• TOP
  • 過去実績
  • 発災時、迅速に支援に繋がる体制作りを構築したい!

発災時、迅速に支援に繋がる体制作りを構築したい!

カテゴリー:動物 

main_img

寄付金額 865,100

86.5%

目標金額:1,000,000

達成率
86.5%
支援人数
106
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2024年1月5日~2024年3月4日(60日間)

佐賀県NPO支援 × (認定)特定非営利活動法人 日本レスキュー協会

プロジェクトオーナー

2024年1月1日16時10分頃、石川県能登地方で最大震度7の強い地震が起きました。
お正月をふるさとで過ごしている人や旅行中の人など、さまざまな状況で被害に巻き込まれた方々が多数おられます。
日本レスキュー協会では、同日20時過ぎに救助犬チームが犬2頭と佐賀県支部職員を含む隊員5名、被災ペット支援チーム隊員2名で兵庫県本部を出発し、救助犬と連携した捜索やペットを同行して避難された方の支援を続けております。
当協会では、2023年7月に九州北部と中国地方を中心に発生した豪雨災害においても、発災後すぐに災害救助犬チームが現地で救助活動、動物福祉チームが被災された飼い主さんとペットに対しての支援、佐賀県支部においては、ペット同行避難所の開設を行いました。
近年、災害の規模は大きくなるばかりで、頻度も上がっています。昨年、そして今回の災害によってこれまで以上に災害に対する心構えが必要になっていると改めて痛感しました。
日本レスキュー協会では、次の災害への備えを先手を打って進めたいと考えています。

能登半島地震での活動

2024年1月1日16時10分頃、石川県能登地方で最大震度7の強い地震が起きました。
お正月をふるさとで過ごしている人や旅行中の人など、さまざまな状況で被害に巻き込まれた方々が多数おられます。
日本レスキュー協会では、同日20時過ぎに救助犬チームが犬2頭と佐賀県支部職員を含む隊員5名、被災ペット支援チーム隊員2名で兵庫県本部を出発し被災地を目指しました。
翌1月2日に石川県で活動を開始し、被害の大きい珠洲市をはじめ、羽咋市や中能登町などで救助犬と連携した捜索や、ペットを同行して避難された方の支援を続けております。
一刻も早く行方不明の方がご家族のもとへ戻れるように、また、不安な避難生活を送られているペットやその飼い主さんに寄り添う支援をこれからも継続して行ってまいります。
私たち日本レスキュー協会の活動が円滑に進むよう、どうかお力をお与えください。

九州圏域での災害支援をより活発に!

被災者・被災地にいち早く寄り添える存在に

九州圏域での災害は、毎年のように頻発し、規模、深刻度ともに増しています。
災害は、出水期以外にも起こりえます。日頃からの備えが運命を分けるかもしれません。

日本レスキュー協会では、被災者、被災地にいち早く寄り添い、一日でも早く安心した生活を取り戻せるお手伝いをすべく、平時から訓練や啓発など迅速に対応するための取り組みを続け、災害に備えています。

2023年7月の豪雨災害でも、佐賀県支部を拠点としてさまざまな活動を行いました。
その中でも、ペット同行避難所に関しては期間中で計3回の開設・24時間体制の運用を行い、近隣のペットを飼っている避難者に対する受入れ対応を実施しました。
昨年の災害に限りませんが、災害時のペットのお困りごとを聞き取りしていると

「ペットがいるから避難しなかった」
「ペットのことで困っているとSOSを出してよいと思わなかった」

といった声をよく耳にします。
緊急時、まだまだ人間の暮らしが優先され、動物のことは二の次になる雰囲気があると思いますが、ペットは大事な家族です。
被災して、生活再建していく中でもお互いに欠かせない存在ですから、私たち日本レスキュー協会も被災された方の「一緒に避難、一緒に復興」の形を支えられるための実行力を身に着けたいと考えています。

飼い主さん、ペットの命を守れますか?

ペット同行避難所の開設・ペット支援の実施

【ペット避難所MORE WANの開設】
災害で自治体からの避難情報が出されるタイミングで、佐賀県杵島郡大町町の拠点施設「MORE WAN」はペットと入れる民間避難所を開設します。
この避難所は、避難情報が解除になるまで、24時間体制で運営しています。
現在MORE WANでは3名ほどのスタッフで交代しながら対応しており、地震や、甚大な被害が出て避難が長期化するような災害が起きた場合に対して、避難者が安心して過ごせるような体制の整備を進める必要性を感じています。
そこで、避難所運営を円滑に行うためのチームを組みます。日本レスキュー協会では、佐賀県への進出後に数度の災害を経験し、支援を通して九州圏域のさまざまな団体と横のつながりを持ってきました。その協力関係にある団体と一部協働して、避難所運営を行います。具体的には、信頼できる関係者に災害時のみ臨時スタッフとして加わってもらい、避難者がペットを連れて長期滞在することになっても耐えうる体制を構築します。

【ペット支援について】
日本レスキュー協会では、発災直後に被災地へ赴き、飼い主の皆様へ「ペットのお困りごと」を尋ねる「ニーズ調査」を実施しています。被災直後は、避難することで精一杯の方が多いのですが、徐々にペットについてお話ししてくださる方が増えてニーズも集まってきます。2023年7月の豪雨災害でも、ペットケージが流されてしまった、ペットシーツなど消耗品やフードが水に浸かってしまい足りないなどさまざまな声が寄せられ、ペット支援チームは物資を調達して個人に提供したり避難所に交渉して物資の置き場所を設けていただいたりしました。昨年の災害では土石流が発生し、避難時に首まで浸かったワンコもいたそうです。人間だけでなく、ペットも怖い思いや不便な状況に晒されています。そのような非常時に、少しでも安らげる環境、食欲が出るようなフードなどが提供できたらとの思いで活動しています。

寄付金の使い道

いただいた寄附金は、主に以下のように活用させていただきます。

①ペット避難所の運営に掛かる経費(備蓄品の調達費、水道光熱費、人件費等)
②ペット支援における経費(支援物資の調達費、交通費、人件費等)

【目標金額以上に寄附が集まった場合・達しなかった場合の寄附金の取扱い】
昨年、そして今回の災害を経験して災害への対応は一刻も早く動き出すべきと改めて感じました。
そのためには活動資金が必要になります。災害は、突発的に起きる場合も多いため、発災後に資金の準備を始めていては迅速に動けません。
いただいた寄付金は、「次の災害にいち早く対応できるため」に積み立てさせていただければと考えています。

災害に負けない!みんなで乗り越えよう。

ペットがいるから、頑張れる。

災害の全てを避けることはできないかもしれませんが、被害を少しでも軽減することは日頃の備えや防災知識を持つこと、家族や近隣の人との連携で叶うはずです。

日本レスキュー協会では、平時から住民の皆様が防災の意識を高めるための啓発などを続けています。
もっとペット同行避難が知られること、この取り組みをモデルケースとして他地域に広がっていくことで「有事の際でもペットと一緒なのは当たり前」となる共生社会を目指しています。
昨年の災害でも、みんな大変なんだから、ペットのことを言い出せない、自分で解決しなければと思っていたとの声が多く聞かれました。

ペットも大事な家族です。一緒に避難し、支え合って復旧復興を目指していく。日本レスキュー協会は、そのお手伝いを引き続き行っていきます。

災害が起きる前に備えたい

迅速に対応できる実行力を身につけるには

災害が起きた時にペットも人も困らないように備えておくことが大切です。
普段から緊急時の避難所の確認、ペット用を含めた防災グッズの準備、ペットのしつけなど備えるべきことはたくさんあります。
ペットを飼っているために避難することが出来ない、ペットだけあるいは一緒に被災してしまうということがあってはなりません。
まずは命を守る行動を取るために、1人1人が災害に対しての危機意識を持っていただきたいと考えています。

佐賀県支部MORE WANでは、ペット同行避難所として運用していくだけでなく、ペットと一緒に避難する為に必要な準備、しつけ教室や講習会・セミナー等を実施し、ペット防災に関する普及・啓発活動を行なってまいります。
ペットとの避難の普及は各自治体や行政だけでの課題ではなく、ペット飼養世帯の方々が飼い主の責任で行うしつけやマナー、準備が必要です。
日頃から防災意識を持ち、ペットの命は飼い主さんの責任で守るということを再度認識していただきたいと考えています。
MORE WANでのペット同行避難所の取り組みが1つのモデルケースとなり、九州そして全国への取り組みとして広がっていくようこれからも活動してまいります。

一日も早く、ペット同行避難が当たり前の世の中になりますように。

被災地での取り組み事例

出張トリミングカーが来ました!

昨年の被災地のひとつである福岡県久留米市では、大規模な土砂崩れと土石流、浸水が発生し、甚大な被害が出ました。
ペット支援チームは、関係各所と調整し特定非営利活動法人ペット災害危機管理士会様に協力を得ながら、1日限定ではありましたが泥で汚れてしまったり復旧作業等でペットサロンへお手入れに行けないワンコに対して無料トリミングを行いました。

利用された地元の飼い主さんからは、
「被災してからペットサロンに行くどころではなかった。とても助かった」
「首まで泥水に浸かって水を怖がっていたけど、プロに洗ってもらえてよかった」
「被災後の粉じんで汚れ取りをしても追いつかず、すっきりした」
といった声が聞かれ、とても好評でした。

被災して不安な日々を送っているのは人間だけではありません。
これからも他団体と横の連携を取りながら人間とペットが少しでも安らげる取り組みを続けていきたいと考えています。

寄附者の皆様へ

プロジェクト作成者からのメッセージ

いつも日本レスキュー協会を応援していただきありがとうございます。

日本レスキュー協会は「犬とともに社会に貢献する」という協会理念のもと、人と動物が支え合って共生できる社会の実現を目指しています。
私たちは寄附者の皆様からいただくご支援によって活動することができています。
これからも災害はなくならないと思いますが、大難を小難にするための日頃からの啓発、起きてしまった災害から復興するための支援、傷ついた被災者に癒しをもたらすための取り組みなどを続けていく力を私たちに与えていただければと思っています。
皆様の温かいご支援をお待ちしております。

お礼の品一覧

  • 2024年01月25日 09:27

    佐賀県支部職員による被災地支援

    日本レスキュー協会は、2024年1月の能登半島地震の被災地支援を発災日より続けております。

    佐賀県支部職員も、1名が発災後すぐに出動して災害救助犬と共に行方不明者捜索を行い、現在も被災地で活動を続けています。

    被災地で現在多く起きていることのひとつとして、発災時に自分が避難するのが精一杯でペットを連れて逃げることができなかったため、倒壊した家屋等からペットが逃げ出したり、置き去りにされた状態で飼い主と離れ離れになっているという問題があります。

    または、キャパシティー等の関係上、飼い主とペットが一緒に2次避難所に行けなくなり、置いていくしか現状の選択肢が無いと悩まれている避難者も多くいらっしゃいます。

    とりわけ、猫の相談が日々増えており、佐賀県支部で猫の案件について相談窓口となって対応する取り組みを1月19日より始めました。被災地域は高齢の方が多く、ご自分の力ではどうすることもできない場合が多くあるようです。電話で捕獲や保護の相談、お困りごとを聞き取りし、現状でできることのアドバイスや、現地にいる日本レスキュー協会職員・関係機関へお繋ぎする活動を行っています。

    また、1月20日より佐賀県支部から新たに職員1名が被災地に赴き、被災ペット支援活動を始めています。佐賀県支部は通常3名の職員で運営しているため活動できることが限られますが、被災地に寄り添った支援を積み重ねることでペット同行避難が一般的になる道筋となり、九州圏域での災害支援の発展と向上にも繋がると信じて活動を続けています。

    復興までは長い道のりになりそうです。皆様の応援をよろしくお願いいたします。

    猫の相談窓口
    日本レスキュー協会(佐賀県支部) 0952-77-0231

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄付することができます。
お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 頑張ってください

    2024年1月26日 16:05

  • 1日も早い復帰をねがっています!

    2024年1月25日 16:02

  • 活動を応援しております。
    犬や猫といった動物も我々と同じ命です。
    今後も細やかながら活動を応援させて頂きます。

    2024年1月22日 19:17

  • 災害救助犬さん、隊員のみなさん、お疲れもたまっていることでしょう。本当にありがとうございます。救助活動に感謝すると共に、避難所のペット同行同室避難の整備が全国に広がりますように、願いをこめて応援させていただきます。

    2024年1月20日 11:47

  • 少しでも多くの人や動物が助かりますように。
    寄付でしか応援できないのですがよろしくお願いします。

    2024年1月16日 16:52

  • わんちゃん達もみなさまも、安全に気をつけてください

    2024年1月14日 15:42

  • 少しですがお役にたてたら嬉しいです

    2024年1月12日 17:16

  • 救援活動、ありがとうございます!
    人も犬たちも被災者も応援しています!

    2024年1月12日 13:08

  • 応援してます。
    いつもありがとう。

    2024年1月12日 11:55

  • 日本レスキュー協会の個人会員です。貴協会の活動を長年応援しています。殺処分のない犬や猫達が幸せに、人と共存出来る社会になればと願っています。これからも応援しております。

    2024年1月8日 15:33

  • 僕たちもペット家族がいます。他人事とは思えません。大事な家族である避難者のペットを救ってあげてください!!

    2024年1月7日 6:43

  • 救援活動を頑張ってください。心より応援しています🙏

    2024年1月5日 15:23

はじめての方へ