラピードッグを育成・派遣し、ワンコと人がいつでも寄り添い・共生する拠点をつくりたい!

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 5,056,710

101.1%

目標金額:5,000,000

達成率
101.1%
支援人数
237
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2019年4月1日~2019年7月31日(122日間)

佐賀県NPO支援 × 日本レスキュー協会

プロジェクトオーナー

「4万年もの太古から共に進化し良好な関係を築いた人とワンコ。この『人とワンコの共生』を目指した地域づくりのために、私たちを迎え入れてくれた佐賀県で、九州圏で活動可能な日本有数の活動拠点を作りたい。」
これが、私たち、日本レスキュー協会の想いです。

災害救助犬はワンコの特性である嗅覚を駆使し行方不明者の尊い命を守ります。セラピードッグは友好的で容姿やしぐさの愛らしさで多くの方に安心や笑顔を届けます。

この素晴らしい能力を持つワンコたちは非常に注目され、世界中で活躍しています。佐賀県内に拠点を構え、このワンコたちを育成し、既存団体との連携を図ることで、『地域の社会課題の解決』と『人とワンコの共生を目指した地域づくり』を推進します。

 

ワンコと共に地域の様々な課題解決を担う

災害救助犬とセラピードッグと災害へ備え、平時の癒しを提供

■日本レスキュー協会は佐賀県拠点を設置し、今後の九州圏での災害に備える活動を開始しました。

佐賀県はこれまで災害も少なく比較的安全な地域と言われています。しかし、近年は佐賀県近隣で大きな災害が頻発しており、2016年の熊本地震、2017年の九州北部豪雨災害、2018年の平成30年7月豪雨では、佐賀県内の山間部でも被害がありました。

日本レスキュー協会は、これまで国内外30を越える被災地での災害対応実績があり、その功績が認められ、既に国内50以上の自治体と協力協定を締結し、その地域の防災・減災に向け、平時から組織的に協力しています。九州圏内での実績はまだ少なく、熊本地震や九州北部豪雨災害では十分な活動が展開できたとは言えません。

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私たちの災害への備えは、
・災害救助犬を育成し、災害にいつでも出動する体制を整える
・セラピードッグを育成し、災害時そして平時に、人々に癒しを提供し、人間関係の良好化やコミュニティ構築の支援を行う
ことです。
災害救助犬とセラピードッグを育成する拠点を構え、ワンコと共に地域の様々な課題解決の一助になれればと思います。

また、この拠点での活動を通じて、地域の動物愛護団体を中間的な立場でサポートし、ワンコを含むペットを取り巻く殺処分という不幸な社会問題に対する啓発や対策を講じます。

■災害救助犬の育成および派遣の重要性

私たちの災害への備えは、災害救助犬を育成し、いつでも出動する体制を整えることです。

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災害発生直後の緊急フェーズにおいて、行方不明となった方を救助するためには、第一にその方を発見することが不可欠です。
災害救助犬は、倒壊した建物等の下敷きになった行方不明の要救助者を捜しだす重要な役割を担い、世界的に有益とされ、捜索救助組織に予め組み込まれている国もあります。
しかし、日本国内では災害救助犬の有効利用について標準化されておらず、(被災した自治体によって、)災害救助犬が上手く活用されない場合もあります。

当協会は、佐賀県拠点で、災害救助犬の育成を通し、今後の九州圏での災害に備える活動を進めます。

■セラピードッグの育成および派遣の重要性

セラピードッグは、友好的で社会寛容性(他者の存在を受け入れる)があり、容姿やしぐさが愛らしいというワンコの魅力を活かして、ワンコとふれあうことが単に楽しいというだけでなく、身体的・心理的・社会的な効果をもたらし、多くの人たちに安心や笑顔をお届けしています。

当協会の佐賀県拠点の設立が決まった直後から、老人福祉施設、障がい者支援施設、グループホーム、終末期医療現場、長期自宅療養中の子どもなど、佐賀県内から既に多くの要望が寄せられています。

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当協会のセラピードッグの活動は、1995年発生の阪神淡路大震災まで遡ります。震災遺児の下へ災害救助犬を派遣した際に、震災後初めてその子どもに笑顔が見られたことをきっかけとして始まりました。

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現在は年間200回近く医療・福祉施設にセラピードッグを派遣しています。様々なハードルがあり、セラピードッグの活動が非常に難しいと言われた「難病を患う子どもたちの病棟」での活動も認められ、子どもたちの闘病意欲を高めるためにセラピードッグが有効利用されています。

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その中で特筆すべきは、2019年2月14日に病院で最も衛生面での管理が厳しいICU(集中治療室)での活動が実現したことです。今までの安全、衛生面に配慮した地道な活動の積み重ねが今回のICUの訪問につながったと感じております。

セラピードッグは被災地支援でもその力を発揮します。現在でも東日本大震災、熊本地震、平成30年7月豪雨の各被災地からの要望は絶えることはなく、支援を継続しています。

被災地のセラピードッグは、心を癒す効果だけでなく、ワンコを通して人間関係を良好にする「コミュニティの再構築」の役割も担っています。
また、被災地での仮設住宅生活が長期化し、高齢者の生活実態把握が困難になる傾向があるなか、セラピードッグによる仮設住宅への慰問を行い、人が集まる「場づくりの担い手」としても活躍しています。セラピードッグは、被災者の孤独死防止や介護予防にも間接的に貢献できます。

 

佐賀県内で「セラピードッグ」と「災害救助犬」の育成と活動を実現

県内の豊富な資源と連携し、市民活動を社会貢献へ繋げる

■災害救助犬

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佐賀県内に訓練施設を拠点として設け、公的な救助機関や既にある個々の資源(※)と平時からの連携訓練を実施し、顔の見える関係を築くことで、今後の九州圏での災害に備える体制を構築します。
※:個別の活動で既に国際的な基準を満たした災害救助犬を育成している佐賀県内の方々

■セラピードッグ

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佐賀県内に活動拠点を設置し、これまで私たちが積み上げてきたセラピードッグ育成や活用のノウハウを駆使して、多様化するセラピードッグ活用の要望にお応えします。
この活動は市民活動の一環として、佐賀県を中心にボランティアを募り、活動範囲を広げることに努めます。
また、活動を継続している熊本地震被災地に更に寄り添った活動を展開します。

【セラピードッグの派遣要望先】
・長期自宅療養中の子ども
・終末期医療施設
・老人福祉施設
・グループホーム
・子ども食堂

寄附金の使い道

頂いた寄附金は佐賀県内での災害救助犬やセラピードッグの訓練施設、事務所の開設費及びそこで訓練するワンコの育成費として大切に活用させていただきます。
今回のプロジェクトでは、この費用の1/10にあたる500万円を目標金額として皆様からの共感寄附で募らせて頂きます。目標金額を越えた場合もこちらの費用として活用させていただきます。
※不足費用は当協会の自主財源等で補填し、規模を縮小しながら活動を実施してまいります。

【合計】5千万円
【内訳】
・土地購入代金:1千万円(2000~3000坪)
・訓練施設費用:1千万円(瓦礫、座屈、高所、フェンス他)
・建物費用(事務所、宿舎、犬舎他):2千万円
・設備什器費用(オフィス設備・機器、家電、その他訓練備品等):500万円
・ワンコ育成費用(購入費5頭、食餌費、医療費、その他):500万円

寄附金の使い道

プロジェクト実現のスケジュール

日本有数の災害救助犬・セラピードッグの活動拠点づくりを目指します!

2019年~ 土地購入・土地整備・事務所移転・訓練施設の開設
2020年  訓練開始・佐賀県支部から九州圏内への派遣開始

プロジェクト実現のスケジュール

 

人とワンコが寄り添う『人とワンコの共生する社会』の実現へ

人間のよきパートナーであり続けてくれるワンコ

昨年の6月、私たちは佐賀県での活動を開始しました。現在活動拠点を作れるような広い土地を探しながら、佐賀県の市町や、地方公共団体に協力を要請しています。2019年1月に佐賀県と協定を結んだSPF(佐賀災害支援プラットフォーム)に賛同団体として参画しました。SPFは佐賀県内の様々なNPOが災害が起こった際に協力して支援を行うために集まった組織です。

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SPFで定期的に会合を開き、災害時の連携について協議しています。私たちはSPFにICS(インシデントコマンドシステム)という海外で採用されているシステムを提案し、導入に向けて協議しております。災害時に関わる関係各所と日頃から顔の見える関係を作っておくことは非常に重要なことだと思っています。

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災害時には情報が錯綜し、被災地・行政機関・地方公共団体・NPO・市民活動団体・市民、すべてで混乱が生じます。その混乱を少しでも軽減するために災害時の行動指針などを予め周知徹底し、災害救助犬の配置だけでなく、佐賀県民の防災意識の向上、防災力の強化に努めてまいります。

セラピードッグは、現在も継続して熊本の仮設住宅に定期的な慰問を行っており、そのほかにもすでに佐賀県内の障がい者施設、老人ホーム、デイサービス、幼稚園、保育園などから多くの要望をいただいています。佐賀県内に活動拠点を構えることによってこれらの要望にスムーズに対応できるだけでなく、現在は表面化していない要望をお伺いし、皆さんにワンコが寄り添うことで、『人とワンコが共生する社会』の実現を目指します!

 

プロジェクトに携わる方の声

佐賀大学医学部看護学科小児看護学 鈴木智惠子教授

■長期在宅療養中の子どもの側にセラピードッグを

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私はこの事業に支援している鈴木智惠子です。本業は佐賀大学で小児看護学を教え、地域では子どもと家族の支援のための団体「Bright Future Saga」「佐賀県小児在宅支援ネットワーク」の代表、そのほかにも子どもと家族の支援につながる団体「佐賀災害支援プラットフォーム」など5団体に関わっています。
日本レスキュー協会のセラピードッグ派遣事業は震災遺児のところに災害救助犬が派遣された時に子ども達が喜び、癒されたことをきっかけとして始まっています。セラピードッグは被災者だけでなく、障がいをもつ方、高齢者や子どもたちに身体的心理的効果をもたらすといわれています。このセラピードッグを佐賀県内の障がいをもつ子どもや大人の方、高齢者や子ども達の癒しになってくれるものと期待しています。

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2018年3月22日木曜日にセラピードッグが来佐した時には、デイサービスSOLAにお邪魔し、ラブラドールレトリバー、ゴールデンドゥードル、トイプードルの3匹に会え、私自身とても癒されました。3匹の人懐っこさや大人しさにワンコが苦手な方も近づけるかと思います。最初敬遠された高齢者の方も途中からなでている笑顔がはじけていました。
これから訪問するセラピードッグ“にこり”、“みらい”、“ハッピー”の活躍に乞ご期待ください。次年度はより一層、佐賀の現場で拡げることに力を入れていくと日本レスキュー協会佐賀県支部責任者から報告を受けております。私も可能な限り、地域のこども園や障がい者施設・障がい児の交流会などにセラピードッグとともに訪問したいと思っています。

 

寄附者の皆様へ

ワンコと人は4万年も前から共存していたといわれています。
私たち現代に生きている人間は、「ワンコとともに生きる」ことで今の繁栄を築けたのではないでしょうか?
「ワンコとともに社会に貢献する」という活動理念のもと、人間とワンコが笑顔で助け合い、共に生きていく社会の実現を目指していきます。

お礼の品一覧

私たちのオリジナルグッズをはじめ、佐賀県内の様々な返礼品業者様に協力をいただき、バラエティに富んだ返礼品を用意しております。佐賀県出身のアーティストの方々のオリジナル返礼品、自然の恵みをたっぷり受けた佐賀県産の付く産物、海産物、麺、お酒、家具、焼き物、美容商品…すべて自慢の逸品となっております。

  • 2019年07月22日 08:30

    目標金額達成の報告と引き続きの応援のお願い

    本日2019年7月22日、本プロジェクトの目標金額を達成いたしました。
    たくさんの寄附を頂き、誠にありがとうございました。
    皆様からの応援メッセージ、本当に勇気づけられました。
    期待に応えられるよう、プロジェクトを実行してまいります。

    日本レスキュー協会佐賀県支部では1年ほど前から事務所と訓練設備を併設できるような土地探しを行っております。
    現在も3か所の土地の話をいただき、慎重に検討を進めているところです。土地が決まり次第、頂いた寄附金を活用して一日でも早く拠点を構えられるよう準備していきます。

    目標金額は達成しましたが、寄附の受付は7月31日まで続きます。
    目標金額を上回りいただいた寄附金は拠点設置のための費用に追加、ワンコたちの育成費用として 活用させていただきます。
    引き続きの応援、お待ちしています!

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    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

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  • 2019年06月28日 09:00

    寄附募集期間延長のお知らせ

    本プロジェクトへ多数のお問い合わせを頂いたため、2019年7月末まで寄附募集期間を延長させていただきました。
    目標金額を上回りいただいた寄附金は、本プロジェクト事業費の一部として、大切に活用させていただきます。
    引き続きの皆様からの応援、お待ちしています!

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佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆様が支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。
いただいたご寄附は、その額の95%をNPO等にお渡ししており、NPO等の大きな課題の一つである資金調達を可能にします。
佐賀県は、この仕組みによりNPO等が自ら考え行動する自発の地域づくりの促進を応援しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 良い活動と思います。応援しています。ご苦労様です。

    2019年7月27日 20:59

  • お疲れ様です。
    少しでもお役に立てれば嬉しいです!

    2019年7月22日 6:21

  • 子どものころから犬は大切なパートナーでした。人の役に立ったり、喜んでもらえることが何よりもうれしいワンコたちに、やすらぎと訓練の場をお願いします。

    2019年7月21日 17:56

  • セラピードッグの取り組み、良いですね。私も犬を飼っており、もっとたくさんの人に犬に癒されて欲しいなと思ってました。微力ながら応援したいと思います。

    2019年7月20日 18:28

  • 犬たちは人の為に一生懸命、駆け引き無しに働きます。そんな犬の為に人間も一生懸命、大切にしないと上に立つ人ではなくなります。

    2019年7月14日 18:45

  • わんこにも人にもやさしい共生社会のためのみなさまのがんばり、微力ながら応援しております。

    2019年7月10日 12:59

  • 犬たちはどこからつれてきているのでしょうか?今後遺棄されたかわいそうな犬たちの保護をセラピー犬として活躍させてあげてほしいと思います

    2019年7月8日 16:54

  • この活動が継続できることを応援したいです

    2019年7月7日 21:11

  • 我が家も大事な家族のワンコがいます。ワンコを通じてたくさんの方の笑顔が増えることを祈っています。

    2019年7月7日 20:08

  • 人と犬が元気に明るく過ごせる世の中になる事を切に願います

    2019年7月7日 10:21

  • 自治体が対応をすることで一人でも多くの人が取り組みに気づいてもらえることが大切だと思います。応援しています。

    2019年7月6日 15:50

  • 素晴らしい活動と思います。動物の命を大切に人とも共存できるよう願います。

    2019年7月4日 0:55

  • 犬と人間がずっと良い関係で共存できる世の中になることを願っています。

    2019年7月3日 0:59

  • 災害が多発する近年益々犬たちの活躍が必要となります。応援します!

    2019年7月2日 11:51

  • 微力ながら応援しています!

    2019年7月1日 14:42

  • 人と動物への愛情が繋がり広がりますように、頑張っていただきたい。

    2019年6月27日 15:19

  • 保護猫と暮らしています。毎日が幸せです。保護された犬が、仕事をすることによって人といっしょに幸せを感じてもらえたらいいですよね。

    2019年6月27日 12:57

  • 目標達成と今後のご活躍、ご発展をお祈り申し上げます。

    2019年6月27日 12:15

  • 多方面における活動の数々、本当にご苦労様です。犬達の素晴らしさをもっともっと知ってもらい共生できる世の中になることを切望しています。ずっと応援します。頑張ってください!

    2019年6月25日 14:11

  • ワンコに癒される喜びを、多くの方たちに知って頂きたいです。活動応援しています。

    2019年6月23日 22:15

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