楽しめる宿場町を作りたい!「空き蔵」リノベーションプロジェクト

福井県若狭町 福井県若狭町

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寄附募集期間:2018年12月20日~2019年3月11日(82日間)

寄附金額
450,000
支援人数
17
達成率
22.5%
目標金額
2,000,000円
終了まで
53日 / 82日

福井県若狭町

プロジェクトオーナー

このプロジェクトは、日本遺産に認定されている、鯖街道・熊川宿でのチャレンジです。
日本の歴史的な町並みが残る熊川宿は、現在まで続く住民、行政、専門家による保存と修景の取り組みによって守られてきた風景です。一方で、空き家の増加と高齢化という課題を抱えた地域でもあります。この素晴らしい景観を残すには、空き家を利活用し、ここでの暮らしが持続的なものにならなくてはなりません。新たな人の流れと雇用を生み出すために、築160年の建物の蔵を宿泊施設へとリノベーションします。

福井県若狭町

若狭町は、若狭湾と山々に囲まれ、雄大な自然に恵まれた地域です。近畿、中部エリアから1~2時間と比較的近く周辺都市からの距離感も良い場所です。
若狭町には、ラムサール条約登録湿地であり、年代測定の世界標準のものさしとなった「年縞」が見つかるなど注目されている三方五湖や、フグ・カニといった海産物が豊富な若狭湾は、夏場の海水浴以外にもカヤックなどのマリンスポーツも人気があります。
そして本プロジェクトを実施する熊川宿は、日本海で水揚げされた豊富な海産物を奈良や京の都へと運ぶ鯖街道最大の宿場町でした。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

年末年始の寄附受付期日について

若狭町では、年末年始の寄附受付期日を、以下の様に設けております。
各期限を必ずご確認いただけますよう、よろしくお願いいたします。

【年末年始の寄附受付期日】
クレジットカード決済・ドコモ払い・auかんたん決済/au WALLET・ソフトバンクまとめて支払い・Amazon Pay
2018年12月31日23時59分まで申し込み受付けます。
12月31日23時59分までに決済されたものは2018年の寄附金として処理します。

【ワンストップ申請書の送付について】
2018年12月27日までの寄付分については年内に発送します。
それ以降は2019年1月4日以降の発送になりますので、ご注意ください。

歴史ある鯖街道の景観を子ども達に残すために

空き家活用の取組を加速させたい

若狭町は福井県の南部に位置し、近畿・中部エリアから1~2時間と比較的近く、日本海側では珍しい大規模なリアス式海岸である若狭湾に面しています。この豊かな漁場で水揚げされた鯖を京の都へ運んでいたことから鯖街道と呼ばれる道がいくつもあります。
この鯖街道の中でも特に栄えていた宿場町の一つが熊川宿です。平成8年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、平成27年には日本遺産第一号に認定されるなど、専門家、地域住民、行政の協働による町並み保存活動が評価されています。

素晴らしい町並みが評価される一方で、熊川宿は町内でも高齢化率が高く空き家の多い地域となっており、約100戸ある住宅の中でも30戸以上は空き家となっています。人が住まなくなった家は、瓦が落ち、ガラスが割れ、年数が経てば家が傾いてきます。人が住むことで保たれてきた町並みは、空き家問題に直面しています。
しかし近年、美術館、シェアオフィスがオープンするなど、空き家を利活用した活気ある取り組みが始まっています。このような取り組みが新たに進むことで、この町並みが次世代の子ども達へと引き継がれていくことが私達の想いです。そのためのご支援が必要になっています。

 

蔵を活用した新たな交流拠点作り

移住希望者、長期滞在者など、多様なニーズに対応する

母屋は喫茶や宿泊施設として地元住民のみなさんが活用しています

旧逸見勘兵衛家という、熊川宿唯一の宿泊施設があります。この施設は「建物絵図面」により、江戸時代末期、安政5年(1858)に建てられたことが分かっています。熊川村の初代村長逸見勘兵衛、またその子息で伊藤忠商事二代目社長となった竹之助の生家でもあります。
3カ年をかけて改修修理が行われた後、平成10年から一般公開されています。熊川宿の町並み保存において、この施設は、長く空き家となっていた古民家を住みよい家にできることを実証したモデルとして位置づけられており、常に熊川宿の町並み保存の中心的な役割を担ってきました。
現在は「熊川おもてなしの会」という地域住民のグループが宿泊と喫茶事業を行っています。

今回のプロジェクトは、この施設の蔵を新たに宿泊施設へとリノベーションします。移住希望者、長期滞在者等これまでにない客層の滞在を可能にします。
定員2名、一組限定の小規模な宿になりますが、外観と内装は蔵の雰囲気を残しつつ、1階にはシャワールーム、トイレ、簡易キッチンを、2階にはベッドルームを整備します。
今後は熊川宿の活性化を目的とした法人を設立後、熊川宿おもてなしの会と連携して運営する予定です。

【1階】シャワールーム、トイレ、洗面台、簡易キッチン
【2階】ベッドルーム

 

楽しめる宿場町を作るために

交流事業や地域の自然資源を活かしたプログラム

私が初めて熊川宿を訪れたとき、まわりの自然が不思議と綺麗に見えたので、宿場町散策後は森や河原を散歩していました。最近になって、歴史的町並みと周辺の自然景観とがうまくなじんでいて、その結果として自然が素敵に見えたのだと気づきました。建物の色、宿場内を流れる川、青々とした森林。宿場町として今に続く人の営みと、この町並みを維持、復元しようと頑張ってこられた地域の方々の努力によって、周辺の自然も含めた素晴らしい宿場の景観が育まれてきたのだと思います。
しかし、周辺の竹薮は枯れ、土砂崩れが起こり、台風によって杉林は荒れはじめています。そして、宿場内には空き家が目立ち始めています。

植物から香りを取り出して、暮らしの中で楽しむアロマプログラム

私は今、地域の方々と熊川宿の活性化を目的とした新しい法人の設立を準備しています。空き家の解消、移住者の受入、そしてこの素晴らしい景観を次世代に残すことを目指します。このプロジェクトによって、蔵が新たな滞在拠点となり、移住希望者、長期滞在者等これまでにない客層の滞在が可能となります。人が住み、人が行き交い交流することで守られてきている宿場町の景観を残すための第一歩です。平行して自然素材を活用した体験プログラムの開発も行っています。

熊川宿では、授業の一環で子供語り部が行われています。将来子ども達がガイド役となり、誇らしげにこの町の魅力を旅行者に語る姿を見てみたい。「ここは素敵なところだね!」と言われると自分の事のように嬉しくなるような、これからの熊川宿を担う次世代のためのプロジェクトです。

■本格的な運営までのスケジュール

【2018年】
12月:蔵の改修図面作成

【2019年】
1~3月:改修工事の実施
5~6月:追加の備品購入
   試験運用開始
8~9月:本格的な運用開始

 

事業に携わる方の思い

若狭町総合戦略課 課長 泉原 功

■熊川宿の新たな滞在拠点に期待!

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熊川宿の魅力は、何といっても鯖街道を象徴する宿場町の景観です。これまでに住民、行政、専門家などたくさんの方の努力によって国内でも有数の町並みの保全・復元が行われています。この功績により、熊川宿は多くの旅行者が訪れる一方で、滞在する拠点の整備があまりできていませんでした。
今回のプロジェクトによって、蔵が宿泊施設となり、移住希望者等の長期滞在が可能となれば、住民との交流が増え、熊川宿の魅力も伝わるに違いありません。今回のプロジェクトによって、熊川宿のファンが増え、多くの方々に滞在していたけるようになることを期待しています。これを機会にぜひ一度熊川宿にお越しください。

熊川宿おもてなしの会

■熊川宿のよさを多くの方に伝えたい

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私達は熊川宿の来訪者が心地よく過ごせるためのおもてなしや、住民との交流の場を工夫することを目的に活動しています。平成19年に設立して以来、熊川宿の住民が中心となって、旧逸見勘兵衛家での喫茶事業と宿泊事業を行っています。昔から「熊川葛」はブランドとして有名で、喫茶では葛まんじゅうが人気です。宿泊事業でも鯖街道の宿場町らしく焼き鯖を使った夕食でおもてなししています。
今までにたくさんの方々をお出迎えして来ました。このプロジェクトをきっかけに、熊川宿の素晴らしい景観を見にお越し頂ければ嬉しいです。その際には、ぜひ熊川宿や旧逸見勘兵衛家にお立ち寄り下さい。一同心よりお待ちしております。

彫刻師の新野 佑一さん

■熊川宿の魅力をもっともっと伝えていきたい

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熊川宿に住み、彫刻師として熊川宿に工房を構えています。旅行者の方が気軽に立ち寄れるよう、工房を見学できるようにしています。作品は完全に受注生産で、一つ一つを手作業で作っています。また彫刻を身近に感じてもらうため、月に2回の木彫り教室も行っています。今後は熊川宿の土産物の開発や旅行者への体験型の木工教室なども考えています。このプロジェクトをきっかけに、熊川宿に興味のある人が増え、少しでも木彫り作品や木工製作の魅力をお伝えできればと思います。その際にはぜひ熊川宿の木材を使った木工教室を体験して頂きたいですね。

シェアオフィスを運営する㈱DEKITAの金光 さくらさん

■美しい町並み、温かい住民のみなさんが魅力です

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私は築130年の商家をリノベーションしたシェアオフィスの運営を担当しています。美しい町並みが有名ですが、まちづくりに熱心な住民のみなさんは気さくで温かく、毎日楽しくお仕事をしています。
今はシェアハウスの運営以外に、古くは宿場町として栄えた熊川宿の歴史を受け継ぐ新しい宿泊施設事業を計画しています。
まだまだ少ない海外からの旅行者など、これまで熊川に来たことがなかった方にも熊川や若狭の魅力が伝えられるような宿にできたらと思っています。

 

住民の声

若狭熊川宿まちづくり特別委員会 宮本 哲男さん

■次世代につなげるための持続的なまちづくり

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私達は熊川宿の住民が主体となって、熊川宿の歴史やお店の紹介といった情報発信、フォーラムの企画、全国の町並み保存団体とのネットワーク作り等に取り組んできました。熊川宿では、住民、行政、専門家が一丸となって町並み保存に取り組んできた結果、素晴らしい景観をご覧いただけます。また、毎年10月に開催している熊川いっぷく時代村は、住民参加型の実行委員会形式で、地域を挙げて実施しており、毎年15000人の方にお越しいただいく一大イベントとなっています。

一方で、空き家や高齢化という課題を抱えています。私達はHPで空き家情報の発信や、移住希望者のご案内等を行っていますが、町外からの移住者が少しずつ増え、また近年では古民家を活用したシェアオフィスもオープンし、京都の呉服屋や山岳ガイド会社が事務所を構えています。このような新しい住民をお迎えすることが、持続的なまちづくりに繋がると考えています。

蔵を改修し、新たな滞在拠点を作るというこのプロジェクトを応援しています。新たな発想で行われるこれからの熊川宿のまちづくりが楽しみです。

 

皆様の応援をよろしくお願いします

一緒に宿場町を未来に残していきませんか?

このプロジェクトに興味をお持ち頂きありがとうございます。
私は地域おこし協力隊として2016年に若狭町に移住しました。熊川宿に通ううちに、町並みと周辺の自然景観、ここで暮らす方々のファンになりました。

熊川宿はとても良いところであり、課題の多い地域でもあります。このプロジェクトで行う蔵の改修は、それほど大規模な改修でもなく、派手さもあまりありません。しかし、地域が変わっていくのだとすれば、こういった小さな変化の積み重ねなのだと思います。
鯖街道という人々が行き交っていた場所に、皆様からの応援によって、新しい街道文化の芽が育てたい。
熊川宿のみならず、若狭町は自然、食が魅力的な町です。若狭町へお越し頂き、ぜひ改修された蔵にお泊りください。皆様の応援を、どうぞよろしくお願い致します。

SNSで活動報告を発信中!

 

お礼の品ご紹介

鯖街道、熊川宿ならではのお礼をご用意しました。