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北海道美瑛町の美しい景観を守る! オーバーツーリズム対策プロジェクト

カテゴリー:観光・PR 

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寄付金額 1,567,000

20.8%

目標金額:7,500,000

達成率
20.8%
支援人数
40
終了まで
受付終了

北海道美瑛町(ほっかいどう びえいちょう)

寄付募集期間:2023年9月22日~2023年12月20日(90日間)

北海道美瑛町

プロジェクトオーナー

美瑛町は、北海道のほぼ中央、十勝岳連邦の裾野に位置し、農業の営みが織りなす美しい丘陵景観から「丘のまちびえい」と呼ばれています。
美しい丘の景観や白金青い池が人気となり、現在町には、大変多くの観光客にお越しいただいていますが、その反面、路上駐車や農地への無断侵入、交通渋滞など観光がもたらす様々な影響が問題視されるようになってしまいました。
そこで町では、これらの問題を解消すべく、観光地を可視化し、混雑状況を一般に公開しつつ、無断侵入をした者に対しリアルタイムで注意を促せるシステムの構築と合わせ、自家用車での周遊を抑制できるようパークアンドライドの環境づくりに取り組むこととしています。
観光に訪れる皆さんの利便性が向上し、さらには、町に住む人の負担が解消される。そんな持続可能な観光目的地の実現と皆さまに愛されるまちづくりに向け、今、その一歩を踏み出します。

持続可能な観光目的地を目指したい!

町に訪れる方と地域住民の幸せを願って

美瑛町は北海道のほぼ中央に位置し、ヨーロッパの農村景観を思わせる美しい丘陵地帯が人気となり、毎年、大変多くの観光客が訪れています。
さらに近年は、十勝岳砂防施設建設の副産物として生まれた「白金青い池」が注目されるようになり、ここ数年は毎年200万人を超える方々が国内外から訪れるようになりました。

しかし、観光客の増加に伴い、農地への無断侵入や幅員の狭い道路での駐車、大型バスやレンタカーの往来による交通渋滞といった、いわゆるオーバーツーリズムが引き起こす問題も増加するようになってしまいました。
人気の観光スポットとなっていた“木”が度重なる農地への無断侵入により伐採せざるを得ない事態となってしまったこともありました。

また、白金青い池に訪れる自動車による交通渋滞が2キロメートルも発生し、地域住民の生活に支障を来してしまうこともありました。
この他にも大小を問わず数多くの問題が発生しており、今後も増加の一途をたどることが予想されます。
このような問題の解決に向け、また、町に訪れる方と地域住民双方の幸せのために、皆様のご支援をいただきながら第一歩を踏み出したいと考えています。
持続可能な観光目的地を実現するために、ぜひご協力ください。

問題解決に向けた取り組み

観光地の可視化とパークアンドライドの実現

多くの観光スポットは丘陵地に点在しているため駐車場が狭く、入りきらないバスや乗用車の多くが路上駐車をしています。
また、その多くが個人の農地の中にあるため、少しでも良い写真を撮ろうと、無断で畑に入ってしまう人が後を絶ちません。
さらに「白金青い池」に至っては、広い駐車場があるものの訪れる自動車が年々増え続け、特に祝祭日には長い渋滞が発生し、通常の交通に支障を来している状況にあります。
町では、こういった現状を解決するために、まずは「可視化システム」を導入することとしており、各観光地にカメラをつけて常に現状を把握し、混雑している状況をデジタルサイネージやWeb配信によって一般に公開することで観光客の分散化を図るとともに、入ってはいけない場所に入る人がいた場合は、アラートによる注意を促します。
また、町観光協会では現在、各観光地をめぐる周遊観光バス“美遊バス”を運行していますが、観光の際には、自家用車からなるべくこのような周遊観光バスや路線バスといった2次交通やレンタサイクルに乗り換えていただけるよう、美瑛駅周辺に駐車場を整備することにより「パークアンドライドによる観光が実現できる観光づくり」を進めていきます。

白金 青い池
クリスマスツリーの木

訪れる人も住む人も・・・

お互いが幸せな観光目的地になろう

各観光スポットでの自動車による混雑、渋滞は、地域住民の通常の生活に支障を来しているだけでなく、観光客自身の安全にも影響を及ぼすことも考えられます。
また、農地への無断侵入に関しては、観光協会による注意喚起看板の設置や観光アドバイザーの巡回など対策を講じているところですが、
看板では効果が薄いことと、合わせて、点在している各観光スポットにアドバイザーが常に常駐することは不可能であることなどから、問題の解決には至っておらず、
多くの農家の方々に負担を強いている状況にあります。これらのことは、町に住む多くの人たちが問題視しているところです。
町では今年4月に「持続可能な観光目的地実現条例」を制定し、観光がもたらす様々な問題の解決に向けて具体的な取り組みを検討し始めたところですが、
まずは今回の取り組みを足掛かりとして、少しずつでも解決の道をたどっていき、最終的には、美瑛に訪れていただく人も住む人もお互いが理解し合い共存できる、そんな観光目的地となることを期待してやみません。

マナー看板
アドバイザーが啓発している様子

寄付金の使い道

町民と観光客が共存するための整備費用として活用させていただきます。

※目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、上記の費用に大切に活用させていただきます。

来年以降の観光ピークに向けて

オーバーツーリズム解消へ

駐車場整備・可視化システムの導入については令和5年度中を予定しており、令和6年度以降の観光客受入環境の向上を計画しています。

  • 2024年01月15日 10:00

    プロジェクトへの応援、ありがとうございました!

    「北海道美瑛町の美しい景観を守る!オーバーツーリズム対策プロジェクト」GCFが12月20日をもって終了しました。皆様のご協力により、55名の皆様から1,836,000円のご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。
     いただいた御支援につきましては、駐車場整備・可視化システムの導入と観光客受入環境の向上に活用させていただきます。
     今後とも、本プロジェクトについて、応援いただければ幸いです。

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北海道美瑛町

美瑛町は、ヨーロッパの農村風景を思わせる丘陵地帯が広がる、緑豊かな自然環境が魅力の町です。
北海道のほぼ中央に位置し、旭川空港から約15分とアクセスの良さも魅力のひとつ。
「日本で最も美しい村」連合の取組みをはじめとした、美しい景観を次の世代に伝える取り組みも行っています。

美瑛町の農産物は格別!典型的な内陸性気候で1日の寒暖の差が激しいため、甘みが強く美味しい農作物が育ちます。
小麦、じゃが芋、豆類等を中心として、アスパラやスイートコーン、ゆり根などその種類は様々です。
その他、癒しの温泉や体験アクティビティ、おしゃれなカフェなど美瑛町を堪能することができるコンテンツが盛りだくさんです。