【令和5年7月豪雨】北部九州豪雨 緊急支援にご協力ください
カテゴリー:災害
寄付金額 588,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 58.8%
- 支援人数
- 42人
- 終了まで
- 受付終了
佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)
寄付募集期間:2023年7月12日~2023年10月6日(87日間)
佐賀県NPO支援×AAR Japan
7月10日の明け方以降、九州北部で線状降水帯が相次いで発生。記録的な大雨によって、福岡県、佐賀県、大分県を中心に各地で川の氾濫や土石流などの土砂災害が起こり、各地で被害が出ています。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
認定NPO法人難民を助ける会(AAR Japan)は10日より佐賀事務所を拠点に、佐賀県・福岡県の高齢者・障がい者福祉施設の情報収集を始め、緊急支援物資の配布準備を進めています。
また12日より、東京事務局から被害の大きい福岡県朝倉市、久留米市へ職員を派遣し、被災した方々への炊き出し支援と現地の被害状況・ニーズの調査を行います。
緊急募金への皆さまのご協力をお願い申し上げます。
豪雨被害の北部九州で緊急支援を開始しました
支援内容について
皆さまからいただいたご支援金で以下の内容を実施してまいります。
〇活動地域:佐賀県をはじめとする被害の甚大な北部九州地域。
〇活動内容:福祉施設への緊急支援物資の配付や運営再開支援など。今後も現地の状況を確認しつつニーズに合わせ支援を行ってまいります。
〇資金使途:上記活動に活用させていただきます。
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。目標金額に達しない場合も緊急支援物資の配布や炊き出しは、不足金額分を自己負担するなどして実行致します。
※活動地域・内容については、今後の状況次第で拡大・縮小の予定がございます。その際には新着情報を活用し、報告いたします。
※現場の支援ニーズを鑑み支援内容を決定しておりますが、想定以上の支援を頂戴した場合には本災害支援活以外の別の地域の災害支援活動の費用に充てさせていただく可能性もございます。あらかじめご了承ください。
AAR Japan[難民を助ける会]について
AAR Japan[難民を助ける会]は、国連に公認・登録された国際NGOです。
紛争、災害、障がいなどによって困難に直面する人々を支援し、特に弱い立場にある方々に長期的な視点で寄り添うよう努めています。
また政治・思想・宗教に偏らないことを基本理念にしています。
現在は16カ国で、人道危機にさらされた人々に必要なものを迅速に届けて命をつなぐ緊急支援と、さらに未来を切り拓くための長期的な支援を6つの分野で行っています。
中でも災害支援の分野では、国内外問わず、災害発生直後の緊急時、被害状況やニーズなどを調査した上で、食糧や水、衣料やテントなどの物資を迅速に届けていきます。
今回も、経験豊富な緊急支援チームが支援活動にあたります。皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
【国内で過去に実施した主な災害支援】
<支援終了>
2018年7月~2020年3月 西日本豪雨被災者支援
2018年9月~2019年8月 北海道地震被災者支援
2019年8月~2021年3月 九州北部大雨被災者支援
<支援継続中>
2011年3月~ 東日本大震災被災者支援
2022年8月~ 令和4年8月大雨被災者支援
2023年6月~ 令和5年台風第2号被災者支援
返礼品について
今回のご支援では返礼品をご用意せず、皆さまのお気持ちをできる限り支援活動に活用していきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。
【佐賀県NPO等支援について】
地域課題解決を図り、暮らしの満足度を高めていくためには、行政のみがサービスを提供するだけでなく、県民・CSO(NPOを含む市民団体)、企業・行政など様々な主体が担い手となり、さらなる協働社会づくりを推進する必要があります。
佐賀県では、ふるさと納税を活用し、自ら資金調達に取り組むCSOを応援しています。
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2024年04月18日 13:08
被災者の生活再建に向けて
令和5年7月豪雨被災者支援のため、AAR Japan[難民を助ける会]の緊急支援チームは7月12日に現地入りして以降、特に甚大な被害を受けた福岡県久留米市において、避難所での炊き出しや障がい福祉施設への緊急支援物資の配付、家屋の浸水被害を受けた在宅被災者の生活再建支援を実施してきました。
被害の大きかった久留米市田主丸町・大橋町・草野町の地域では、多くの家屋が浸水被害や土砂災害の被害を受け、家屋の復旧や家具、家電の買い替えができず、生活を立て直していくことに苦労されている人が少なくありませんでした。そこで、AARは久留米市社会福祉協議会やくるめ災害支援ネット「ハッシュ#」と連携し、生活再建の遅れが懸念される高齢者世帯や障がい者世帯を中心に個別訪問調査を実施しました。
調査を通じて、被災により自営業の仕事を失った方、土砂が家の中まで流入したことで住むことができない状態となり公営住宅への転居を余儀なくされた方など、被災された方々はそれぞれに深刻な事情を抱えておられることがわかりました。また、政府や自治体により被災者を支援するためのさまざまな制度が用意されていますが、制度を知らなかったために必要な支援を受けられていない状況が確認されました。
そのため、AARは日常生活を営む上で必要となる家電や家具を提供したことに加えて、公的支援制度などの被災者支援情報を周知し、被災者一人ひとりに合わせた支援を行いました。さらに、厳しい冬を迎えたことから、久留米市役所やNPO法人YNFと連携し、電気ファンヒーターや電気毛布などの暖房器具を配付し、計49世帯に支援物資をお届けしました。
物資を受け取った被災者からは、「先立つものがなく、生活するうえで真っ先に必要となる冷蔵庫や洗濯機を支援いただき本当に助かりました」「どんな支援制度が使えるのか、情報を知ることができてよかったです。使える制度は活用していきたいと思います。また一から生活をスタートしていきます」と感謝の言葉をいただきました。
福岡県での支援活動は令和5年度をもって終了となります。この度のご支援に心より感謝申し上げます。
【写真のキャプション】
TOP:被災により転居を余儀なくされた被災者に電気ファンヒーターを提供(2023年11月17日、福岡県久留米市)
写真1:本格的な冬に備え、被災者へ電気ストーブを提供するAARの生田目充(右)
(2023年11月15日、福岡県久留米市)
写真2:AARが被災者宅に届けた冷蔵庫
(2023年11月15日、福岡県久留米市)
写真3:被災した障がい福祉施設「田主丸一麦寮」の復旧状況を説明する理事長(左)と
AARの生田目(右)(2023年11月16日、福岡県久留米市)
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佐賀県NPO支援
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定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。
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