【北海道胆振東部地震】崩壊した野球場を復旧し、子どもたちに野球をする場所と笑顔、日常を届けたい!
カテゴリー:災害
寄付金額 5,401,000円
目標金額:5,000,000円
- 達成率
- 108%
- 支援人数
- 182人
- 終了まで
- 受付終了
北海道日高町(ほっかいどう ひだかちょう)
寄付募集期間:2018年12月18日~2019年3月31日(104日間)
北海道日高町

北海道胆振東部地震で震度6弱を観測した北海道日高町では、胆振管内むかわ町に隣接する富川地区を中心に大きな被害が発生しました。中でも、町内で唯一のナイター照明設備のある町営野球場には、広く大きな地割れが発生しました。
野球場は高台にあり、直下には100軒近い民家が並ぶ地域であることから、速やかにナイター照明設備やフェンスなどの重量物を撤去して地滑りの危険を回避しなければなりませんでした。現在の状態では今後の利用は到底不可能な状況です。
町営野球場は、少年野球チームで頑張るまちの子どもたちにとっては、目標とする大会が開催される場所。正に舞台です。
あたりまえだった「子どもたちの日常を早く取り戻してあげたい。」そんな強い思いを抱いております。
また、大人たちにとっても、オンシーズンは、ほぼ毎日ナイターによる練習や、町内外のチームによる大会が開催されており、町民の重要なコミュニケーションの場でありました。
現在の主な状況
日高町の被害状況について報告させていただきます。
【住家被害】全壊3棟、半壊53棟、一部損壊409棟
【河川施設】10か所 5億7,110万円
【道路施設】57か所 1億5,190万円
【水道施設】3か所 5,483万円
【下水道施設】13か所 3億2,000万円
【農業被害】総額 1億1,412万円
【林業被害】総額6億2,600万円
【公共施設】総額4億3,145万円超
このうち、野球場については地割れにより民家に影響が生じる恐れがあることから使用できない状況であり、体育館1か所は倒壊の恐れがあるため解体いたしました。

子どもたちの日常を早く取り戻してあげたい。
北海道胆振東部地震で崩壊した「町営野球場」を復旧

胆振東部地震で大きな被害が発生した日高町は、中でも、町内で唯一のナイター照明設備のある町営野球場に、広く大きな地割れが発生しました。
民家などへの2次的災害の発生を防ぐために速やかにナイター照明設備やフェンスなどの重量物を撤去した町営野球場は、現在、利用が到底不可能な状況となっております。

少年野球チームで頑張るまちの子どもたちにとって目標とする大会が開催される場所。そして、大人たちにとっても練習や、町内外のチームによる大会も開催されている重要なコミュニケーションの場でした。
そんな町営野球場の応急工事と環境整備を行うことで、野球をする場を確保し、あたりまえだった「子どもたちの日常」を早く取り戻したいという強い思いの元、町営野球場を使用可能とするための最低限の応急工事を実施いたします。皆様のご支援とご協力を心よりお待ちしております。
町営野球場復旧までの道のり
あたりまえだった日常を取り戻す!

現在の野球場について2次的災害の発生を防ぎ安全確保に努めます。
まず、町内全体の被害状況から判断し、町全体の復興計画と平行して野球場の復旧方法の検討から始めて参ります。
現在の状況では財政面の目処も立たないため、何年先になるか断言できませんが、本プロジェクトによって、野球をする場所の確保と環境の整備をおこなって参ります。
■事業実施のスケジュール
町営野球場を使用可能とするための最低限の応急工事
2018年9月 地すべり防止工事施工
2019年4月~12月 復旧工法の検討・測量等
2020年4月 工事の着工
【必要な費用】
野球をすることができるよう、最低限の応急工事と環境整備:500万円

町営野球場を利用していた方からのメッセージ
地域コミュニティの重要な場の復旧を待ち望む声

小学生の声
毎年、この球場で大会があったので、できないのはさみしい。
コーチの声
自分たちも幼い頃から利用してきた球場であり、町内大会のメインとなる場所なので、子どもたちのためにも早く使えるようになってほしい。
町内の草野球チーム選手の声
毎年、ナイター野球の大会に出場してきたが、地震で照明が撤去されたグラウンドを見て愕然とした。
寄附者の皆様へ
日高町からのメッセージ
子どもたちをはじめ、地域コミュニティの重要な場所であることは間違いありませんが、地滑りの危険があるなかでの利用はできません。
万全な地滑り対策を施したうえで、早く利用可能となるように努力してまいります。
皆様からのご支援、お待ちしております。
-
2020年03月25日 14:50
球場の復旧工事事業完了のご報告
この度、皆様からの寄附金を活用させていただきました球場の復旧工事につきまして、事業が完了いたしましたので報告させていただきます。
復旧工事では、危険であるため撤去されていたフェンスが新しくなり、土の入れ替えがされたほか、
球場を利用するみんなで草取りや石拾いを行うなど、多くの方々の御協力をいただきながら作業を進めてまいりました。
昨年秋には、震災後に初めて少年野球の大会が開催され、
「この球場で野球をすることが出来るようにしてくれた全ての人に感謝し、最後まで戦い抜く」
という町内の少年野球チーム主将の力強い宣誓のとおり、大いに盛り上がった大会となりました。
皆様からの温かな御支援により、子どもたちが、また野球を楽しむことができるようになりましたことに、改めまして厚く御礼申し上げます。
日高町を応援いただけるよう、引き続き施策や事業に取り組んでまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
-
2019年04月03日 18:00
目標金額達成の報告と引き続きの応援のお願い
本プロジェクトは3月31日を持って、寄附募集期間を終了しました。
皆様の御協力により、多くの方々に現状を知っていただくことができ、たくさんのご寄附を頂きました。
誠にありがとうございました。
今回の地震では、私たちがあたりまえと思っていた多くのものを失いました。
次の世代を担う子どもたちが、少しでも早く日常と笑顔を取り戻すためにはじめたプロジェクトでしたが、この間には、寄附いただいた際に皆様からたくさんの応援メッセージもいただき、とても励まされ、勇気づけられました。
いただきました寄附金は、責任を持って本プロジェクト事業である野球場の復旧費の一部として、活用させていただきます。
また、復旧の状況は、必ず皆様に報告させていただきます。
日高町は、まもなく遅い春を迎えます。
引き続き応援いただけるよう、全力で取り組んでまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
-
2019年03月28日 19:00
目標金額達成の御礼と引き続きの応援のお願い
2019年3月25日、本プロジェクトの目標金額を達成いたしました。
たくさんの御寄附ならびに温かい応援のメッセージをいただき、厚く御礼申し上げます。
3月24日には、北海道日本ハムファイターズ様から球場の復旧のために御寄付をいただきました。
札幌ドームで行なっていただきました贈呈式では、稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)から目録と激励のお言葉をいただいてまいりました。
誠にありがとうございました。
現在、安全にプレーができるようにグラウンド等を整えるため、復旧方法について具体的な検討を進めているところであります。皆様方よりいただきました多大なご支援を活用させていただき、子どもたちに笑顔と日常を届けるため引き続き努力してまいります。
目標金額は達成しましたが、寄附の受付は3月31日まで行なっております。目標金額を上回りいただいた寄附金につきましては、本プロジェクト事業費の一部として活用させていただきます。
引き続きの応援、よろしくお願い申し上げます。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
北海道日高町

北海道日高町は、平成18年の2町による合併により日高山脈の麓から、日本一の清流に認定された「沙流川」によって太平洋まで繋がる約60㎞離れた飛び地となっており、一年を通じて「山・川・海」の景観や地元でとれる「ししゃも・たこ・やまべ」をはじめとする自慢の食材を、訪れる方々に楽しんでいただいております。また、日高町は競走馬の産地として知られており、沿線の美しい景観と愛らしい馬の親子を合わせてご覧いただけます。ぜひ日高町にお越しいただき、日高だけの魅力を感じていただきたいと思います。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。