西伊豆の漁業を元気にしたい! 稚貝・稚魚の放流事業(2年目)
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 4,822,000円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 160.7%
- 支援人数
- 319人
- 終了まで
- 受付終了
静岡県西伊豆町(しずおかけん にしいずちょう)
寄付募集期間:2018年10月1日~2018年12月31日(92日間)
静岡県西伊豆町

西伊豆町は、カツオやマグロの遠洋漁業の基地として栄える港町として有名でしたが、少子高齢化や時代の流れと共に漁業の衰退が進み、現在の西伊豆町は観光に特化した産業形態となりました。今後も若者が町に住み続けられる環境づくりや、町の特色を生かした産業づくりの観点から、漁業就労者の維持は大変重要で、漁業の賑わいを創出することが課題となっています。このGCFプロジェクトは2年目で、集めた寄附金は、稚貝や稚魚の放流事業に使われます。プロジェクトを通じて、漁獲量の増加だけでなく、漁業活性化に伴う後継者の育成や釣り客の誘致を通じた宿泊客数の増加が期待されます。
西伊豆の漁業の賑わいをもう一度!
漁業の基地として栄える港町を取り戻す

西伊豆町は急峻な天城山があります。海の中も同じように起伏に富んだ岩礁帯が多く、駿河湾は古来より魚介の生息に適した土地です。
かつて西伊豆町は、カツオ・マグロを追い求める遠洋漁業の基地として栄える港町でした。
近海でも多くの海女さんが漁を行っていましたが、少子高齢化や時代の流れと共に漁業の衰退が進み、現在の西伊豆町は観光に特化した産業形態となっています。
これからも若者がまちに住み続けられる環境づくり、町の特色を生かした産業づくりの観点から、漁業就労者の維持はとても重要で、漁業の賑わいを創出することが課題となっています。
稚貝、稚魚の放流を行い漁獲量を増します
寄附金が、西伊豆町に戻ってくる魚や貝になる
種苗放流は、これまで漁協が一部の海域で行っていますが、少ない放流量の効果測定は難しい状況です。
そもそも、放流事業は放流したものを獲って得た資金の一部を次の放流に使うというサイクルが理想ですが、稚貝・稚魚は放流すると無主物(所有者のいない物)となり、受益者の定義づけが不明確でサイクルをまわすことがとても難しい事業です。
■稚貝の放流

この度のGCFは、町が事業主体となり漁業振興に共感していただける皆様からの寄附金を使って、放流場所や放流数を見直しつつ漁獲量の増加させ、ひいては漁業の活性化を目指すという新たな取り組みになります。
獲れたアワビを次の「ふるさと納税お礼の品」として提供してもらうことで、アワビの安定供給にも期待できます。
■ヒラメも放流します

種苗放流サイクルの観点からみると魚の放流は非常に効率が悪い事業です。それは、釣り客が持ち帰る量が多く、漁師が水揚げする量は少ないという現状があるからです。
西伊豆町は、ふるさと納税を通じて誘客を推し進めており、釣りを含めた「体験観光」にも力を入れていますが、ヒラメに関しては水揚量の増加はもちろんですが、将来的に遊漁船の活性化もできればという狙いもあります。
新たな挑戦にご協力ください

もし、ふるさと納税で漁獲量を増やし、獲れたアワビをふるさと納税のお礼の品としてお届けするというサイクルが確立できれば、漁業者も町も皆が元気になることができるでしょう。
自然が相手の漁業、リスクの高いことにお金を出すことの難しい行政ではありますが、何事もやってみないと始まらない。稚魚・稚貝放流になりますので、成果が表れるのは数年後になります。今後の西伊豆町の変化にご期待ください。
プロジェクトの目標
このプロジェクトの目標は大きく分けて3点あります。
・放流することによって生息数を増やすことで漁獲量の増加を狙います
・漁業関係者のやる気を掘り起します。ひいては後継者の育成につなげます
・釣り客の増加によって、宿泊客数を増やすことで町全体を元気にします
稚貝・稚魚の放流事業のスケジュールは以下の通りです。
・平成31年3月 ・・・クロアワビ(20,000個)の放流
・平成31年5月 ・・・ヒラメ(10,000尾)の放流
お礼の品一覧
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[GCF放流事業]福由丸直送「駿河湾のタカアシガニ」【本州限定発送】
20,000円
- 蔵
申込:漁期が12月~2月です。12月から随時発送いたします。
配送:本州限定。指定日配達不可 ※生鮮食品ですので配送前に必ず事業者からお電話を入れさせていただきます。
アレルギー表示:カニ
【指定日配達不可商品】駿河湾で漁獲され、西伊豆町の田子漁港で水揚げされる世界最大のカニ「タカアシガニ」を“生”の状態でお届けします。 鮮度の良いタカアシガニをしゃぶしゃぶパーティーなどでお召し上がりください。 ◇賞味期限:約2日間(冷蔵)※生の状態で配送しますので、お早めにお召し上がりください。 ◇提供:福由丸
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[GCF放流事業]伊豆漁協直送「獲れたて活きイセエビ」
30,000円
- 蔵
申込:2018年10月1日~
配送:決済から14日前後で発送 ※獲れたてを生きたままお送りしますので、漁の状況で遅くなることがあります。
アレルギー表示:エビ
寄附金の使い道が「西伊豆の漁業をふるさと納税で応援! ~稚貝稚魚放流プロジェクト~」限定のお礼の品! 刺し網で漁獲されたイセエビを期間限定で活きたまま漁協から直送します。バーベキューやパーティーなどの目玉になること請け合いです。
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2019年05月16日 14:57
事業実施のご報告(ヒラメ1万尾を放流)
令和元年5月13日、クラウドファンディング の資金で購入したヒラメ1万尾を放流しました。
西伊豆町の少子高齢化は深刻で漁業者の年齢も非常に高くなっていますが、参加者は皆笑顔で元気に協力していただきました。
ご寄附いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。
放流した魚が大きくなって、さらに町民が元気になれますことを願ってやみません。
稚魚・稚貝放流事業は、効果検証のためにも継続事業として実施してまりますので、今後もご支援をお願いいたします。
なお、次回の募集は10~12月頃を予定しています。もっと見るまだコメントはありません
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2019年03月01日 08:48
プロジェクトの進捗報告
平成31年2月13日、クラウドファンディングの資金で購入したクロアワビ2万個を、漁協、漁業者、ダイバーの皆様の協力により放流しました。近年は、全国的にアワビの不漁が続いています。
今回放流したアワビを大切に育て、再びふるさと納税のお礼の品として皆様の元にお届けできることを関係者一同願っております。
稚魚・稚貝放流事業は、効果検証のためにも継続事業として実施してまりますので、今後もご支援をお願いいたします。なお、ヒラメの放流は5月を予定しています。もっと見るまだコメントはありません
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2019年01月10日 16:32
ご寄附いただきました皆様へ
皆様のご協力により、目標金額を達成することができました!
漁業の活性化に賛同していただける方がこんなにたくさんいてくれることが心強く、勇気をもらえました。心よりお礼申し上げます。
目標金額を超えてお寄せいただいた寄附金は、翌年度以降の放流事業に活用させていただきますので、引き続き皆様のご協力をお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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2018年12月10日 13:25
目標金額達成の御礼
全国の皆様からのご支援により、予定より1ヶ月も早く目標金額を達成することができました!
漁業の活性化に賛同していただける方がこんなにたくさんいてくれることが心強く、勇気をもらえました。心よりお礼申し上げます。
募集期間は平成30年12月31日まで継続します。目標金額を超えてお寄せいただいた寄附金は、翌年度以降の放流事業に活用させていただきます。
引き続き皆様のご協力をお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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静岡県西伊豆町

西伊豆町は、伊豆半島の西海岸中央に位置し、西に駿河湾、東に急峻な山並みの天城山系が連なっています。伊豆半島ジオパークとして堂ヶ島温泉や自然景観にも恵まれ、駿河湾に沈む夕陽はまちの誇りです。
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