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  • 旧南間ホテルには、天皇陛下が「終戦の詔書」の玉音放送を聞かれた「御座所」の間が今に残ります。その御座所の前に「平和のギャラリー」を整備し、広く公開してまいります。

旧南間ホテルには、天皇陛下が「終戦の詔書」の玉音放送を聞かれた「御座所」の間が今に残ります。その御座所の前に「平和のギャラリー」を整備し、広く公開してまいります。

栃木県益子町 栃木県益子町

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寄附募集期間:2018年11月12日~2019年2月9日(90日間)

寄附金額
66,000
支援人数
9
達成率
1.9%
目標金額
3,500,000円
終了まで
59日 / 90日

栃木県益子町

プロジェクトオーナー

平成28年に益子町へ寄贈された建築物「旧南間ホテル」があります。
旧南間ホテルは明治15年創業、天皇陛下が皇太子時代の学童疎開時に滞在されていた建物です。その当時、皇太子が「終戦の詔書」の玉音放送を聞かれた「御座所」の間が今に残ります。天皇陛下が日本の歴史の大きな転換期を迎えられた唯一無二の場所である御座所を「平和学習の拠点」とし、あわせて「平和のギャラリー」を整備いたします。その歴史ある建築物を大切に守り、途切れることなく次世代に繋いでいきながら宿泊施設としてみなさまにご利用いただくため、2019年の開業に向けて改修をしております。

栃木県益子町

益子町は、広大な関東平野が終わり、北へ連なる山々が始まる場所に位置します。四季折々の豊かな自然と、八溝山系の里山に育まれたこの土地では、焼き物の原料となる良質の陶土を産出します。掌で包むと、土のぬくもりがじんわりと伝わってくる焼き物は、”益子焼”として日本のみならず、海外にも知られるようになりました。また民藝運動の拠点として、昔から町内外の陶芸家を受け入れてきた進取の気性に富む土地柄も大きな魅力です。長い間培われてきた歴史と文化、豊かな自然に触れるたび、益子の奥深さを味わうことができます。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

平和の尊さを伝えたい

「平和のギャラリー」を整備いたします

南間ホテルは、明治15年創業。栃木県日光市に建築され、天皇陛下が皇太子時代に戦時中の疎開先として滞在されておられました。そこで終戦を迎え、「終戦の詔書」の玉音放送をお聞きになられております。

日本の歴史と価値観が大きく変わった貴重な1ページがここに残されています。戦後73年。戦争を経験していない戦後世代が8割になった今、戦争体験の風化から平和意識が希薄になってきています。私たちが今こうして平穏に過ごせることへの感謝と平和の尊さをあらためて多くの人たちと考え、話合い、伝えていくことが大切なのではないでしょうか。

南間ホテルは昭和48年に益子町へ移築され、平成28年に、所有者の方より「この歴史的建築物を後世に残したい」という意向があり、益子町が寄附を受け、再び宿泊施設として維持していくための改修をしております。

天皇陛下が玉音放送を聞かれた「御座所」については、その趣きを残したまま整備し、その御座所までのアプローチに「平和のギャラリー」を設け、平和学習の拠点として多くの方に開放してまいりたいと考えております。

今回はその「平和のギャラリー」の整備に関して、みなさまのご支援をお願いするものです。

 

忘れてはいけない歴史を伝え繋いでいくこと

「御座所」の間にて何を思うのか。

まずは、旧南間ホテルという建物から感じていただきたいことがあります。
旧南間ホテルは古い木造の建物で、その趣を残したまま改修しておりますので、最新のお宿とは少し違います。

一つに、各客室の「防音」がされておりませんので、歩く音、話し声、水音などが防ぎきれません。それを含めて、この館では人に思いやりを持っての少しの我慢と、相手を気遣うやさしさを養っていただきたいのです。

二つに、「寒いこと暑いこと」です。空調はありますのでそれほどの居心地悪さはありませんが、冬の寒さや夏の暑さを、旧南間ホテルが使われていた時代の昭和らしく、田舎らしく、過ごしていただきたいと思います。冬には暖をとり、夏には暑さをしのぎ、その風情を楽しみながら、お過ごしいただきたいと思います。

そして、天皇陛下が「終戦の詔書」の玉音放送を聞かれた「御座所」、その御座所までのアプローチに整備します「平和のギャラリー」については、宿泊者だけでなく、多くの方にお越しいただき、その当時ここで天皇陛下がどのような思いで玉音放送を聞かれたのか、それぞれの平和への思いを感じていただきたいのです。

平和のギャラリーには「終戦の詔書」に関する資料や、戦中・戦後の事実を伝える国内外の新聞記事などの掲示や、映像を使った平和教育の情報発信など、平和について考えることのできる場所として使わせていただく予定です。
また、語りべの方に終戦当時の史実を伝える講話をいただき、それを記憶として継承していける学習の場としたいと考えていおります。

 

郷土を愛する

子どもたちに伝えられること。大人たちがすべきこと。

「旧南間ホテル」は奥日光から益子町に移築され、根を下ろし、静かに時を刻んでまいりました。 
そして来年、再び開業をいたします。

~益子で暮らす私たちも、ここで考え学ぶのです~

終戦当時の史実を伝えること。そのとき私たちの住む益子町は、どのような暮らしをしていたのか。どんな遊びをしていたのか。どんな事が楽しかったのか、そして苦しかったのか。その時代、益子の歴史や文化がどう動いたのか、とか。

この土地で生まれた文化へ興味を持つことで、郷土への愛情を育み、
この土地で生きることに感謝し、次の世代に何を残せるか自らに問いかけてみる。

わたしたち一人ひとりがそんな気持ちになれたら、旧南間ホテルが益子町にある大きな意味をなしてくると思うのです。

■御座所・平和のギャラリーで開かれる展示・講話(予定)

・「終戦の詔書」に関する資料や、戦中・戦後の事実を伝える国内外の新聞記事などを掲示いたします。
・終戦当時の史実を伝える講話をいただき、それぞれの平和を考えてまいります。
・町内小中学生の平和学習の場として、ワークショップを開催してまいります。

■2019年開業に向け

益子の里山に映える建物整備を進めてまいります

事業実施のスケジュールです。2019年の開業を予定しております。
2016年 建物改修1期工事(基礎補強ほか)
2017年 建物改修2期工事(客室整備ほか)
2018年 建物改修3期工事(平和のギャラリー整備ほか)
2019年 宿泊施設開業

益子の里山に映える建物整備を進めてまいります

 

周辺の観光スポット

旧南間ホテル周辺についてご紹介します

■陶器市

益子焼は江戸時代末期、笠間で修業した大塚啓三郎が益子に窯を築いたことにより始まったとされております。そして、鉢、水がめ、土瓶など日用の道具の産地として発展してまいりました。大正時代末期になると、濱田庄司がこの地に移住し「用の美」に着目し民藝運動を推めるかたわら、地元の工人たちに大きな影響を与え、益子焼は「芸術品」としての側面も持つようになり、「陶芸の里ましこ」の今に繋がっています。

1966年(昭和41年)に始まった益子陶器市は、毎年春・秋に開催され、約60万人の方が訪れる益子最大のイベントとなっており、期間中は販売店約50店舗に加え、約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、美術品などが並び、訪れる方の目を楽しませてくれています。陶芸作家や窯元の職人さんたちと直接会話を楽しめるのも陶器市の魅力です。

■ひまわり・コスモス

8月には約10ヘクタールの「ひまわり畑」が出現し、一面鮮やかな黄金色のひまわりが咲き誇ります。10月には、秋の装いを見せる里山に囲まれて約11ヘクタールの「コスモス畑」が繊細で色鮮やかに、田んぼを埋めつくします。

わたしたちは、一年を通して花で包まれた美しいまちにすることで、益子に住む誰もが心豊かな生活を送り、益子に訪れる方を笑顔でおもてなし出来るよう「ましこ花のまちづくり」を進めております。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

■土祭

益子町という地は、広大な平野(関東平野)が終わり、北へ連なる山々が始まる場所です。そこで土を耕し、土を捏ね、手仕事がすこやかに営まれてきた土地であり、暮らしの中に美を見いだす民藝の精神が磨かれてまいりました。

こうした暮らしの中で、土祭は「益子の風土、先人の知恵に感謝し、この町で暮らす幸せと意味をわかちあい、未来につなぐ。」その想いから始まった祭りです。
土祭期間中は、町内各所に地域資源を生かしたアート作品の展示や、地域の習わしの体験等を通じて「益子ならではの文化」を問い続けております。

 

事業に携わる方の思い

益子町 町長 大塚 朋之

■歴史を風化させないために、次世代へ残せるもの。

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旧南間ホテルは天皇陛下が日本の歴史の大きな転換期を迎えられた唯一無二の建物です。また「平和国家建設」の原点とも考察される御座所がある場所です。

益子町はこの建物を、町の宝としてだけではなく、広く日本国民の宝としてその価値を発信し、多くの方々と共に再建し、共に次世代へ継承して参りたいと考えております。

この建物の歴史的価値について、たくさんの国民の皆様にご賛同をいただけますよう、心からお願い申し上げます。

益子かたりべの会 日渡 君江さん

■物語のある町に住むこと。

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益子かたりべの会は、益子町に昔から伝わる昔話、民話などを言葉にして伝えてまいりました。ここに暮らしてきた人の思いや、当時の風景や歴史を顧み、何かを感じていただけたらと日々つとめております。

益子界隈には古いお寺が多く、その寺社に関わる歴史上の物語や伝説、それに古くからある風習などが今に伝わっております。その中にはあまり知られていないものや埋もれてしまっている言い伝えもありますので、それを無くさぬよう語り繋いでまいりたいと思っております。

そんな中、聞き手の方から「あのお寺にはこんな物語があったんですね。」とか「あのお地蔵さんにはそんな言い伝えがあったんですね。」という感想をいただくことがあります。今まで何気なく通り過ぎていた道に立ち止まり、何かを感じてくれていることがとても嬉しいです。

旧南間ホテルが開業してからは、御座所の間での「かたりべ」講演会など予定しております。
わたしたちは、この御座所の間で「かたりべ」をさせていただくに際し、その歴史を平らに理解し、やさしく伝えていけたらと思っております。

 

寄附者のみなさまへ

益子町からのメッセージ

平和のギャラリーにおいては、平和学習の場としてたくさんの方に足をはこんでいただきたいと思っております。そして、この学びの宿から種を落とし、次の世代で実をつけていけるような、未来に繋げる拠点になれればと思っております。
本プロジェクトへのご支援について、どうぞよろしくお願いいたします。