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車椅子で砂丘をエンジョイ「鳥取砂丘 車椅子型セグウェイ」導入試行

カテゴリー:新産業・地域創生 

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寄付金額 51,000

5.1%

目標金額:1,000,000

達成率
5.1%
支援人数
5
終了まで
受付終了

鳥取県(とっとりけん)

寄付募集期間:2018年4月27日~2018年7月25日(90日間)

鳥取県×高垣周平

プロジェクトオーナー

鳥取県といえば、観光スポットとして有名な「鳥取砂丘」がまず頭に浮かぶのではないでしょうか。
しかし、現在、砂丘観光客の9割は「砂丘を一目見る」と「少しの砂丘近郊の散策」で帰られてしまいます。

どうすれば、鳥取砂丘がもっと魅力的で観光客を満足させる「観光地」へなることができるのか…
「鳥取砂丘」を「見る」だけでなく「体験する」ことで、より魅力的な観光地となる、と考えた起業家が動き出しました。

この「砂丘」をセグウェイという新感覚の乗り物で、体力に不安がある方々にも周遊いただき、砂丘を楽しむことができる挑戦的なプログラム、応援よろしくお願いします。

※本ガバメントクラウドファンディングに限り、鳥取県民の方も起業家が提供するお礼の品を選択することができます。
※寄附金受領証明書やお礼の品の発送については、寄附募集期間の終了後となります。ご了承ください。
※誠に恐れ入りますが、本事業への寄附金額が50万円を下回る場合は、産業・農林水産業の活性化として活用させていただきますので、あらかじめご了承ください。また、この場合、1万円以上のご寄附で鳥取県外に在住の方へ、心ばかりのお礼として県産品等を贈呈させていただきます。(県産品はお選びいただけます。)

鳥取砂丘に今までなかった喜びや感動を!

「砂丘を見た」以上のものを観光客へ

鳥取砂丘へ来られる観光客数、年間140万人。

様々な期待や想いをもって多くの方が訪れられますが、現在砂丘観光客の9割の砂丘観光の行動パターンは、駐車場から階段を上がって砂丘を一目見るか、馬の背まで往復し、お土産屋を回って砂の美術館を見て砂丘観光を終えている、といった行動パターンとなっている状況があります。

特にご年配層や体力のない方、徒歩が辛い方などは、一目見るだけの砂丘観光となっている場合も多いのではないでしょうか。

実際のところ、鳥取砂丘観光客の方々はどう感じているのか?

対面による聞取り調査が実施されており、「鳥取砂丘に関する観光客満足度調査(平成29年3月公表)」、総合満足度を年代別で見ると、

20代など若年層のが最も満足度が高く、年代が高くなるほど、満足度が低くなっているという傾向がみられています。

そして興味深いのが、「総合満足度」に最も影響を与えている要素として、砂丘にある様々な観光要素の中で、景色景観を見るといった自然環境よりも、「体験メニュー(体験する)」が高評価となっています。

つまり「見る」ことよりも「体験すること」が、砂丘観光客の満足度を大きく高める要因であることが明らかとなっています。

「体験メニュー」の重要性と選択肢の幅を広げる

現在、鳥取砂丘には体験メニューとしてサンドボード パラグライダー、砂丘YOGA、ファットバイクなどがあります。いずれも本当に素晴らしい体験アクティビティで、砂丘満足度調査からも明らかなように、砂丘観光客の満足度の向上に多大な影響を持っています。

ただ、世代や思惑、趣味嗜好も様々な砂丘観光客ですので、
特に年配層や体力のない方、スポーツや運動が苦手な方、体力に差がある家族連れなどにとっては、もしかしたら少々ハードな印象や、趣味嗜好が強いメニューという印象を受ける方も多いのではないかと感じます。

砂丘観光客140万人のうち30代以上が75%以上を占めるなか、
年配層や体力のない方、スポーツや運動を好まない層など、そういった方々でも、もっと手軽に楽しめそうな体験メニューの必要性を感じます。

セグウェイの着想は鳥取の自然の魅力を知ってから

セグウェイ × 砂丘 の親和性があるとと思ったきっかけは、2つあります。

現在、国立公園でもあり世界ジオパーク登録エリアでもある、浦富海岸の方で、海上アスレチック事業を運営しております。

初年度などは例年1000人も来ないビーチに県内外はもとより海外からも約20000人の来場者(初年度)があり、日本最大の遊び体験予約サイト「asoview!(アソビュー)」でも全国15000ある体験メニューの中で 2年連続、夏シーズン全国総合1位となりっています。

このような経験から、鳥取の自然には自分たちが思っている以上に大きな魅力や人を惹きつける力があるので、「 自然 × α 」 によって価値を向上でき、今までそこになかった新たな喜びや満足感を新たに生みだせる機会を創造できるということを感じています。

 

鳥取の自然資源に「× α」で

もう1つは、広島県帝釈峡スコラ高原という観光地へ行った時の実体験です。

帝釈峡とは、国の名勝に指定されており、比婆道後帝釈国定公園の主要景勝地で、神龍湖の各名所を音声で案内し、約40分間遊覧船で遊覧します。特に、秋は湖面に写る紅葉の景色が世界一綺麗といわれています。この遊覧船による周遊は、約40分程度で終わるため、3時間かけて行ったわりには、午前中で終わり時間をもてあます感がありました。

「他に何かないんかな…、さて次どこ行こうか」と思ったところで、、すぐ傍でセグウェイ体験サービスが提供されていたので、体験し、大変楽しめたことで、結果的に帝釈峡という観光地に対する満足度が大きく高まったという経験をしました。この経験からもサブ観光コンテンツの重要性と合わせて、セグウェイの可能性を体感しました。

また、セグウェイは初の経験でしたが、想像以上に簡単で非常に安全な乗り物だという事と、単純にワクワク感や楽しいという感覚を得られるものであることが良く分かりました。

このセグウェイを「広大なロケーションの鳥取砂丘に掛け合わせる」ことで、年配層や体力自信のない人たち、家族連れなども手軽に楽しんでもらえる面白い体験アクティビティになる可能性がある

そして、砂丘×セグウェイはアジアにはまだないので、日本や世界にも誇れる他にはない体験機会にもなり、今は生み出せていない素晴らしい思い出や喜びを生みだせる機会になるのではないかと考えました。

 

砂丘セグウェイ周遊サービスをGW期間限定で実施!

ご年配層や体力のない方でも手軽に楽しめる「砂丘セグウェイ周遊体験」!

このような想いから準備を進め、いよいよ今月GW期間中に実際に砂丘セグウェイ周遊体験サービスを実施することになりました!(チケットも販売開始しました。)

「セグウェイ周遊ツアー」は、セグウェイを自分で操作しながら、ガイド付きで観光スポットを巡るツアーです。所要時間約1時間~2時間ほどで、インストラクター兼ガイドの先導のもとで観光地を巡ります。

その場所で感じられる景色、風や匂い、歴史や自然の景観、動物の鳴き声や姿、その場で出会う人々との触れ合いや、インストラクターガイドによる知る楽しみが本当の面白さとなり、そこを大切にしたツアープログラムです。

「セグウェイなら散歩と違って疲れない」
「歩いて行くにはちょっと大変な場所であっても、セグェイだからこそ出会える景色や自然がある」

いつもより20センチ高い目線にしてくれるセグウェイは、全ての景色、感じる風を新しいものに変え、それだけで人を笑顔にします。

砂丘セグウェイ周遊体験ツアーを恒常的なサービスとして展開できるよう計画を進めていきます。

ご期待ください。

「車椅子型セグウェイ」の試験的導入に向けた取り組みに向けて!

今回の本題です。
砂丘セグウェイ体験サービスは、特に体力に自信のないご年配層や女性の方や家族連れなどをはじめ、遠方から様々な“期待や憧れ“を抱いて訪れる方々に「遠目から一目砂丘を見る、馬の背を往復する」といった「砂丘を見た」という楽しみ方だけでなく、想像した以上の面白さや感動を持ち帰って頂ける機会になればという想いのもとにサービス提供に進んでおります。

では、足腰の弱い方、体力に自信のない方はご年配層だけか・・女性だけか・・・

違います。

ある動画を目にし非常に衝撃を受けました。

イタリアの方では、動画のような車椅子型セグウェイがある程度普及しており、ハンディのある方や足腰の弱い方の移動手段の一部となっていたり、移動すること自体を楽しむツールの1つとなっています。セグウェイがベースとなっており、荒地やオフロードでも走れる走破性を備えています。

日本では、この車椅子型セグウェイは電動車椅子とは位置づけられていないので、道路交通法の関係で、公道で使用する事はできませんが、砂丘を楽しんでもらうための移動ツールとして大いなる可能性があるのではないかと考えています。

実は、鳥取砂丘では、現在、砂丘地用の車椅子が導入されており、バリアフリーな環境が整備されております。

ただ実際私も使わせてもらったことがありますが、砂地でありアップダウンがある砂丘ですので、場合によってはけっこう押すほうはきつかったりする場合もあるかもしれません。

車椅子型セグウェイは既存の砂地用車椅子に加え、選択肢の1つとなる可能性を感じます。

 

鳥取砂丘が、訪れる人々にとって、もっと楽しく・魅力的な観光地であるために

皆さんから頂いたご寄附は、この車椅子型セグウェイの導入、検証のための費用の一部に活用させていただきます。

この車椅子型セグウェイを砂丘観光客へ貸し出し提供するまでには、様々な検証やガイドラインの策定、運用方法の検討などハードルはあると思いますが、ここにしかないこの素晴らしい鳥取砂丘という空間を誰でも体感できるさらなるバリアフリーな砂丘となったとき、砂丘と人の間に、これまでになかった大きな感動や喜びが生まれることになり、素晴らしい光景がたくさん生まれることとなると思います。

もし車椅子型セグウェイが導入されたとしても、観光客数の増にはそれほど変化をもたらすものではないかもしれませんが、その意義は大きいものだと考えています。

この「車椅子型セグウェイ」が、これまであきらめていた砂丘観光や、砂丘をパートナーに力を借りずとも一緒に並んで楽しめるようなツールとなり、これまでなかった人の喜びや感動が生まれるより魅力的な鳥取砂丘となることを目指して。

※本ガバメントクラウドファンディングに限り、鳥取県民の方も起業家が提供するお礼の品を選択することができます。
※寄附金受領証明書やお礼の品の発送については、寄附募集期間の終了後となります。ご了承ください。

現在進捗情報はありません。

鳥取県

「課題先進県・人口最少県」の鳥取。

人口減少、少子高齢化が進む課題先進県だからこそ、未来の日本をリデザインできる最先端にいます。
鳥取というフィールドで挑戦することは、「未来の日本に挑戦する」ことだと私たちは考えます。

この考えをもとに私たちが2017年から始めた、未来の輝くSTARを支援するプログラム『とっとりスタートアップキャンプ(TSC)』。
TSCでは、鳥取県内で起業することを前提に、県内経済に多大な貢献が期待できるビジネスモデルで起業しようとする起業家を発掘し、そのビジネスプランを起業家育成や事業化支援で実績をあげている著名なメンターが徹底的にブラッシュアップ指導してきました。
TSCの2017年度ファイナリストとなった起業家たちは5名。
この起業家たちが、ガバメントクラウドファンディングに挑戦します。